黒猫のタンゴ♪

うちの母親には、黒猫がついているらしい・・・。

僕の実家は コンビニで、親父が店長です。
「ヤマザキデイリーストアー」です。「デイリーヤマザキ」ではありません。
「デイリーヤマザキ」に契約を更新すると、年中無休の24時間営業にしなく
てはいけなくなるのですが、うちの親には そこまでのパワーはなく、「デイ
リーストアー」の契約満期でコンビニは辞め、今月末から自分で休みを決め
られる「ヤマザキパンの店」みたいな感じに変えることになっています。

さて、冒頭の話に戻りますと、母親の実家は 鹿児島なんですが、母親が生
まれた時に、家に黒猫が居たそうです。
長生きして死んだそうですが、その後も 母の人生の転機になると、どこか
らともなく黒猫が現れるようになったそうです。
と言っても、幽霊じゃないですよ。別の猫です。
でも、それは決まって黒猫なんだそうです。

うちのコンビニは、今年で22年目になります。
僕が幼稚園の年長になると同時に、始まりました。
オープンして 7年目に一度改装をして、現在に至ります。
そのオープンした時も 改装をした時も、やっぱり黒猫がやって来ました。
僕も改装をした時に来た黒猫のことは覚えています。
お客さんから いつもエサをもらっっていました。
キャットフードの売上げがちょっとだけ のびました。
そして、近くにコンビニがどんどんできて来た頃にいなくなりました。

もうすぐ近くに ものすごい安売りをするスーパーができます。
その話を最初に聞いた時、「契約満期で辞めるか」という話も出ましたが、
商売が好きな親父は どうしても諦められず、「やらずに後悔するより
やって後悔しよう」ということで、今回の話が決まりました。

そして、なんと
今回も黒猫が現れました。

幸せを運んで来たに違いないと確信しつつ、新しい店のオープンを迎えます。
僕も手伝います。
皆様、是非お越し下さいませ。
2002年09月03日(火)

箕輪達昭な日々 / みの

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