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2007年02月17日(土)   ムツゴロウと小動物。  

ほぼ寝てない状態で起きた5時過ぎ。
シイナさん、やればできる、早起きといふもの。


ご飯スイッチをセットして、
トン汁(体育会系朝食風味。)せっせこ用意しはじめ。


あとはすべて温めなおして、
ゴリさん起きたら、炊き立てご飯をオムスビに。という状況まで完璧。
完璧すぎて横になったら、完全に寝てしまって。
30分後の7時半に起きるつもりが、目が覚めたのは9時過ぎ。



( ̄σ・ ̄)イミネー



気を抜いてはいけないということですね、
ああ、次はもうすこし気を引き締めよう、と寝返りうったら。
真正面にゴリの寝顔がドーンと。



????



今日、通常出勤だよね?



もう9時過ぎだよ????



遅くね??





ゴリさん、おまいさん、と体を揺り動かして、
時計を指差してみたら、







▲ 押すと文字が変わります ▲




εε=====≡゙ヽ(#`Д´)っ┌┛サキニイエ〜!!!



ってことは、ゴリさんが出発されるのは12時過ぎということで。
アタクシ、何も5時に起きなくても、十分余裕で


ゴリさん感動、目覚めたら朝食


ができたんじゃありませんか。




っていうか、今からでもできる!
シイナさん、寝起きなのに超高速で頭が回り。
あと数秒、頭の回転開始が遅かったら、
午後出勤と告げなかったゴリさんの寝顔目掛けて
鼻パンチとパンツ摺りおろしの刑でもやったろかと思ってたとか。





危ない、危ない。





で。気持ちを入れ替え、とてつもなく、甘い声で、






・・メシ、出来てるぜ♪( ̄ー+ ̄)





・・・・・あぁぁぁぁぁ、こんな風にしか言えないアタシを許せ。











瞬間、空気の流れが止まった。
いや確かに、止まった。
勿論。世界は動いていたでしょうが、
ゴリ邸だけの空気は確かに止まってた。




まん前のゴリさんの顔がビクッと動いて、
次の瞬間、目が見開かれ。




その瞬間、アタクシ。怖ぇっと身を構え。




言い方が悪かったか、はてまた、言った事自体が何か悪い事を巻き起こしたのか
ビクビクしながら、逃げたほうがいいんだけど逃げられない
気が弱い小動物の様に動けず。





悪い予感的中。




次の瞬間、




・・ゴブフゥッ(吐血)




ゴリさんの腕とぶっとい足が、
アタクシの体に落ちてきて、痛がる隙を与えず、
物凄い力で羽交い絞め抱きしめられ。











まじでっまじでっまじでっ



おおーし、おおぉぉーーーし、よくやった、よくやったぞ、






頭をくしゃくしゃに撫でられ、ベロベロとキスされた。
折角顔あらったのに、洗い直しじゃ、コラ




その姿は、まるで



ムツゴロウさんが動物を愛撫する姿




そりゃ、アタシが小動物化したのがいけないんだけどさ。
ココまでびっくり&感動されると、
嬉しいを通り越して、腹が立ってきまして(オイ




ゴリさんをけり倒して、台所へむかってみました。




天邪鬼なのです、要するに。
喜んではほしいけれども、天地がひっくり返ったような喜びようをされると
なにやらとても、ムシャクシャと(笑




が、初めてアタシが、ゴリさんよりも先に起きて。
飯を用意した、というのが、余程嬉しかったらしく。




ゴリさん、アタシにけり倒された事も気がつかず、
布団の中から、だらしなくニヤニヤと笑っておりました。




シイナが朝食♪

シイナが朝食♪




うわごとのように繰り替えされ。





たかだか、早起きし、味噌汁と飯を炊いたというだけで
ココまで喜んでもらえたら、なんとなく


今までズボラやってて良かったかも(違



とコッソリ思ってしまった土曜日の朝でした。

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