佐々木咲


はなとゆめ

咲百合さんが「秘密」を読み返していて、感想とかやっぱこの漫画良いんだよみたいな話をずっとSMSでしていて。
そしたら、テレビドラマ化が決まった。2人ともびっくり。
キャスティングや、脚本は原作通りにやるとか宣言されてること、原作者のコメントから、映画見た咲百合さんは映画よりは期待できそうと評価している。
私は映画見ていないし、このドラマもきっと見ない…。なんでも原作至上主義が過ぎるので基本、映像化に興味が無い…。

本当にドラマが原作通りだったらすごいね!いやでもこれはキャストが言ってるだけだからわかんないね!原作者がしななければもうなんでもいいわ!という結論に至った。
が、半日後ぐらいに2人とも気付いた。どのエピソードも、とてもテレビの地上波で流せない。だいたいアウト。
絵がきれいだから忘れがちだけれど、まずグロい。よく子供が犠牲にも犯人にもなる。この時点でもう原作通りは無理だわ。犯罪者側の描写が多いし。病気や社会問題や外国人もよく出てくる。
そもそも、作中の世界が第九という存在をギリギリアウトとして扱っているので、科学技術はすごいぞ!犯罪捜査かっこいいぞ!という価値観が無いからそういう盛り上がりはないだろうし。どこで盛り上がる気なのか。
一方でヒューマンや恋愛ドラマ要素はどうなのか考えたら、そっちの方が一般受け難しそうだし…。このバランスって原作者しかつかさどれないよね絶対…。
なんで今テレビドラマ化するのか知らんけど、ドラマはドラマでとにかくこぢんまりまとまって頂いて、失敗や炎上しなければいい。ね。

で、「秘密」最初の方を読み返したら帯にメロディの宣伝が書いてあって花咲けの存在を思い出したので、唐突に花咲けを読み始めた。読み切った。

「花咲ける青少年」。周りでマジで私しか通っていない少女漫画。
これもおもしろいな!!これこそ、国際情勢ドラマとシンデレラブライダルストーリーだっけ?のバランスが、塩梅が、作者すごい。
なぜ特別編に登場するヒロインだけワンパターンなのだろう…。平凡で飾らない性格が売りの庶民派ヒロインと別世界セレブイケメンという組み合わせが主流だった時代なのだろうか。おもしれー女みたいな。

清水先生の「輝夜姫」もそうだけれど、20~30年前までは国際情勢ってフィクションのメイン題材になるくらい想像が膨らむネタだったんだろうなと思う。
欧米は進んでいて、ヨーロッパには貴族や伝統があって、アメリカにはマネーゲームがあって、ロシアや中国系は暗躍して、その他の小さい国にはなんかロマンと神秘がある。
今となっては、情報が溢れすぎているし渡航も気軽にできるし、外国の存在ってただの現実だよね。
また別の清水先生の漫画で、自由の女神を描くための資料がなくて当時頑張ったというコメントが載っていた。今では考えられないことだ。この頃は本や写真の資料を入手して、それをもとに手で紙に描いていた時代なんだものね…。好きだよね…。

珍しく所属ジャンルに沿った漫画の話をしたよ!!


猫の血液検査の結果連絡がこない。まぁいいや。

自分がお腹痛くて、病院行った。初めて突発で診察を受けた。
別に病気が悪くなったとかではなかった。でも来年中に手術するのが目標。
医者にかかると「手術をしてもしなくても、どうなったとしても、子供が産めないわけじゃないよ!」という角度から励まされる。大きい病院でもそうだった。
私は本当に出産したいビジョンを持っていないので、しないとは言わないがいつかしたい願望もないと思いつつも、婦人科の医者に挙児希望してませんと言う勇気が無くて話を合わせちゃってる。
婦人科の医者からすれば、子供を産ませることこそが仕事ですものね。私がマイノリティなんでしょうね。でもこの状態で出産希望してたら、いつか将来的にとか言ってないですぐ行動に移せよというコンディションよ私…。

2024年11月29日(金)

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