『アイオロス篇』単行本発売。……ンで、『エピG』は揃えていないにも拘らず、読み切りならば、と購入してしまった;;; いや、こーゆー外伝物だけ手を出すってこと、結構あったりして☆ とりあえず、『エピG』本伝の数年前──眩き翼背負いし、射手座の黄金聖闘士アイオロスの物語。故に、今(本伝の時代)は封印された物語でもある、と……。
勿論、聖闘士としてのアイオロスは凄まじい力を有し、異国の神の力さえも貫き、退けるほど。なるほど、最強の黄金聖闘士と謳われただけのことはある。 ンが、しかっし! その実体は、その素顔は、人としては──単なる兄馬鹿^^;;;(うちトコと大して変わらんじゃないかっ) 大笑いだ♪
にしても、同時期の『冥王神話』では射手座(先代だけど)がとんでもないことになっているとゆーに……あぁ、因みにシジフォスはギリシャ神話ではアイオロスの息子の一人で、アテナイ・スパルタにも伍したコリントスの祖。非常に巧智に長けた人物だが、悪くいえば、狡知で狡賢いと、両極端に評価が分かれる。 何せ、一度、何かで死んだ(!?)時なんか、神々だまくらかして、見事生き返ってしまったという。笑えるのはその際、死の神タナトスを引っかけて、簀巻きにして、大川にドボン……もとい、縛り上げて、タナトスが助けられるまで、そこらに転がしておいたという強者。一応、人間のはずなのに……つーか、タナトス、情けなさ過ぎるTT 尤も、報いは後に受けることとなるが。コリントス繁栄の基礎を築いたが、やがては人生の終焉を迎える。だが、嘗て、神々を欺いた廉で、地獄での罰を受ける。 『岩を丘の上に運び上げる』──但し、上げたはずの岩は意思を持っているかで、直ぐにまた転がり落ちてしまう。だから、シジフォスは延々と運び上げる作業を繰り返さねばならなかった。 『冥王神話』にて、苛むように繰り返される夢は、或いはこの神話から取られているのかもしれないなぁ。っとぉ! 今回は『エピG』の話のはずだったのに★
『アイオロス篇』には連載誌に付属していた『銀河百科事典』も収録。本伝は揃えていない輝としては結構、重宝しそう^^ しかし、惹句の『若き日のアイオリアも登場』って……若いというよりは幼きじゃないか? 大分、違うぞ。
『冥王神話』佳境佳境──蟹祭を経て、現在、山羊座&天馬座タッグが熱いかと思いきや、思わぬ展開に突入! 『世間』騒然!?
『射手座冥衣登場──シジフォス堕天?』 とりあえず、夢の中のことではあるが、現実のシジフォスは魂を傷付けられた上、夢界に囚われ、エンドレスの夢を見続けていた。 その果てに『サーシャ=アテナを聖域に連れてきたがために、聖戦が勃発した』のだと、『聖戦を引き起こしたのは自分』だとか、『そんな自分には聖闘士たる資格はない』と……アローンとサーシャの兄妹を引き離し、冥王と女神として戦わせることにもなった。 自責の念が、己を揺るがしてしまった、と。 勿論、冥王配下の夢の神の影響下にある夢だから、コントロールされているはずだが、魂そのものというのは、どんな人間でも弱さを曝け出しているのかもしれない。
そして、絶望に囚われたシジフォスは──……。
『世の中の声』は想像を超えていた展開だが、だからこそ、先が読めないし、面白い。 輝も、まぁ、色々と考えてしまうよ。うん。んがっ! 同時に何だか、途轍もなく複雑な心境なんだが;;; お気にキャラのブラック化は割りと同人では考え易いネタだし、輝も他作品で書いたことはある。つーか、実をいえば、『星矢』でも一応、『アイオリアのブラック化ネタ』もあったりする。アイオロス兄ちゃんの方は──考えたことないが。 でも、あくまでも同人──個人の空想妄想・お遊びに過ぎない。 ところが、それが公式作品(同人誌ではない商業誌掲載作品つー意味ね)で、よもやの射手座(先代)堕天とは……。
車田原作に於ける聖闘士冥闘士化は慟哭組(蟹魚もアニメではそのようだが、原作は今一よく判らん。嘆きの壁に普通に一緒に出てきたトコ見れば、やっぱ欺いていたのか?)は敢えて、冥衣を纏い、女神を裏切ったと示すよう、他の黄金聖闘士と戦った。極め付きのアテナ・エクスクラメーション!! とはいえ、それも全ては女神のため。冥王軍を欺くためだった。
ところが、今回の先代射手座は結論からいえば、『己が心に負けた』描写なのがかなり意外だ。ただ、流れとしてはありえるかなと思えなくもなかった。 冥王たるアローンに告げた思い『アテナ様の愛は常に我々にとって希望だ』──だからこそ、人として生まれ、育ったサーシャを聖域に招き、アテナとして奉じ、世界を守り、聖闘士として、模範たりえようともした。 ところが、夢の中とはいえ、いや、魂そのものに響くほどの夢で際限なく、そのアテナであるはずのサーシャ(勿論、当人ではない)に『聖戦を引き起こした』とか責められ続けたら、そりゃ、絶望もするかな? と……。 尤も、それをブラック化といっていいのかは少し違うかなとも思う。その辺は今後の展開と、現実世界でのシジフォスの行動によるかと。絶望によって、何を望むのか。何をしようとするのか。 『一人の人としての少女を犠牲にしなければ、守ることもできない世界ならば、消えてしまってもいい』とか? 理由付けは結構、難しそうだな。『絶望→?→冥闘士』であって、『絶望→冥闘士』直通はそれこそ、ありえないはずだから。
そして、何といっても、これは夢。現実のシジフォスは人馬宮で眠り続けている。つまり、問題はシジフォスの魂が絶望に囚われ、暗黒に堕ちたするなら、現実にも冥闘士として『目覚めて』しまうのか? ということ。それも十二宮で、しかも、直ぐ傍らにはシジフォスを目覚めさせるために、夢界に入ったサーシャも眠っているのだから!!
恐らく、次回辺りは大きなターニング・ポイントになる可能性もある。尤も、ここでまた、山羊座に戻る可能性も高いが……。そちらもかなり差し迫っているしね。 何にせよ、そうそうには予想がつかない展開となっている。これは毎週、チェックを怠らないようにしなければ! 絶対に見逃せないぞっ。 ……とはいえ、やっぱり複雑。何だか、胸の内がエラくモヤモヤする。何故に? と考えてみたところ──商業誌でのブラック化(便宜上こう呼んどく)云々は↑でも触れた通り。 では、商業誌だからって、何故? となると、同人と違って、桁違いな影響力があるから、だろうか。『射手座が堕ちた』が広く公式として、捉えられるわけで……。
つまるところ、輝は『射手座には高みにいて欲しかった』という感覚でいるらしい。散々、自分トコでは兄馬鹿やらせているが、それだって、一線を越えるものではない──つーより、一線を越えるはずがない理由が『兄馬鹿』だったりする。 だからか、アイオリアにはそーゆーネタがあるにはあっても、ロス兄ちゃんでは考えたこともなかったりするわけ★ この上、現代での縁の深さから、世間様の予想通り、獅子座、双子座(只今それどころではないが、一応山羊座も候補)などと、射手座の冥闘士シジフォスが激突! なんてな可能性も大いに高いわけで──読んでて辛くなる展開だけは勘弁して欲しいな。
あ、↑『射手座の冥闘士』なんて書いたが、正規の冥闘士は『魔星』持つ百八人のはず。 しかし、車田原作『冥王編』でも随分と登場したが、落命した聖闘士達が復活し、冥闘士に準ずる扱いになっている。そればかりか、生前の宿星持つ星座に通ずる『○○座の冥衣』まで纏っていた。 今回の初登場な先代射手座の纏う射手座の冥衣もまた同じく──聖衣と似通ったデザインではあるが、より鋭角的なラインであるのは車田時代と同じ。 しかし、この正規外冥衣って、元々あったものなんだろうか。今んトコ、先代射手座は夢の中のものだとしても、現代篇でシオンやサガが着けていた冥衣は現実のもの。だとしたら、『そういう可能性』に備えて、聖衣・鱗衣を模した聖闘士・海闘士用の冥衣を造っておいた、ってこと? ……だとしたら、当然、『獅子座の冥衣』とかもあるのかな?? 見てみたい気もするけど、多分、やっぱり複雑になると思うな。
しかし、複雑さは置いとくとしても、翼持てし聖衣及び冥衣は、やはりダントツに格好好いなぁ。獅子座は獅子形態では群を抜いていると思うが、聖衣形態では翼があるものには負ける、な。残念ながら^^;;;
一部、訂正──『ボウケンジャー』は『スーパー戦隊30周年作品』ではなく『第30作作品』だったと。いや、OPに『30th Anniversary』って出るから、てっきり^^
さて、そんな正義の?スーパー戦隊に対する敵の皆様方も超多彩。古代文明の大神官、竜人、忍者の集団──数ある『ネガティブ・シンジケート』の代表格として、入れ代わり立ち代わり、時には牽制しながら、時には協力してみせながら、プレシャスを巡り、ボウケンジャーと矛を交える。 そして、人類とは別の進化を辿った高等生命体の生き残りが加わり、更に混戦模様。敵が一つの『悪の組織』ではない、というところも上手い。牽制し、手を貸し、しかし、互いに利用しようとし、出し抜こうとしたり──物語に複雑さを与えている。 殆どが着ぐるみの中、素顔を晒しているのが忍者集団『ダーク・シャドー』の「風のシズカ」ちゃん☆ エラく可愛い。ちょいボケも入っているが、本当は相当に質が悪いのに──マジ、可愛い;;; 舌足らずな喋りで、バカっぽいのは演技? 普段は忍者ファッションだが、時々、OL姿になったりもする。むー。
そして! ネガティブ・シンジケートの一つ『ジャリュウ一族』の長リュウオーンが森田さん!! いや、普段は声だけなんだけど……遂に登場、人間体☆ 過去話だったけどね。いつもは『リュウオーンの声』と声ゾーン(他の着ぐるみ組も一緒)に出てくるのが、今回は『リュウオーン 森田順平』と、映像に合わせて、単独登場☆ 何とも感慨深い。 因みに人間体というのは元々、人間だった。……おっと、これ以上はネタバレやな。 色々あって、竜人と化したリュウオーン(二百年前にあの服装……???) 今後とも、ボウケンジャー、特にチーフとの関わりが楽しみ♪ また、人間体で御本人登場もあるはずだしね。
あぁ、そのチーフ『熱き冒険者』ボウケンレッド! 昨今には珍しい冷静沈着な強いリーダーシップのとれるレッドだったのに、何だか最近(っても、放送は二年前だが)すっかりネタ・キャラ、面白キャラ化している^^; まぁ、それもいいんだけど。チーフってば、絶妙過ぎる演技で♪ ある意味、ノリノリ。新参のシルバーに当時、男の子ファン掻っ攫われていたそうな^^ で、別方向から攻めてみたとか?(多分、違うな)
こうして、声追っかけしている森田さんだが、ジョーカーとジャードの声を使い分けているが、地声はどうやら、ジャードの方かな、と。より、使う機会が多い。特に俳優さんとしてはほぼ、こちらの声。乾先生も宗茂殿(『篤姫』の伊予宇和島藩主。独眼竜の末裔か? と思いきや、養子だった。ま、幕末になると、藩祖の血を確実に享け継いでいる家は減ってるよな。関係ないけど、別冊歴史読本『徳川三〇〇藩血族総覧』かなり古いけど、未だに重宝している^^ 新版出してくれないかな)も。 リウュオーン陛下も中々だが、大ヒットは『英雄HERO』の無名《ウーミン》ことジェット・リー(堤真一に見えて、仕方なかったが;;;) いやぁ、どこまでもクールな秦の役人かつ剣士──実は趙人の暗殺者。無茶苦茶、格好良かったぜいっ☆ ジャード声もピッタリだった。物語自体も面白いので、これは絶対オススメだよ^^
話飛ぶ飛ぶ。とにかくの『ボウケンジャー』 残り2/5──楽しみ楽しみ♪
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