かならずおまけがついてくる。

なかみはわからずかんたより。

きらいなおまけがあたったならば

おかしはたべないにどとかわない。

それが決まりというものです。

都心のバス。

中にはたくさんの老人。

どこへ行くのだろう。

なんか老人だけの秘密の会がありはしないのか。

秘密は６５歳以上にならないと教えてもらえない、とか。

いや、バスは国立競技場の前に。

シニアのスポーツ大会か。

2000年の時代、小学生は履かない。

恥ずかしいらしい。

横からチンチンが見えそうだからなのか、

履いてる者がいないからなのか、

単に恥ずかしいだけなのか。

だから生足は青っチョロイ。弱そうだ。

オゾン層もいまは薄いからなあ。

西洋人と亜細亜人。
気になる二人、
都バスのなか。

日本語なのにかみあわない会話。

おさかな天国が流行っているのはなぜなのか？

日本人はさかなが好きだからでしょ。いえさかなの名前はいえません。じゃ子供が

すきなメロディだから？いえ童謡なんかききません。

平行線はどこまでもゆく。

あなどりがたし、下町。

なぜか住宅地の路地に商店街。

家と家の間には猫の道。

町が時間に追い越されている。

住んだら感じないんだろうな、当たり前の風景だから。

ちかずく開幕、静かな都心。

最大の街で試合のないメジャースポーツ。

三十代後半からはボールパークはベースボール。

はじまればそれなりに盛り上がる、のか？

通りには一軒のとこやと二軒のびよういんがあり

四月の半ばまでは向かいは

生鮮安売りスーパーだった。

最近スーパーはなくなり後には

チェーンのヘアーサロンが開店した。

三軒の店内には店主の姿だけ。

むかしは海だった場所。

いまは働く人が行き交う場所。

埋め立てられた海岸線。

なぎさの音は地下鉄の発車ベル。

としを経る。

体力がなくなる。筋力がよわくなる。

食欲が減る。

睡眠が短くなる。なんとなくだるーいかんじ。

目が悪くなる。

耳が遠くなる。

トイレが近くなる・・・。

やたら目に付く薬屋の前に出ているのぼり。

”オードムーゲあります。”

意味不明の謎の薬品。

何の薬？毛はえ薬？強壮剤の一種？

それ以外の説明のないのぼりって・・・。

知ってる人は知っているってことか。


　　　　　　　　　　　　　　　　答え：スキンケア用品って。

エルパソのダイナー でランチをたのんだ。

三十分待っても出てこない。

相手はラテン語だが英語で抗議。

でラテン訛りでかえってきた言葉が

“イッツアめきしかんたいむ”(メキシコの時間じゃ当然なんだ)

なんか納得。

でもおなかはすいたまま。

電車で扉付近に立つ大きな鞄を持つひと。

思うに中に想像してはいけないものが入っていると考えたりする。

中に殺したばかりの子供。

中に猫の乾燥した干物。

中に沢山の使用済みの注射器。

中に、中に、考えるのはよそう。

旅行帰りのおみやげがいっぱいつまっているだけだろうから。

日本の食卓に上がるもので食べられないものはない。

が飲めないものはある。

味噌汁。

あの味がたまらない。

しょっぱいうえに食べたもの全部を味噌汁あじにしてしまう。

味噌はいい。味噌なりの主張だから。

汁になるとどうしたらあんな誇示をするものになるのだろう、

嫌い。

十九になるまで飲んだことがなかった。
匂いはいいがあの色。
どうして醤油みたいなんだろう。
あんまりだ。
牛乳をいれれば泥水。
しかし、今は無くてはならないもの。
カフェイン命。