つれづれ
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2002年07月26日(金) |
チグリスとユーフラテス |
といっても、メソポタミア文明の話をしたいわけではありません。 今日も感想日記。新井素子さんの小説です。
歴史をぎゅーっと凝縮した惑星年代記を逆さに読んだような、印象。 新井素子さんの小説には、とても幸せで幸せで、でも、根本のところで とっても不幸な人や、とても不幸で不幸で、でも根本のところでとても 幸せな人がよく出てくる気がします。
よく考えてみると、話の半分は老婆が二人で畑仕事なんかしながら進む 話なのに、なんというか、彩りがある。そんなお話でした。
わたしも「勝った!」と思いながら死んでいけるといいなぁ。
しかし、わたしが感情移入したのは実は主人公たちではなく、サブキャラ といえる元惑星管理官のダイアナ。ちょっと感情の振幅に欠ける、ひと。 物語の中で「ほんとは人じゃない」まで言われてしまう、精神的なカタワ。
でもわたし、こういう言動をしてしまいそうだな。。とあっさり感じて しまう自分が嫌い。
突然ですが、わたしの好きな画家といえば、まず最初に出てくるのは ルネ・マグリット。 ベルギー出身の、シュールレアリズムの画家です。
彼が描くのは、はばたく鳥、シルクハットの紳士、空と雲、リンゴ、 岩などの日常的なものばかり。でも、その描かれ方は常に非日常的で ふしぎな感じがするのです。
7/6〜8/25までの間、bunkamura the museumにて彼の作品展が開催 されています。さっそく観に行ってきました。 日本初公開作品が52点もあり、わくわくです。油彩以外にグワッシュの 作品も相当数あり、興味深かったです。
彼の作品の何に惹かれるのか。 わたしの場合、それは雲と空。特に空です。 夜空の深い蒼も、昼の淡い色の空も美しい。
この会期中、あと何回観られるのかな。。
嫌いじゃない。嫌いじゃないんだけど。。 あんなに鮮やかな色調の絵なのに、どうして観ていて悲しくなる絵が 多いんだろう。
観てて心がざわめくのは、気になるからだと思う。 だから、展覧会があるとつい観に行ってしまうのだけど、でも、帰って くるときにはちょっと不機嫌になってる。
何故かわたしの周りには、シャガールの絵が好きな人が多い。 嫌いじゃない。でも、好きと言い切ることも出来ない。 わたしにとっては、彼はそんな人。彼の絵は、そんな絵。
今日は、ごく普通の一日のハズでした。 いつもの通り、Tシャツにジーンズ、裸足にサンダル姿で出社したわたし。 作業着に着替えてオフィスに行くと、隣の席の上司が 「待ってたよー」 とおっしゃる。なんでしょう?
事情を聞くと、なななんと。先日やっと一次引き渡しにこぎつけた装置の PCが、立ち上がらないと言うのです。。 立ち上げようとするとntoskrnl.exeが無い、というメッセージを吐いて 固まるらしい。それって、O/S再インストールですか?
WindowsNTのCD-ROMを抱えて3時間半。件の装置のある事業所に着くともう 15時。そこから復旧に入るべく、とりあえず読めなくなったHDDを抜いて 普通に動いてるPCにつないでHDDの状況調査を開始。
scandiskを開始してみるとunreadableの文字がずらり。。 これは、ハード的に壊れてるってコトですか? これからO/S再インストールどころの話じゃなくないですか?
・・結局、壊れたHDDはお持ち帰りで後日調査。それとは別に新しいHDDを 購入し、O/Sから各種ソフトまでをインストールして再立ち上げすることに なりましたとさ。。
出張先事業所での仕事は1時間半ほど。しかし往復には7時間以上の時間が かかります。 なんか、ものすごく空しい。。
快晴です。えぇもう、外を見るとまぶしいです。 白い壁なんかまぶしくて見てられないくらいです。
気温34.5℃って何事ですか? こちらは関東地方では割と涼しい地域のはずなのですけれども。。
暑くて食欲ないし。 仕事はやる気でないし。 はー。早くかえろーかな。。
DVDが出ましたね〜。
映画館でも観たので、ストーリーなどの内容は割愛。
DVDで見直すと、際だつのはCGの出来の素晴らしさ。水の流れや泥の表現 などはもう、スターウォーズやA.I.の背景と比べても遜色ないです。 技術はそこまで進んだのね。。という感じ。
たしかに、フィオナ姫なんかはリアルすぎて浮いてしまうから、と少し リアルさを控えたほどだ、という話は聴いていたのですが、それにしても すごい。 これではFFが受けなかったわけだわ〜。。
あやうく公開終了になるところでした。 でも観られて、よかった。
1の時は、まだアメコミの映画化作品だったことを知らずに観たのですけれど、 今回はそれを知っていたので、観ながらコマ割り考えたりしちゃいました。
言葉で語らない男、ウェズリー・スナイプス。。かっこよかったです。
3はあるのかなぁ。ラストシーンはどうにでも解釈できるけど、今回は宿題は ないし。でも、続きがあったらみたいかも。
ここのことはひとりしか知らないはずなのに、自分が来るよりも 多くカウンタがまわっているような気がする。。と思って、ここ 数日、MyRefererを眺めてました。
そしたらわかった意外なこと。 検索サイトの「ドコモの写メール」の検索結果に載ってる。。 タイトルに入ってると、引っかかるんですね。
(って、これが検索に引っかかったらごめんなさいね)
ちなみに、その後。 i-ショット向けカメラ搭載の端末、買おうかな?と思っていたの ですが、どうやら10月くらいにでるN504isにやっぱりカメラが搭載 されるらしいので、わたしはその発売を待つことにしました。 だって2xxシリーズだとiアプリが使えないんですもの。。
ちょっと前にシュウ・ウエムラのサマーキットを買ったのですが、これの いちばんのヒットはボディリフレッシャー。香りが気に入ったのですが、 特に何の香り、と書いてなかったのでなんの香りなんだろう。。と思って いました。
で、昨日。何の気無しに取り出した新しい石鹸の香りが、件のボディリフ レッシャーと同じ香り。。 なんだっけ?とパッケージを見たら「ワイルドローズ」でした。
フラワーエッセンスの紹介サイトで見たところ、
ワイルドローズは<再び満たす>というエネルギーを持った花です。わたし たちが絶望しているときに、再び希望への気持ちをよみがえらせてくれる エッセンスです。
という紹介が載ってました。 こういう香りを好むのってば。。くたびれてるのかな、わたし。
感想日記が続きます。
今日はコミック。矢沢あいさんの作品です。 昨日ふと思い立って既刊の4冊を購入、そして読了。
良くも悪くも少女まんがらしい、箱庭世界のお話ではありますが、 勢いがあって好感が持てます。女の子がかわいいのがよいな。
ましろ
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