2008年12月27日(土)
キンキキッズの追っかけであるところの妻が言うには、
光一は剛のことが大好きなのだそうだ。
ステージでのやりとりを見ているとはっきりわかるらしい。
などということを思い出したのは、ストーンズの映画を観ながらだった。
そこでぼくも感じたのだ。
ああ、キースは本当にミックのことが好きなんだな、と。
「シャイン・ア・ライト」。
これ、ぼかぁ、ナマで観たときよりわくわくした。
そりゃそうだわな。東京ドームだもん。豆粒だもん。
あれは、ただその場にいるということだけで盛り上がってしまってた。
それに引き替えこの映画。
小ぶりなホールに、カメラワークの見事なこと。
あまりの臨場感と興奮に、何度か拍手しそうになってしまったぞ、ワタシは。
テキ屋のおっさんにしか見えないバディ・ガイにも釘付けだったが、
ロニーとどちらが上手いかと訊かれたときのキースの答えがまたよかった。
「どちらも下手だが、ふたり揃うと最強だ」
ぐっときた。
☆彡
それにしても、この年末年始のシネコン・ラインナップのお寒いこと。
一番の売りは「地球が静止する日」?
邦画なら「252」? 「二十面相」?
冗談でしょ。
2008年12月17日(水)
松村さんと村松さんが苦手だ。
口で言う分にはいいが、目で見るとまぎらわしいことこの上ない。
いつも一瞬読めずに固まる。一呼吸おいてもまちがったりする。
同じクラスに谷藤と藤谷がそろったことがある。
当人同士はふざけた奴だと罵りあっていたものが、
教師が友近、生徒が近友というのは端から見てもふざけていた。
あー、でも、植田君はいたが、田植君はいなかった。あたりまえか。
部署がちがっていたのでついに顔を合わせることはなかったが、
タイムカードだけは毎日のように見ていた松村君だか村松君だかのことを、
ふと思い出してしまったのだった。
こんな思い出し方をされて、松村君だか村松君だかもきっと本意ではないだろう。