かえってます。 - 2005年08月12日(金) 今はお盆だから、弟を亡くしている彼がこっちに帰っていないはずはないと思う。 たぶん、山のあっち側とこっち側のそれぞれの実家にいるのだろうと思う。 いつか自分で言った言葉が思い出されて仕方ない。 本当に出会ったのなら、決して忘れないし、いつかきっとまた会うだろう。 話ができたら、と思う。 今夜は雨が降っていて、星が見えない。 - 空っぽだから受け止められる - 2005年08月01日(月) わたしがあの子に惹かれる理由はたった一つ、それはあの子がただひたすらに、素直だから。 今がいちばん、つらいとき。ここを越えたら、少しずつ少しずつ、楽になるよ。 少しずつ、寂しさも、増すけれど。 本当のことは必ず伝わるから、心配しなくていいよ。 自分のことを言われているような気もした。 「もう得るものはない」「疲れた」「彼女は何も変わらない」。 でももう、殆ど何も感じない。 わたしがあの子の助けになろうとすることを知っていて何もしないのだとしたら、わたしはもう、ゆうには頭が上がらない。そして、わたしがいなくなることでゆうがようやく本来の姿を取り戻したのだとしたら、…わたしはゆうに謝らなくてはいけないのだろうか。それとも、これは初めからそう決まっていたことなのだろうか。ゆうにもわたしにも見通せなかった、本当のことなのだろうか。 会うのは、全部終わってけじめをつけてからにしたいと、あの子は言った。 それまでにはわたしも、今よりほんの少しでもいいから、豊かな自分でありたい、と、思う。 -
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