口ばっかりで子供じみたあたしは
あの人をもの凄く傷付けた。
あたしは、昔からこう思ってた。
「男女のカラダの関係なしでの友情は成立する」
物事はっきり口にするあたしは敵も多い。
味方の大半は男の人だった。皆、妹か男友達の様に扱ってくれてた。
あの人も、そうだと思ってた。
2年前に知り合った時から ずっと。
思えば、いつもあたしをフォローしてくれてた。
いつもあたしのやり易い様に仕事を進めてくれてた。
いつもあたしの言葉を受け止めてくれてた。
それはあの人の優しさなのだと疑いもせずに。
あたし一人に向けられた優しさだと気付かずに。
「真剣なんだよ」
その言葉にあたしは弾かれた様な反応をしたと思う。
色んな言葉や言い回しや言い方があたしの中を巡った。
だけど気の利いた あの人を傷つけない言葉は出て来なかった。
「ご免。無理だと思うよ」
そんなあたしの言葉に
「了解」と返したあの人がいつもより小さく見えた。
「男と女の友情」は成立しない。
またもやおデートキャンセルになりました。
打ち合わせが入ったとか。
ふ〜ん(-_-#)
あたしにとっちゃ理由なんてどうだって良い訳。
ただ、貴方の気持は何処にあるのか
口に出して教えてくれたら満足する訳。
なのにどうしてそんな簡単な事が出来ないの？
例えば嘘の言葉でも、その場限りの言葉でも
与えて貰えた女とそうでない女は全てにおいて差が生じるんだよ。
なのに貴方は何も言ってくれない。
まるであたしが全て理解して ただ待ってるのが当たり前の様な物言いをする。
あんまりむかついて、携帯の電源を落とした。
浅はかな女。
そんな事したって彼の気は引けないのは判っているのに。
それでも何処かで電話を入れてくれる事を期待してるあたしが居る。
友達のＹちゃん。
この所ダーリンとラブラブのお陰で電話の度にお惚気話。
まあ、良いでしょう。
お友達の惚気位、聞いてあげる器は持ってるわ。
だけどもね
週に3回も
しかも2時間も
同じ惚気を聞いてれば腹も立つっちゅーの！
せめて違う内容にしてよ。飽きるのよ。
嬉々として離されるから、「聞いたよ」って言いにくいのよ。
もう耳タコ通り越して、語れる位覚えちゃったわ。
だからお願いよ
程々にして頂戴。
| 2001年08月20日(月) |
信じたアタイがバカだった。 |
「（ライブが）終わったら電話するよ」
彼が言ってくれた。
だがこの台詞、今までの経験上
50％の確率で守られていない。
要は
掛かってこない。
そして今日もいつもの様に
電話が鳴る気配もへったくれもない。
現在ＡＭ1：30を
とっくに回っておりまする。
判っちゃ居るのに起きて待ってる
アタイが一番おばかさん
ってゆーか
てめえ電源落としてんじゃねえ！
| 2001年08月19日(日) |
不信心でもやっぱりね。 |
最近、彼の運気が良くない。
もしやアタイが下げまんなのか！？ うわっブルー…
なんて言ってる場合じゃゴザイマセン。
普段は不信心なあたしでも、やっぱり切羽詰ると神頼み。
神様お願い。
彼の体調が戻ります様に。
もう事故に会いません様に。
ライブが成功します様に。
良いプロデュースに恵まれます様に。
メンバーが仲違い起こしません様に。
大きなチャンスに恵まれます様に。
借金が増えません様に。
それが一番望ましい。
でも、あまりにも最近の彼の疲労を見てられなくて
心ばかりのお守りを渡した。
何処にでもある、陶器で出来た小指の先程の
「福招」と言う名のちっぽけなおもちゃ。
渡すまでの間、ずっと手元から離さずに
神様にお祈りなんてしちゃったり。
彼に届く様に…
一寸少女趣味？ 良いのよ。勝手にやらせてちょ（古っ）
で、ただ「お守り代わり」と彼に渡した。
「オレ、不信心者だからお守りとか信じないんだよね」
彼の第一声。
え！？無駄骨！？と思っていたら
「でも、こういう物ってくれた人の思いが入ってるって聞いた事あるよ。
その人の思いが守ってくれるんだって。それって良いよね」
嗚呼。
少女趣味バカップル万歳。
あたしは結構シアワセです。
昨日の続きでゴザイマスよ。
ブチっ
あたくし、自分で言うのも何ですが、めっさ切れ易い。
直ぐ頭に血が上る。兎に角面倒な事が大嫌い。
メエルで冷静さを失ったあたしは
「『わざわざ』って何？あたしってゆかから見たら
『わざわざ』人を誘いまくってる人間なのか？
あのハコには良く来てたじゃん。だからでしょ？」
ってな感じのレスをした。
全く持って大人気無い。
あ〜〜ヤバかったかなあ。と思っていたら、ご丁寧に即レス。
送った内容の差障りの無い部分だけをチョイスしたみたいなメエル。
それを見て
「ああ。何だかんだ言っても流石年上。 器がでかいわ。次から気をつけよう」
と思った。
2日後
また変に誤解されそうだから言わせて貰うけど
ふみちゃんが「当分の間、LIVEには行けない」って言ってたの。
だからふみちゃん来ないと思ったからそう聞いただけ！
そんな感じ悪くとりました？？
でも、そこまで言って（打って）くれなくても十分ですから！
ってメエルが来た。
反応遅っ
マジで疲れてきたんですけど
この辺りでお付き合いやめさせて頂いて良いですかな？
おねえさま。
ライブ友達のゆかちゃん（仮名だ）という子が居る。
はっきり言って
付き合いたくは無い人種だ。
それがどういう訳なのか、一応5年以上もライブで顔を合わせている。
飲みにも行ったりする。
ゆかちゃんの性格は、あたしの性格にとことん合わなくて
マジでイライラする事が多い。
しょっちゅうお互いの言葉の受け取り方の違いで険悪になる。
面倒臭いので突き放した事もある。
その度に向こうから連絡をしてくる。
そうしてこの付き合いは続いてた。
それが今回は逆襲にあった。…成長したね。ゆかりん。
8月のライブに「行く」「行かない」と考え込んでた様なゆか。
でも、その端々に「誘ってよ。誘って誘って。 最近離れてたから
ボク（もう三十路のオンナだ）から 切り出しにくいじゃん！誘ってよ〜」
ってオーラが全開だった。皆様もお判りになりますでしょう？
そんな漂ってくるオーラ。丸見えな演技。
あたしはそんなもの嫌いだ。
悪いが自分のオトコにでも向けてくれ。
と思ったが、ダーリンが居ないのを思い出してやめた。
兎に角ゆかは自分が一番に構われてないと気に入らないタイプだ。
そんな彼女はあたしの親友にこんな分析を聞かせたらしい。
「ゆえちゃんてさ、自己中だし、いつもちやほやされてたり
仕切ってないとダメな人だよねえ？」
大きなお世話だ。このやろう！！！
お前がいっつも
「ええ？ゆえちゃんの好きな方で
良いよお？(*´∇｀*)ニッコリｖ」
とかぬかしてんじゃ！！
挙句「じゃあ新宿行こうよ」とか言っても
「ボク新宿判らないんだから、ゆえちゃんちゃんとしてよねっ！！」
とか逆ギレするのはどうしてだっ！！
そんなひくつになるなら、変な所で姉さんぶるな！！
あ。脱線してしまいました。
結局ライブは行かなかったゆか。
理由は
「折角楽しみにしてるライブで嫌な思いすると嫌だから」
え…？何が？？？？？
そして翌日昔馴染みがライブに来た事を知ったゆかから
「え〜〜？ゆえちゃんわざわざ呼んだんでしょう？
ふみちゃん（仮名）居るなら行けば良かった〜〜
なあ〜んだ。なあ〜んだ。え〜。な〜んだ〜」
というメエルが来た。
つづく→
なんだか彼に電話しにくい。
忙しい時は、電話してもゆっくりお話し出来ない。
当たり前なんだけど。
そんなのが続くと
「今忙しいかな？電話したら悪いかな？？」
って気になって電話出来なくなってしまう。
「掛けてくれば良いじゃん」
ダーはそう言ってくれるけど
「忙しい」
って一言で切らなくちゃいけない電話は物凄くしんどい。
そうしてあたしは電話をする事が減った。
こんな変な気の使い方する恋人同士なんて
何か違うと思うんだけども…。
言いたいけれど言えない言葉がある。
強く強く精一杯にあたしの心に押し留めてる。
彼はあたしより音楽が大事だ。
勿論メンバーの事も大事だと思う。
ずっと以前に
「俺はお前を一番に考えられないよ」
と面と向って言われた事が有る。
ショックだった。
だけどそんな人だと知ってて好きになったのはあたし。
恋愛は、好きになった方の負け。
って子供向けの恋愛漫画に良く出てくるけど
本気でそう思った。
彼はきっと気付いてる。
あたしが言いたくて言いたくて
でも
一度も口に出せない言葉を。
| 2001年08月07日(火) |
ΣΣ┏（｜｜｜｀□´｜｜｜;;）┓ |
災難続きで御座いまふ。
借金大魔王の彼が只今地方周り中…ってのは以前に書いたのですが
何と 移動中 しかも夜中に
事故に遭遇。
( ノ￣∇￣)ノ
いや、幸い人身とかじゃないんですがね
それにしたって車はパー…
挙句レンタで地方を回る羽目になる始末…
結果
今以上に金が掛かる事に
笑うしかないデス。
嗚呼。でも人身じゃなくて良かった…
あたしは嘘つきな女だ。
１０年来の親友にすら嘘を続ける。
今日言った嘘で、また明日も嘘を重ねなければいけない。
親友は、あたしの彼をサラリーマンだと思っている。
あたしがそう言ったから。
彼女に本当の事を言えない理由が色々あったのだけれど
それは結局昔の話。
今の理由は、嘘をついていたと言うのが恐いから。
数え切れない嘘がばれてしまうのが恐いから。
それでも何度も言おうと試みた事もある。
けれど 結局伝える勇気は無かった…
彼の事を聞かれる度に、色んな矛盾が生まれてる事に
彼女は気付いているのかも知れない。
もしかしたら、何も言わないだけかも知れない。
彼のバンドに通ってるイチファンである友人にも嘘をついている。
その子は、あたしは彼のイチファンだと信じて疑わない。
先日「ゆえさんってあたしの理想なんです」と言われた。
彼女曰く「普通は彼が出来ると皆バンドから足洗うのに
ゆえさんは自分の生活サイクルを崩さずにバンド通いも彼も両立してるから」
彼女は本当にこんなあたしを良く慕ってくれる。申し訳無い位。
そんな彼女に「や、あそこのステージに立ってるのがあたしの彼です」
とは言えない。
彼女も傷付くし、あたしだってキツイ。
バンドのファン関係の子達で、もっと騙してる子も居るけど
はっきり言って他はどうでも良い。
けれど、彼女等2人への罪悪感で一杯になる。
嫌われたくないのが本音かも。
あたしと言うイメージを壊したくないのが本音かも。
兎に角あたしはあたしを守るために そしてまた最悪感に苛まれる為に
また嘘をついていく。
彼のツアーも本格的になりました。
でもね、今日は久し振りにゆっくりお話したよ。
「疲れた〜」ってずっと言ってた。
あたしって本当に単純馬鹿でそんな電話で嬉しくなってしまう。
本当なら当たり前の事も滅多にしない人だからこそ
たまに見せるそういう弱さとか優しさに惹かれるのかもしれない。
あまり弱音を吐かない彼があたしに弱音を吐く時は
決まって本当に辛い時。
早く 早く アナタの望む結果が得られる様に
あたしは此処から思うしかないの。
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