円 - 2005年10月27日(木) たぐり寄せたい糸が ある 引くたびに違う色 逢うたびに違う色 朝と夜 昨日と一昨日 見せる色と形 違う事で時間が廻るのを知る私の世界は狭い こんな世界だから と失態と失敗を繰り返す自分に言い訳をし ただ見送るしかない 切れて流れゆく糸もあるけれど 今 此処から持つ縁は どれも愛しくて 私が持て余してる もう一人の自分と あなたが持て余してる もう一つの瞳の先 時折 此処から重なって見えるから 愛しくて 愛しくて 細い絆を逢わせて 紡いで紡いで 描いていけるなら どんな円だろう? 答えも出口も 違うけど ゆっくり行こうか と そう誓った言葉を刻み 進むボートで 私も今日を生きたよ 何度も沈むけど 今は違う 信じてる分 何度も上がって戻って来れる そう あなたが守ってる その仄かな灯火を見つけに そして 此処にいるよと 私もまた 灯火を点すから 此処から 其処へ 小雪 「くるみ」いいよね。 好き。 「エレーン」を歌詞集見つつ で 小声でなぞり唄いしてたらガーって来るものが。 下手な小説より 沢山のドラマが詰まってる歌だなぁって。 昔からそう思ってました。 ていうか この本久々見たけど やっぱ縦に綴られてる詞って違うー。 何か。ざわざわざわ〜って 言霊に鳥肌が立つカンジ?(独り言) ... キレイな縦と横じゃなくても - 2005年10月24日(月) もう ね。 その不意打ちのラッキーに釘付けの私。 何って? 歌。 テレビのCMから突然流れて来た聞きなれたフレーズにメロディ。 ある意味シアワセな金縛り状態。 だって。 だってだってだってーーーっ(ff) ミスチルの櫻井君!!!! 「みゆき」歌ってんじゃん!!!!! しかも 『糸』 あん。もうワタクシ あの晩は生きてて本当に良かったと思う至福の数秒間でした(嬉・泣) いい。 すごく いい。 櫻井君の声の 『糸』 違和感のないアレンジが櫻井ワールドに染められ 歌い上げてた。 カバーの由来も 彼自身が影響を受けた曲だ だ なんて。 (そんなありがちな由来も 櫻井君だから。ま。許す。) そう 理由はどうでも。 もう 理屈抜きに。 ミスチルが好き。櫻井君の詞(コトバ)が好き。 そんな好きなアーティストが 更に自分の愛する曲をカバーしてくれるなんて嬉しすぎ。 嬉しいと当然本家を聞かずにはいられなくなり 久々に「みゆき」を流す。 うううぅぅぅ… やっぱ最高。 っていうか このアルバム最高。 「みゆき」の中でも名曲揃いだ。 アタシ的に色々思い入れの多い曲ばかり。 でも 今日は 『糸』 それは シアワセでもなく 幸せでもなく 『仕合わせ』 を歌う詞(うた) 『仕合わせ』を 織り成す詞(うた) ”逢うべき糸”に”出逢えること” そんなのファンタジーで? 詞(うた)の中のドラマに踊らされてるキレイゴト と失笑されようと? 私は踊りたい。 私が持つ つたなく細く弱い糸は 何を織れるだろう? この糸(繋がり)で 誰と何を暖められる? 誰かを暖めようなんて 大そうな事思っちゃいない。無力さは百も千も承知。 甘えられるより 甘えていたい って思うし。 ズルイし。 リアルじゃ 今夜も独りパソコンの前。 ていうか朝だし。ていうか不眠だし。 夫との”糸” どうなの?って思う今日この頃。かなり寂しい。 家族とはビブラート。 自分とは常に引っ張り合い。 友達? ビミョー じゃあ 此処は? 此処から伝わって来る声はリアルと同じぐらい濃いと思う。 震えや叫び。 弱さにしたたかさ 強さに脆さ 愚かさに無邪気さ。 矛盾だらけにもがき迷い 綺麗になんて織れないゲンジツ抱え生きてる様に勇気をもらう。 時に その濃さに臆病な私はついつい躊躇敬遠しちゃう弱虫だけれど。 だけど 大事にしたい”糸”が多い。 そう キレイな縦と横じゃなくても ね。 そして信じてる事やちっぽけな願いが いつか真実(ほんとう)になれば それは独りじゃ成せない 『仕合わせ』 名曲揃いの中でこの曲を選んで 歌ってくれた櫻井君。ありがと。益々好き。 え? 『糸』 知らない? ありえないよー。 ミスチル・みゆきも圏外な人も 一度は聞くべし。(強引なファンより) 中島みゆき 作詞/作曲 アルバム『EAST ASIA』 収録曲 ていうか。調べたら、実はこの曲のCM、初回今年の5/20〜だとーっ!? ファンなのに今頃か?って。だって。テレビ見ないから知るわけないし。 時期も時期じゃん! 今回だってホントたまたま。 で。知らなかった分 新鮮なんで嬉しくてこんなに書いちゃった。(苦笑) 不眠で妙なテンション。 ジャンルずれした事書いてるし。 調子? あっという間に「悪い。」 にリターン。 薬の支え木? まったくあてにならない。<アタシの場合 小雪 ... 今度は小さく泣いた。 - 2005年10月20日(木) 真夜中 吐いて 吐いて 怖くて ショックで なんだか悲しくて 声を上げて泣いた 理由? カニクリームコロッケ。 あんなに薬飲んでも 胃炎さえ起こさない丈夫な胃なのに カニクリームのカニで吐いた。 カニ・アレルギー。 まさかコロッケで来ると思わず食べてしまって この始末。 泣いてる私に 夫は 「なんでなんで?泣く事じゃないでしょ??泣くなよ。」って。 「泣くな」 だ なんて。 余計泣けた。 私だってたまには泣きたい。 理由なんて何だっていい。 なのに「横になってれば眠れるよ」って言って その5分後に君の寝息。 その背中を見てたら また悲しくなって 今度は小さく泣いた。 胃薬も眠剤も 全部全部 吐いてしまったから もう眠れない。 ただ 静かに朝を一人で待つだけ。 小雪 私信 Yさんへ メールの返事ずっと書けなくてごめんなさい。そして ありがとう。 ... 通院日 - 2005年10月18日(火) 早めについた待合室は 時間のせい?いつもと面子が微妙に違ってて静か。 あ。そうか。 3週間ぶりの通院だから 2週間毎に会ういつもの患者さんがいないのね。 ぼんやり窓から外の雨を眺めつつ 眠くて落ちてくる瞼と格闘。 そうこうするうちに早々と呼ばれ 重い瞼引っさげ慌てて入室。 「お早うございます。ご苦労様です。いかがでしたか?」と変わらない先生の顔と声。 「ご苦労様」って さりげない挨拶の中に通院を労ってくれるその優しい人柄。好きよ 先生。 「ん〜 なんとなくニュートラルな気分で犬の散歩に気負わず外出と散歩が出来ました。」と私。 「えーーっ。本当?良かった良かった!偉い偉い。」と先生が満足そうに微笑み褒めてくれた。 あんまり先生が嬉しそうに言うから 照れくさくて私までつられてチョイ苦笑い。 犬の散歩に出れた事で褒めて褒められて 微笑みあう医師と患者。 もしマジック・ミラーがあったらメチャメチャ滑稽に映るだろうけど それが診察室の中の真実。 そう。犬の散歩さえもままないほど今回の鬱は長くて深かった。 まだ過去形じゃない。 でも こんな些細で微々たる変化だって貴重。 落ちてた後だからこそ感じる感じられる この変化を大事に思う。 そして。 先生はいつものように『松の木』処方。 何度も聞いてるけどすぐ忘れるから書いておこ。 「松の木の根っこ幹を少しずつ太くしていく為には支えが必要。それが今はまだ お薬。 根っこが徐々に太くなり大雨にも台風にも負けないような自分で立っていられる幹の力身につけたら お薬減らしていきましょう。」 そうね。先生。まだまだ必要よ。分かってる分かってる けど。 アマノジャクの私はまたいつものように言い返す。 「え〜っと。あの。いつまでたっても根っこが全然根付かないんですけど…。」 すかさず先生も言い返してくる。 「見えてない根っこがちゃんと出てるの。そこが小雪さんは辛口批評家なんですよ。」って。 『辛口批評家』 この言葉もこの部屋で何度耳にしたか。 え?どこが辛口? こんな甘甘生活送ちゃってる私なのに。 書き出すと考えちゃって深追いして落ち込みそうになるから今日は書くまい。 ともかくともかく。ようは微々たる変化を積み上げる為(根気よくね?) 今 かろうじて持ってるひょろひょろ〜としたヤワな根っこを支えるため減薬無し。 そして 今回も3週間分の処方。マジ? ラク〜 嬉しいかも。 ううん。嬉しかった事はもっと別のこと。 今日は大雨だったけど しかもかなりの大雨で横風も強くてブーツも買ったばかりのベロアのジャケットも濡れたけど 帰り○○寄って買い物出来たらいいなって思ってて でもやっぱり疲れて直帰だったけど だけど。だけど ね。 嘘かもだけど? 皆に言ってるんでしょ?かも。だけど。 先生が最後に掛けてくれた言葉。 「前回よりその前々回より 今日は顔にも柔らかい感じの雰囲気が出てますよ。」と。 そんな一言が嬉しかったから 全部 「ま。いっか」なアタシ。 3週間後 また もう少し柔らかくなったココロで行けますように。 嘘。嘘。 欲張って反動が来ないよう。 とりあえず現状維持で。ヨロ。 発病して8年目の秋も半ば。(7年だと思い込んでた)(泣) 目標は低めに 妥協は早めに 過去も今も自分も受け入れて?全部まだまだ だ。 目標? 微々たる物 あったりするけど。 もう長く欠乏してる感覚。上手く言えないけど一つ書くならば。「ルンルン」ってカンジ? そう。 「ルンルンを買っておうちに帰ろう」(※) お薬ばかり持ち帰る通院日の日々から ルンルンに。 ルンルンも。 いつか。 いつか。ね。 小雪 マジっ??単純な私は 先生のお言葉が嬉しかったんで車に乗ってすぐバック・ミラーで確認確認。 そこには やっぱりまだまだ「ルンルン」には程遠い私…。_| ̄|○ 「ま。いっか」と も一回ココロん中で呟いてエンジンをかけた。 (※)「ルンルンを買っておうちに帰ろう」は もちろんもちろん有名すぎ。面白過ぎ。 林 真理子さん著(角川書店)『ルンルンを買っておうちに帰ろう』 タイトルより。 何度読んだ事か。ファンです。残念ながら最近のは読んでません。 以上。 ルンルン星移住希望の 雨に打たれた照る照るボウシより。 ... 温室育ち。 - 2005年10月17日(月) もうね。我慢の限界。 その 温室育ちの我儘な弱音など聞きたく無い。 君の欲しがっていた秘密も知っててずっと黙っていた。 言うタイミング ずっと探して待ってたけど無意味だったね。 もう 言うチャンス無いまま終わっていくから。 だけど 先に嘘をついたのは君 最初に駆け引きしてきたのが最大のミス そう。 私 そういうのに人一倍敏感でね 大嫌いなの 私と駆け引きして宝を手にしようなんて十年早い 君が思いもしないしたたかさ?全然アリだから アタシ。 君の恋を否定はしない。語るのも自由。 でも。 なんていうか幼稚すぎてリアリティな心奪われるような言葉じゃ無い。 共感持てないから ノー・ポイント ノー・マーク。 多分一緒に飲んだら話が合わず 一時間と持たず私は店を出るだろう。 計算されたスレた言葉も その必死な乙女心も 温室の中からじゃ響かない。 もっと遊び もっと汚れてから出直してくれる? 淫らな自由と悦び 本当に知ってから恋を語って頂戴。 あ。テレビで六本木。 Rと遊んだ夜が懐かしい。 懐かしがる程昔じゃないのに すごく時間が経ったみたい… 明日は3週間ぶりのクリニック。 京都での事で疲れただろうって先生の計らい。 晴れるといいな。 小雪 ... - 2005年10月02日(日) 一年ぶりに 海へドライブ 空は青かった? 覚えてない ただ 波のキラキラより 海と戯れている人々が もっともっとキラキラして見えて そればかり見てて そして ふと 覗いたサイドミラーに映った私は とても とても 寂しそうでした サミシイ。 何が? 何もかも。 小雪。 ...
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