カルモチン

2004年04月12日(月) =砂糖菓子の悪戯=



それはまるで、僕の頭に時折浮かぶ

銀河、みたいで。


きみの小さな手から零れた

星の欠片を、目で追って

僕は、万華鏡の中に閉じ込められた


息苦しさにじたばたした。





2004年04月06日(火) 。。嘘から出た真言。。


目を閉じるとそこには

いつもキミとふたりで

誰に咎められることなく

とても静かに

穏やかに風が、ふく。


唇のやらかさも

肌の熱さも

愛しい、愛しい匂いも。


すべてマボロシ。

目を開けたら、オシマイ、です。



真綿で甲虫を潰すような気持ちで

歌い続ける僕って

なんて浅ましいのでしょう。


キミが僕の知らない何処かで

聖職者にでもなって、

孤独に、息絶えてくれたらいいと

願ったりもするのです。



でも僕は生きていたい


キミには死んでほしいし、

僕は生きていたいし。


キミの亡骸も見ずに

僕は、ただ、生きていたいのです。







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