それはまるで、僕の頭に時折浮かぶ
銀河、みたいで。
きみの小さな手から零れた
星の欠片を、目で追って
僕は、万華鏡の中に閉じ込められた
息苦しさにじたばたした。
2004年04月06日(火) |
。。嘘から出た真言。。 |
目を閉じるとそこには
いつもキミとふたりで
誰に咎められることなく
とても静かに
穏やかに風が、ふく。
唇のやらかさも
肌の熱さも
愛しい、愛しい匂いも。
すべてマボロシ。
目を開けたら、オシマイ、です。
真綿で甲虫を潰すような気持ちで
歌い続ける僕って
なんて浅ましいのでしょう。
キミが僕の知らない何処かで
聖職者にでもなって、
孤独に、息絶えてくれたらいいと
願ったりもするのです。
でも僕は生きていたい
キミには死んでほしいし、
僕は生きていたいし。
キミの亡骸も見ずに
僕は、ただ、生きていたいのです。
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