2008年01月26日(土) |
第一位!!!!!!!!!! |
レコードコレクターズ2月号で発表された『2007リイシュー・アルバム・ベスト10日本のロック部門』で、『遠藤賢司実況録音大全 第一巻 1968-1976』が第一位を獲得した。 この10枚組ボックス、不肖わたくしがプロデュースしたものであるが、現在は完売してしまい入手困難な状態。エンケンの大河の如く偉大な歴史、最初の9年間を未発表テープでまとめてある有り難い大箱だ。 名作アルバム『東京ワッショイ』の先行シングル「東京ワッショイ/不滅の男」がリリースされたのが78年11月。そこから丁度30年後に『第二巻』が出せたらよいかと思う・・・
今、書店で発売中の「dankaiパンチ」で何故か俺が、日吉ミミさんのインタビューをしているんだけど、大ヒット曲「男と女のお話」ってリアルタイムで昔から好きなんだよね。ミミさん、歌舞伎町で高級ラウンジ(クラブっていうのかな)を営んでいるんだが、歳を重ねても綺麗で上品な女性であった。因にマネージャーさんは、昔、ゴールデンハーフ・スペシャルを手掛けていたという(笑)
同じ号で伝説の女性ジャズシンガー、安田南を探す特集をしていて、赤田編集長らしい記事で栃内良さんが書いている。俺も資料を提供してたりはするのだが、安田南の消息はわからなかった。亡くなっているという噂は本当かもしれない。次号でも記事が出るので、それを待ちたい。 安田南はかっこいい女性、昔でいうトンでる女を地で行っているような人ではなかったか? 最近CDも復刻されているし、グルーヴィーな「アイアンサイド」の日本語盤シングルとかも出していて、今こそ再評価すべき歌手だと思う。
2008年01月24日(木) |
カルトGSは懐メロになるのか? |
17日にNHKホールで「BS永遠の音楽 グループサウンズ大全集」の収録があった。 オンエアは2月22日20:00〜22:00。 恒例の懐メロ番組だが、カルトGS色が今までで一番あるかと(笑) 「赤毛のメリー」とか聴いて「昔を思い出すなあ」っていう一般視聴者がいるのだろうか?(笑)
メニューは以下の通り。
1.青空のある限り 2.愛するアニタ 3.思い出の渚 …加瀬邦彦&ザ・ワイルドワンズ
4.キサナドゥーの伝説 5.君に会いたい …ザ・ジャガーズ
6.バラ色の雲 7.この花〜亜麻色の髪の乙女 …ヴィレッジ・シンガーズ
8.ダンシングセブンティーン 9.スワンの涙 …真木ひでと(オックス)
10.廃墟の鳩 11.花の首飾り …加橋かつみ(ザ・タイガース)
12.春の海 …井上宗孝とシャープ・ファイブ
13.ついておいで …シャープ・ホークス&エミー・ジャクソン、モト冬樹 14.遠い渚 …シャープ・ホークス&エミー・ジャクソン
15.何故? 16.あなたが欲しい …ザ・ハプニングス・フォー
17.長い髪の少女 18.モジョ・ワーキング 19.本牧ブルース …ザ・ゴールデン・カップス/サポート=スティーブ・フォックス、樋口晶之
20.トンネル天国 …瀬川洋(ザ・ダイナマイツ)/演奏=森園勝敏、上原裕ほか
21.太陽野郎 …黒沢 博、鈴木義之(バニーズ)
22.涙の太陽 …エミー・ジャクソン
23.赤毛のメリー …ザ・ガリバーズ
24.小さなスナック …今井 久、綿引則史(パープルシャドウズ)
25.スーパーGSメドレー..鳥塚しげき、植田芳暁、今井久、綿引則史、加橋かつみ、真木ひでと、岡本信、トメ北川 ・好きさ好きさ好きさ ・エメラルドの伝説 ・神様お願い ・君だけに愛を ・シーサイド・バウンド ・たどりついたらいつも雨ふり ・この手のひらに愛を ・いつまでもいつまでも ・あの時君は若かった ・バン・バン・バン
26.青い瞳 27.北国の二人 28.ブルー・シャトウ …ジャッキー吉川とブルー・コメッツ
2008年01月22日(火) |
俺ももらったロックンロールお年玉 |
いろいろとお騒がせしていましたが私的特大イベント「ロックンロールお年玉」、12日から13日までクラブチッタにご来場いただいた方々、ありがとうございました。悪天候にもかかわらず、満員御礼。関東在住の人だけでなく、全国から飛行機や新幹線、高速バスなどで来場してくれた人もたくさんいたとのこと。
今回のイベントはいつもの小企画と違い、俺もそうとうな時間や労力を使った、出演者側は誰一人ギャラや経費のことなど言わず本気で賛同し参加してくれた。本当に感謝しています。 俺は朝10時に会場入りして翌朝6時退出というハードなスケジュールで、さらに前日深夜まで阿佐ヶ谷にて映画「美代子阿佐ヶ谷気分」の脇役出演の撮影もあったので、寝不足でキツかったがステージも客席も楽屋裏も楽しくて長丁場のイベントじたいが短く感じたほど。 そして何よりもお客さんと出演者が最初から最後まで楽しんでくれたのが嬉しかった。第一部だけでも7時間以上もあったのに。
ロックンロールでもロックでもいいが、いい音楽がどうかってことである。 中央線某駅周辺に多そうな、ロックは練習しないとか、ドラッグをきめてるからロックだといった、本末転倒の美学(笑)みたいな音楽的でない人種にはわからないと思うが、子供の頃にラジオから流れて来て無性にグッと来たロックというのは、単純に音楽として良かったからである。フランス・ギャルもピストルズもエンケンもキッスも、最初はラジオで聴いて知ったものだよ(70年代の話)。 やっている人物が、ロックを標榜しようがしまいが、どこの国だろうが、どんな人種だろうが、年齢性別そのほかあまり関係ないわけ。 エンケンさんがいうように音楽は「好きか嫌いか、まあまあか」っていう。 「ロックンロールお年玉」は、そんな原点に帰って、自分なりにいいなって思う出演者、もちろんライブパフォーマンスも最高にご機嫌な人達を集めたのだ(田渕純に関してはオープニングに相応しいグルーヴ歌謡で濃厚な幕開けを演出してもらいたかった)。 まあ深夜の第二部は打ち上げ的パーティーでもあったので、ユルく、失態も一部あったが(笑)それはそれで夜中の乱痴気騒ぎということで。
年末に何万人も来る幕張のフェスに行く機会があったのだが、細かい規制と管理、金儲け丸出しのシステム、とてもじゃないがライブに来ているような感じがしなかった。 ディズニーランドって行ったことないけどこんなかんじなのでは?(笑) 遠賢さんがMCで「ディズニーランドが嫌いで、鬼太郎ランドを作ったらいい」って言ってたけど、同感。日本に作るなら鬼太郎ランドか手塚治虫ランドだよなあ。 巨大フェスに15000円とか払って、何万人も集まるのに、ライブハウスでどんなにいいバンドが2500円でやっても100人程度しか集まらないという状況に、漠然とした危機感を感じてしまうのだ。
これからも、微力ながらではあるが、自分みたいな人間が続けていけることをがんばって続けていかなくては、と思う次第である。
追記 フラカンがわざわざ「昔、サミー前田さんと一緒に仕事していた頃によくやっていた曲」と言って「堕天使ロック」をやってくれたのにも感激した。そういえば1月5日、フラカンの圭介君の再婚パーティーに出席。渋谷のライブハウスで、エンケン、ウルフルズ、コレクターズ、ピーズ、斉藤和義、倉持陽一、曽我部恵一らが次々と演奏するという豪華な宴であったのだ。
明けましておめでとうございます ってもう9日だ。 年末年始は忙しかったような。毎日、ライブ行ったり、騒いだり、昔の仲間と飲んだり、遠方にいったりもしてた。 さて、今年はどうなるのでしょうか? 近年、無意識に無責任な行動をとる人が多く、直接的だったり間接的だったり、迷惑をかけられることが多い。若者でも大人でも、そうゆう奴、増えてません? おめーら、マクドナルドの食い過ぎじゃねえのか? 調子悪くて当たり前? まあ、今年も負けないよう、なるべくポジティブに前向き、そしてタフに進んでいきたいと思う。
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