2008年06月29日(日)

■ なんだその名前はと日本人としてまず言いたい。

先週のように終日家にこもっていると必ず後悔することになるので、
今日は土砂降りのなか、心を奮い立たせて川崎まで。
「ぐるりのこと。」を観、その5分後に「ジュノ」。
2本割引とかあってもいいんじゃないかと思う。

「ぐるりのこと。」。
この演技でどれだけ木村多江が賞をもらおうとぼくは全然驚かない。
というか、もらって当然、総ナメ当然、独占当然。
彼女が泣き出したとき、館内の空気が一変したのを確かに感じた。
ただ、それと映画全編としての評価はまた別で、
ぼくはこの作品を繰り返し観たいとは思わない。
リリー・フランキー演じる夫に、かなりイライイラが募った。

「ジュノ」。
あくまでも主人公と同世代、あるいはほんの数年前までそうだった、
というような人が楽しむ映画なんじゃないかと思う。
エレン・ペイジがキュートであることに異存はないが、
ラストにふたりで弾き語りする曲に唖然。
全部おんなじメロディーやん。サビないやん。なんやの、これ。

でもって、きっと観に行ってしまうだろう、
観ずにはいられないカミングスーン。
「百万円と苦虫女」、「たみおのしあわせ」。
前者、蒼井優。後者、岩松了監督、オダギリジョー、麻生久美子。うう。

「ヒーローズ」、第1シーズンを観終える。
ヤマガト工業とかアンドウマサハシとか、
なんだその名前はと日本人としてまず言いたい。
そして、ハイチ人といえばそれだけでイメージできる風貌が
アメリカ人にはあるらしいということを学んだ。
あとはやっぱりクレアでしょう。にやにや。


My追加?

    2008年06月28日(土)

■ 一眼レフの片手撮りはやめましょう。

CMで流れるジッタリン・ジンの「夏祭り」が嫌いだ。
音痴ではないというだけで、なんの情感も感じ取ることができない。
つたなくてもホワイトベリーに軍配を上げたいところである。

黒木メイサのCM曲がせからしかー。
おいちゃんはああいうのダメだ。聴き疲れする。
まー、若者しかターゲットにしてないか、あれは。

などという一方で、
キリンのCMにオフスプリングが使われたのにはうほほーだ。
なぜそこで終わる。もっと長いの作れといいたい。

 ☆彡

肩に違和感を覚えて、マダムが勤める整形外科で診てもらった。
そこで問題。診断結果は次のどれ。

1 肩こり
2 テニス肩
3 四十肩
4 五十肩

重いカメラは両手で支えような。


My追加?

    2008年06月23日(月)

■ その名を聞いただけで、今もにやにやしてしまう。

6月の日記はこれでやっと2回め。
というか、たった2度書いて6月はたぶん終わり。
ダメじゃん。
というわけで、恒例のその後に観た映画。

「幸せになるための27のドレス」。
これまた邦題のいけてない映画。こんなのが今年は多い。というか、毎年。
「27」にこだわる必要なんか全然ない。「28番目のドレス」でかまわない。
物語は途中、後味の悪い復讐になってしまったのがやや興醒めながら、
主演女優、キャサリン・ハイグルは悪くなかった。
どこかで見た顔だなぁと思って調べたら、あらま、「ロズウェル」のイザベルだった。
そういえば、シリ・アップルビーが「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」に出ていたことは
どこかで話題になったりしていたのだろうか。

「アフタースクール」。
「いやー、騙された」とか「なにを書いてもネタバレになってしまう」とか、
映画評、あるいは感想としてそんなことばかり喧伝されているのがちょっと気にくわない。
大泉洋の決め台詞にばかり賛意が多いのもまた。
いや、ぼくもあれは正論だとは思う。むしろそちらに立つ者だ。
でも、だからといって、佐々木蔵之介の言っていることが間違いだとも思えない。
あれは正しい正しくないではなく、多数派か少数派かのちがいでしかないような気がするのだ。
手放しであれが正しいと思える人には、文句なしに楽しい映画だったのだろうと思う。
ぼくか? ぼくは、堺雅人と佐々木蔵之介と常盤貴子が好きだ。だから観た。

「ザ・マジックアワー」。
「有頂天ホテル」がひたすら寒くほとんど笑えなかったぼくも、これには笑った。
デラ富樫。その名を聞いただけで、今もにやにやしてしまう。

DVDは「ローマ」と「ヒーローズ」オンリー。
これを完結させないことには、ぼかぁ先に進めない。


My追加?

    2008年06月05日(木)

■ どうしたってチャ・テヒョンに見えてしまう。

マダムも観たいという「アフタースクール」は、彼女の都合で先送り。
夏物バッグとレインブーツが欲しいと彼女が言えば、もちろんそちらが優先される。
ぼくはひとりで綾瀬はるか。というか、「僕の彼女はサイボーグ」。

時系列の整合性のなさが指摘されていたりもするが、そ、そうかぁ?
入れ子になったタイムトラベルの都度未来が書き換わって、
そいで、えっと、パラレルワールドが出現しているわけだから、
別に矛盾しているわけではなかったと思うのだが。
ただ、まぁ、こじつけ感は否めない。
ハマるべきところにすべてハマッて、あぁ気持ちいい、なんてことにはなったりしない。
そもそも、なんで生身の人間がサイボーグの記憶を受け継ぐのよ。逆ならわかるが。

でも、それってたぶん枝葉末節。
ここは「綾瀬はるか、かわえ〜」と惚れ惚れするのがきっと正しい鑑賞法。
なに、この見事なサイボーグっぽさ。
そして小出恵介はといえば、どうしたってチャ・テヒョンに見えてしまうわけで。

ついでだから書いてしまうが、
日曜ドラマの「猟奇的」はひどい出来ですな。
別タイトルを冠した別ドラマにすべきでソ?

というわけで、その夜に見た夢。
無人島でサイボーグ綾瀬はるかとサバイバルしているワタシ。
ああ、そうさ。ここんとこ読んでいるのは桐野夏生の「東京島」さ。
読み終えてしまうのが惜しくて、毎日ちびちび進めているのさ。
それにしても、なんだこの子供みたいな夢の見方は。

この後は「27のドレス」とか「マジックアワー」とか。
「世界で一番美しい夜」はやってるとこ少なすぎ。
「少林少女」は……もうええやろ(笑)。
初の年間40本ペースになっております。


My追加?

  目次とか 前回とか次回とか 掲示板とか