全部全部、どうでも良くなる瞬間があったりする。
言いたいことはそれだけ。
それでも結局じっとしていられなくて、走り出す。
馬鹿みたいかもしれないけど、それが俺のリビドー。
後悔はしてる。
無かったら良かった人生かもしれない。
それでもやっぱり、やり直したいとも思わない。
今が無くなるのは厭だ。
馬鹿げていてもいい、無意味でもいい、他人に価値を解って貰おうとも思わない。
例えリセットボタンが有ったとしても、そんなもんぶっ壊してやる。
+++ 自分で書いといてなんなんですが、全く意味が解らん!(笑)手の動くままに今、即興で作りました。 人生のリセットボタンなんてモンが存在しても絶対自分は押さないね!ていうモチーフは兼ねがね考えていたので混ぜてみました。ちなみにあたしも絶対押さない。 人から見たらすんごいしょーもない人生かもしれないし、実際無駄なこともたくさんやったし失敗もたくさん有った。「あー、自分歴史のあの事実さえなけりゃもっとまともな人生だったかもしれんな…!」てことも実際『たくさん』ある(うわぁ)。 それでも今んとこ「やり直したい、人生を白紙に戻したい」とは思ったこと無い。 些細な幸せとかでも、その無駄の延長線上に今があるから得れたものだと思うし。 そりゃ無駄な買い物してしまったとかは正直リセットしてしまいたいですけどね…!(涙)
きみの衿に唇を寄せる。
意味なんて無いよ、て笑ったら、きみは苦笑した。
きみの目を手の平で覆う。
意味なんて無いよ、て笑ったら、きみは苦笑した。
きみのポケットの中に石ころを入れる。
意味なんて無いよ、て笑ったら、きみは苦笑した。
意味なんて無いんだ。
意味なんて無い。
だから、これから僕のすること全部、忘れてくれたらいい。
2004年05月24日(月) |
『もうごまかさなくていい』 |
いつか口ずさんだ歌みたいだね。
痛みをそれぞれ抱えて前に進めなくて、冗談に本音を混ぜてみたりして。
重ねた手の平に独占欲感じて、でも、離したくないなんて言えなくて。
終わりなんか来なければいいと、何度も願った。
いつか口ずさんだ歌みたいだ。
一人が楽だと思っている筈なのに、きみが隣に居るのが当たり前になってた。
もう離さないって言ったら、きみが泣いた。
ようやく取れた胸のつっかえさえ、今は愛しく思う。
前のきみより、今のきみの方が好き。
昨日のきみより、今日のきみの方が好き。
今日のきみより、明日のきみの方が好き。…かは、まだ判らないけど。
時を追うごとにきみのことを、もっともっと好きになっていく。
腕の中のきみに口付けを落として、僕も瞳を閉じた。
絡めた指先に、ぎゅっと力を込めた。
あふれる人ごみの中で、この指先だけが現実。
誰にも邪魔されたくない。
今にもさらわれてしまいそうな儚いものだけど。
決して離したくない。
失くしなくない。
隣に居るきみだけが、僕の現実でありますように。
冷たく光る銀色の月の輝きを きみの薬指に捧げた。
笑っちゃうような独占欲のかたまり。
刻まれた十字に誓う。
きみが居ないと もう呼吸すら出来ない。
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