林心平の自宅出産日記

2005年03月06日(日) 助産婦さんが来るはずだった日 37週と5日

 助産婦さんが午後来るので、午前中は妻と掃除に励みました。しーちゃんを迎える準備でもあるので、ふだんは洗うことのない、電灯のかさなどもすべて取り外してぴかぴかにしました。家の中が明るくなって驚くくらいでした。
 そうこうしていると、助産婦さんから電話がかかってきました。
「今、もうすぐ生まれそうなお宅に来ていまして、今日はそちらに行けそうにないのです。2、3日のうちに行きますから」
 そういうことであれば仕方ありません。ぼくたちはいっそう掃除に励むことにしました。妻は汚れている壁紙をせっけんとハブラシできれいにしていました。
 しーちゃんがいつやってきてもいいように、おむつかえ台を設置し、着替えも産着の中に下着までセットし、洗ったファジーバンズも整理しました。
 そうしているうちに日が暮れてしまいました。子どもたちも、普通の掃除でないと思ったのかどうか、そう不満ももらさずに2人で本を読んだり、ビデオを観たりしていました。それから、新しく届いたベビーカーに順番に乗って遊びました。

 妻は、「こんなに体を動かしていたら生まれちゃうね」と笑っていました。「でも、まだおなかがとがっているから、もう少しかかるかな」とも言いました。
 最近は、足に静脈瘤ができており、最近おろそかになっていた足裏マッサージをしっかりしてあげなければと思いました。
  しーちゃん、みんな待ってるよ。


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