黄金週間2日目の日曜日はNHK大阪で開催されていたイベント『わんわんと遊ぼう』というショーを観に行ってきた。
「わんわん」とはNHKの幼児番組
『いないいないばぁ』<のキャラクター。『いないいないばぁ』は娘が唯一、視聴しているテレビ番組。他にテレビを見せていないこともあってか、娘の『いないいないばぁ』好きは命がけとも言えるほど。せっかく生で「わんわん」を見ることが出来る機会なのだから……と、人混み覚悟で行ってきた。
『わんほんと遊ぼう』を見るための整理券は午前10時配布とのこと。夫は一足先に行って整理券待ち。私はお弁当を作って、娘とゆっくり夫の後を追う手筈になっていたのだけれど、午前9時過ぎに夫から電話。「もう、すでに大行列が出来ている。しかも、整理券は配布時にいる人しか渡してもらえないから急いできてくれ」とのこと。
大慌てでお弁当のサンドイッチをカバンに詰め、台所は散らかったまま、部屋は娘が遊んでいた玩具が散乱したままの状態で娘を連れて家を出た。
足早にベビーカーを押して駅へ。車内では娘を抱っこ紐で抱いて、鞄を肩からかけて畳んだベビーカーを持って待機。乗り換えはベビーカーを畳んだまま娘を抱っこして移動。NHK最寄駅に到着してから再びベビーカーを出して足早に移動。奇跡的に午前10時までにNHKに到着することが出来た。重い荷物を抱えて大慌てで移動したため、現地に到着した時はボロ雑巾のように草臥れていたが、それでも間に合ったのは何よりだった。
夫が早く並んでくれたにも関わらず、1回目のショーは既に満員で2回目のショーを見ることに。NHK内であった他の催しを楽しんだ後、大阪城公園へ移動して、お弁当を食べた。食後、娘はベビーカーでお昼寝。都合良くお昼寝から覚めた頃、2回目のショーの集合時間となった。
席は真ん中2列目という良ポジション。1回目のショーの後ろで観るよりも良かったなかも知れない。「生わんわん」に娘はどんな反応をしめすかと楽しみにしていたのだけれど……私達が想像していた以上の喜びようだった。ずっと舞台の上のわんわんを指差して、真剣に観覧していた。ショーは45分あったのだけど、その間娘はずっと集中して観ていた。ちなみに、ショーは大人が観ても充分過ぎるほど面白くて「わんわんになら抱かれてもいい…」とさえ思った。もちろん、この場合の「抱かれる」は、ムギューっと抱きしめてもらうことだけど。
ショーを堪能して、そのまま帰宅。娘はハイテンションだったが大人2人は疲れ果てていて、夕食はホカ弁を買って帰った。娘は冷凍の離乳食ストックを食べさせることに。朝から夕方まで1日がかりで大変だったけれど、頑張って良かったと心から思った。
それにしても整理券待ちの大行列には吃驚した。どの親御さんも偉いなぁ…と言うかなんと言うか。ああやって子供のために頑張っちゃう人達って、なんだかんだ言って、いい親御さんなのだろうと思う。最近は子供がらみの哀しいニュースが後を絶たないけれど、たいていの御御さんは完璧じゃないまでも「いい親」なのだと思う。私も娘にとって「いい親」であるために努力したいものだなぁ……ってことで、今日の日記はこれにてオシマイ。
黄金週間1日目の土曜日は義母を誘ってピクニックに行ってきた。
行き先は
堺市立フォレストガーデン。貸農園なんかをしている農業公園。義母の家から車ですぐの場所にある。観光とか行楽と言う意味では地味過ぎるほど地味な場所なのだけど、義母は膝が悪くて歩くのは苦手なので「お弁当を広げてピクニックが出来る場所」で、駐車場からピクニックする場所が遠くないところ……ってことで。
毎度のことだけど朝からせっせとお弁当作り。重箱におにぎりとオカズを詰めた。お弁当と言っても娘はまだ何でも食べられる訳ではないので、娘が喜んで食べる物を詰めると、小芋の煮物が入っていたり、ウィンナーは普通のじゃなくて魚肉ソーセージだったりするのはご愛敬。
フォレストガーデンでは娘を「わんぱく広場」で遊ばせた後、木陰でお弁当を広げた。張り切って作ったお弁当なのに、娘は小芋と人参ばかりパクパク。娘のために作った小さなおにぎりは、ほとんど食べてくれなかった。普段はおにぎりも大好きなのだけど、おにぎり以上に小芋と人参が好きだ……ってことなのだろう。無念。
デザートは義母が持ってきてくれたアムスメロン。娘はすりリンゴ。(義母がリンゴとおろしがねを持参して、その場で作ってくれた)娘は風邪をひいた時に、すりリンゴの美味しさに開眼したらしく、近頃すっかりすりリンゴにハマっている義母は自分がすったリンゴを孫が食べるのを見て目を細めていた。
食後はみなでボール遊びなど。娘はまだ小さいのでテーマパーク等に連れて行かなくても充分楽しんでくれているけれど、いずれそういう人の多い場所に連れて行かなくちゃいけないのだろうなぁ……なんてことを思ったりした。
夫の実家で休憩して夕方に帰宅した。ながらも楽しい1日だった。娘がもう少し色々と食べてくれるようになると、お弁当作りがもっと楽しいくなるのだけどなぁ。来年の今頃は、娘もっと色々な物が食べられるようになっているだろう。昨年はお乳を飲んでいたのだから、それを思えばすごい進歩だ。
どんどん暑くなってくると外で食事をするのも難しくなってくる。暑くなる前に、あと何回かお日様の下で食事をしたいものだなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
朝から張り切って作ったお弁当。作るのは時間がかかるけれど、食べるのは一瞬だなぁ……と毎度思う。
近頃、結婚を目指して活動することを「婚活」と言うらしい。
私は先日、仲人と言う立場から「婚活」に関わったのだけど、ひと言で「婚活」と言うけれど、なかなか難しいものだなぁ……としみじみ思った。今回、私がお世話したお見合いは残念ながらお付き合いするまでには至らず、お見合いの席だけで断りが入ってしまった。女性側のT嬢からNGが出てしまったのだけど、理由を聞いてみるとお相手の問題だけでなく、断った本人の心の問題でもあるように思えた。
「生理的にダメだとか、まったくタイプじゃない…って場合は遠慮なく断ってね」と言っていたのだけど、どうやらそう言う理由ではなさそうだった。よくよく話を聞いてみると「すごく良い人だと思うし、そんなに嫌だとは思わなかった」とのこと。正直なところ、人となりなんて1度会ってみたくらいでは分からない。ましてや、双方緊張しているだろうお見合いの席のことだ。「だったら、1〜2回デートしてみたら?」と勧めてみたのだけれど「自信が無い」との答え。
どうやらT嬢は「自分をさらけ出して異性と深くかかわる」ことを怖がっているようだった。お見合いをする以前から「私はどうも人に対して壁を作っちゃうタイプみたい。1度好きになったら別なんだけど…」と話していた。実際、T嬢は好き嫌いが激しいタイプで、好きな相手には異性同性を問わず「それは恋?」と言うくらいに大好きなのだけど、それ以外の人にはガチッっと壁を作ってしまって、入り込む余地を与えない印象がある。
普通の恋愛の場合……たとえば職場の同僚が相手だったら、相手の人となりを知った上で、何かのキッカケから恋愛へ発展していくのだろうけれど、最初から結婚を意識して異性と会う場合は、いきなり自分から相手を知ろうと努力しなければいけないし、また自分も自分自身を、いきなり相手にさらけ出していく必要がある。どうやらT嬢はその辺のところで躓いてしまったようだった。
よく知らない相手に自分を曝け出すのが怖い…ってのは分からなくもない。
恋愛の場合はそういうことを考える余裕も無いだろうから、存外スムーズにその辺のことはクリア出来るのだろうけどなぁ。これは恋愛に限った事ではないけれど、人と本気で関わるのって心身共に草臥れる。そこを「あえて」していくのって大変なことだ。
婚活の難しさって「出会いのチャンスを増やす」事ではなく「いかに自分をさらけ出して、相手と深く関わる努力をするか」って事じゃないかなぁ……なんて思った。
……と、婚活の話はここまで。明日からいよいよ黄金週間。とりあえず明日は義母を誘ってピクニック。夫は「旗日通り」のお休み。遠出をする予定もなく近場で過ごす予定。明日は張り切ってお弁当を作らねば。お天気も良いようだし楽しい1日にしたいなぁ……って事で、今日の日記はこれにてオシマイ。