くもりガラスの向こう側
長い廊下が続いてる
くもりガラスの向こう側
誰かが僕を手招きしてる
くもりガラスの向こう側
そこには水と
ぬくもりがあるのですか?
黒板とノートを背に向けて
僕は歩くべきですか?
耳を立てた ウサギは何を聞いた?
鼻を震わせ イヌは何を知った?
目を光らせて トリは何を見た?
僕は回りを気にして どこから行けないと悟った?
まるで猫のひげを もってるかのように、
どこまで 行こうと努力した?
自分で編んだ麻糸の
あなたにあげようと思った
ブレスレット。
これが切れちゃうまであたし、
一人でいようと 思うの。
切りすぎちゃった前髪の
ゴミ箱の中にあるおもい
思い出がなんだとか
そんなんじゃないけれど
鏡を見て 失敗だ ってヘコむ
それだけで 少しは報われる
また早すぎる終わりが 来ています 大好きなあの人は 一つ↓の女の子と歩いてたって
もぉ やだよ。 伝えた思いの答えだって嘘。
また終わってしまうんだ コノ恋は。 もう見ても、ドキドキしちゃいけないの?
もぉ やだよ。 同じこと繰り返し繰り返し
相手は変わっても いつの空回りし続けるあたしの重い。
大きく息を吸って 10秒とめて ぷはぁってはいた
何でか涙溢れて 5秒上を向いて 5秒ぐっと目を閉じた
よみかけの本は まだおわらない。 傍においたしおりをはさめば ぼくは ねむりにつけるのに。
よみかけの本は まだつづく。 別に先が気になるわけでもなく ぼくは まだ明かりをつけたまま。
よみかけの本の 次のページは 多分 きっと まっしろなかみ。
空のグラスに 氷と愛を注いでくれた 愛にうもれた 氷は解けた 僕は一人で 愛に浸って 君は一人で その先を考える
満ちたグラスは 氷で冷やされ 解けた氷は 涙にかわる 僕はこころで 涙を流して 君は黙って 僕を見つめてる
扉を開けたら そこに見えた君の笑顔。 写真立ての 横にある自転車の鍵。
今日はきっと、アナタは迎えに来る。
気持ちだけが先走る 指先だけが勝手に動く
携帯電話のボタン 右手の親指は止まらない
気持ちだけが先走る 頭の中はただ真っ白
もう 何がなんだかわからない。
好きだと思えば好きなのかもしれない
嫌いと思えば きらいになれるのなら
もう メルなんて送ってない
好きだと思えば好きなのかもしれない
嫌いと思えば 嫌いになれるなら
もう ずぅっと待ってたりもしないのに
踏み出せないでいる一歩
足を上げたらもう
進むしかないのに
あといっぽ
進めないでいる。
昨日にあれだけ後悔をして あたし、どれだけ泣いていたろう。 道はこんなすぐそこにあって あたし、その上にたっているのに。
ためらいも無く歩いてるあの子や ずぅっと前に見える人たち
明日に境界線はないから あたし、一歩を踏み出せないでいる。 今日はどこまで続いて、 時計は、12の上を回り続ける。
お風呂上りのぬれた髪 湯船に付いたままのシャボン
シャンプーの香りは漂っていて タオルにその香りを移す
まだ乾かない髪が 心をじめじめさせる
ほてった湯気が あたしを煽り立てる
あのシャボンは もう 洗い流されてしまったの
タオルに移ったあの香りは きっとあの人の好きな香り
ミルクが耳をすましてる ライムは聞こえぬフリをする
ジャムが吠えて問いかける そこには何があるのかと
ライムは耳をふさいでる ミルクがひざに滑り込む
そこには何もない そこには何もない
ライムは何も見ていない。
何をきる? かみを切る?
何をきる? きみを切る? 嘘だよ、嘘。
何をきる? 切るものなど何もない。
何をきる? 僕さえいなきゃ迷う必要も無い。
ソコには はさみが 落ちているだけ。
2003年06月14日(土) |
needless to say |
忘れないでいて。 あの頃は呟いて
早く忘れたい。 この頃は嘆いてる。
憎しみなんてあるはずもなく 言葉にできないモヤモヤだけ
忘れないでいて。 つぶやいてみる。
忘れちゃおうか。 ・・・言うまでも無く。
今日も降る雨。
窓を滑り落ちる思い出
彼のこと 愛の夢
過去のこと 空虚な嘘
まだ降り止まぬ雨。
頬を滑り落ちる水
うつむかず 前を見て
ふりむかず 無意味なため息。
今日もソコには
水たまりが出来ている。
後ろから二番目で 窓側から四番目。
あたしの席と 同じ場所。
隣のクラスの 気になるあの子。
名前は知らない ただ 見てるだけ
後ろから二番目で 窓側から四番目。
今日もあの子は 前のことはなしてる。
別に一人に慣れたとか そんな切ない嘘はつかない
別にあなたが好きだとか そんな切ない嘘もつかない
一人にしてといったのに 一人で泣くのは寂しすぎて
別に一人がヤダとか 我儘はいわないけれど
泣いたあたしを見て かわいそうだなんて思わないで。
雲ひとつない空。 あの木の向こう側には 羽を広げる鳥。 鳥は空から何を探して、 飛び続けるのか。
雲ひとつない空。 電信柱の上のほうには 羽を休める鳥。 鳥はソコから何を探して、 雲もない空見つめてるのか。
愛とは言わずに 恋という。 すきとは言わずに もういいと言う。 それが唯一の逃げ道で それが唯一の強がりで
恋ともいえない すきがある。 始まりそうだから 好きじゃないと言う。 それが唯一の強がりで それが唯一の逃げ道だから。
誰もいない 学校 そばにいるのは 好きな人 うそ? 好きな人? 好きな人。。。
わからないから、もういいの。
ドアの向こうに見える光景
愛犬ミルクがとことこ歩く。
来夢は玄関に座って、
行き来する車を見てる。
開いたドアのすぐ上に
オハヨウってお日様が。
愛犬ミルクの行き場所は、
決まって自転車の間。
とことことことこ
決まっているのに
くるくるまわって
やっぱり、印をつけるのは
いつもと同じ来夢のチャリの横。
晴れの日には毎度の日常。
唇がかゆい 指がかゆい なった人にしかわからない 今は自分しかわからない
血が出てきても 腫れていても かゆみは少しも変わらない 今の自分にしかわからない
どれだけ後悔しても かさぶたは乾いて また痒くなる。 もういやだ。
かゆい
血が出ても
後悔しても
カサカサを
又引掻きつづける
愛してた。 愛してる。 今も? 今も。
忘れたいのに 忘れられずに
別れの理由は、 言葉にできない あのもどかしさ。
もしかしたら、 ただのやきもちだったのかもね。
愛してた。 愛してる。 今も? 今も。
遅すぎるから 口には出せない。
2003年06月01日(日) |
またまた、自分でキリバンフムせつなさ。 |
ね、ねね。
だれか、教えて。
アタシの部屋にさ、
穴が開いてたの。
ねね、ねぇ
だれが、あけた?
アタシの部屋にさ、
前からあったの?
ね、ねぇ。
見つけたあたしは、
どうしたらいい?
あたしの心の空気穴、
どうしたらいいかな?
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