ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

6月22日「Zepp名古屋」 - 2005年06月23日(木)

22日Zepp名古屋公演行って来た。
皆様の各地レポを聞いてる毎に、YOSHII LOVINSON TOUR2005の
進化ぶりへの期待がどうにもこうにも抑え切れなくなって、
急遽参戦を決めた。お友達の知り合いの方にチケットを譲って頂けて感謝。
ホテルにチェックインしてから会場に向かったのだが、
体力温存の為「あやなみ線」を使ったが、待ち時間が長くて
会場へ着くのが遅くなって仕舞って後悔。
ずっと逢いたいと思ってた憧れの方々に逢えて感激&感激。
皆さん、本当に優しくて素敵な方ばっかりだ。
親しくさせて頂いているメル友さんにも再会出来て良かった。
彼女には、チケットを活用して貰えて感謝。
皆さんとグッズ販売待ちの時にお話出来て嬉しかったです。
ありがとう!
LIVE後すぐ逢えると思ってたけれど人混みの中お会い出来ずに
とても残念だった。自分は未だ携帯を使い慣れてないので、
お逢いしたかった方と連絡をつけられずに後悔。
多分割りと近くに居た筈なのに実に残念だ。
恥ずかしながら画像を送って置いた方に、Live後見つけて声を掛けて頂けて、
本当に有難かった。私がネットを始めた頃から大好きでずっと
見させて貰っていたTHE YELLOW MONKEYファンサイトの管理人さんだ。
HPも休止期間を経て新たに開かれたので、とても嬉しいしこれからがとても
楽しみだ。
そして、新潟に続いて今回も非常に世話になった友人に感謝。
チケットを譲って下さった可愛い彼女に引き合わせて貰えたのも友人のお陰だ。
名古屋の食事&夜景を見ながらのまったりした楽しい時間をありがとう。
さて肝心のライブ。
ドリンクバーやコインロッカーに目もくれず会場に入ると、
わっエマ前が開いてる!
端っことは言え、最前列だ。新潟でもうあれ以上の近さで見られる事は
無いだろうと思っていたのに、今日は目の前に何も遮る物なくロビンを見られる。
LIVE始まっちゃえば押されるだろうって思ってたけれど、全然大丈夫だった。
真ん中の方は混んでたけれど、端は割合空いていたように思う。
あんなにも快適にLIVEを楽しめるとはビックリだった。
さて青木さんの「LIVEの諸注意」の後に、いよいよメンバー登場。
ロビンはピンクのシャツに黒のスラックス。
新潟と同じ?銀色のキラキラしたスニーカー。
エマさんは、とても斬新な柄のシャツ。
一曲目「PHOENIX 」の音が鳴り出して、アドレナリンが大噴出する。
格好イイね〜。“ヒョーヒョーヒョー”魂が鳴いてるんだ。
新潟と曲順は同じだけれど、どの曲もメンバーの演奏もYOSHIIの歌も
ステージングも進化している。
ステージに蹲るような姿勢から飛翔していくようなYOSHIIの動き、
スキーヤーに為ったり、黒馬が後ろ足を蹴り上げる仕草や、
あと他にも色々怪しげな妖しい動きをしていた。
LIVE後お逢いした方もTHE YELLOW MONKEY時代を彷彿と
させるものがあったと言っておられた。
同感である。ワイヤレスマイクになっていたのも大きいだろう。
心配していた声は、所々低くして歌う箇所もあったけれど、
それほど気に為らなかった。私が辛そうに感じたのはアンコールの時だけだった。
ちょうどツアーは折り返し地点。どうぞ頑張ってケアして下さい。
今回とても嬉しかったのは、バーニーさんとエマさんの
ギターの絡みの見せ場が多かった事だ。互いに見遣りながらギターを
掻き鳴らすシーンにゾクゾクした。
それを見ているYOSHIIが実に嬉しそうな表情で、エマのソロの時に
くるくる廻ったり、ひょうきんな表情をして見せたり、面白かった。
エマの笑顔が多かった。エマは声援を送っているとこっちを見てくれるので
本当に応援のし甲斐のある人だ。エマファンの気持ちが判る。
私は今回もちょっと身体をずらせば全員が見えるという位置だったので、
YOSHII、エマ、バーニー、根岸さん、金子君と次々見るのに忙しかった。
根岸さんとエマがアイコンタクトを取ってる場面も多かった気がする。
やっぱりエマは皆にモテルんだよね。
エマのギターソロの後、YOSHIIが嬉しそうにエマの頭を撫でたシーンもあった。
今回のメンバー紹介は実にあっさりしていて、金子くんが
「RIZEから来てくれた」、根岸さんが「元○○・・・聞き取れなかった」、
バーニーさんが「元スナイパー」、エマが「元キラーメイ」。
エマへの声援がもの凄く大きくて中々収まらずに、吉井が
「根岸さんがエマの事好きで今度テニスに行く約束してるそうです。
・・・んもう!」とか悔しがってて、そのあと直ぐに「エマは俺のなの〜!」と!
「MUDDY WATER 」のタメのところは、散々気を持たせて
大きな「ハクション」して結局は「入れ歯」。
アンコールで黄色のイノセントTシャツに着替えて現れて
「スティルアライヴ」が鳴り出した時、本当に鳥に為って
飛んで行っちゃったあの子にもこの歌が届いていると良いなあと思った。
このアレンジがとても心に沁みる。
「FOR ME NOW」では、イノセントTシャツの例のプリントを引っ張りながら
“そんなこと言う俺はまだ粗チンちゃんなんだ”て歌ってた気がする。
本編ラストの「FINAL COUNTDOWN」でピンクのシャツを脱いで鍛えた身体を
みせてくれたけど細くて白いねえ。見せびらかしたくなる気持ちも判るけど、
ツアー中あんまり食事制限しないで欲しい。無理せずしっかり食べて欲しいなあ。
最後にエマが前に出て来て長いソロを弾いた。
綺羅キラしてた。エマファンの友人は昇天しそうになってた。
YOSHIIも二度こちらへ来てくれた。
これ以上の幸運はないだろう。とにかく最前だというのに全く
圧される事もなく実に余裕で過ごせた。
こんなに美味しい思いをすると後が怖い。
どんどん貪欲になって、歯止めが利かない。
本当にLIVEというのは生きているんだよね。目が離せない。
私にとっての最終日は、7月4日だけれど、それが終わったら
自分はどうなって仕舞うのだろう。屍かもしれない。
生きる気力の源は、YOSHII LOVINSONのライブに違いない。
きっとまた早く生命の水=LIVEを注いでくれる事を願う。





COLUMN更新 - 2005年06月13日(月)

6月13日付けでYOSHII LOVINSONのコラムが更新された。
新潟初日のサウンドチェックで久しぶりにマイクの前に立った時、
吉井は『さんざん見慣れた目の前にシンメトリーに
広がる客席を見て、しばらく懺悔にも似た気持ちで、
5年も無視したことをあやまった。』のだという。
『この5年間、自分を応援してくれる色々な人達が、必死で
“吉井和哉”に心臓マッサージを続けてくれていたような気がする。』
のだと。

「懺悔」という言葉を使うところが非常に吉井らしいと思う。
この5年近くものLIVEステージからの不在の時間を吉井は、
身を切られ責めさいなまれているかのような痛みのごとき
罪の意識で捉えていたのだろう。
それでもあの初日新潟で、そして松山、広島、福岡と各会場で寄せられた
ファンの熱い声援と熱狂は、吉井にLIVEの現場へ再び戻って来れた
深い歓びと安堵をもたらしてくれたに違いない。
『とにかく自分を応援してくれたファン、スタッフ、全ての人に
本当に感謝している。』と吉井は言ってくれているけれど、
私達ファンからも、長い間吉井を支え続けてくれたスタッフの方々、
そして今YOSHII LOVINSONとしての音楽活動に関わる全ての方々に
お礼を言いたい。
ありがとうございます。心から感謝しています。
それにしても、吉井曰くエマさんがタイプで酔って口説き捲くってる
根岸さんに興味津々だ。
『根岸さんがエマに近寄るファンに嫉妬メラメラ』とか
書いてるけど、そこで一番嫉妬メラメラに為ってそうなのが
ロビン本人ぽいのが面白い。
仙台、札幌、北紀行どうぞ頑張って下さい!




2005.6.4.新潟フェイズ - 2005年06月06日(月)

LIVEレポを書くのが夢だった。
大袈裟に聞こえるだろうが、これが正直な気持ちだ。
THE YELLOW MONKEYを好きだと自覚してLIVEへ行きたいと思い始めて早9年目。
想い焦がれつつもあの怒涛のパンチドランカーツアーLIVEにさえ行けなかった
私が吉井の生歌を聴けたのは、夏のイベントを除けば2001年大阪ドームの
たった1回だけ、しかもあの時はあの「メカラウロコ8」をもって活動休止という
状況だったから、純粋にLIVEを楽しむというよりは様々な感傷で一杯になっていた。
だからこそ、この『YOSHII LOVINSON TOUR 2005 AT the WHITE ROOM』
新潟初日のLIVEに立ち会えた事は大きな喜びだった。
まずこの新潟LIVEへの旅を一緒に過ごせた友人に心から感謝する。
ホテルに荷物を置いて早速新潟フェイズへ行ってみる。
まだ早い時間だというのに開場前には既に大勢が並んでいた。
メル友さんに偶然出会えてラッキーだった。
あの人混みの中で巡り会えて共に語り合えたのも、大きな恵みを感じた。
グッズ販売の列に並び目当ての物を色々購入した。
各会場限定Tシャツが魅力的だ。パンフレットなど一部の商品は、
いずれHP上でも購入出来るようなので有り難い。
一旦ホテルに戻って荷物を置き、さていよいよ出陣だ。
整理番号100番ずつの列に並び、開場を待つ。
ついに列が動き出して100番までが入場した時大きな物音がして悲鳴が響いた。
あの時は肝が冷えた。あとで聞いたが入り口に殺到して何人か転倒したらしい。
大きな事故に為らなくて本当に良かった。
続いて私達の番が来た。最初に打ち合わせていた通り、エマ側右端を狙う。
友人は、最前をGET。私は、正面を見ればエマを斜めに向けば吉井という
私にとってはベストポジションをキープした。
ダンスリズムが流れる中、開演時間が刻々と迫っていった。
舞台監督が登場して、LIVEの注意を話してくれた。
「スタンディングLIVEの注意点の数々」慣れている人にとっては笑えるだろう事でも
初心者には重要な事だ。現に1200人の観客の中にはミュールやサンダルや
スタンディングLIVE向けにはちょっと心配な服装の人も見かけた。
舞台監督の最後の言葉「日本のロック史に残るライヴになると思います。」
この言葉が本当に頼もしくグッと来た。
そしてその言葉は、真実になった。
SEが止み、エマが正面に現れた。
黒の上下にラメ文字が入った襟ぐりの大きく開いたタンクトップ。
そして吉井が登場した。ピンクのサテンシャツと黒のスラックス。細い。
1曲目「PHOENIX 」
並んでいた時「20GO」の音が最初に漏れ聴こえていたものだから、こっちが
オープニングかと危ぶんだが、「PHOENIX 」が鳴り出して感動した。
この飛翔感は素晴らしい。これがLIVEの音なのか。
エマが正面でギターを弾いている。少しほっそりして髭がとても似合っていて、
とにかくエマがギターを奏でている姿を間近でみている事に胸を熱くした。
そして斜めに見やればマイクに向かう吉井の姿が。
4年半もブランクのあったステージだとは思えない。
最初表情も声も少し硬かったように感じたけれど、それも直ぐに消えた。
2曲目「欲望」でのうねりは凄かった。
会場全体のボルテージが一気に上がってエネルギーがステージ中央に渦を巻いて
暴発したようだった。
あれで「おとなしく見ていよう」なんて思ってた私にスイッチが入ったようだ。
3.「TALI」改めて良い曲だと実感した。LIVEでますますパワーを増していた。
4.「SIDE BY SIDE」LIVE映えのする曲だと思っていたが想像以上だ。
5.「WANTED AND SHEEP 」堪らなくセクシーだった。
6.「RAINBOW 」
7.「20 GO 」
8.「CALL ME 」
9.「BLACK COCK'S HORSE」
10.「MUDDY WATER 」
「っば」の前に「ちょっと待て。」と言ったあと
「黒い乳首が透けてるよ〜。」と汗で透けた乳首を指してたのが可笑しかった。
メンバー紹介のコーナーが圧巻だった。
まずドラムの金子君を「明日24歳になります。実は私の17歳の時の息子です。
不良息子で乳首を吸うのが大好きだそうです。」と金子君に投げKISSを送るも、
当の本人に「いらん」と拒否られてたのに笑わせて貰った。
ドラムセットはシンプルだけど、パワフルで良い感じのドラムだと思った。
次がベースの根岸さんで「ロンパリじゃないドンペリのコルクを抜こうとしたら、
彼が『俺が尻でコルクを受け止める』と言いやがりまして・・・
結局失敗しましたが・・・」と紹介。
根岸さんは、ステージ左側中央の奥まった場所だったけれど、
ドラムの直ぐ傍にいらっしゃって、ドラムとの息がビシッとあって要を締めて
おられたように感じた。頼もしいお方だ。
ギターのバーニーさんの紹介は、「僕が15の時静岡大学に見に行って・・・」
「ちんげが・・・ちんげ」ヤダなあもう。中学生どころか小学生みたいだわ。
「ちんげ」連呼ちゃって。でもそこが吉井さんらしくて微笑ましいのだけども。
重症だね(笑)
最後はエマちゃん。エマの歓声が凄まじかった。
途切れないエマへの熱い声に「甘やかすな。」「執行猶予中」
「世田谷から来たエマ」とか言ってたけど、何の事やら良く判らない(苦笑)
それでもエマの笑顔が見られたから良い。
「MC無しにしようと思ったのに」とか口走ってたけど、
「ライブ遣れて目茶滅茶嬉しいです!」と言ったその吉井の、
LIVEを楽しんでいる姿がこちらは最高に嬉しかった。
どこかで「俺も愛してるよ〜」と応えてた。
メンバー紹介で「こういう新しい友達と遣ってます。」と言って
「それでは友達の歌を」と奏で始めたのが「JUST A LITTLE DAY 」
吉井の38年、今まで辿って来た音楽の道、そしてこれから続いて行く音楽の道、
培って来た絆、新しく紡いで行く絆とか、そんな事を感じた。
本編最後は「FINAL COUNTDOWN 」LIVEに映える曲との想像以上に盛り上がった。
アンコール1曲目は「スティルアライヴ」。
好きな曲なので嬉しかった。アレンジが尚の事良かった。
これが聴けてラッキーだったのだけど、あとで気づいたけれど
「BLOWN UP CHILDREN」「HATE」「WHAT TIME」「SWEET CANDY RAIN」が
無かった。凄く残念だ。どこか他の会場で遣ったとしたらどうしよう。
2曲目「FOR ME NOW 」の後にラストは「トブヨウニ」。
この曲がここまで素晴らしいとは思ってなかった。
伸びやかで自由で新しい風が吹いて来るような力を貰える曲だった。
この曲を遣る前に
「ライブが出来て幸せです。もう20年くらいは遣りたいです。」と言ったけど、
一度は音楽を止めようとまで思い詰めた人が、ソロとして立ってもLIVEに
立ち向かうまで長い時間を必要とした人が、初ライブでこんなにLIVEを
楽しんでまだ20年も遣りたいと遣れそうな気がすると、
そうまで口に出来たという事に胸が一杯になった。
正にPHOENIX だ。LIVEの申し子吉井和哉は、
また進化した麗しい翼を携えて我々の前に舞い降りた。立ち会えて良かった。
始める前、事故だけが心配だった。
LIVE中何人か運び出されて行く人も見掛けたが大ごとになることも無く、
これは大成功と言えるのではなかろうか。
YOSHII LOVINSONツアーは、今軽やかに雄々しく飛翔した。
1ヶ月後のツアーの終わりにLIVEがどのように成熟したものに為っているか
楽しみだ。

LIVEの興奮冷めやらぬまま、とっても素敵な方々の打ち上げの会に
参加させて頂いた。
大勢のTHE YELLOW MONKEYファンの方とお話出来るのは初めてだったけれど、
優しく声を掛けて下さって感激した。
エマファンはエマファンの、ロビンファンはロビンファンならではの
LIVE感想だったのが実に興味深かった。
最高の夜をどうもありがとう!






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