早いもので、今年も今日で終わり。
嫌われ松子の一生の映画版をDVDで観た。 映像美と音、中谷美紀の渾身の演技に見入ってこんな時間になってしまった。 ミュージカルが入ってきたり、明るいタッチで暗くならないようにしてるが ・・・救えない。だめだ、泣いて泣いて泣きまくってしまった。
ゴミ屋敷の住人やガキに殺されるホームレス。 こういう人たちも転落するまでは普通の人だったんだろう。 何かの弾みで道を踏み外し・・・ありえない、とは言い切れない。
また、ドラマでは会社の人にすすめられて観始めた のだめカンタービレに思いのほかはまって、いや玉木宏にはまった。 シュテキシュテキ千秋様〜♪だ。 終わってしまってすごく悲しい。
それはそうと、来年の豊富。 来年は無理をしない年にしたい。
年を重ねるごとに真実を知り臆病になっていった。 人が怖い。
そんなことではダメだ、 本来の自分を取り戻そうと明るく振る舞うほど苦しかった。 社交的な人を見ると落ち込んで、こんなんじゃダメだと落ち込んで・・・
でも、もう分かったんだ。苦手なことは避ければいい。 わざわざ近づいて胸をえぐる輩がいても傷つくのはバカらしい。 哀れんでおけばいいさ。
来年は無理をしない。 まぁ、このところを割と安定した日々を送っている。 ここの更新が激減してるのがその証拠だ。
もちろん小さな傷はある。 傷つきやすくてどうにもならない。 些細なことで傷つく。
例えば、社交的でくるりのコンプレックスの原因となってるKさんは 完璧主義で、他人にも完璧を求める。その彼女と一緒に役員をやっている。
交代で朝の当番があり、寒くなったせいかつい寝坊して 彼女が当番の日、送り出しに遅れてインターホンを押されてしまうことがあった。 ちなみに今年初めてのことだった。
後でごめんメールを送ったら、寒くなってきたから みんな遅れないようにって回覧まわさない?と返ってきた。 かなり憂鬱になった。
回覧で思い出したが、回覧はKさんから始まりくるりが最終。 毎回、回ってきた?とメールが来る。どこかで止まってたら 別の班にもまわさなきゃいけないのに・・・と彼女は焦りだす。 そして、どこで止まってるか一軒一軒探す羽目になる。 すぐまわすお宅に伺った時は気のせいかもしれないけど 不思議そうな態度をされてかなり憂鬱になった。 好きで探してるんじゃないのに・・・。
会社でもそうだ、新しい人。どんどん近づいてくる人は怖い。 近づいてこなくても新しい人はやっぱり怖い。 古株ばっかなら気を使わなくていいのに。
無理をしない。作り笑いで他人行儀。それでいいじゃないか。 どうせ今までいい人ぶった偽善者だったんだ。自分は。 いい人の振りは廃業だ。
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