ゆらゆら日記
風に吹かれてゆらゆらと気の向くままに生きていきたいもんです。

2024年11月27日(水) 一か八か

おおむね晴れ。気温は高からず低からずで過ごし易い一日だった。

11月も残り少なくなったがしばらくは穏やかな日が続きそうだ。


今朝はいつもより10分程早く家を出る。

書類に目を通し監査で不備が無いようにしておきたかった。

本来は抜き打ち監査なのだが今日来ることが分っており

ラッキーなことだと思う。おまけに8時半に電話があった。

そうして9時には二名の監査員がやって来る。

とても愛想の良い人達で一気に緊張が解されていた。

ざっと書類に目を通すと義父との談義が始まりその場も和む。

話し上手な義父だけあって監査員の人達も笑顔を見せてくれた。

30分程で監査終了である。幸い深く追求されることもなかったのだ。

一年に一度のことなのでこれでもう来年まで安泰である。


ひと山越えて次は月末の資金繰りであったが

例の事故車の修理が完了しておりお客さんが即金で支払ってくれた。

分割を頼まれたらどうしようと思っていただけに何とも有難い。

半分は義父の手当てになったが残りは会社の資金になる。

ぎりぎりではあったがこれで月末を乗り越えられそうだった。

まるで綱渡りのようであるがもう落下することはないだろう。

先月もそうだったがやはり母が助けてくれているとしか思えない。




整形外科のリハビリのある日だった。

それが大変なことになり途方に暮れるばかり。

退社する寸前に咳き込んでしまって失禁をしてしまったのだ。

ナプキンも失禁パンツも役に立たずズボンを濡らしてしまったのである。

一度帰宅してズボンを履き替えようかと思ったがもう時間がない。

幸い股の部分が湿っているだけだったので強行手段を選ぶ。

一か八かである。こればかりは療法士のU君次第であった。

どきどきはらはらであったが少し痛みがあることを伝えると

股を開いたり閉じたりする療法は控えてくれたのだった。

良かったバレずに済んだ。なんとほっとしたことだろうか。

しかし今後も要注意である。履き替えようのズボンを用意さえしていれば

急場を凌げる。リハビリの無い日でもそれは役に立つだろう。

いやズボンだけではいけない。下着も同じくである。


それにしてもずいぶんとゆるくなったものだ。

笑い話ではなくこれはいささか深刻なモンダイであった。

やはりやがては紙パンツを履かねばならなくなるだろう。

他人事のように思っていたが我が身に降りかかって来た。


老いることは愉快でもあるが切なく嘆かわしいことでもある。

そんな老いと上手く付き合って行かねばならない。


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