徒然なるままに…
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ふたつ上の先輩、ひとつ上の先輩と3人で共同研究をしていて、 今、その研究を学会発表に応募するためにまとめる作業をしている。 ファーストオーサーの私が土台を作って、それを他の2人に修正してもらうという形で。
2人ともすごい人なんだけど、特にひとつ上の先輩がすごい。 今回はこの人の底力を見た気がする。 ちょっと衝撃的なすごさだった。 私はこんなすごい人と共同研究していたのかと改めて実感した。 私も研究者としてのプロ意識を持って研究してるけど(それでお給料もらってるんだし)、 悔しいことに、同じ分野ではこの人には適わない。
今年度の予算もようやく使い切ったし、あとは締め切り(2つ)だけ。
締め切り前なのでオリンピックなんて見る余裕ないんだけど、少し前に 男子フィギュアのジョニー・ウィアーの演技を見ていて、ゾクッときた。 あの妖艶さと美しさは、、、一瞬、これはテレビで放送しても良いのか?と思うくらい。 見てはいけないものを見てしまった感覚。
糸井重里が以下のように書いていた。
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ぼくの、いま現在のいちばんの興味は、 男子フィギュアのジョニー・ウィアー選手です。 芸術の定義そのものがそこにいた、という感じです。 メダルだ、得点だ、観客だ、国だ‥‥どれも、 この人には関係ないよ、という印象に見えました。 やむにやまれぬ表現欲みたいなものを、 他の誰でもないじぶん自身に捧げている。 つくづく、そういうふうに見えました。 (ほぼ日刊イトイ新聞「今日のダーリン」(2月20日)より)
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そう、ジョニー・ウィアーは別次元なんだ。 他のスケーターと同じものさしの上ではかるなんて、おこがましく思える。 というよりも、そもそもそんなことはどだい無理な話なのだ。
お風呂に浸かりながら茂木健一郎の文章を読んでいて思った。 彼の言う「クオリア」は、「スキーマ」と同じなんじゃないか? クオリアの説明を読めば読むほど、スキーマと同じことを言っているように思えてくる。 なぜわざわざ別の名前を付けるのか。解せないなぁ。
月末までのあと1週間が、2月で一番忙しい。 締め切りが2つ。
最近、頼まれた原稿の校正やら自分の研究やらに追われている。 でも、ありがたいことに非常に充実した日々。
昨日は飲み会だったんだけど、お酒が飲めて、(私が)気を遣わなくて良い人、 という基準で誘う人を選んだということもあり、久しぶりにとても楽しい飲み会だった。 大好きな人と美味しいものを食べてお酒が飲めるって、なんて楽しいんだ。
最近はプライベートでもプライベート以外でも、研究の話ばかりしている。 私は研究(仕事?)とプライベートを分けることができないし、そもそも分けるつもりも毛頭ない。 研究は私の人生そのものだから。 私の研究には、私の性格、生き方が反映されている。 だから私の研究のことを理解してくれる人じゃないと、深い付き合いなんてできないと思う。 (現に今までがそうだった。)
さて、今回の相手とはどうなることやら。
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