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貴方がいるからじゃなくて 誰かがいるからじゃなくて
湧き上がる 言葉があるから 私は書く
聞こえてくる 音があるから 私は書く
この胸一つに 抱え続けるには 大きすぎるから
貴方がそこにいる それは知ってるけど
これは 貴方の為じゃないの それは知っていて
これは 私の為 もしかしたら 私の祈りかもしれない
湧き上がり 聞こえてくる 想いと音を こうして カタチにしていく
今、 この掌にある 自由
今、 この掌にある 祈り
想いと音 どこからやってくるのかは判らない だって、いつも彼らは傍にいるから 私が生まれた その時から
地に在りて 木に在りて 水に在りて 火に在りて 空に在りて 鋼に在りて
語りかければ それは 喋りだす
触れれば それは 温もりをかえす
たそあらんや
一人じゃない だけど 一人
見えないはずの表情が 語りだす
我助くは 我のみにて
そ在りしは その為に
ただ、 そこにいてくれる その温もりが うれしい
貴方は貴方の為にいる 私は私の為にいる だけど、隣にある温もり その直向な体温が 私にはうれしい
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