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2007年02月20日(火)   幸せなんだ。きっと。  

ワタシが不機嫌になったときの受け答え。
ワタシが何か物凄く考えているときの受け答え。
体の調子が悪いときの受け答え。

シイナの癖だと、全てゴリに指摘された。
そして其れは正しくて、イタ痒くて、笑うしかなく。
こいつに隠し事は出来ないなと思うわけで。
其処まで人を観察している眼の鋭さに感服。
愛情の違い、とかとはまた別の次元の話のように思う。

「愛している」という言葉を。
寝入りしなに囁かれ。
「どうせ明日には忘れているよ」
そう笑って言い返したら。
「こんな大事な言葉をそうそう言わないし、忘れない」
真面目な顔して返された。

思えば、好き→大好きに言葉が変化し。
愛しているという言葉を初めて吐かれた。

それから何日か経ったけれど、
好きから大好きに変わったときとは違い、
頻繁にその単語はゴリさんの口から出てこない。
大事に、大事に、使うべきであるという認識はお互い共通しているし。
矢鱈と言われ続けた日々よりも。
ゴリに言われた一言を重く感じる。

だからといって、お互い其処から先の話はしないのだ。

アタシが生理前の欝状態のときに。
ゴリとの将来について、具体的な絵が浮かばない、と話した事があって。
ゴリが、ワタシの離婚暦で躊躇しているとしたら。
ワタシはハッキリ言って、それを覆す気力が無く。
其れがネックになるのなら、あなたとの将来が無くても良い。と。

今にして思えば、八つ当たりの何者でもないのだが。

「躊躇」という言葉に対して、ゴリさんが反応してきて。




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だけどな、俺の中で、自信をつけたい。
今まで、付き合いが長くなった女が居なくて。
シイナと、毎週タビ会っていて、
それでも居心地が良くて、何ヶ月も続くって、俺にしちゃ奇跡や。
だからな、せめて、この状態が1年続いたら、
俺は満足すると思うねん。


・・わがままでごめんな?






返す言葉が見つからなかった。


たぶん、ワタシよりも、ゴリの方が。
真面目に、此れから先について、考えている。




積み木を積み重ねるように、日々過ごしたいし、
一緒になったらな、
其処から先は、今度は二人で積み重ねていくんやで。
それをやってけるっていう、俺の自信がほしいんや。




話す時間を重ねるたび、
ワタシは自分の足元を見て、少しだけ焦る。


いつか、君が捉える風景を
ワタシも感じる事が出来るのだろうか。




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