『たけぐせの随・弐』

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2004年02月25日(水) 『踊る』

まわりの、
すべてつくられた、
そんなものに踊らされ。

嫌いて、
すべて拒否をした、
そんな自分に踊らされ。


滑稽な程踊らされるなら、
無骨であろうと自ら踊る。


2004年02月23日(月) 『そのまま』

接するには出鱈目で。




真剣に

なれないのならやめてくれ。

いつまでも

そのままならばそのままで、

他にいってやってくれ。


2004年02月19日(木) 『甘ちゃんの願い。』

優しみをこの胸に。

その胸に。

甘ちゃんの願い。



叶うも

叶わざるも

甘ちゃんの切なる願い。


2004年02月12日(木) 『削ってみろ。』追記

削ってみろ。
削れるものは
削ってみろ。

削りすぎ、穴があき、詰まらなくなり。






ならばそこから、

詰めてみろ。20040204.


2004年02月09日(月) 「描写雑話」

「この静かな朝がいつまでつづくんだろう・・・。こんなことを
考えているうちに、頭の中が澄んできた。風景が目の前にあり、
日常は自分の背後にあった。風景の目の前で日常は捨象され、風
とか樹木とか複眼のような空とか、そんなものだけが確実性をと
もなって迫ってきた。風や樹木や空は個人的妥当の限界を越えて
そこにあった。生もなく滅もなかった。」
                  立原正秋『夏の光』より


山や海など「自然」を目の前にして
思わず感嘆の声というか唸りを発っしてしまう。
そして、その美しさとか絶対的存在感を
言葉で表そうと思っても何も出てきやしない。
みなさんも経験があることでしょう。

「自然」などに対した時や至福の時の、
『言葉にならない』って、結構気持ちいいものだったりする。
そこが「妥当の限界を越えている」というところなのか。
「生もなく滅もなかった」。
TAKE解釈として、「なにやらどうやら、いい感じ」(笑)

たぶん作者の意図する所とは見当も違うのでしょうが、
『言葉にならない』状況の時、
目の前にそれがあり、それの前に自分がいる。
ただそれだけのことになっているのでしょうね。
脳ミソなんて働いてない。なにやらどうやら、な。

以上、雑話。


2004年02月06日(金) 「所作雑話」

『乱す事勿れ、その所作を。

 同じことをするのであっても、
 男と女のそれは違う。』




女性の「くわえタバコ」を見て思いました。
あれは見るに耐えない・・・

と、電車やバスでの化粧。
美しくなろうとしてるその姿を、
そこらでさらけだしているのは、
皮肉にも、美しくない。

もちろん、かく言うわたしが
清廉潔白品行方正であるとも言いませんが。

ただ、「くわえタバコ」を見て、
男と女は違うのだな、と実感したので
書いてみました。

ちなみにもうひとつ書いておきますが
わたしは男女が平等でなくていいと思ってます。

男は男であれば良く。
女は女であれば良く。
男と女が一様であったなら、つまらんしね。

そのお互いの所作が魅力ある。



っつーことで、



『乱す事勿れ、その所作を。

 同じことをするのであっても、
 男と女のそれは違う。』


2004年02月04日(水) 『削ってみろ。』

削ってみろ。

削れるものは

削ってみろ。


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