◇日記◇
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日本全国台風が来ているなか、ここだけはよい天気である。
でも、寒いけど。
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歌の見直しと入力をはじめた。
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数日ぶりに散歩。
風が冷たい。
雪がそこここに残っている。
秋は、これから来るのかな? と、とぼけたことを言ってみる(笑)
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歌集を出したらいいのではないか、とまた言われた。 歌歴ばかり長くて、歌集のひとつも出してない私みたいなのは珍しい。 今まで、出す気がなかった。 でも、いまは少し気持ちが動いている。
チャンスかも。
とりあえず 人生半分のまとめとして歌集を出して区切りつけちゃって、 あとはまた今まで通り来る仕事だけ(とはいえお金をもらう仕事ではない) ちびちびとやっていけばいいのかも。
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家々の屋根の雪がとけずに残っている。
歩道のきわにも。
気温が低いのだ。
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いつだったか母が、幼い時の話しをしてくれたことがある。
母は、当時まだ小学校にあがったばかり。
祖父が病気で入院し手術を受け、
その日、祖母は夜になっても病院から戻らなかった。
真っ暗ななか、お姉ちゃん、と泣く妹をかばって
2人で家でじっと待っていた、と言う。
自分は、辛抱強い子だった、というのが母の自己評価である。
確かにその通り、と思う。
我慢強い、いい子だったのだろう。
その時父が、かわいそうだったな、俺がそばにいてやれればな、
という意味のことを言った。
母の反応は
−そんなばかげたあり得ないこと言ってもしょうがないでしょう−
というものだった。
父は、そりゃそうだけれどもさ、でもそばにいてやれればと思うだろう、と。
母は、とりあわなかった。
何年も前のこの会話を、時折私は思い出す。
ふと、思い出す。
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朝、雪が降った。
かろうじて「ゆき」の形を保ってここまで降りてきました風な 幼さ加減が、初雪としてはいい感じであった (気温が高いだけなんだけど)。
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さて、車のタイヤの交換に行ってこよう。
・タンカ、進まず。今日中になんとかしないと。 ・ススム評、進まず。というかこちらは後回しでいいや。
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今日は、10時前に掃除を終えた段階で外に飛び出した。
なんの不安もなく途中で座って休むこともなく、写真を撮りつつ約二時間。
体調の安定する秋冬が、やはり私は大好き。
ゆきむしが、きらきら光っていた。
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こんなに晴れ渡った暖かな午後は、今日かぎりかも、と思うも
どうにも気持ちがしゃんとしない。
ゆえに、どこにも行かず、家でうだうだ。
懸案事項
・タイヤ交換 ・父の車もか? ・タンカ ・ススム評
週明けまでになんとかせねば、雪が降る。
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昨日。
ほんのそこまで、のつもりで出かけたのが、お昼を食べた直後。
午後2時くらいか。
行く先は区役所だったので、確かにほんのそこまで、であった。
ついでに、とねこぞー父のところへ。
顔を見て帰るつもりだったのだが、
甘かった。
結局、買い物に行きご飯を作り、
近所に住むねこぞーの弟一家も呼んで、一緒に食べた。
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この頃、気になるCFがある。
もばげーのCF。
ふぞろい、を連想するのは私だけじゃないはず。
ワタルって呼ばれている、不揃いでの彼の役名は「実」だったはず。
林檎たちも、そろそろ50歳なのかぁ。
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やはり断れない気がして 「書きます」と言ってしまった。
こういうとき(私のように報酬が発生しない場合)
「お気楽に書いてください」
と言われるのが、一番こころの安まる言葉である。
今回は言ってもらえなかったので
「いまの自分のありのままで、大らかに書かせていただきます」
とこちらから、言ってしまった。
でも、真剣勝負なんだよね。
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介護施設にいまだにいるクマの捕獲用エサが
はちみつと酒カス、と聞いて
それじゃぷーさんじゃん、と思ったのは内緒。
結局、ぷーさんは、建物の奥深くに潜んでいたところを射殺されたらしい。
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昨日は、紅葉を見に遠出した。
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昨日も今日も、綺麗な秋晴れ。
昨日はカメラをかかえて散歩。 秋の穏やかな光を浴びて、気持ちも穏やかになる。
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夜。
短歌結社から、評の依頼。 今年の春は、父の手術の予定があり(結局手術はしなかったけど)断った。 その後のエッセイ依頼は、 エッセイだということもあり、引き受けた。
今回は、どうしたものか。 引き受けたら、来年3月まで拘束される。
やはり、私に求められるのは、評なのか。
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とてもいい天気なので、換気扇の掃除を途中で放り出して
ちょっと出てきます。
ちなみに、いま掃除している換気扇は
お風呂場の浴槽の上についているもの。
ばらばらばらばらと、ほこりが上から降ってきて
全身ほこりまみれの感じ。
口のなかも、苦い。
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「アノラック」が、日本においては北海道・東北限定の言葉だったとは!
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片付け神様、引き続き降臨中。
しかし、今年はほとんど片付けということをしていないので いくら片付けても捨てても、終わりません。
しかも、どれが捨ててよくてどれが捨てちゃいけないのか、 まだ決められないものもあるし。
いましばらく、時間が必要な感じ。
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そういえば、今年ほど、冷蔵庫のなかに食品を放置した年もなかった。
噂には聞いていたけれど、緑色の汁のしたたる物体が野菜室から出現した ときには、びっくりを通り越して感動すら覚えた。
でもまだ、私はそこまで。 その先、には行ってません。
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淡々と生きる。
欲しいと思いすぎたり 骨惜しみをしたり 人を憎んだり、恨んだり、うらやんだり、高慢になったり すぐに腹を立てたり 嘘をついたり
せずに(なんと難しい)
淡々と生きる。
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自分のなかにない言葉を使って作品を作ることはできない。
同様に、自分のなかにある何かに呼応する写真しか撮れないのかもしれない。
ということを、思いつつ朝8時の道を歩いた。
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池のほとりで、一人の女性に会う。
見知らぬ女性である。
彼女は、誰かに話したかったのだろう。
急に病に襲われたこと それまで健康に自信があったこと、ありすぎたこと なのにいまは…原因不明で、今日これから検査なんです
ということを私に話し、そして病院へと戻っていった。
「これから楽しい老後の予定だったのに。
そういうことが全部不意に、途中でだめになるってこともあるんですね。
とにかく身体を冷やさないようにね、冷えが一番よくないそうだから」
振り返ると、私に手を振る彼女の姿があった。
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帰り道。
まつこでらっくすさんに、ものすごくよく似た女性に出会った。
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