2007年02月20日(火) |
幸せなんだ。きっと。 |
ワタシが不機嫌になったときの受け答え。 ワタシが何か物凄く考えているときの受け答え。 体の調子が悪いときの受け答え。
シイナの癖だと、全てゴリに指摘された。 そして其れは正しくて、イタ痒くて、笑うしかなく。 こいつに隠し事は出来ないなと思うわけで。 其処まで人を観察している眼の鋭さに感服。 愛情の違い、とかとはまた別の次元の話のように思う。
「愛している」という言葉を。 寝入りしなに囁かれ。 「どうせ明日には忘れているよ」 そう笑って言い返したら。 「こんな大事な言葉をそうそう言わないし、忘れない」 真面目な顔して返された。
思えば、好き→大好きに言葉が変化し。 愛しているという言葉を初めて吐かれた。
それから何日か経ったけれど、 好きから大好きに変わったときとは違い、 頻繁にその単語はゴリさんの口から出てこない。 大事に、大事に、使うべきであるという認識はお互い共通しているし。 矢鱈と言われ続けた日々よりも。 ゴリに言われた一言を重く感じる。
だからといって、お互い其処から先の話はしないのだ。
アタシが生理前の欝状態のときに。 ゴリとの将来について、具体的な絵が浮かばない、と話した事があって。 ゴリが、ワタシの離婚暦で躊躇しているとしたら。 ワタシはハッキリ言って、それを覆す気力が無く。 其れがネックになるのなら、あなたとの将来が無くても良い。と。
今にして思えば、八つ当たりの何者でもないのだが。
「躊躇」という言葉に対して、ゴリさんが反応してきて。
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2007年02月17日(土) |
ムツゴロウと小動物。 |
ほぼ寝てない状態で起きた5時過ぎ。 シイナさん、やればできる、早起きといふもの。
ご飯スイッチをセットして、 トン汁(体育会系朝食風味。)せっせこ用意しはじめ。
あとはすべて温めなおして、 ゴリさん起きたら、炊き立てご飯をオムスビに。という状況まで完璧。 完璧すぎて横になったら、完全に寝てしまって。 30分後の7時半に起きるつもりが、目が覚めたのは9時過ぎ。
( ̄σ・ ̄)イミネー
気を抜いてはいけないということですね、 ああ、次はもうすこし気を引き締めよう、と寝返りうったら。 真正面にゴリの寝顔がドーンと。
????
今日、通常出勤だよね?
もう9時過ぎだよ????
遅くね??
ゴリさん、おまいさん、と体を揺り動かして、 時計を指差してみたら、
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ゴリさんの会社のニュースリリースを読んでいたら。 おそらく、奴が参加しているであろうプロジェクトのリリース文があって。 其れによると、終了予定は来年の9月。
難しい専門用語と、高らかな目標とで埋め尽くされた記事は、 今、奴がおかれている「忙しい」状況に其の侭直結するわけで。 今週末も休み返上で仕事になったとメールが入った昨日の夜。 アタシはやっぱり夢の中に居た時間帯だったわけだけど。 流石に心配になってくるのは、ゴリさんの体だったりする。
というわけで、今週末は、かねてよりゴリさんが夢描いている、
目が覚めたら朝ごはんが出来上がっている
そんなプレゼントをしてみようかと思っているのだ。
ちゃんと起きれたらな。
ちょっと前なら、アタシはアンタの女房じゃねぇと 甲斐甲斐しく部屋の掃除をしてみたり、洗濯したり、飯作ったり、 アリエナイ事態だった。
いや、これでも一応、主婦をやってた時期はあったわけで。 だからこそ余計、何か区切りを付けたがる怠け者なアタシ。
が、どうだろう、どうだろうよ、アタシ。 洗濯物たたみ。部屋を掃除し。 何が食べたい?と聞いては、スーパーで悩む。 美味しいと食べてくれたら普通に嬉しいという感情が沸くし、 もっともっとがんばりたい、などと、しおらしいことを思ってるじゃないの。
人は変わるものなのか。
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2007年02月14日(水) |
真っ赤な野郎とコエンザイム。 |
世間様的には、ヴァレンタインで盛り上がった感じですが。 ゴリさん、甘いものが苦手なため、 チョコレイト適当に買ってメッセージカード添えるなんていう いつものアタクシ得意の小手先が効かない、、
腹割って、「何が欲しいの。」とお尋ねしたら。 (腹割って話す議題でもないが。) 驚愕のお答えが返ってきたので。 お互い仕事が忙しいを口実に。 ヴァレンタインプレゼントは先延ばしにしてもらうことに。
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最近、矢鱈シリアスな内容が続きますが。 本人達は、相変わらずアホです。
そして、週末だけですが一緒に過ごす時間が増え。 ゴリさんのお小言も所帯じみてきて、 シイナさん、耳が痛く。
あやうく逆切れしそうになりました。x・)
{お小言集}
トイレットペーパー節約しろ。
(`Д´) カラコロカラコロおまへは鶴か。
歯磨き粉は歯ブラシにマッチの頭1本分
(`Д´) 流しに歯磨き粉落とすな
ね、オトコの癖に細々うるさいでしょ?(違
って、アタクシのズボラ性格がいけないので。 ここはいっちょ、善処しようと思うわけで。(善処かよ。
おとなしく、うんうん、と聞いていたわけです。
珍しく、何の反論もせず、アタクシが素直に言うことを聞いているので、 すっかり気をよくしたのか。
(*´∀`) たまには俺より早く起きて朝飯作って欲しいな
(-_-)
(*´∀`) ・・・・・・
(-_-)
(*´∀`;) ・・・・・・シ、、シイナちゃん?
(-皿-) 家政婦雇え、家政婦。
(*´∀`;) いや、毎回じゃなくてええねんで。たま〜にでええねんで。
なにやら、朝、目が覚めて、 あったかいオムスビとお味噌汁ができていたら。 涙を流して喜ぶとの事。
大抵、先に寝るのはゴリ。 朝、遅く起きるのはアタシ。
ゴリさん曰く、とても気持ちよさそうに寝ているそうで。 アタシが膝を立て始めたら、眠りから覚めるのも時間の問題なのだそうで。 膝の合図を皮切りに、お腹のすいたゴリさんはアタシを起こし始める。
いや、自分で作って食べててもええねんけどな。
先に食べたら、怒るでしょ、アナタ。
x ̄;)ゴモットモ
なわけで、ゴリさんがワタシを起こすのは。 ゴリさんなりにロマンチズムを求めて、 キスしたりするらしい。
が、まだ十分に夢の世界を堪能しているアタクシは、
キスされた途端、
物凄く嫌な顔をして、はねのけて、背中向けるらしい。
最初に此れを聞いたとき、さすがに其れはかわいそうだと思い。 寝る前に、「ゴリさんに寝ている間にキスされたら、微笑め、アタシ」 と自分の体に自己暗示を掛けるようになったものの。
確かにな、アナタ、半分眠りから覚めてるときは、ちょっと笑うねん。
だけど、マジで寝ているときは相変わらず嫌な顔するで。
あぁぁぁぁ。ごめんよ、悪いと思うよ。 けど、無意識のアタシのすることなので、大目に見て欲しい。
なんせ、寝ているときが、アタクシ、至福の時間なのですよ。
ゴリさんが一緒に寝ていても、問題なく至福に浸れる事が それが大事なのではないでしょうかと 苦し紛れのフォローをして、その場を切り抜けました。
てか、相変わらずだなー。
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週末のアタシのダウンを目の当たりにしたゴリさん。 頑なに痛いとか辛いとか言わないアタシ。 言わないというか言えないのだけれど。
薬が切れてくると、 さすがに痛みが戻ってくるので。 コソコソと薬を飲み。
しかーし。ワンルームのゴリ邸では。 コソコソしようにも。 トイレくらいしかなく。 プチプチと薬を抜く音は、嫌でも響いてしまう。
大丈夫かと声をかけてくれればくれるほど。 自分で何とかすると言い張るアタシ。 可愛くないのは解っているし、 何故素直になれないかと言われなくても自分で問うてる。
何故素直に痛いと言えない?
実際、1人で何とかする事に慣れてしまっている所為かもしれない。 痛い痛いと、同情を買っているようにしか見えない醜態を このアタシがしたくないのかもしれない。 いやマテ、ワタシがそう言う風にしか取れないんじゃないの?
ぐるぐるといろんなことを考える。
もっと甘えていいんだよとか 真剣に彼女の事を考えるのは初めてなんだとか、 好きなんだとか、 ゴリさんの口から色々な言葉が漏れてくる。
頭に浮かぶのは、全く同じ台詞を吐いていた 元彼や旦那の姿で。
よりいっそう、頑なになっていく、アタシ。
何度目かの口論の末、ふいにゴリさんに抱きしめられた。
とたんに、涙が出てきて。 ああ、近頃涙もろくなったなと、 泣いてる自分を素直に受け止められなくて アタシはやっぱり自分を茶化すほうへしかもっていけない。
それでも、解った事がある。
ゴリさんは、ワタシと付き合い始めの頃、 ワタシが今までの彼女と同じように、 直ぐに離れていってしまうのではないかと 不安だったと言った事があって。
ワタシと付き合う事で、 信じられるようになったと、 最近になってポツリと云った。
抱きしめられて、解った事、・・は。
ゴリさんよりも誰よりもまずワタシが、 人を信じることが出来ないんだと。
形の無いものを信じる、ことが、 ワタシには欠落している事、
今はそう言う風に、やさしく笑っている顔も、 抱きしめてくれている手も、体も、 いつしか離れていってしまうと、当たり前のように思っていた。 だから、気を許したり。甘えたり。とか 自分ではしているつもりでも。 余裕があるときに甘えていたのであって。 自分に余裕が無いときは、完全に断ち切ろうとしてしまって。
ただじっと抱きしめられているだけなのに、 ワタシはなんだかとても、多くのことを感じた。
確かに、俺の体や無いから、シイナがなんとかするしかないのは解る。
いや、自分で自分の面倒を見るのは当たり前のことや。
でもな、俺にも少しは話してや?
俺にも少しは甘えてや?
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3連休初日の土曜日。 ゴリさん午後出勤、アタクシ、ほんのり頭痛気味でダウン。 いってらっしゃいと送り出した後、ベッドへ直行。
ベッド独り占め━ヽ(*゚∀゚*)ノ━━!!!
ゴリさんも、今日は遅くならないって言ってたし。 発掘したご飯の美味しいワインバーへ行こうって言ってたし。 ってことは、夕方まで寝てて、着替えて出るまでは自由だーー
と。のんきに構えていたのですが。
携帯のバイブが何回か揺れて目を覚ますと。
おもいっくそ頭が痛い。
年に何度か奴は来る。 光とか音とかが目に入るダケで、杭を目にぶち込んだような痛み。 吐き気と、痛みと。 眼神経痛みだか、群発性頭痛だか、 なにやら難しい名前を言われたけど、兎に角痛いのよ。 なんせ、目と脳の距離は近く。 薬飲んでも効かないのね。 効かないから、規定量以上飲んじゃうんだけど(オイ 体はラリるだけで、頭の痛みはとれまへん。
ゴリさんと一緒のときになることは無かったため、 小話程度に話したことがあったきり。
いつもは、痛くなりかけのときに飲まないと後がひどい為、 薬を持ち歩いているのだが。 今回に限って一錠も無い。無い。無い。
ゴリ邸内を家捜ししても、 出てきたのは、呑み過ぎに効く薬だらけ。 そして何故か「コエンザイム10」 εε=====≡゙ヽ(#`Д´)っ┌┛
探し回ったため、余計に痛みが増してしまい。 やっとの思いで、ゴリさんにメールする。
++送信メール++++++++++++++
こめん あたまがはんぱなくいたいのでくすりたのむ
+++++++++++++++++++++++++
あのですね、あのですよ。 光が入るだけで痛いと先に申しましたように。 真昼間でさえ、携帯のライトは辛い。
これだけ打って、送信ボタンを押して果てる。
ここから、時間軸が曖昧になっていく。
次に目を覚ましたのも、やっぱりゴリさんからのメール受信バイブ。 何通か、送ってきてくれてるらしく、 が、携帯に手を延ばす力は既に無く。 了解とか、そこらへんだろうと、其の侭ネコける。
気がついたら、20:00過ぎ。 ゴリさんが帰宅するよと言っていた18時から2時間が過ぎていて。 ああ、結局何かにつかまって遅くなるな、と判断。 やっとこさ、携帯を開いて。 開いた瞬間に飛び込んでくる光に呻き。 一文字一文字読んでいったら、 どうやら、帰るよとメールをしてきたのは17時過ぎ。 薬了解、と送ってきたのが直後。
で、今、20:13。 おおい、薬局が閉まってしまう、、 流石に、夜中神経をラリらせないで痛みと戦う気力は無い。
++送信メール++++++++++++++
みせがしまっちゃうので、かいにいきます
+++++++++++++++++++++++++
ここからが、真剣勝負だった。涙目。 弱い光で着替えて。 弱い光でメイクをして。
外に出たら、光の渦。
たとえばコンビ二。そして自動販売機。 地面がタイルだったら、反射光。
痛いほうの目を抑えて、地面のタイルだけを頼りに歩く。
途中何度も何度もかばんの中で、 携帯がガシガシ震えている感触はあるものの。 右足動かす、次は左足、 何歩目かで距離を測るために目をあけて、信号機までみる。 こんな状況のアタクシに、 携帯とって「もしもしぃ〜?」なんて出来ないの。出来ないのよ。
薬局に駆け込んで、薬ゲットして、 近くのカフェバーになだれ込んで薬飲み。 兎に角、ゴリさんに、現在地を教えるため携帯を開いたら、 なんとまぁ近くにいるとの事。
カフェバーの名前を打ち込んで再度送信。
カウンターに突っ伏して死んでたアタシを見つけて 肩をツンツンとしてきたゴリさん。 (あたしはウンチ君じゃない。)
初めてアタシが光拒絶状態に陥るのを見て。 覚悟はしていたらしいのだけれども(それは初耳だった。) 帰ってくる道中、何が必要なのかあれこれと考えまくったらしい。
兎に角。薬はもう飲んだから、ある程度は大丈夫であることと。 何もお腹に入れていないので、何か入れたいこと。 折角楽しみにしていたのだから、ワインバーへ行こうと、告げた。 照明が暗い場所なら、ラクだしさ。
本当に大丈夫なの?と心配そうに覗き込むゴリさん。 薬が効いてきて、もう大丈夫と笑いかえすアタシ。
痛いんだけどな。
規定の2倍飲んじゃってるけどな。
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16時過ぎに関東に戻ってきたゴリさん。 迎えに行ったワタシに「タダイマ」と何度も繰り返し。 だからワタシも「オカエリ」と繰り返し。
たかだか1週間しか経ってないというのに。 人がいないところを狙ってはキス。ハグ。 挙句の果てには観覧車に乗り胸シダキ。 (いつからこんなカラーの日記になったんだよ。)
珍しく抵抗しないねと指摘を受けるまで。 胸に手が来ていたことに気がつかないほど、 ゴリさんに体を触られることを無意識に思うようになったシイナさん。
無意識。というのは恐ろしい。 記念日を覚えるのが苦手だと前に書いた事があったが。 ゴリさんとの約束とか、会話とか。 ・・たとえば、ゴリさんが今はいているジーンズは、 アタシと一緒のときに、何処何処で購入したもの、とか。 アタクシはさっぱり覚えていないのです。
いや、正確には、 アタシと一緒のとき、というところまでは覚えていても。 其れが横浜なのか、台場なのか 表参道なのか、そして何ていう名前のショップなのか、。。
ほら、あそこで買ったやん
必死で説明するゴリさんに。 冷や汗を隠しながら、にやにやと半笑いするアタクシ。 数秒で、忘れてることはバレルのだが。
( ̄  ̄;)アナタ、また忘れましたね
その「また」がチクリと痛い。
其れが似合うね、と一緒に選んだというところまでが大事なアタクシに。 何処で、何ていう店で、一緒に選んで買ったというのが大事なゴリさん。
うーん、微妙にずれがあるぞ★
可愛く云ってみるところじゃないけどな。
ああ、ゴリさんと付き合うことは、 とても分厚いメモ用紙が必要ですわ。ええぃメンドクサイ。
本音を言ってしまえばだ。
どこだっていいやんけ、いちいちオンナみたいに煩いヤツメ。
なのだが。(あっ、オンナはアタシだった。)
覚えていたらいたで、かなり嬉しそうな顔をされるため、 シイナさん、がんばろうと思うわけで。(え
とりあえず、今週末の買い物リストは、がんばって携帯に控えました。 (文字打つだけじゃないか。)
つっても、アタシがほしいものは一個も含まれてないけどな (  ̄x ̄)
・DVDラック
・ベッド敷布団カバー
・水炊き食材
・手巻き寿司用食材
・液晶テレビ拭く布
・シャンプー/リンスの詰め替え用お洒落なボトル (「お洒落な」がポイント♪らしい。・・勝手にしてくれ。)
出てくる出てくる欲しい物。
如何でしょう、この、主婦っぷり。 アタシは、籠に詰めるだけという、 日曜日に無理やりたたき起こされて、 荷物運びの為に連れ出されるゴッドファーザー。 (って荷物すら重いと文句言って持たないけどな。 x・)
財布の紐は勿論ゴリさんが握り。 なかなかいい奥さんになるよとワタシは褒めちぎり。
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2007年02月02日(金) |
云わないけれど。大好きなんだ。無意識に。 |
帰ってきたらいっぱい ちゅーしようね!
なにやら朝からハイテンションなメールと共に、 ゴリさんが大阪へ旅立って行かれました。
帰るんだか、行くんだか、 物議をかもし出す「大阪行き。」 どっちでもいいから、元気で帰っておいでよと思う親心(違
夕べもいつもどおり、シイナさんご就寝後に、ゴリさんから着信が。
ゴリの名前を映しだす携帯画面を見ながら本気寝に入った
という事実は、墓場まで持ってきます、この際。
来週から、ゴリさんの部下が大量に増えるらしく。 確かに人を付けてくれと要求はしていたものの、 一気に5人もの増員は想定範囲外だったらしく。 ゴリさんが今からバテ気味で。
人が増えるから仕事が楽になるかと言えば。 今までの経験上、増えたら増えた分だけ、仕事の量も増える。
というわけで、早く帰れるかといったら、 より遅くなる可能性もあったりする。 最初は、業務を教え込むことと、自分の業務とでアップアップだろうし。 しばらくは、新人ちゃん達の話を聞く機会が増えそうだ。
ここんとこ、耳かきを持ってアタシの前でにっこりと笑うゴリさん。 太ももの上に頭をのっけて、顔をアタシのお腹にぺとっと付ける。 其の侭、静かになったなと思うと、イビキをかきはじめる。
顔をアタシのハラにくっつけてるものだから。 たまに首を上にあげて、深く息を吸い込む。 息苦しいなら、腹から頭を離せばいいのにと思うが。 観察していると、面白い。
よっぽど気を許しているか、 よっぽど疲れているか、どっちかや、いや、どっちもだ。
すっかり目が覚めたゴリさんにイビキの話をすると、 いつもこんな言葉が返ってくる。
どうやら典型的なA型のゴリさんは、 誰かと一緒に寝たりすると(友人、彼女、ETC) 必ずといっていいほど、夜中に何度か起きていたそうな。 そして、相手よりも先に起きる。 本人曰く、眠りが浅いのだそうだ。 夜中のことはわからないけれど、 確かに付き合い始めの頃は、目が覚めると、 起きて何かしているゴリさんが隣にいた。
確かにそんなゴリさんが。 人の体の上で。 相手が起きているにも関わらず。 イビキをかいて寝てしまうのは珍しいのかもしれない。 ワタシには前の奴を知らないため、 其れを其れとして受け入れているだけなのだが。
ゴリさんいわく。 ココのところ、夜中に目が覚めることがなくなり。 朝は一緒に寝坊することが増え。 アタシを抱えたまま寝込んでしまったり。 クエスチョンマークが数多く頭の中に浮かぶらしい。
俺はいったい如何したんだ?と聞かれたってアタシに解るはずもなく。
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ゴリさん現在連日連夜会社を出るのが深夜0時過ぎ。 大変忙しい時期にさしかかってるようです。
そして、シイナさんは、睡魔に勝てず。 折角のゴリさん専用電話ですが、1回繋がったまま、 また無言の日々が続いております。
メールでの会話が主になってくると。 矢張りアタクシ、段々とゴリさんの存在を薄く感じるようになってしまうのです。 顔を突き合わせて会うこと、話すこと、体温を感じること、 これがどれ程、重要なことかなどと、いつに無く真面目に考えるのは。 週末会えないというおセンチな事情がアタクシの女の部分を擽るからなのかしら。
いっそ一緒に暮らしてしまいたいと思うのだけれども。 それは其れで面倒であろうと打ち消してしまう、 妙に大人ぶってしまう自分に嫌気がさす。
女同士の呑みの席で、「子供が欲しい」と初めて騒いだ。 イヤその前に結婚だろうと自分でも突っ込んだけれども。 何故か、ゴリさんと結婚する図が未だに思い浮かばない。
なんていうか。 ゴリさんは結局、34-5になって、 20代半ばの子と結婚しそうな気がする。
ちょうど、結婚した当時のIとアタシの様に。
アタシとの結婚を考えてしまう理由として、 ゴリさんが引っかかる事由として挙げた「離婚歴」。
今ひっかかることが。 この先、クリアになる、というのが如何も信じられない。 今気になることは、これから先だって気になるであろうと思う。 内容が内容だし。 離婚と言うことについては、人それぞれ、ハッキリと分かれる。
賛否両論あるけれども。
賛成派→否定派 否定派→賛成派
180度価値観ひっくり返すというのは、特に難しい事柄だと思う。 それは、数少ない、私自身の経験上、、なのだけれどね。
親に説明するための納得いく理由が欲しいと言ったけれども。 誰よりもその理由が欲しいのは親ではなくゴリさんではないかと思うのだ。 そして、それはアタシが何度離婚理由について、その後のアタシについて 話して聞かせたところで、納得いかないと思う。 ゴリさん自身が解決していかないと、如何にもならない。
頭が固いんだとゴリさんの親を表現したけれども。 それは本当かい?と心の中でつぶやいてしまった、・・今も。
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