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2002年01月28日(月) クロコダイルハンター

 昨日は語学学校時代の友人と電話した。 なんでもこれから彼はNYCへ行って某コンサル・ファームの面接を受けにいくらしい。 彼と同じ会社で働く事になるかも知れないのは喜ばしい事です。  

 それにしても昨日は色んな事を話したな。 日本について、アメリカに来た理由などなど。アメリカとは夢の国。 色々な人がいろんな目標を叶えに来る。 面白いものですね〜。

 俺は運よく希望する業界に入社する事ができたけど、これは本当にありがたい事です。 でもそこに至るまでに結構、俺なりに考えてそれなりの苦労はしてきたつもりさ。っても苦労と思ってやってないけどね。 俺は物事を勉強と思ってやるより、好きな事をやっていると思うようにしている。 そうすれば、勉強も勉強で無くなる。チョットした事だけど、なにげにこうゆう事が重要な気がする。

 で、今の俺の悩みはGMAT(大学院へ行く為のテスト)。 
就職決まったのに大学院に行くの? もういいでしょ? 働き出したらMBAなんていらないよ、といろんな人に言われるけどね。 行ってみたいのさMBA、どこのMBAかは秘密さ。 でも、なんで今更MBA?っていう疑問に答えるなら
 
 「ただ行きたいから」

これで駄目なんだろうか? 内の会社からMBA行って、その次何するの? 
MBAとって「役に立つ」人材になる????。 別に俺はMBAが役に立つとは思えない。確かに、適当に理由なんてつけようと思えば考えられるけど、実際問題、MBAが俺の目標を叶えるかと行ったら、それは疑問だね。
 
確かに以前某有名MBA校の公演に行った事がある。そのなかには有名な起業家と大学がセッションしていて「これからの大学の役割」かそんな題材で討論していた。

そこでコロンビア大の教授が言ったコロンビアの一番の売りはなんだと思いますか? 超一流の教授、最新鋭の設備、教科書・・・などなど。さてなんでしょう?

「それはコロンビアに集まってくる優秀な学生達です。」

こうコロンビアの教授は言っていたね。 要するに人脈ってやつだね。ただ教科書どうりの勉強をせずに、学んだ知識を通して今の世の中を見れば机上の学問はもう通用しないという事は気付いているはずだ。 今の世の中は残念ながらマニュアルがある時代ではない。 20世紀のマニュアルは捨てざるをえない。 そのマニュアルをシュレッダーにかけて、「新しいなにか?」が必用なのさ。 そのためにいろんな業界を経験している人たちと授業という時間を通して意見交換する。 これが敢えてつけるMBAに行来たい理由でもある。
 



2002年01月22日(火) ノ‐ルカップへの道(最後)

いつもこの日記を見に来てくださる方々ありがとうございます。
 最近色んな人がこの日記を見てくれているという事を改めて実感いたしました。
いつ更新するんだかしないんだか、それは俺の気まぐれ。
という訳で、ノ‐ルカップ最後です。

 やっとつきましたホイニングホース。ノ‐ルカップはここから30キロ北へ向かったところです。 それにしても電車、船を乗り継いでここまで来たのは良いけれど長い道のりでした。 ってまだ着いていなかったね。 ノ‐ルカップへ・…。

 ここからどうしよう。 バスは3時間先まで来ないし、タクシーは高い。
一緒に旅したユキさん、隆太郎君、竜介君とはもう長年の友人のようだ。 まだ会って3日しか経ってないのにさ。 旅って不思議だよ。 普段の生活だったら絶対にありえないからね。 まーこの旅人と一緒にいてタクシーなんてのはね。

だからヒッチハイクさ。 取り合えず2手に分れる。 俺は隆太郎君とだ。ユキさんと竜介君はもう先に行ってしまった。 でもさっきまで一緒にいて、透き通った湖の水を沸かして紅茶をのんでいた。 流石にここまで北へ来ると湖の水も飲めるんだ。 って大丈夫だと信じたいけどさ。 後から、変な病気になったなんて無い事を願うよ。

 でもヒッチハイク。 捕まらない。 猿岩石のマネをしてみたりはしたけれど
やっぱりテレビの様には行かないね。 先に行った二人は大丈夫だろうか。 
来ては過ぎ去って行く車に親指を立てては、過ぎ去られ、過ぎ去られ・・…。
 いつのまにか、町がなくなっていた。 もう見渡す限り岩と草と海。 そんな中を男二人が歩いていく。 ある意味、不思議な風景だ。 途中観光バスがとおり過ぎるが、運転手に「なにモンだ」という目でみられる。 それはそうだろう、 うまれて始めて半径10キロ以上、自分しかいない世界なんて体験した事ないからね。 自分たち以外だれもいない。 まー、そんなコンナしていてたら10キロくらい本当に歩いていたさ。2時間以上も歩けばそうもなるさ。 取り合えず10キロ歩いた先のYHで部屋をとり、荷物を置いた。 ここから日が暮れるっていっても白夜なのでくれる事はない。 9時くらいまで休んだね。 

 それからヒッチハイク再会。 でも捕まらず・・…。難しいね。現実は。
幸いにしてバスが一時間後に来る事という情報を旅人から得た。 このバスが最終らしい。 白夜の中バスを待つ。 気を抜くと蚊が大群でやってくる。 どこに行っても蚊って奴は邪魔なもんだよ。
 
 30分遅れでバスに乗る。 そこから1時間、ツンドラの大地をバスはひた走る。 トナカイの群れに遭遇したり、イヌイット(先住民)の集落を目撃したり感動的だ。 
 しばらくすると係員がバスの中に入ってきた、どうやら着いたようだの‐ルカップへ。 やっと・・…ながかったね。 思えば、気まぐれで決めてから1週間、途中で会った旅人と旅をする。 うーんこんな事,日本でいたら考えられなかったね。
 それにしても、ノ‐ルカップ。 キレ‐。 表現するなら三途の川。
 
生命が終わる場所って感じがしたよ。 でも、綺麗以外の言葉が見つからない。
これに比べれば、マンハッタンの夜景なんか豆電球だ。 自然って凄い。 限界がない。 無限。 人間の作るものなんて人間の想像を超えられないけど、自然は想像を超える。 無限。 この言葉しかないくらい綺麗だ。 来て良かった。

 俺はこの風景を一生忘れない。



2002年01月15日(火) 流石ですね。

 流石だね。 それでこそ君だよ。 君チェックしているね。 ごめんごめん。 でも君だけじゃないから、本当に。 俺の周りに

ずどーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。 

 と突っ走る方々がいらっしゃるからね。 まて、、、、、。という意味を含めて書かせてもらったよ。 けして君一人ではないのさ。  

 でも君の記事、マジで感動したよ。 すごいな〜と思う。 でも情熱が続く限り突っ走るのもいいと思うね。 

 っていうか、これ読んでいるだろう???? 面白い。 

 早く成功して帰ってきて、君の近所を案内してくれ。 俺の近所でもあるからね。 ブロードウェイしかしらないからね。 サンモールも飽きたよ。
なんか、面白いところないのかい????
  

 まっているよ。 
 

 



2002年01月13日(日) いやー、帰ってまいりました。

帰ってまいりました。 バッファローへ。 今回周った街、ラスベガス、L,A、ソルトレイクシティー、NYC,ワシントンDC。 本当はもっと周る予定だったけど、アメリカどこも同じという事に気がついたので予定より10日早く帰ってきました。

実を言うと、俺こんな事している場合ではないのでないかと不安になって帰って来ただけなんだ。 旅行中も本読んでたし、ラスベガスで松下幸之助の言葉に感動し、ロスでシックスシグマ、ブレイクシンキングの本を読んでいたら自分の将来が心配になってきた。 うーん、今は旅よりやるべき事がある。 いややらねばならぬ。 
 俺、1年半前に内定出したから同期に内定出しても同僚の1年後輩だからね、この差を埋める手を打っておかないとヤバイのさ。 だから、アメリカにいても大した成果は得られそうも無いので早く切り上げました。 あしからず。

でもこの旅、アメリカの偉大さがわかった気がする。 
「アメリカ、デカ過ぎ。」これが、率直な感想。 でも、良く言えば、マダマダ余裕がある。 それがこの国の強さの秘密の様な気がする。 

 この国は多民族国家。色んな人がいるし、またやってくる。 アメリカは全世界の人種がいる世界唯一の国。ロスはメキシコ人が大半を占めるし、ワシントンDCでは黒人が以上に多い。 それぞれの国々からアメリカに来るという事は日本人以上にチャレンジしている。 アメリカと日本で先進国のGDPの40%、全体世界の約30%を占めている事実を考えると、それ以外の国からこの国にやってくるという事は、能力的にも、金銭的にも、精神的にも「それなりの人」の様な気がする。 その中でも特に、優秀な人がこの国に帰化しアメリカ人として生きている。それがユダヤ人だったり、中国人だったり。 うーん、多民族国家。 また、それぞれの州、街で色んな人種がそれぞれの色を出している。 悪く言えば「いいかげん」でも良く言えば大らか。 
「誰かまたやってきても、また街どこかに作ればいいか」
位の大らかさ。 うーん、アメリカ、スゲ‐国。

後、半年。 いやー、最後です。最後。 ファイナルセメスター。 長いようで短い。 まー今学期の抱負。
「全てにケリをつけましょう、留学生活の全ての目標を達成しましょう。」
こんなところです。 俺の目標がどんな物だって? それは、また次回。 




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天風

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