白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で


2009年05月30日(土) ぐうたらな夜

今日は土曜日だと言うのに娘と2人。

夫は仕事上のトラブル対応のため休日出勤。夜は送別会。「夫もいないことだし、ここはあれこれ手抜きしよう」と思ったものの、結局普通に過ごしてしまった。いつもの時間に起きて掃除だの、食事の支度だの。結婚してからも娘がいない時は、夫がいないとスーパーのお惣菜を買って済ませたりしていたのだけれど、娘が離乳して食事を取るようになってからは、夫がいなくてもちゃんと食事を作るようになった。娘がもう少し大きくなって、なんでも食べられるようになったら、そういう手抜きも出来るんだろうなぁ……と思いつつ、南瓜を煮たり、味噌汁を作ったり、魚を焼いたりした。

午後6時に娘と食事をして、午後8時に娘を寝かせた後は魅惑の自由時間。いつもなら、娘が寝てから夫が帰宅して、なんとなくバタバタしてしまうのだけど、今日はそういう心配が無い。

久しぶりに「誰にはばかることなく自分の好きなことを出来る」という素敵なチャンスが巡ってきたと言うのに、何もする気になれなかった。前日までは「美味しい紅茶を入れて、友達に手紙を書いて、ちょっと縫物でもして……」と、あれこれ計画していたのだけど、グッタリと草臥れていてお茶を入れる気にもなれば、マグカップに豆乳をドパッっと入れてPCの前に座った。何をするでもなく、ダラダラとネットサーフィンなど。

時間があるのに「何もする気になれない」と言うのは情けないことだ。

そう言えばインフルエンザ騒動以降、何かと忙しかったり、気を使うことが多かったりして、草臥れ気味なのかもなぁ……と、ふと思った。バタバタしている時って、草臥れていること自体を忘れてしまったりするものだ。ふと気が緩んだ時に「あっ。そう言えば…」と言うノリで疲れが襲ってきたりする。

せっかくの自由時間を無為に過ごすのは勿体ない気がするけれど、こうやってぐうたら夜を過ごすのも、たまにはいいかなぁ……と思ったりする。貧乏性なのでついつい「何かしていないと勿体ない」と思ってしまうのだけど「何もしない」ってのも案外大事なことなのかも知れない。

そんな訳で今夜は、ひたすらにぐうたら過ごそうと思う。でもって夜更かしせずに早く寝よう。そして明日からまた頑張ろう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月29日(金) 小さなお洒落さん

娘は最近、自分が身に付ける物に対してこだわりを持つようになった。自分の気に入った服を出された時は「キャーッ」っと万歳をして喜ぶくせに、気に入らない服だと着せられてから不服そうな顔で、胸のあたりを引っ張ったりする。

娘の好きな物は「いかにも女の子好み」なデザイン。色で言うならピンクと赤。フリルとレースとリボンが好き。柄やワンポイントだと苺・お花・ハート・さくらんぼ・ウサギがお気に入り。服の好みを無理強いした事など1度も無いし、娘はまだお姫様に憧れるような歳ではない。(絵本はたくさん読んでいるけれど、小さい子向けの絵本にお姫様は登場しない)誰も教えないのに「いかにも女の子好み」な物が好きになるのって、どういう仕組みなんだろうなぁ……と、つくづく感心させられる。

子供の好みや興味の対象は、その時々で変わっていくので、娘の「可愛い服好き」がいつまで続くのかは分からないけれど、現時点では娘の方が私よりずっとお洒落さんだ。

それにしても最近の娘の成長には驚かされっぱなしだ。私も人並みに親馬鹿なので「娘、可愛いよ。可愛過ぎるよ」と身悶えしている訳だが、それ以上に娘が1個の人格を持った人間として成長しているのだ……ってことを、強く感じるようになった。娘の好きなもの。嫌いなもの。私が教えた事は1つも無い。

彼女がどんな人間に成長していくのかは母親である私にも皆目見当がつかない。ただ娘が「なりたい」と思うような人間になって欲しいとは思う。そして出来るだけ娘の希望を叶えてあげたい。

……と言っても、娘の気に入った服ばかり着せるのは無理な相談。今日は子育て先輩の友人から「おさがり」を貰ってきたところ。見るからに娘の好きじゃない服もあったけれど、これから夏にかけて洗い替えは多い方良いのだ。娘の好みも取り入れつつ、ここは1つ親の都合にも合わせてもらおうではないか……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月27日(水) うちルール

今日は公園でちょっと困ったことがあった。

インフルエンザ騒動も一段落したってことで、我が家も娘をスーパーへ連れて行くようになった。……と言っても特売日等の混雑する日は避けて、比較的空いている時間を狙って行くようにしている。今日は特売日前日の開店直後に入店してのお買い物。保冷バッグに買った物を入れて、その足で公園へ。久し振りに行く遠征先の公園だったので、娘は大はしゃぎ。曇り空の下、楽しく遊んだ。

午前10時過ぎから遊びはじめて、そろそろ撤収を…と考えはじめていた11時半。娘と同じ年の男の子の母親が、ベンチに座って子供にドーナツを食べさせはじめた。お昼ご飯前の娘は当然のようにドーナツに反応。「私も欲しい」とグズってしまった。その母親は「良かったらYちゃんも、どうぞ。一緒に食べよう」と言ってくれたのだけど、お昼ご飯を前にドーナツだなんて、正直言って迷惑なことこの上ない。「ありがとう。でも、おやつも食べてきてるし、もうすぐお昼ご飯だから今日は遠慮しとくね」と断って、グズる娘を自転車に乗せて大慌てで撤収した。

私は他人の子育てに口を挟めるほど立派な母親じゃないけれど「ピクニックでも無いのに公園でオヤツを食べさせる」って事と、「お昼ご飯前にオヤツを食べさせる」って事に心底面食らってしまった。非難するとか、しないとか言う以前に「そいうい事をするだなんて思ってもみなかった」って感じ。

無理やり連れて帰ってきたけれど、娘には可哀想なことをしたなぁ……と思う。お腹のすいた頃に、友達が目の前でオヤツを食べ始めたら、そりゃぁ娘だって欲しかっただろう。でも、うちにはうちのルールがある。よそのご家庭がどうしているかなんて関係ない。「うちはうち。よそはよそ」なのだ。

それにしても、これからはこう言う場面に遭遇することも増えてくるのだろうなぁ。親としての自分の考え方をしっかり持って対処していかねば。躾、躾と口やかましく言いたくは無いけれど、娘には最低ラインのルールは守らせたいと思っている。娘が成長するにつれ、こういったトラブルは増えてくるだろうけれど、適切に対処できる親でいたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月25日(月) 恐れることも大事だけれど

ここのところの新型インフルエンザ騒動は終息に向かいつつあると言うけれど、私の住んでいる地域では、いまだピリピリした空気が漂っている。

完璧にマスクをして、子供達を一歩たりとも家から出さないでいる親御さんと話をする機会があったのだけど「新型インフルエンザと言っても季節性のとものと変わらないのだし、実はそんなに心配していない」とのこと。それなのに、どうしてそこまで気を使うのかと言うと「我が子が学校で第一の患者になるのは嫌だから」とのこと。

新型インフルエンザに罹患した児童が出た学校では教師とPTAが徹夜で消毒作業をした……なんて話を耳にした。インフルエンザウィルスは、物に付着してそこから感染する可能性もあるとのことだが、インフルエンザウィルスが何か物に付着して生きていられるのはせいぜい1日か2日。学校を1週間も休校するのであれば、そこまでしなくても良いのになぁ……と思う。

学校の消毒もそうだけれど、インフルエンザ患者を診察した医師に診察を休止するよう保健所から通達があったりと、いちいち対応が過敏になり過ぎているような気がする。その結果、末端の市民も「新型インフルエンザになったら周囲からどんな扱いを受けるか……」とピリピリしてしまうのだ。周囲の話を聞いているとどうも新型インフルエンザに罹ることより、新型インフルエンザに罹ることで受ける不利益を恐れているように思える。

もっとも、そのことで皆が新型インフルエンザに罹らないよう注意するのであれば、それはある意味において感染予防として役立っているのだろうけれど、個人的には首をかしげざるを得ない。

方向性は違うけれど、ハンセン病患者の宿泊拒否事件のことをふと思い出してしまった。伝染病を恐れることは大切だけど、正しい知識を持って対処するのはもっと大切だと思うのだ。

そうは言うものの今回の騒動も「人の噂も七十五日」ではないけれど、時間が経つにつれて忘れ去られていくるのだろうなぁ。我が家には幼い娘がいることだし、油断することなく、しかし神経質にならない程度に予防していきたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月24日(日) 気晴らしピクニック

昨日は家族+実家の母とで大和民族公園へピクニックへ行ってきた。

インフルエンザ騒動でこの1週間は子供達が家に引き籠っていて、娘は外に出てもお友達がいないのでストレスを溜め込んでいた。私も娘のグズグズ率が高い物だから、なんとんく気持ちが荒み気味に。出掛けるといってもこの時期、人の多い場所には行きたくないので、なるべく人の少なそうな公園へ行くことに。

大和民族公園は吃驚するほど人が少なかった。古民家が復元されているゾーンはそりなりに人がいたのかも知れないけれど、私達家族がお弁当を広げた広場は、数家族がパラパラと散らばってお弁当を広げている程度。インフルエンザを心配することなく遊ぶことが出来た。緑が多く、とても気持ちの良い公園でお弁当を食べたり、シートの上でゴロリと横になったりしてのんびりした時間を過ごした。

それにしても娘の喜びっぷりは凄かった。車に乗っている時からノリノリで、公園でも全力で遊んでいたのに帰路の車中でもお昼寝をすることなくノリノリで起きていた。1週間の軟禁生活で、よほどエネルギーを溜め込んでいたのだろうなぁ。

「インフルエンザが流行っているのに小さい子を連れて外出なんて…」と言う人もいるけれど、昨日は外出して良かったと思う。身体の健康も大切だけど、心の健康だって大切なのだ。もちろん致死率の高い伝染病が流行ったら、そんな暢気な事は行っていられないのだけれど。

娘にとっても私にとっても良い気晴らしになった。来週から学校が再開するとのこと。気を抜いてはいけないけれど、これで少し騒ぎもおさまってくるんじゃないかなぁ……と思う。気晴らしをした事だし来週も頑張ろう…って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。

この木なんの木になる木。広場の真ん中にあった大きな木。絵心が無いのを残念に思った。









2009年05月22日(金) それなりに過ごす

インフルエンザ騒動のおかげで、ご町内は相変わらず静まり返っている。道を歩く人の姿はまばらで、外に出ても空気が重い。賑やかなのは、そこここの家から聞こえてくる兄弟喧嘩をする声。健康な子供が家に閉じ込められていたら、そりゃあストレスも溜まるだろうなぁ……と同情を禁じえない。

「人恋しい病」にかかってる娘のために、今日は午前も午後も自宅に娘のお友達を招いて遊んだ。なんだか鬱屈している子の親同士の助け合い運動のようだ。「うちの子も退屈してるから助かるわぁ」と言う訳。兄弟のいる子達は喧嘩をしながらでも、それなりに遊べる訳だが1人っ子の場合は外に出られないとなると「母親と2人きり」になってしまう。騒動が落ち着くまでは助け合い運動(?)を展開しつつ過ごそうと思う。

ストレスが溜まっているのは娘だけではなく私も同様。図書館が休みなので新鮮な活字が手に入らない。そうかと言って娘を連れて書店へ行ってのんびり買い物など出来るはずもなく。仕方がないので好きな本を再読して過ごすことに。本棚から三島由紀夫『仮面の告白』を引っ張りだしてきた。久しぶりに読むのだけれど、やはり面白い。

それにしても気分がクサクサするので今日は久しぶりにお菓子を作った。バナナのパウンドケーキなど。自分ち用と言うよりも、むしろプレゼント用。お隣さんが入手困難なマスクを調達してくれたので何かお礼をしたくて。斜め向かいに住む娘の遊び友達の3兄弟の宅にも持っていく。どちらの家も「子供達の気晴らしにいいわぁ」と喜んでくれた。大人も子供も甘い物でも食べて気晴らしをせねば。

今週はインフルエンザ騒動に振り回されているけれど、今日はそれなりに良い感じで過ごすことが出来たと思う。しかしながら週末はどうしたものかなぁ。夫の実家を訪ねるくらいしか思い浮かばないのだけど。せっかくの休日なのだから、それはそれとして楽しく過ごしたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月21日(木) 静か過ぎる町。

インフルエンザ騒動で町がひっそりと静まりかえっている。

一昨日まではマスクをつけて家の前でブラブラしている小学生の姿が見られたのだけど、教師の見回りが厳しくなり「家の前に出てもダメ。お友達の家に行ってもダメ」と言うお達しがあったらしく、外に出ても子供の声を聞かなくなった。公園にも見回りが来るらしくて、遊んでいる子は誰もいない。

いっそ、そうなってくると娘を外に連れ出しても大丈夫かな…と思うのだけど、娘とて誰もいない公園で遊んでも詰まらないらしい。連れて行ったものの5分もしないうちに「帰る」と抱っこをせがんで来た。帰宅する途中、母親の監視をすりぬけて外に飛び出した近所の子と遭遇。娘は「キャーッ」と黄色い声をあげで猛ダッシュ。しかし、出てきた子は母親に見つかり速攻で家に撤収。顔なじみの子供を見て猛ダッシュしてしまうほど、娘は「人恋しい病」にかかっている。

しかしながら、こればかりはどうしてやる訳にもいかない。仕方がないので今日は娘を実家に連れて行って遊ばせてきた。娘にとっては見慣れたお婆ちゃんでも、母親とずっと2人きりでいるよりはいいらしく、少し機嫌を直してくれた。娘は歩けない頃からせっせと外に連れ出していたせいか、やたら人好きの子供に育ってしまった。どこに連れて行っても可愛がられるので良いのだけれど、今回はその性質がマイナスに働いていて「誰も相手をしてくれない」という状況が辛くてたまらないらしい。

そんなこんなで現在、娘はストレスの塊になっている。娘のグズグズが酷いので私もぐったり。一刻も早く早く騒動が治まるのを祈るばかりだ。そんな中でのささやかなお楽しみは先日、Fの家で戴いてきた花。百合と芍薬の蕾を戴いたのだけど、少しずつ花が開いてきている。花の存在って、慰めになるものだなぁ……としみじみ。

家にいることを余儀なくされているご家庭では、どこもストレスを溜めまくっているのだろう。クサクサしてやりきれないが愚痴っても仕方がないぞ……と自分に言い聞かせつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。

百合と芍薬。窓辺に置いているのだけれど娘も気に入ったらしく、しょっちゅう指さして「抱っこして近くで見せて」と要求する。1歳児にも花の美しさは分かるらしい。








2009年05月19日(火) 鬱屈する子供達

新型インフルエンザで学校が休校になったため行き場を失って鬱屈している子供達の姿がやたら目につく。

元気な子供を1日中家に閉じ込めておくのは無理な相談。うちのご近所の小学生達は「遊びに行っちゃダメ」だけど「家の前だけなら…」とマスク着用で外に出ることを容認されている。それでも「友達と遊べないし、スーパーへも公園へも行けない」と言うことで、エネルギーを持て余し気味。「退屈だぁぁぁ」と吠える子の姿も。

かく言う娘もエネルギーを持て余しいてる。いつもなら午前中はスーパーか、大きな公園か、育児支援の行事や保育園の園庭開放等に出掛けるのだけど「家の周囲でしか遊ばない」となると、ストレスが溜まるらしい。午前中は向いに住む1歳年上の男の子と遊んでいたけれど、夕方からは、どうしても自転車に乗りたくなったらしく、ヘルメットを持って騒ぐので実家へ連れていって遊ばせてきた。

謹慎生活はまだ初日だというのに頭の痛いことだ。

「ここまで気を付ける必要は無いのでは?」と思う気持ちもあるのだけれど「致死率の高い伝染病が流行った時の訓練」だと思えば、それはそれで意義のあることかなぁ……などと自分を納得させている。中高生がカラオケボックスに行っているという話もあるけれど、少なくとも我が家の近所の子供達は真面目にマスクを付けて「家に缶詰」とはまではいかないけれど、自宅の前でやるせなくブラブラして過ごしている。

「暇だ暇だ」と嘆いたところでどうにもならないのだし、「やり過ぎ」との意見もあるけれど、やらなくて後悔するよりは良いような気もするので、しばらくの間はこの局面をなんとか乗り切っていくことに努力したい。

それにしても明日はどうして過ごしたものか……。どうやって娘のエネルギーを発散させようかと思案しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月18日(月) Fの家とインフルエンザ騒動

今日は実家の車を借りて娘とFの家へ遊びに行ってきた。

娘とFの家へ行くのは今回で2度目。娘は最初の3分間ほどモジモジしていたけれど、その後はFのご両親に人見知りすることも無く我が者顔で遊びはじめた。まずはスナックエンドウ、エンドウ豆、玉ねぎの収穫など。娘も一緒に畑へ出て楽しく収穫。畑の物を収穫するなんて経験は、なかなかさせてやりないので、ありがたかった。

「せっかくだから、ここでマメを鞘から出したら?」とFのお母様のすすめで、Fの家の居間でエンドウ豆の鞘から豆を出す作業など。もちろん娘もお手伝い。今回はエンドウ豆を開いて娘に渡して、豆を鞘から外す作業もしてもらった。真剣にエンドウ豆と取り組む娘の姿は可愛いったらない。

Fの作ったビーフシチューで昼食。デザートにケーキ。娘は食べムラがあるので、せっかく作ってもらった食事を食べないと困るなぁ……と心配していたのだけれど「そんなに食べて大丈夫?」と言うくらいノリノリで食べてくれた。美味しかったのもさることながら、賑やかな食事が楽しかったのだと思う。

娘が眠くなって愚図りはじめたのを合図に撤収した。その後、スーパーで買い物。私の住んでいる市でもインフルエンザの感染者が出たので、出来るだけ買い物に出るのは控えよう……と、いつもより沢山めに買い物をした。

帰宅したらば、なんだかんだと「インフルエンザ」関連のことで謀殺された。今年、我が家は町会の役員が当たっているのだけれど緊急回覧板を回さなくてはいけなかったり、近所の人から意見を求められたり。「マスクが手に入らない」という話をしたら、夕方お隣の人がマスクを調達して持ってきてくれた。どういう風に騒がしいかを書き出していたらキリが無いので、書くのは控えるけれど何かと騒がしくって大変。

なんだかやたらと濃厚な1日だった。Fの家では楽しく過ごさせてもらって、本当なら「楽しい1日でした」で終わるはずだったのだけど。インフルエンザ騒ぎはさておき、来週から新しい仕事をはじめるFの前途を祝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月17日(日) 新型インフルエンザ

新型インフルエンザが日本に上陸し、大阪にも感染者が出てしまった。我が家には1歳7ヶ月の娘がいるので気にならない…と言えば嘘になるけれど、マスコミの報道はいささか過剰過ぎるような気がする。

伝染性の病気と言っても「罹ったら絶対死亡する」と言う類のものではなく、治療薬だってあるのだ。「運が悪ければ死亡する」と言うのは季節性のインフルエンザと変わらないし、身体の弱い人が酷い目に合いやすい…と言うのも、他の病気と変わらない。乳幼児の場合季節性のインフルエンザに罹って入院という話は珍しいことではない。

……とは言うもの、せっかく風邪やインフルエンザを心配しなくて良い季節になったと言うのに、またまたあれこれ気をつけないといけないのは厄介なことだ。

インフルエンザが流行っている冬場に心掛けていたことを、再び実行しなくては。季節性のインフルエンザの場合は予防接種である程度、安心出来るけれど今回はそういう逃げ道が無いのだものなぁ。手洗いウガイの励行、人の多い場所へは行かないようにする等、自衛しを心がけようと思う。

この週末は買い物等をして比較的地味に過ごした。週末、地味に過ごすのは我が家では珍しくないのだけれど、この週末はお天気が悪かったこともあって、いつもよりも地味だったかも知れない。

明日はFの家へ遊びに行く予定。Fはやっと短期の仕事が決まったらしい。Fが東京から大阪へ戻ってきてから約1年。途中、入院騒動があったりしたけれど、やっとここまで来たのだなぁ……と思うと感慨深い。Fの家で収穫した野菜を分けてくれるとのこと。とても楽しみ。

明日からまた普通に1週間がスタートする。世間では新型インフルエンザで何かと騒がしいけれど、自分のペースを守りつつ地道に日々を過ごしていきたいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月15日(金) 親のマナー

今日は子育て支援イベントで、市の体育館で行われた乳幼児対象の運動会へ行ってきた。

ご近所の先輩ママさん達から「うちも子供が小さい時に参加したけど、集団行動が苦手な子は大泣きするよ」と話を聞いていたのだけれど、娘は保育園の園庭開放等、何かと行事に連れ出しているのが良かったのか、ノリノリで楽しんでいた。

最近、娘を連れて子育て支援の行事に参加することが多いのだけど、親のマナーの悪さには毎度辟易させられる。私語が多い…なんてのは序の口。子供を放置して母親同士でお喋りに耽っていたり、指導員さんの話を聞いていなかったり、ビデオやカメラ撮影に夢中で迷惑な行動をしたり。それこそ書き出したらキリが無いくらいだ。

私自身、娘を育てている中で「人に迷惑をかけているなぁ」と思う事は多い。出来るだけ気を付けているつもりだけれど、ベビーカーや外食に連れ出した時、あるいは公園でのマナー。娘を追いかけつつ「ごめんなさい」と謝る回数の多いことと言ったらない。子育て中は気を付けていても人に迷惑をかけることが多い。だからこそ最低限のマナーは守っていかなくちゃ…と思うのだけど、そう思わない親も多いようだ。

「今どきの子供は躾がなっていない」なんてことを言う人がいるけれど、あれは子供が悪いのではないと思う。親が悪いのだ。今日も禁煙スペース(屋外)で煙草を吸っている母親の集団を目にして溜息が洩れた。

……とは言うものの、私も至らないことは多い。周囲の人から眉をひそめられないように、そして何よりも我が子に恥ずかしくないようにしていたいと思う。娘の前で人として胸を張っていられる人間でいたいものだ。

娘は運動会でたっぷりエネルギーを発散したのか、今日はお昼寝も夜の寝かせつけもスムーズだった。毎日、せっせと外で遊ばせているけれど普段は遊び足りていないのかも知れない。娘のパワフルさにはまったくもって驚かされる。1週間も無事に済んでやれやれ。週末はお天気がいまいちのようだけれど、何をして過ごしたものかなぁ……なんてことを考えつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月14日(木) 娘のお手伝い【エンドウ豆編】

夕方、エンドウ豆を大量に戴いた。

野菜の戴き物は嬉しいのだけど、ものすごく草臥れている時などは「ちょっと面倒だなぁ」と思ってしまう。エンドウ豆を鞘から出す作業は数が多いと時間がかかるので、いつもは娘が寝てから作業している。正直、娘が寝てからは自分自身もゆっくりしたいので、エンドウ豆の戴きも物は嬉しいやら面倒やらで複雑な気分だった。

「あ〜。面倒だなぁ」とスーパーのビニール袋に入った大量のエンドウ豆を見つめていたら、ふと「娘にも手伝ってもらったら、いいんだ!」って事に気がついた。娘は今月で1歳7ヶ月。もっと小さい時ならは豆を飲みこんでしまうだろうから危険だったけれど、今ならきっとお手伝いも出来るはず。

居間の畳にエンドウ豆の入った袋と、ザルと鞘を入れるための袋を置いて娘を呼んだ。「お豆を出すお手伝いして欲しいんだけど」と言うと、娘は喜々としてお手伝いをしてくれた。もっとも、娘はまだ大人のように指先を上手に使えないので、私が豆を鞘ら外し、鞘の中に豆が並んでいる状態にしたもの娘に渡して、娘がそれをザルの中に入れる……という、かえって手間の掛かるお手伝いだったのだけど。

娘が真剣な表情で豆と向き合っている姿の可愛らしさと言ったら!

これからは面倒でも、もっと娘に「お手伝い」をしてもらおうと思った。今でもお米を洗う時に、ハイザーからお米を「ジャーッ」っとするのは娘の仕事だし、ハタキ掛けや拭き掃除のときは娘にも真似事をさせている。娘にお手伝いをしてもらうのは面倒なので、ついつい嫌煙しがちだけれど、娘と一緒に家事をするのは楽しいし、娘にとっても良いことだと思うので、もっと積極的に家事に参加してもらうことにしよう。

せっせとエンドウ豆をザルに移す作業をする娘を見ながら、私もせっせとエンドウ豆を鞘から外しつつ、ものすごく幸せな気分に浸った。エンドウ豆はかなりの量があったけれど、楽しい時間はアッと言う間だった。

明日はエンドウ豆で豆ご飯を作るつもり。その他は…スープにしようか卵とじにでもしようかと思案中。娘がお手伝いしてくれたエンドウ豆だから、きっといつもより美味しいに違いない。料理するのが楽しみだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月12日(火) 夫のおにぎり。

土曜日の午前中は夫に娘を託して腰痛治療のために整骨院へ行くのが定番行事になっている。この週末も朝1番に整骨院へ行ってきた。

帰宅すると夫が台所で何やらゴソゴソ用事をしていた。なんと夫はおにぎり弁当を作っていた。おにぎりは既に完成していて2つのタッパーにぎゅうぎゅう詰めにされていた。そう言えば夫は朝、起きた時に「黄金週間にこれくらい良い天気の日があれば良かったのになぁ。ピクニック日和だなぁ」てな事を言っていたっけか。寝ぼけ気味の頭で日曜日あたりにお弁当を作って出掛けることになるのかなぁ……などと考えていたのだけれど、まさか夫が自らお弁当を作ってくれるとは思ってもみなかった。

夫のお弁当はおにぎりだけだったので、昨日の残りの肉じゃがと、もう一品ささっとおかずを作ってタッパーに詰め、自転車で30分の緑地公園へ出掛けた。気持ちの良い空の下、川沿いをサイクリング。補助椅子に座っている娘もご機嫌で、手をたたいたり道行く人に手を振ったりしていた。

緑地公園ではバーベキュー族が沢山いて、そこらじゅうで肉を焼く匂いがしていた。子供広場で娘を遊ばせながら「ビールが飲みたくなるよねぇ」なんて話していたら、夫がビールを調達してきてくれた。食べ物から飲み物まで至れり尽くせり。

娘をたっぷり遊ばせて昼食。ビール片手に夫の作ってくれたおにぎりを頬張った。人の作ってくれた食事って、なんて美味しいんだろう! 娘は娘用に握った小さいおにぎりではなく、大人用(たぶん夫が自分で食べることを想定して作った特大おにぎり)を鷲掴みにしてご満悦だった。おにぎりとビール、そしてほんの少しのおかずだけのお弁当だったけれど最高に美味しかった。


昼食後、娘をもうひと遊びさせて早々に帰宅した。お天気も申し分なく、お弁当も美味しくて、ケチのつけどころが無い素晴らしいピクニックだった。夫のにぎってくれた無骨なおにぎりは最高に美味しかった。心身共にリフレッシュできた良い休日だった。お弁当を付くってくれた夫に感謝しつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月08日(金) 大阪生まれの大阪育ち

昨日『秘密のケンミンshow』と言う番組を観ていたら「大阪人は店員さんにありがとうを言う」という話がやっていた。私はずっと大阪で暮らしていて買い物をした後で店員さんに「ありがとう」と言うのは全国的なことだと思っていたので、すごいカルチャーショックだった。買い物をした後は「ありがとう」を。それが飲食店だったら「ごちそうさま」を。これは挨拶のようなものだと思っていたのだけれど、全国的にみればそうでもないのだなぁ。

私は平日、ほとんどテレビを見ておらず、NHKのニュース以外だと定期的に観るのは『秘密のケンミンshow』と『なんでも鑑定団』くらい。この2つはとても楽しみにしているのだれど『秘密のケンミンshow』は毎度、吃驚されられる。

自分の常識が世間的には常識では無かった…ってことを知った時の衝撃ったらない。

何かにつけて大阪は面白可笑しく伝えられることが多く、中には「いやいや。いくら大阪でも、そんな人は滅多にいないよ」と言うようなことを大々的に放送されてしまうこともあるのだけれど、そういうのを抜きにしても大阪は独特の文化があるのかも知れないなぁ……なんてことを、昨日の『秘密のケンミンshow』を観て思った。

大人になって、大阪出身者以外の人と親しくお付き合いするようになってからは「大阪の人ってさぁ…」と言うような感じで、おおざっぱにくくられるのが嫌だと思っていたのだけれど、最近はそういうことに抵抗する気もなくなってきた。実際問題として大阪には大阪でしか通用しないことが多過ぎる。

大阪について熱く語ってみたけれど、私自身は「大阪生まれの大阪育ち」ではなかったりする。小さい頃に大阪へ来ているので「大阪育ち」ではあるけれど、大阪う生まれではないのだ。しかし娘は、今後私達家族に特別なことが起こらない限り「大阪生まれの大阪育ち」になるだろう。彼女は自分の生まれ故郷をどんな風に捉えるのだろう。愛するのも良し。反発するのもまた良し。出来ることなら大阪という土地の良い部分(もちろん悪い部分もあるので)はしっかり吸収して欲しいものだなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。

追記 オペラ歌手のホセ・カレーラスがオペラの舞台を引退するとのニュースを聞いてショックを受けた。彼は私が最も愛する歌手で、一時はファンクラブにまで入っていたのだ。コンサートは続けるそうだけど、なんだか寂しい。


2009年05月07日(木) 地味に過ごした後半戦

黄金週間の後半はお天気に恵まれなかったのと、娘が風邪気味で鼻たれ娘だったのとで、遠出はせずに自宅近辺で過ごした。スーパーへ買い物。近所の児童公園。お散歩等。

ちょっと物足りない感じがしたのは否めないが、夫に「娘の日常」を見てもらえたのは良かったと思う。

夫は毎日娘が寝てから帰ってくるので、娘と関わるのは朝の短い時間と週末のみ。週末は何かと楽しいイベントがあったりして、娘にとっては「特別な日」なのだ。なので夫は娘の機嫌の良いハイテンションな姿を見る率が高い。でもそれは娘にとって「よそいき」の顔。それもまた娘にとって1つの真実ではあるけれど、それが娘のすべてでは無いのだ。

そんなこんなで黄金週間後半は地味に過ごした。

満足のいく黄金週間とはいかなったけれど、それでも昨日の夜は「黄金週間が終わっちゃうんだ」と思うと憂鬱で仕方が無かった。もっとも、日常生活が始まってしまえば、それはそれでどうって事もなくその生活に戻っていくのだけれど、長い休みが終わる時に感じる憂鬱さは何とも言い難い物がある。

それなりの黄金週間だったのだけど心残りが1つ。それは、ペンを取ってハガキを書こうと思っていたのに書けなかったこと。普段はなかなか落ち着いてペンを取ることが無いので、時間のある時にしたいと思っていたのだけれど、けっきょくバタバタと過ごしてしまった。こういう事は「時間のある時に」なんて思わず、「無い時間の合間をみて」書くものなのかも知れない。

長い休みが終わって憂鬱に襲われた訳だが、あと1日頑張ったらまた週末がやってくる。まずは週末を楽しみに明日1日頑張ろう……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月05日(火) わんわんに会いたくて♪

黄金週間2日目の日曜日はNHK大阪で開催されていたイベント『わんわんと遊ぼう』というショーを観に行ってきた。

「わんわん」とはNHKの幼児番組『いないいないばぁ』<のキャラクター。『いないいないばぁ』は娘が唯一、視聴しているテレビ番組。他にテレビを見せていないこともあってか、娘の『いないいないばぁ』好きは命がけとも言えるほど。せっかく生で「わんわん」を見ることが出来る機会なのだから……と、人混み覚悟で行ってきた。

『わんほんと遊ぼう』を見るための整理券は午前10時配布とのこと。夫は一足先に行って整理券待ち。私はお弁当を作って、娘とゆっくり夫の後を追う手筈になっていたのだけれど、午前9時過ぎに夫から電話。「もう、すでに大行列が出来ている。しかも、整理券は配布時にいる人しか渡してもらえないから急いできてくれ」とのこと。

大慌てでお弁当のサンドイッチをカバンに詰め、台所は散らかったまま、部屋は娘が遊んでいた玩具が散乱したままの状態で娘を連れて家を出た。

足早にベビーカーを押して駅へ。車内では娘を抱っこ紐で抱いて、鞄を肩からかけて畳んだベビーカーを持って待機。乗り換えはベビーカーを畳んだまま娘を抱っこして移動。NHK最寄駅に到着してから再びベビーカーを出して足早に移動。奇跡的に午前10時までにNHKに到着することが出来た。重い荷物を抱えて大慌てで移動したため、現地に到着した時はボロ雑巾のように草臥れていたが、それでも間に合ったのは何よりだった。

夫が早く並んでくれたにも関わらず、1回目のショーは既に満員で2回目のショーを見ることに。NHK内であった他の催しを楽しんだ後、大阪城公園へ移動して、お弁当を食べた。食後、娘はベビーカーでお昼寝。都合良くお昼寝から覚めた頃、2回目のショーの集合時間となった。

席は真ん中2列目という良ポジション。1回目のショーの後ろで観るよりも良かったなかも知れない。「生わんわん」に娘はどんな反応をしめすかと楽しみにしていたのだけれど……私達が想像していた以上の喜びようだった。ずっと舞台の上のわんわんを指差して、真剣に観覧していた。ショーは45分あったのだけど、その間娘はずっと集中して観ていた。ちなみに、ショーは大人が観ても充分過ぎるほど面白くて「わんわんになら抱かれてもいい…」とさえ思った。もちろん、この場合の「抱かれる」は、ムギューっと抱きしめてもらうことだけど。

ショーを堪能して、そのまま帰宅。娘はハイテンションだったが大人2人は疲れ果てていて、夕食はホカ弁を買って帰った。娘は冷凍の離乳食ストックを食べさせることに。朝から夕方まで1日がかりで大変だったけれど、頑張って良かったと心から思った。

それにしても整理券待ちの大行列には吃驚した。どの親御さんも偉いなぁ…と言うかなんと言うか。ああやって子供のために頑張っちゃう人達って、なんだかんだ言って、いい親御さんなのだろうと思う。最近は子供がらみの哀しいニュースが後を絶たないけれど、たいていの御御さんは完璧じゃないまでも「いい親」なのだと思う。私も娘にとって「いい親」であるために努力したいものだなぁ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。


2009年05月04日(月) ピクニック

黄金週間1日目の土曜日は義母を誘ってピクニックに行ってきた。

行き先は堺市立フォレストガーデン。貸農園なんかをしている農業公園。義母の家から車ですぐの場所にある。観光とか行楽と言う意味では地味過ぎるほど地味な場所なのだけど、義母は膝が悪くて歩くのは苦手なので「お弁当を広げてピクニックが出来る場所」で、駐車場からピクニックする場所が遠くないところ……ってことで。

毎度のことだけど朝からせっせとお弁当作り。重箱におにぎりとオカズを詰めた。お弁当と言っても娘はまだ何でも食べられる訳ではないので、娘が喜んで食べる物を詰めると、小芋の煮物が入っていたり、ウィンナーは普通のじゃなくて魚肉ソーセージだったりするのはご愛敬。

フォレストガーデンでは娘を「わんぱく広場」で遊ばせた後、木陰でお弁当を広げた。張り切って作ったお弁当なのに、娘は小芋と人参ばかりパクパク。娘のために作った小さなおにぎりは、ほとんど食べてくれなかった。普段はおにぎりも大好きなのだけど、おにぎり以上に小芋と人参が好きだ……ってことなのだろう。無念。

デザートは義母が持ってきてくれたアムスメロン。娘はすりリンゴ。(義母がリンゴとおろしがねを持参して、その場で作ってくれた)娘は風邪をひいた時に、すりリンゴの美味しさに開眼したらしく、近頃すっかりすりリンゴにハマっている義母は自分がすったリンゴを孫が食べるのを見て目を細めていた。

食後はみなでボール遊びなど。娘はまだ小さいのでテーマパーク等に連れて行かなくても充分楽しんでくれているけれど、いずれそういう人の多い場所に連れて行かなくちゃいけないのだろうなぁ……なんてことを思ったりした。

夫の実家で休憩して夕方に帰宅した。ながらも楽しい1日だった。娘がもう少し色々と食べてくれるようになると、お弁当作りがもっと楽しいくなるのだけどなぁ。来年の今頃は、娘もっと色々な物が食べられるようになっているだろう。昨年はお乳を飲んでいたのだから、それを思えばすごい進歩だ。

どんどん暑くなってくると外で食事をするのも難しくなってくる。暑くなる前に、あと何回かお日様の下で食事をしたいものだなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。

朝から張り切って作ったお弁当。作るのは時間がかかるけれど、食べるのは一瞬だなぁ……と毎度思う。








2009年05月01日(金) 婚活の難しさ

近頃、結婚を目指して活動することを「婚活」と言うらしい。

私は先日、仲人と言う立場から「婚活」に関わったのだけど、ひと言で「婚活」と言うけれど、なかなか難しいものだなぁ……としみじみ思った。今回、私がお世話したお見合いは残念ながらお付き合いするまでには至らず、お見合いの席だけで断りが入ってしまった。女性側のT嬢からNGが出てしまったのだけど、理由を聞いてみるとお相手の問題だけでなく、断った本人の心の問題でもあるように思えた。

「生理的にダメだとか、まったくタイプじゃない…って場合は遠慮なく断ってね」と言っていたのだけど、どうやらそう言う理由ではなさそうだった。よくよく話を聞いてみると「すごく良い人だと思うし、そんなに嫌だとは思わなかった」とのこと。正直なところ、人となりなんて1度会ってみたくらいでは分からない。ましてや、双方緊張しているだろうお見合いの席のことだ。「だったら、1〜2回デートしてみたら?」と勧めてみたのだけれど「自信が無い」との答え。

どうやらT嬢は「自分をさらけ出して異性と深くかかわる」ことを怖がっているようだった。お見合いをする以前から「私はどうも人に対して壁を作っちゃうタイプみたい。1度好きになったら別なんだけど…」と話していた。実際、T嬢は好き嫌いが激しいタイプで、好きな相手には異性同性を問わず「それは恋?」と言うくらいに大好きなのだけど、それ以外の人にはガチッっと壁を作ってしまって、入り込む余地を与えない印象がある。

普通の恋愛の場合……たとえば職場の同僚が相手だったら、相手の人となりを知った上で、何かのキッカケから恋愛へ発展していくのだろうけれど、最初から結婚を意識して異性と会う場合は、いきなり自分から相手を知ろうと努力しなければいけないし、また自分も自分自身を、いきなり相手にさらけ出していく必要がある。どうやらT嬢はその辺のところで躓いてしまったようだった。

よく知らない相手に自分を曝け出すのが怖い…ってのは分からなくもない。

恋愛の場合はそういうことを考える余裕も無いだろうから、存外スムーズにその辺のことはクリア出来るのだろうけどなぁ。これは恋愛に限った事ではないけれど、人と本気で関わるのって心身共に草臥れる。そこを「あえて」していくのって大変なことだ。

婚活の難しさって「出会いのチャンスを増やす」事ではなく「いかに自分をさらけ出して、相手と深く関わる努力をするか」って事じゃないかなぁ……なんて思った。

……と、婚活の話はここまで。明日からいよいよ黄金週間。とりあえず明日は義母を誘ってピクニック。夫は「旗日通り」のお休み。遠出をする予定もなく近場で過ごす予定。明日は張り切ってお弁当を作らねば。お天気も良いようだし楽しい1日にしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。


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白蓮 |MAILHP