じゆうなまいにち

2004年01月07日(水) 線路脇

彼女はすでに泣いていた。

停めた二台の自転車の横で彼が抱きしめなだめていた。

娘と若い父は散歩をしながら線路脇を歩いていた。

娘は今年やっと幼稚園の年長にあがるのだ。

若い父は高校生ぐらいの抱き合う二人を見て娘も

ああなるのだろうかと思い、

でもあの日彼女を抱きしめなっかたらと

この娘は生まれていなっかたかもとも思うのだった。


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kokopelli [MAIL]

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