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2004年07月01日(木) 日本でもロンドンでも

日本でもロンドンでも自分の部屋の窓から外を眺めるのが好き。

今日はね,風邪が強くてね、雲がすいすい流れているよ。
それを見ているだけで,私は贅沢だ、きっと。

6月はずいぶんのんびり過ごしたけど,
7月はまた旅再開。
でもどんな場所へ行っても空は変わらないから繋がっていると思うることが安心。

このさきもずっと上の方ばかりを見て、何かを見続けることが好きなんだと思う。
でも、先ばっかり、上ばっかり見て、周りの一番近い場所を見落とすことはしたくない。

思えば,私の周りの友人は空好き多し。
はっせもよく夕焼けを見て感動しちゃうんだよなんて柄にもないことさらりと言ってたもん。
あーー思い出しちゃった。ぷぷぷ。

普通だったら見逃してしまいそうなものや,風景や瞬間を大切にする人は,
誰も気づかない私のいいところを教えてくれることが多いよ。
ディスプレイをしていた頃社長はいつも
「望月を作った24年間を信じているから、望月が見てきたものを大切にしてものを作ればいい。」
と言い続けてくれたの。
その度にあるのかないのかわからない自分の才能を信じようって思ってた。

そういう一つタイミングで私のことを思ってくれる人に出会えるからここでこうやって生活していれるんだよね。

この2 3日はどどーんと落ちることまで落ちてみたらすっきりだ。
あとはきっと、のんびりあがるのみ。

抱えられるものが,その量が、私のキャパが、狭くてすぐはみ出て、そして疲れてしまうんだった。
こぼれ落ちて,拾いそびれて、初めて気づくんだった。
いつもいつもその繰り返しだったよ。
私の両手をどんなに大きく伸ばしても大きさなんてたかがしれてる。
これでしか支えきれないし,抱えきれなかったんだったよ。

夢と家族と友人と,ここで出会った好きな人たちと,この景色でいっぱいだった。
これでも多いほどだって感じてしまうほど。


nico |MAILHomePage

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