徒然草日記...至都

 

 

スノー・ブランド - 2002年01月31日(木)

雪印が「また」問題を起こした。
また、というのは
関西近郊で爆発的に発生した食中毒の記憶が未だ新しいからだ。
しかも再び事は同じ関西で起こったのだから事はますます重大だ。

現在の経営陣は前回の事件後刷新されたはずだが
謀らずも?同じ失態を演じてしまった。
ブランドのイメージ失墜は免れ様もない。

個人的にはこれが消費者の一方的な不買行為に繋がりそうな事が心配だ。

今回の事件でも、会社の一部がしでかした事は許されざることだが、
その末端の小売業者(例えば牛乳屋)などには
前回同様何ら責任は無いはずだ。
彼らはそれぞれの場で懸命に今日も働いているにも関わらず、
今回も彼らの生活は大きく脅かされる可能性がある。

せめて自分は一方的な加害者にはならない様にしたい。



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HN考 - 2002年01月30日(水)

此の日記を始めるにあたってHNをどうするか?は結構難問だった。
本音を吐く場所として始めたので某所で使っているHNは避けたかった。
とはいえ全く別人を名乗るのも何だか気が引ける。
で、結局はお気にいりの漫画の登場人物からとった。
もう一つのHNの漢字バージョンという処か。

書いている内容は堅いモノ柔らかいモノ個人的なモノと多岐に渡っている。
しかし読むヒトが読めば同一人物と容易に判明するだろう。
今回この日記を始めることは敢えてネット仲間にはふせてある。
秘密にするつもりもないが公にするつもりもない。
少なからず現時点では。

かなり辛口の処もあるので
偶然誰かが見て気が付けばそれもまたよし程度の気持ちだ。
内緒にしたことで却って誤解が生まれるのだけが唯一の心配だが
まあ恐らくはそんなに大層な事にはならないだろう。

元々頭が堅くて真面目かつ辛口な論客が持ち味なんだし。
事なかれ主義ではいられない損な性分だ。


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人権という権利、知るという権利 - 2002年01月29日(火)

日本では人権が語られているようで
実はきちんと語られていないように感じる。
例えば犯罪が起こった後の加害者と被害者の人権については
必ずしも同じ扱いを受けているとは到底思えない。
特に加害者が未成年であった場合には其の差は甚だしい。

加害者は未成年だというだけで実名も年齢も顔も住所も生活環境も
全てが公にさらされることはない。
一方被害者の方は未成年、成年に関わらず
実名、年齢、顔、住所、そして周囲の家族までを巻き込んで
不特定多数の人間の前に時には興味本位でさらされる。

「知る」という権利、報道の権利という建前の元に。

未成年とは何だろう?
年齢が満たない、年端もいかず、という年齢だろうか?
少年とは何だろう?
最近、力だけがついて頭でっかちになっている
愚かな怪物が増加しているように思えて空恐ろしい感じがする。



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一時的熱中症 - 2002年01月28日(月)

その時は非常に注目して騒ぐけれどもいつでも一瞬の事ですぐに忘れる。
今、あの時の薬害エイズ患者様のその後について
興味本位ではなく知ろうとしている人達が実際にどの程度いるのだろうか?

薬害エイズは大変ミゼラブルなことで、起こってはならないことだったが
あの時、あの場で、製薬会社の責任者を土下座させたという事実だけに
満足してしまってもいいのだろうか?
本当に大切なのは、不幸にもエイズに罹患してしまった彼らの生活を
偏見なく援助・支援することではないだろうか?

彼らのその後の健康状態をきちんと把握し経過観察を続けている
真面目な医療従事者の存在及び業績はマスコミなどでは黙殺されている。
今は興味が薄い、話題性に欠けるということなのだろうか?
一時的な騒ぎなど彼らは望んではいなかったはずだ。
それよりも、
事実を事実として受け止めて
此れからどうするのかが大切であり
何よりも彼らの存在自体を忘れてしまっては意味がない。

のど元過ぎれば熱さ忘れるは日本人の特性なのか?



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ヘア・スタイル - 2002年01月27日(日)

頭髪の形をヘア・スタイルというらしい。
幼少の頃から興味が無くいつもだいたい原則的には同じである。
昔から床屋が苦手である。
従ってあまりマメに行かなくても済む形にしてある。
前回が12月15日であるから予想では次回は来月でいいはずである。
しかし、先日家人から雄鳥のような頭と云われてしまった。。。
早く感じるのだが仕方がない。
せめて雌鳥程度と云われるくらいにしてこよう。
正直気が重い。


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雪の日 - 2002年01月26日(土)

関東では今夜夜更け過ぎから雪だという予想である。
昨年の1月第4週末も大雪だった。一昨年は晴天だったが。
何でこんな事を鮮明に覚えているのかというと
此れには個人的な思い入れがあるからだ。

一昨年の12月24日(よりによってクリスマス・イブ)に
私を振った相手との初デートが一昨年の1月末の土曜日なのだ。
新宿の呑屋をはしごしただけだが。この日は星空だった。

で、その別れた相手も含めた共通の友達宅にその他の友達数人と泊まりがけの宴会をしたのが昨年の1月第4週末なのである。
別れて1ヶ月足らずというので事の次第を知り(自棄酒付きあい有り)
企画した友達夫妻は相手の方は省略しようかと云ってくれたのだが
そう言う気の使われ方が何だからしくないような気がして
男らしくきっぱり断ったのだ。
結果、お互い気詰まりな感じで全くまともに口をきかないという
何とも風変わりな一夜になってしまった。

あれから足掛け3年になるが未だにまともに会話が成立していない。
友達に戻って欲しい。の言葉が真実ならそろそろ大人になって欲しいと
こんな雪の晩にはしみじみと思う。




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免疫学個人授業 - 2002年01月25日(金)

新潮文庫から出ている南伸坊の「免疫学個人授業」という本を読んだ。
免疫学の権威多田富雄先生との対談を通して素人向けに書かれた
免疫学への入門書といったところだろうか。
背表紙には「最先端の研究をやさしく楽しく勉強できる」とある。

免疫学を少しかじった程度の知識を持って読んだ感想は
前半楽勝、中盤ふむふむ、後半???、である。

此の本の本文は多田先生の講義を聞いた伸坊氏が
其の内容を咀嚼して自身の言葉で書き換えたものである。

では伸坊氏の書き方が分かりにくく多田先生の講義がわかりやすいのか?
というと、どうもそうではないらしい。
何故かというと巻末に文庫判おまけの講義と題した多田先生の文章が掲載されているが、此れが結構判りづらいのだ。
簡単に説明しているようでいて禅問答のようなイメージなのだ。
それとも簡単に説明しようとして
却ってそうでない処に入り込んでしまっているのだろうか。


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ネット経費総括 - 2002年01月24日(木)

今年も2月15日が近づいてきた。確定申告の季節である。
いつもは憂鬱な気分になるが今年はやっと解放されたので御気楽である。
それは、さておき。

一昨年の12月14日、我が家にISDNがやってきた。
此れが自宅でのインターネットライフの始まりであった。
フレッツやテレホなどの選択肢があったが結局ただ繋いだだけとした。
所謂普通料金での使用としたのである。

実際の処どのくらい使用するのかも不明なのに
ただいたずらに毎月の規定料金を支払うのが何となく嫌だったからだ。
所謂BBSへの書き込みはするがチャットはしない。
ネットニュースも拾い読み程度では
おそらく大した額にはならないだろうと考えたのだ。

で、今年は確定申告こそしないが此の時期なので昨年度収支決算を出した。
肝心の電話代は、此れがなんと三万円しか増加していないのである。
此れはフレッツやテレホの契約料金の総額よりも遥かに安い。
自分の選択に誤りが無かったことに今独りほくそ笑んでいる。





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酒を嗜む - 2002年01月23日(水)

アルコール成分を含んだ飲料全般を酒と定義すると
酒は嗜む程度に好きである。
酒を飲む機会はいろいろあるが
私的な宴席に留まらず公的な宴席への出席も
それほど苦にならない程度の嗜みである。

正月、飛騨高山に出かけたが此処でも酒を楽しめた。
地酒は久寿玉、蓬莱、白弓鶴といずれも振る舞い酒で楽しんだ。
麦酒は銀河高原ビールというのがあり風呂上がりに最適だった。
雪見には熱燗の向きもあろうがあえて生姜がピリリと効いた甘酒とした。
ゆったりと漂う宵にはホテルのクラシックなバーで
カクテルやモルトなどの洋酒も楽しむことができた。

真の酒飲みなら肴は塩でというのだろうが、無論それも好きだが、
一方で甘党でもあり餡に麦酒が普段の御好みのスタイルなので
今回も良く甘味である高山名物の駄菓子を試した。
きな粉と黒糖で造られたげんこつ飴が特に美味かった。

酒量はたかがしれているのだが夕餉にワイン1本程度がほろ酔い気分。

補;ワインの蘊蓄はまた後日。


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冬のスポーツ - 2002年01月22日(火)

冬期限定スポーツというと一般的には何を思い浮かべる人が多いだろうか?
スキー、スノボ、スケート、ラグビー辺りかな。
個人的なイチ押しはラグビーである。

そのラグビーも今季残すところ僅かになってしまった。寂しい。
高校・大学・社会人の全国大会は各々それなりの意味があって
プレーの質に差はあれど観戦していて楽しい。

一方シーズン最後に行われている日本選手権だが
此れは近年いただけないものに変わりつつある。
学生と社会人の差がいつの間にという程違いすぎるからだ。
平成の時代になってから接戦を演じられたことさえないというのは
ラグビー・ファンとしてはかなり寂しい。
勝負とはちょっと違った処の楽しみ方さえ失われつつあるようだ。

しかしその中でも今年の早稲田はちと違う処を魅せてくれた。
結果は2トライしか取れずにトヨタに完敗となったが
戦術を工夫して体力差を埋めようとした試みは高く評価できる。

こういう試合を展開してくれれば実力差のあるチーム間の戦いにも
違った楽しさができてよいと思う。

例えば全日本対オールブラックスなどの世界強豪との戦いにも活かされると考えているのだがいかがなものだろうか。

付;冬のスポーツ代表として掲げたラグビーW杯予選が
来る6月ひっそりと行われる予定である。





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言葉のあそび - 2002年01月21日(月)

通勤時間に思考したことを忘れないうちに書き留めておこう。
と始めたが、其の途端異様に多忙となった。

多忙は疲労を生み疲労を上手に披露できないと
疲労が蓄積して膿んでしまう。
膿んだ疲労が更に蓄積すると過労になってしまうのだろうか。

などと言葉で遊んでしまいたくなる位に多忙な日々継続中。
しかも残業手当も出ず出世もしないのに責任ばかりが重くなる。
とは云うものの現状以上の出世は希望していないのだが
周囲はそうは思っていない様で困ったものだ。

過労にストレスが加わると。。。。。
思考がオフのようだ。頭の中が白くなってしまった。

意識が途絶えたり行動が突然止まったりしてしまうのを
オンオフ現象という(一部嘘)




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今年の運 - 2002年01月20日(日)

先週の今頃は小山にいた。
佐野厄除け大師に初詣に行くためである。

初詣という言葉が意味する処の常識的な線は明らかでないが
個人的には「1月中に詣でる寺社仏閣全て」をさす。
ということで13日にも初詣である。

実は今年の正月は飛騨高山で過ごしているのだが
此の時ホテル内の神社と街中の春野天満宮の計2回初詣をしている。

みくじは運試しと考えているので毎回必ず引く。
高山では1回目が「吉」2回目が「末吉」であった。
で、佐野では2回引いたが連続で「凶」であった。

此れをだんだん悪くなると後ろ向きに考えることも可能だが
今年の厄は全て払われたと考えた。

ということで今年は実力・努力勝負の年である。と自負している。


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始める。ということ - 2002年01月19日(土)

毎日の通勤時間、身体はきついけれど頭の中は結構暇である。
で、此れが結構様々なことを思考する時間になる。
紙に書いて残す事→日記を書く。と言う行為自体は現在までも行ってきた。
いわば習性に近いものがある。
また文章を書く。という行為も好きである。
しかしそれはあくまで個人の中だけの問題であって
此れを公開することなど考えもしなかった。
公開したからといって、すぐに環境がどうなるものでもなかろうが
とりあえず始めてみようと思う。





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管理者という職業 - 2002年01月18日(金)

実社会でもスポーツでも架空空間にでも管理者というのは常に存在する。
では管理者の役割とは何であろうか?存在意義と言い換えても良い。
管理者は常にわき役で有るべきというのが私の持論だ。

人は往々にして主役で有りたがる。
ほとんど全ての人が自分の人生では主役であろうとするし、
場合によっては他人の人生の上でも主役であろうとすることさえある。
主役は常に自分が中心であるから通常は周囲が良く見えていない事が多い。
おまけに自己中心主義が極まれると、ますますその事実に気づかない。
そして周囲を巻き込み、時によっては悲劇や喜劇を引き起こす事もある。

自分の会社或は属する世界に主役ばかりが居たらどうなるだろう?
常に混乱が存在しまとまりが無く
何か一つの事さえ遂行することが困難となるであろう。

で、わき役に徹する所謂管理者の存在が必要になってくる。
彼らは端から物事を見つめていて周囲の状況を良く見極め判断する。
混乱を無くし秩序を取り戻し或る決められた物事を遂行しようと管理する。

此れは或る社会が成り立つうえで必要不可欠な重要な存在であると思う。
しかし彼らは優れていれば優れているほど往々にして疎まれ煙たがられる。
それを損な役回りなどと思わずいられる事が管理者に必要な資質であろう。


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