【三志塾】 塾長yoneの授業日記

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2007年12月28日(金) 小5のかわいいブーイング

朝から中3特講2日目。

今日は、午前中に数学2コマと午後の数学2コマを担当。
入試の過去問から選んだ「方程式の利用」や「規則性の問題」を中心に
問題演習と解説を4時間半繰り返す。

昨日の国語とは違い、
なかなか思うように解けない問題もあり、朝からかなり重い雰囲気。
さらに、昼食後はお腹がいっぱいになって眠気とも闘わなければならず、
生徒たちは悪戦苦闘・・・。

少し気分転換に笑い話も交えながら解説を続け、
どうにかこうにか数学4コマは乗り切ってくれた。

このあと私の担当ではないが、まだ理科が2コマ残っている。
中3生諸君!あと2時間がんばって。


夕方は小5の国語。
漢字のまとめテストpart2からスタート。
今回、実力を知るためにわざと出題範囲外の漢字を何個か入れたのだが、
テストが始まってすぐに子どもたちが、

「あれ?こんな漢字、今日の範囲にあったかなぁ〜?」
「勉強してきた中になかったよ〜」
「なかった、なかった」
「先生、ずる〜い、ずる〜い」

と口々に言い出し、子どもたちから可愛いブーイング。

そこですかさず、

「いやー、よく勉強してるねぇ。よく勉強してるからこそ、
 この漢字が今日の範囲になかったことがわかるんだね。
 君たちが試験範囲をきちんと勉強していることがこれでよくわかった。
 いや〜、さすが小5クラスはスゴいなぁ。ハハハハ・・・」

と、訳のわからない言い訳。

とんだ冷や汗ものになってしまった。
これからはちゃんと範囲内から出すから許してね。


過去の今日・・・
2006年12月28日(木) 頑張れ中3生!
2005年12月28日(水) あと3日



2007年12月27日(木) 中3特講始まる

毎冬恒例の中3入試対策特別講座が始まる。
単元別に入試によく出る問題をピックアップし、
その問題演習と解説を通して、中学3年間の総復習をするという内容。
朝10時から夜6時20分まで70分授業×6コマ、
各自お昼のお弁当持参。

今日初日は、
午前中2コマと午後2コマが国語、夕方2コマが社会。

毎年、午前中は元気で張り切っていても、
夕方には疲れが出てきて「もうダメぇ〜」という表情をする生徒が多いが、
今年の中3生は、夕方になっても疲れた様子も見せずにがんばっている。
そんな彼らを見ているとこちらもいつも以上に気合いが入る。


過去の今日・・・
2004年12月27日(月) 喉、痛い〜



2007年12月25日(火) 中2クラス、調子いい

今日から冬の強化学習。
どの学年も学習時間が普段よりも長くなる。

昼は小5の国語。
今日は、漢字テストからスタート。
前半は「随筆」のまとめ。
後半は、言葉の学習で「二字熟語の組み立て」。


夕方は小6の算数。
前半は、比の応用編3回目で、
「比」と「和差算」などを組み合わせた問題を解説。
かなり複雑な問題も登場して、子どもたちからは質問の連発。
何度も何度もヒントと解説を繰り返すと、
子どもたちは頭を抱えながらも、
途中で投げ出さずに最後まで考えてくれていた。
授業後半は、2学期の復習。


夜は、中2の数学で「円周角の定理」の単元テストから。
結構複雑な問題も数問入れたにもかかわらず、
100点をとった生徒がかなりいた。
単元テストは、80点以上を合格点としているが、
不合格になった生徒は数名だけ。それも惜しくも70点で・・・。

中2生、最近よく勉強するようになった。感心、感心。

単元テストのあとは、新しい単元「平行四辺形」に入る。
平行四辺形の定義や定理(性質)、それを利用した証明問題を解説。
平行四辺形の性質を利用した証明問題と言っても、
以前に学習した「三角形の合同条件」を使う問題が多く、
ちょうど2学期の復習をやりながら進んだ形になった。

毎年、図形の証明問題を苦手とする生徒が多いが、
今年の中2は、意外と(と言うと生徒たちに悪いが)よく出来ている。
ぜひこの調子でがんばっていってほしい。


過去の今日・・・
2006年12月25日(月) カレーパンにカレー醤油



2007年12月19日(水) もっともっと質問に来て

今日は個別懇談会の予約がないので、
夕方までは1月に入れる新年度生募集チラシの印刷。

夕方、小5の国語。
随筆の読み取り最終回。
文章内容はよく読み取ってくれるのだが、
主題などをその文章中の言葉を使って自分でまとめる問題は正解率が低い。
分かっているのだがうまくまとめられない。
文章表現力がまだまだ力不足のようだ。
冬の学習で少しでも慣れてくれればいいのだが・・・。

夜は中3の英語で、中学3年間の復習とまとめの2回目。
今日は特に「代名詞」についてまとめ学習をした。

「one〜, the other…」「one〜, others…」
「one〜, another…」「some〜, others…」などの使い分けが難しそう。

慣れればそうでもないのだが、
それぞれの違いを理解してもらうのに結構時間がかかった。
・・・で、その違い、分かってくれたかな?
次の英語の時にもう一度確認してみることにしよう。


ところで、
最近ようやく中3生以外で質問に来てくれる生徒が増えてきた。
特に、中2生が、早めに塾に来て聞いてくれたり、
授業後に残って聞いてくれたりするようになった。

今年の中2生は全体的におとなしい生徒が多く、
分からないところを自分から持ってきて聞くという生徒は少なかった。
それが今月に入ってからよく質問に来るようになった。

どういう心境の変化なのか?

先月から、模試で高校を登録して合格判定を出すようになったことや、
授業の中で「年が明けたらいよいよ受験生だ!」と発破をかけたことが
影響しているのだろうか・・・。

いずれにしても自ら質問に来てくれるようになったのはいい事。
そういう積極的な学習姿勢と地道な努力で学力が伸びる。

中2に限らず、みんなもっともっと質問しに来てほしい。


過去の今日・・・
2002年12月19日(木) 冬期講習会へGO!
2000年12月19日(火) 平気で殴れるか!?



2007年12月18日(火) 子どもたちと一緒に学べる楽しみ

冬の個別懇談会も今日を入れてあと3日間。
今日は3名の保護者の方と懇談。

夕方の授業までに少し時間があったので、
1月に入れる新聞折込チラシの印刷を始める。

夕方は小5の算数。
前回に引き続き、百分率や歩合を使った「割合」の問題を中心に学習。
後半は、「帯グラフ・円グラフと割合」を学習する。

夜は中1の数学。
こちらも前回に続いて「平面図形」の学習。
比較的やさしい内容なのでスムーズに進むことができた。

昨日の日記に書くのを忘れたが、
先日体験授業に参加してくれた中1の男の子が入塾してくれた。
体験の時、落ち着いていて優しい感じの子でとても好印象だったので、
ぜひ入塾してほしいと思っていた。
1月から授業に参加してくれるとのこと。
一緒に学習できることを今から楽しみにしている。

いま在籍している塾生一人一人が入塾してくれた時もそうだったが、
子どもたちとの新しい出会いというのはワクワクする。
しかも、これから同じ目標に向かって
その子たちと一緒にがんばっていくんだと思うだけで
1日1日がとても充実してくる。

この仕事を選んで本当に良かったと思う。


過去の今日・・・
2001年12月18日(火) 風邪に気をつけてね



2007年12月17日(月) 終了時間を勘違い

今日も昼から夕方までは個別懇談会。

入塾してくれてから順調に成績が伸びている小学生のお母さんとの
和やかな懇談からスタート。
折れ線グラフで表したその子の春からの成績推移はきれいな右肩上がり。
模擬テストを受けるたびに成績を伸ばし、
入塾当初と比べると10ポイントも成績(偏差値)を上げてくれている。
そのグラフと各教科の単元別の理解度を表す一覧を示しながら、
これからの学習指導について説明する。


夕方は小6の算数。
比の応用編2回目で、
「連比」や「比の和」「比の差」を利用した文章題を中心に学習。
前回よりは慣れた様子で手際よく解く子が多くなった。
この調子でいけば来週は「比」の仕上げができそう。

夜は、中2の数学で「円周角の定理」最終回。
「円周角の定理」と「円と接線の定理」などを組み合わせて、
様々な角度を求める練習をしてこの単元の説明は終了。
次回、この単元の確認テストを行うことにする。

ところで、いつもと同じ時刻に、

「はい、今日はここまで。忘れ物がないよう気をつけて帰りましょう」

と、授業終了を告げると、
いつもは机の上のものをサーッと片づけて帰り支度をする生徒たちが、
なぜかそろそろと鞄の中にテキストやノートを入れながら、
怪訝な顔をして私を見ている・・・。

「ん?・・・何かあるぞ、これは」

教室の扉を開けて廊下に出ようとしたときようやく気がついた。
中2は先週から授業時間が30分延長されているということを・・・。
慌てて教室に戻り授業を再開。

完全に時間を勘違いしていた。
習慣ってこわい・・・。


過去の今日・・・



2007年12月11日(火) 新年度生 入塾予約受付開始

今日から新年度生の入塾予約受付を始める。

新聞の折込広告を入れたので、
それを見てくださった方から問い合わせの電話が入る。
夕方までに6件の問い合わせがあり、
体験授業への参加を予約してくださった。

お問い合わせいただいた皆様、ありがとうございました。
体験授業でお会いできるのを楽しみにしています。


さて、今日も昼から夕方までは個別懇談会。
今日は結構長くお話ししたので、やや時間オーバーで終了。
夕食を食べる時間がなくなり、
コンビニで買ったおむすびをほうばりながら授業の準備をする。

夕方は、小5の算数で「割合」の第2回目。
百分率や歩合を使った割合の問題を練習する。
今年の5年生は比較的スムーズにこの単元をこなしてくれるので、
例年よりも進むスピードが早い。
今日も予定より早く進んだので、時間調整のため、
6年生で習う内容をふくんだ割合の解き方を説明する。

夜は、中1の数学。
前半は、冬の復習強化学習で「方程式の利用」の2回目。
速さに関する応用問題に挑戦してもらう。
問題の設定に“ひっかけ”があり、
それにまんまと引っかかる生徒が多かった。
もう少し丁寧に問題文を読んで、
どのような関係の等式を作ればよいのかを正しく判断することが大事。
冬の特別講座でもその点をしっかりと復習しなければならないようだ。

後半は、新しい単元「平面図形」に入る。
「直線・線分・半直線」の違いや、
「△ABC」「∠ABC」「AB=2BC」などの表記のしかたなど、
ごく簡単な内容を学習する。


過去の今日・・・



2007年12月07日(金) ひつたん

小学5年生クラスは、
どの子も活発で学習に対してとても積極的。
間違いを恐れず、いろんな問題に果敢にチャレンジしてくれる。

活発で積極的であるがゆえに、
このクラスでは、毎回様々な “迷解答” “珍解答” が登場し、
私を笑わせてくれる。

今日の国語でもなかなかスゴい “迷解答” が登場した。


(問い) 次の下線部の漢字の読みを書きなさい。

   筆舌につくしがたい」


この「筆舌」の読み、
「ひつぜつ」と正解した子は、たった1人の男の子だけ。
他の子たちは「ひつした」やら「ふでした」と書いている。

しかし、「ひつした」「ふでした」と間違ったのは、まだマシ。

中に、「ひつたん」と書いている子がいる。


   「ひつたん」??


「ひつ」は分かるが、「たん」とは一体・・・?
そこで、その子にたずねてみたところ、

「だって、焼肉屋で『塩タン』っていうのがあって、・・・」

と、その子が私に真剣に説明し始めた。


・・・なるほど、分かった!


「塩タン」、つまり塩味の牛タン。牛タンと言えば牛の舌の部分。

「牛の舌」=「牛タン」 よって、「舌」=「タン」。


何という豊かな想像力!
もちろん間違いではあるけれど、
目のつけどころの鋭さには驚かされ、思わず感心してしまった。


   「筆舌」は、「ひつタン」と読む。


私の塾にまた新たな伝説が加わった(笑)



*ちなみに、ご存知の方も多いとは思いますが、
 「タン」は、英語で「舌」を意味する tongue の音に由来しているそうですね。


過去の今日・・・
2000年12月07日(木) 体調不良
1999年12月07日(火) 個人懇談会



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