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曖昧な日々。
大槻
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2002年07月31日(水)

この世で一番要らないモノは「感情」だと思う。

それが無かったらもっと簡単に生きられたのだろう。

******

何の前触れもなく半年以上更新がなかったら、
私は死んだ、って事にして下さい。
…っていうか確実にそうだと思う。

今日も暑いです。



2002年07月18日(木)
僕等の世界

明日は終業式です。
そのあとラーメン食べに…行くの、かな…?(何だそれ)
んで、家帰ってから美容院へゴー。(やる気なさすぎ
病院じゃなくて美容院。プ。

そういえばこの前、尾崎かおりの短編集「ナイフ」買いました。
あの人の雰囲気が好きv
世界観とか。

******

僕等の世界は

空に描いた雲の壁画のように

海に浮かんだ光の粒のように

ただ其処に在るだけの夢。

ただ其処に居るだけの嘘。

儚く、美しく、

偽物のようで。

騙されたままの僕等は

盲目のまま歩いた。

閉ざされた世界。

輝かしい何もかも。

見えていたのに。

見えていたのに。

僕等の世界。

僕等だけの、世界。






↑押すと文字が変わったり。変わらなかったり。(え




2002年07月17日(水)
I was born

病院行かなきゃいけないんだけどなー…。
まぁ、まだ薬あるからいっか。(良くねぇよ)

******

私の存在はそんなに要らないモノだったんだ?
何もかも否定してしまえるくらいに?
そんな要らないモノに掛けてきた時間。
そんな要らないモノとしての私。
必要ないなら、存在しなければ良かったのに。
誰も「私」を産んでなんて頼んでないし、
別に「私」じゃなくても良かったんでしょう?
それでも「私」は此処に居る。
何の因果か。
私は産まれて、産まれさせられて、
本当はもっとこの世に、未来に、私に
たくさんの期待をしてたような気がするのだけど
私が抱いた期待より、
貴方達が押しつけた期待の方が大きかったって事かな。

私は産まれて。
産まれさせられて。







↑押すと文字が変わったり。変わらなかったり。(え



2002年07月16日(火)
夏が来る度。

蝶はもう還って来ないから

土の中に、バイバイ。


増え続けた墓の場所を

僕等は次々に忘れていった。

蝶、蝉、クワガタ、カブトムシ。

僕等は次々に忘れていった。


夏が来るたび、僕等はあの頃を思い出すけど

風化されて、綺麗すぎて、

僕等はあの頃を思い出せない。


あの高い空を、届かない逃げ水を

蝉の悲鳴を、青いソーダアイスを

思い出すけど

思い出すけど

それらに抱いた感情をもう思い出せない。


夏が大好きだった。

寝ぼけ眼のラジオ体操、眩暈の中のプールも。

座敷の線香の匂いも、終わらない宿題さえも。

僕等は大好きだった。

田圃も、木陰も、下水管の蜘蛛の巣も、みんな。

僕等は大好きだった。

でもその「大好き」を

僕等はもう思い出せないんだ。


どうしてだろう。

夏が来るたび途方に暮れる。

どうしてだろう。

夏が来るたび、夏を嫌いになっていく自分が居る。

どうしてだろう。どうして―――――。



僕等のあの夏を返して。

お墓を作らなきゃ。

そして忘れなきゃ。

僕等の夏は、あまりにも美しすぎたから。

神様も気付かないほどに。







↑押すと文字が変わったり。変わらなかったり。(え



2002年07月15日(月)
たとえば。

辛いことをあまり経験していない人が
その人にとって一番辛い経験をしたら

今までたくさんの辛さを経験した人は
「その程度」と言って笑うだろうか。


私は幸せに育ってきたので
どれくらい辛ければ泣いて良いのかわからない。
私は泣いてはいけないんでしょう?
幸せそうに、笑って。


私は感情を表現するのが苦手です。
上手いとか下手とかじゃなくて。
どう表せば良いのかわからない。
私の苦しさとか、切なさとか、
「その程度」って、笑われるような気がして。


「それくらいで泣くな」と、
大人はどうして簡単に子供を型にはめるのだろう。
どうして「それくらい」だと判断出来るのだろう。


私は私が生きている世界しかしらないし、
皆がどこかで経験してきた辛さも知らないから
私には人の辛さを否定できないし、
「頑張れ」と応援することもできないんだ。


言葉という媒介を使っての意志の疎通は
言葉という存在によって更に困難になる。



たとえば私が辛いと言ったら
貴方はまた私を殴りつけるのでしょうね。







↑押すと文字が変わったり。変わらなかったり。(え



2002年07月14日(日)
忘却。

花の名前、雲の名前。

僕等を包む世界。

綺麗に歪んだ世界。

土の匂い、風の匂い。

アスファルトの熱。

アブラゼミの悲鳴。

繰り返す夏。

何度でも。



もう忘れた、空の名前。



2002年07月13日(土)
青い空

うんざりする、蝉。

キラキラ光ってばかりの田圃。

こんな日は、世界に誰も存在しないような

私がどこにも存在しないような

複雑で単純な錯覚を起こしそうになる。

そして、吐き気を伴う強い眩暈。

買ったばかりの冷たい缶が

小気味よい音を立てて開かれる。

手を振って歩く。

炭酸水を零して。

アスファルトには黒い斑点が。

その中で泡がはじけた。

青い空。

意識が遠のく。

青い、空。

青くて遠くて綺麗で届かなくて青い青い青い青い

青すぎる空。

嘘みたい。

嘘みたい。






↑押すと文字が変わったり。変わらなかったり。(え



2002年07月11日(木)

携帯を、置いて行こうとした。
でもコレは、時計でもありメモ帳でもある。そう考えて、自分で自分を弁解し、私はそれをバッグに突っ込んだ。電源を切ったまま。
ペガサスの理解しがたい性格が、更に私を矛盾させる。
『鍵かけて行ってね。』
口々に彼らは言った。母、姉、祖父母。いっこうに動こうとしない私を、彼らはどのように思っただろう。
そして誰もいなくなった、やけに大きく不格好な家の中で、私は一人、保険証を探し始めた。
あるべき場所にみつからない。ただ苛々し、軽く絶望した。きっと父親がまだ持っているのだ。先週、耳の調子が悪いと言って耳鼻科へ行った時から。
『あと半年くらい頑張れよ。』
最近、父は顔を合わせると同じ事ばかり言う。その決まった台詞が、何故か今私を責め立てた。
『あと半年』『あと半年』そう言われるたび、私はいつも私の中の声を抑えるので精一杯になる。
あと半年後、私はもう存在しないのではないかという漠然とした希望。決して不安になるわけじゃない。存在しないのだと、自分の中で決めつけたりもした。期待しているのだ。
普通であることを拒否した時から、私は未来に色を持たせることが出来なくなったから。

財布に、手持ちのお金を詰め込んだ。病院の名前を頭の中で何度も呟く。
消えかけた傷痕を指でなぞった。消えればいい。早く消えてしまえば良いのだ。
心を落ち着かせて、耳鳴りが止むのを待って、私は自転車にまたがった。ゆっくりと。
真っ白に広がった空の隙間で、灰雲に囲まれた綺麗な青空が見えた。
ただ、途方に暮れた。



2002年07月08日(月)
嵐の前の

千切れた雲の塊は
風の流れに沿って
刷毛で塗られた油絵の具。
白い下地に灰色を浮かべると
皆の生きてる世界みたいに脆く、
なんだか急に不安になった。




2002年07月07日(日)
七夕。

今日は晴れてます。
良かったね、織姫&彦星。笑


******


影の黒い夏は

僕と空との一騎打ち。

負けるのはまた僕かな。

眩しくて俯いた。



敗者である事に慣れてしまった僕には
もうあの頃のような綺麗な思い出は作れないから
負けるのに慣れても敗者には決してならなかった、あの頃を
記憶の中から消すことで、助かろうとした。
また逃げようとした。


どんどん弱くなる。

夢のような世界。

どんどん消えていく。

あの頃の僕等の―――――――。





2002年07月06日(土)
体育大会大嫌いです。

テスト終わりました。
で、午後から体育大会に向けての合同HRがあったのですが。
デコやるつもりがリーダーに…。
リーダーがなかなか決まらなくて、2時間も経ってイライラしてきたので、つい。
あぁぁ、デコ……。
絵描きたいよー色塗りたいよーー!!!
今年こそは、って思ってたのに畜生!!
全体的にやる気のなさげな私が、そんなのやって良いんでしょうか;
っていうか、半袖だし…。体服…。嫌だなぁ…。

と、まぁ愚痴はこの辺で。
テスト終わったので爽やかに逝きましょう、爽やかに。ウフフ。

今からバーゲン。服買ってきます。夏服〜☆
ほんとはリリィのDVDが欲しいのですが、金ない上に見つからないので断念。
でもいつかきっと…!!


珍しく普通の日記ですねぇ。笑



2002年07月05日(金)
蝉の声

蝉が鳴き出しました。
あと一ヶ月の命です。

夏が来る。

乾いた足音も
育った葱の匂いも
一瞬一瞬が芸術的な空の色も
排水路に流れる、子供が作った笹舟も

全部が夏を彷彿とさせて。
あの静謐な午後をまた思い出す。

戻らないのに。



枯れた紫陽花も何もかも
世界はいつも綺麗すぎて。



2002年07月04日(木)
あの受付嬢、辞めさせて下さい。

病院行ってきました。

大病院へ行ったのですが、精神科がなかったので、受付のお姉さんに尋ねると…
「ええと…中学生さんですか?」
いえ、違います。」(初診受付用の紙に書いてあるんですけど)
「あー…そうですねぇ…小児科の思春期…あ、内科で診られてからいらっしゃいましたか?」
「いえ。でも異常ない筈なんで。」(あっても貧血くらいだし)
「じゃあ内科の方で診てもらって下さい。」
「え、でも多分何も異常ないんですけど。」
「いや、一度内科で診てからじゃないと…。」
そこで、母親が何故か納得して内科へ行く事に。
そりゃあ母としては娘が突然『精神科行きたい』なんて言い出したらビックリだと思うし、出来ることなら内科で済ませたいと思うかもしれませんが。
でもその考えが尚更娘を追いつめてる事に気付いてません、あの人。

内科にて。
なんだか医者がやけに楽しげな方でした。
で、とりあえず採血と尿検査とCT撮影されて終わり。
このCTが曲者でして。結果が出るまで1時間ほどかかるとか言いやがるんです。
1時間、外出てご飯食べてまた病院に戻ってきて結果を。
今度は情けなさそうな声の高い女の先生で。
「えー、検査の結果、血液も頭の方にも特に以上はないですね。」
当たり前だ。
で、結局高齢科へ行けと言われました。
高齢科は、この病院で言う精神科のようなモノらしいです。
でも高齢科は初診は午前のみらしく、出直せとのこと。

受付のあの女のせいです。

意味のない診察・検査のため5800円も取られました。
もう行きたくないです。
でも行きます。あと2ヶ月後くらいに。
だって母親が凄く嫌そうな顔するんですよ。
私的には明日にでも行きたいのですが、お金が足りないんです。

あーイライラする。
夕方には姉に買い物付き合わされるし。
だるいだるい。



ごめんなさい、愚痴ってばっかで。



2002年07月03日(水)
中休み前日。

踏み潰せば、
立ち上がる事も
脅かす事も
ないと言うのなら。


蝉の抜け殻。

蛇の隠れ家。

蝶の鱗粉。

蛙の合唱。


きっと僕はもう此処に居ない。
きっともう僕は。


******


カラオケ行って来ました!
つーか今カラオケ中です☆現在進行形。テストはどうした。
えと、今日はちょっとマトモな歌を。普通に普通に。
あー。羊雲ー。鱗雲ー。ウフフー。(何
明日にでも精神科行くかと検討中。
友人は月曜に行くつもりらしいです。
でもなぁ…初診で5000円くらいって…痛いネ。バーゲン前なのに。

あぁ疲れた。
テストは6日までです。
明日は休みv



2002年07月02日(火)
あと半月

あと半月。

腕を傷つけないように守っているのです。

私はまだ普通で居たいから。

私はまだ普通で在りたいから。

あと半月。

あと半月。

ハサミもカッターも手にしない。

あと半月。

頑張れ。

頑張らなきゃ。

頭をぶつけたって腕を擦り剥いたって平気だから。

頑張れ。

腕を守る。

自分から守る。

あたしは普通。あたしは普通。

半袖も着られるようにならなきゃ。

あと半月。

あと半月。



2002年07月01日(月)
最近おかしな私の思考。

赤い血零してもう死ねない
簡単すぎて何も出来ない
死ね死ね死ね死ねクマゼミの呪い
笑っていたあの長い髪
揺れて揺らして巻き付けて
黒い光がチカチカいつも
3時過ぎたら朝が来るのに
終わらない夜電灯がつく
滑り落ちたら死ねるかな緑色の屋根
嘘みたいに歪んだ校舎がガラスに溶けて
その向こうに誰か男の人の影
溶けるとろけるアイスみたいに
ポタポタ落ちた赤い雫
始まる始まる人生劇場
終わりが死なら、なんて短い

******

授業中、フラフラ〜っと妄想を働かせた結果。
なんだか意味不明。
原文(?)は句点も読点もなくて尚更意味不明でした。

眩暈が酷い。