図書館の本。

ううっあと一週間で読めるかなあ…
自信ない(T-T)
だってまた本屋に行って本を買っちゃったし。
この前のもだいぶそのまま返しちゃった。
そんなら借りるなよ、と言われそうだけど、借りたい衝動が
どうしてもとめられないのよー。
んで、借りて安心してしまう。あかんなあ。

というわけで、先週借りた本は以下の通り。

「時計を忘れて森へ行こう」光原百合←もっと読みたいこの人の本
「永遠の出口」森絵都←おおっ新作が手に入るとは
「行きつ戻りつ」乃南アサ←久しぶり
「天国の本屋」松久淳←また借りた、今度こそ
「捩れ屋敷の利鈍」森博嗣←こここんどこそ
2003年09月29日(月)
光原百合。『十八の夏』

光原百合さん、最近注目の作家さん。
アンソロジーなどで、何度かお目にかかったが、一冊の本は
初めて。
この『十八の夏』は確か推理ナントカ賞を取ったと記憶。
なので、もっとミステリミステリっぽいのかと思っていたら、
静かに粛々と物語は進んでいく。
時々、さわーっ、と風が吹きぬけていく。
そして「ああこんな感じなのね」と思いはじめた瞬間、
最後にがつんとやられた。←気づけよ
でも、嫌じゃなかった。
そうなんだ、そうなんだ、だからなんだ。
そしてその結末も嫌じゃなかった。
だって、これは「十八の夏」なのだから。

全4編の短編からなっているが、個人的には
「ささやかな奇跡」が好きかなあ。
金木犀、大好きだから。

光原さんの本を読破することに、決め。
2003年09月22日(月)
吉村達也。『平安楽土の殺人』

もう図書館に返してしまって手元にないので、思い出しながら(汗)。

魔界百物語の第二弾。
というか第一弾の話の内容をもう忘れていて、第一弾のときに
ちょびっと舞ちゃんと氷室先生が…ふふふふ。ぐらいしか
記憶にない。←タダのミーハー
で、やっぱり氷室先生に逢いたい、というだけで借りたこの
本であった。
名探偵のシリーズというものには、必ず「宿敵」が出てくるのは
どうしてだろうな、と思う。
氷室先生よりもお慕い申し上げている伊集院先生にだって
「シリウス」が出てくるし。
QAZという「宿敵」は、まだ氷室先生の前に姿すらあらわして
おらず、読者的には「もう待てへん!」というところまで
来ているのではないか。だから、後書きで、今後の展開を
かなり明かしているのではないだろうか。
このへんも、前代未聞かも…
だって全部で100も書くんだからなあ…

それにしても、あのひとがああなるとは思っていなかった。
まったくもって、容赦ないね。それがちと残念。
もちろん、そういう展開だからこその100物語なんだろうけれども
かなり今回は犯人側の邂逅が長くて、キツかった。
単なるミーハーだね、ワタシってやっぱり;^^)
でもでも一言。舞ちゃんでなさすぎ!!…あー、言っちゃった。
2003年09月21日(日)
By ちゃいむ

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