日常喜劇

2007年02月28日(水) デトアラ


もうすぐ上映が終ってしまうデットオアアライブ、
通称デトアラを見に行ってきた。私はセクシーな
お姉さんのアクションが大好きなのだ。あと
ケイン・コスギも大好きv ってことで、仕事
終ってから8時近くの上映を見に行ったのだが、
終了間近で平日夜なものだから、客が5人しか
いなかった。…まぁ、落ち着いて見られるから
いいんだけどね。
内容は、というか元はゲームらしいんだけど
相変わらず格ゲーに疎いので、全く知らない
世界だった。…まぁ、すぐ上映打ち切られちゃう
ようなつまんない話だとは思うんだけどさ。
綺麗なお姉さんのアクションが見られれば満足さ。
そして予感は当たった。
始まってすぐ、あまりの世界観にのけぞりかける。

忍者一族プリンセス寺院暮らし
寺院と言ってもチャイナ風であげくプリンセスは
そばかすの残る白人
、でも場所は日本!?

え?え?いきなり付いて行けないんですけど!
…なんなんですかこの世界は!?
思いっきり英語で「プリンセスカスーミ!」とか
「ハヤブーサ」とかアクセント付けて呼ぶな、
せめて日本人使え!
最初から思いっきり出鼻をくじかれて焦ったのだが、
あとはまぁ、格闘メインで面白かった。男も女も
やっぱり肉体派はいいねぇv

総じて、アクションも楽しめたし
嘘日本ワールドが面白かったのでヨシ。



2007年02月25日(日) 次はバサラ


今日も一日暇だったんだけど、もう幻水はしばらく
やりたくない(涙)ので、友達に借りた格闘ゲームを
することにした。ちまたで話題の「戦国BASARA」だ。
友人には「簡単だからとりあえず動かしてみて」と
言われていたので、説明書も見ずにカチャカチャと
ボタンを押してプレイしてみた。
けっこう面白い。
キャラもアホで面白いのだが、ゲーム自体もストレス
解消出来て楽しいのだ。主人公の伊達政宗は6本の
刀と英語交じりの言語を使うただのヤンキーかと
思いきや自称「伊達男」。まずあり得ないなんだけど、
そのあり得なさ加減が面白い。
格ゲーやったことないのでやり方がわからないのだが、
とりあえずボタン押してればなんとかなるので
クリア出来て面白かった。
いやー、しばらく幻水の逃避にちょうどいいや。
というか、チカラ入っちゃって肩凝りそうだけど、
ストレス解消にピッタリ。

いや〜楽しかったな〜明日も仕事がんばろ〜、などと
浮かれながらコンタクトを外して洗浄していたところ、
まだゲームの延長で力が入っていたらしく、パキリと
割ってしまった。

ノー!!! (>□<)

明日から仕事なのに〜!
仕方がないので、前に使っていたのを探しだしてきて、
試しに嵌めてみた。もう度数とか合ってないけど
この際文句は言ってられない。それより今度こそ
スペアもないし、割らないように気をつけないと…(汗)



2007年02月24日(土) すっぽかし


明日は友人と会う予定があるので、今日は一日ゆっくり
休んでカゼ治して明日に備えようとしていたら、
その友人からメールが入った。

「待ってます」

えぇええ!?
ゴメン、マジ間違えた!
明日だと思ってたのに今日!?
うちから待ち合わせ場所までは1時間半かかる。
しかも出かける気なくパジャマのまままったりしてたのに
急に出る気にもならない。しかも今から出たら充分夜だ。
友人と待ち合わせして、その後皆と会うのは1時間後。
間に合わないし!
あれこれ考えて、結局今日はお侘びしてキャンセルして
もらうことにした。…いやー、ずっと勘違いしたままだった、
最近私もボケたなぁ(滝汗)

つまり今日もだけど、明日もオフになってしまった。
なので今日は幻水3をやりこむことにした。
夜中にプレイを始めて、同時にウィルスバスターを2007へ
ヴァージョンアップを始めた。何しろうちのパソコンは
メモリが少なくてすっごく遅いからだ。そのうえ新しい
ヴァージョン入れたら更に遅くなるだろう。おとなしく
1時間ほど待ってみたが、なかなかダウンロードが
終らないのでパソコン放置してゲームに走ったのだ。

幻水は今、佳境。
が、しかし。楽しくプレイしているうちに、大好きなゲドが
けっこうなヘタレだったことが判明して泣きたくなってきた。
50年も前の親友との別れを根に持ってるってどんだけ
ネクラなんだよ!しかも親友の彼女にまでアレコレ言われて
情けないったら…!(号泣)私はゲドを割と普通に好きだった
ので、50年も男の影を追っかけてるヘタレっぷりにすっかり
興冷めしてしまった。情けない…!

で、そんなこんなで幻水も飽きてきたのだが、恐ろしいことに
ダウンロードがまだ終らない。もうそろそろ4時間経つのに
まだ半分ちょいだ。…どうしよう、もう幻水飽きちゃったよ。
仕方ないのでゲームは止めて、小説を書き始めた。
いい加減更新しないとなぁ、とか思ってるのだが、いかんせん
眠い。でもダウンロード放置して寝ちゃったら、何も知らない
父が勝手に電源落としちゃうかもしれない!(滝汗)
仕方ないので頑張って起きていて、ようやくインストールまで
終らせたら朝の6時過ぎていた。
もう外が明るいよ…(−−;

とりあえず、明日休みでよかった。



2007年02月23日(金) ハイテク病院


先日の、健康診断の結果で胸に影があるのがすごく
母の心配だったらしく、母が予約した病院に行くことになった。
影があっても結果は「ほぼ正常」だったので私は気にして
なかったのだが、うちはガンの家系なので心配したらしい。
そして連れてこられたのが、ビッグサイトの横にある
ガン治療専門病院。母が行き着けの病院だ。
先日、一緒に隣のホテルには泊まったけれど、中に
入ったことはなかったので入って驚いた。
ホテルのロビーのように開放的で綺麗な空間なのだ。
空いた空間にピアノがあったり、コンビニが入ってたり
レストランが入っていたりエスカレーターがあったりと、
とにかくオシャレ。そして窓口が多すぎて、どこに
行ったらいいのか解らない。
迷いつつ、初めての人の受付に行って問診表を書いた。
身長体重喫煙飲酒とか、普通の質問に混じって
「ガンだった場合告知して欲しいですか?」
みたいな重い質問に沈んでしまった…えー、そりゃ
知りたいけど、まずなりたくないんで(涙)
受付で作ってもらった診察券とPHSを渡された。
診察する際に、手元のPHSで呼び出しされる
らしいのだ。確かに今、私の名前が表示されている。
すごいハイテク!

待合室がまた綺麗で広い。
予約時間ほぼぴったりに診察してもらい、再度
レントゲンを取ってもう一度診察してもらって帰ってきた。
レントゲンだけで不安ならCTも取りましょうという
話になり、CTやるならまた後日来いと言われたからだ。
…このへん、デカい病院は融通利かないよな。
帰りは診察券を自動清算機に入れて、機械で清算して
終わりだ。最後までとことんハイテクだった。



2007年02月21日(水) カゼ


月曜から我が家では祖父と母と私が一斉にカゼをひいた。
元気なのは父くらいである。
私もへろへろになったのだが、今は忙しい時期なので
休んでられない。へろへろになりながら会社へ行き、
当然ながら帰ってきても幻水が出来ない。そのへんが
一番のフラストレーションなのだが、金曜に休みを
入れたのでそこまでの辛抱である。しかしあまり
食べられていないのでけっこうふらふらする。
カゼのせいで余計体力を奪われてるからかもしれない。
そう思って、昼はエネルギーを補充しようと近所の天丼を
食べに行こうと思ったら同僚に「カゼの時は止めた
方がいいですよ」と止められた。そういうものか。
ところで家では、皆してカゼをひいたので、昨日は
母が鍋にしてくれた。野菜や豆腐がメインの、大変消
化によさそうな内容である。私も昨日はそれを食べたのだが、
帰ってきたら母がまだ具合悪そうだ。
どうしたのかと聞いたところ

「鍋だったのにお腹下した」

らしい。私よりセンサイな胃腸の持ち主だが、鍋で腹
壊してるくらいだから全く始末に終えないカンジである。

…とりあえず、昼間に天丼食べないで良かったかも。



2007年02月19日(月) 美形の…


今日は午後から出勤のため、朝遅い時間の電車に乗った。
この時間は会社に向かうサラリーマンより大学生が多い。
目の前に座っている男性を見てオヤと思った。
普通にサラリーマンに見えるのだが、このあたりでは
珍しいくらい整った顔立ちをしているのだ。
「こんな美形珍しいなぁ」とつくづく眺めてしまった。
だからといって別にチャラチャラしている訳でもなく、
普通のサラリーマンに見えるけど顔は綺麗。私は男性には
顔立ちより体つきを求めるタイプなので、特になんとも
思わなかったんだけど感心して、ふと視線を落としたら
ズボンと靴下の隙間からけっこうなスネゲが見えた。

…あー、ちょっと残念。

顔がいい分、普通にスネゲなのにガッカリだ。
早速会社に行って同僚にその話をしたところ

「顔がいいだけガッカリも倍増ですよ!」と力説された。
…確かにそうかも。いやでもあれで剃っててたら
ナルシストっぽくて更に気に入らなかったかも。

現実の美形もなかなか難しいな。



2007年02月18日(日) 東京マラソン


今日は始まる前から大騒ぎだった東京マラソンである。
あいにくの雨で、しかも休日出勤で、朝から都内へ
出て居たのだが、いかにもこれから運動するっぽい
カッコをした団体を目撃した。ボランティアかも。
仕事は外に出る必要がなかったので、マラソンの影響も
なく無事に帰ってこられたのだが、帰って来てから
テレビを見ていてふと気付いた。
東京マラソン見たかったなぁとテレビを回していたら、
参加者のドキュメンタリーを放送していて、それを
見た。最近の丸の内OL達は、仕事が終った後に銭湯で
着替えて皇居のお堀の周りをジョギングするのが
はやっているらしい。そんな女性達にインタビューを
して、最後に東京マラソンに出場するOLにスポットを
当てているのだが、納得出来ないことが一つ。

なんで走ってるのに化粧が落ちないんだ?

化粧を落とせと言っているのではない、なぜ崩れない
のかが不思議なのである。フルマラソンを完走した
後なのに、綺麗にメイクした女性は確かに画面栄え
するけど、フルマラソン走った直後にフルメイクなのは
納得がいかない。

こないだ見た映画「マリーアントワネット」も、スィーツを
食っちゃカジノで遊んだまま化粧も落とさずに眠りこけ、
どうしてそれで肌が荒れないのか不思議でならなかった。

多少見苦しくてもいいのに。



2007年02月16日(金) 一人盛り上り


私の中では今、幻想水滸伝3が熱い。
世の中は幻水5が去年の2月に発売されて以来
なので、言うまでもなく私の一人ブゥムである。
が、プレイを始めるのが人一倍遅い私は2の外伝を
正月休みに終え、やっと暇を見つけた最近、
ちょこちょこと3を進めている。
友達の評価もさんざんだったし、世間の評価も
あまり高くないので正直大して期待していなかったが、
やってるうちにだんだん楽しくなってきた。
まず主人公が3人居て、それぞれのストーリーを
3章仕立てて進んでいくのだが、そのうちの一人
傭兵隊長の無口な男にハマってしまった。
最初はなんとも思ってなかったのに、次々明かされる
ドラマチックな過去にすっかりめろめろになって
しまったのである。傭兵!無口!過去!おまけに隻眼!
小汚いカンジがまた、たまんないね(><)
早速友達のハルカに言ったところ「アンタらしいよ」の
一言で片付けられてしまった。確かにね。しかし
ハルカも傭兵!碧眼!には弱いので人のことは言えない。
私が言った後、わざわざ画像を見てくれたらしくて
「思ったよりフケてた」と言われたが、私は常に自分より
年上にときめくので、それはそれで仕方がない。渋好み
なんだもの。主人公達は他に、辺境部族の少年と騎士団長の
女性。皆それぞれ面白いキャラなんだけど、どうもセリフが
統一されてなくて変なカンジだった。場面ごとに性格が
変わって見えるんだけど…?
その幻水はいよいよ佳境に入ってきていて、仕事が忙しい
合間を縫ってプレイしていてこちらも忙しい。
でも続きが気になるので止められない。
暫く寝不足の日々が続きそうだ。

誰か話し相手になってくんないかな〜



2007年02月13日(火) キチーその後


父が無事に帰ってきた。
とりあえず何事も無かったらしいだけで
万歳三唱したいくらいだ。
中国へは近所の老人会みたいな団体で行ったのだが、
珍道中続きだったらしい。入国審査でパスポートを
見せてそのまま置いて来ちゃった人とか居たり…(汗)
そして、孫に言われたキチーもちゃんと
買ってきたらしい。私に
「いいキチーがあったぞ」
と誇らしげに言っていたが、
キチーに良いも悪いもあるのか不思議だった。
が、今日母が複雑な顔をして私に
「お父さんが買ってきたキティ見た?」
というので見せてもらって、納得した。

それはキティではなく

「ミッキー」

だったからだ。
しかもあからさまなニセモノ。

父の住む世界では猫も鼠も同じらしい。



2007年02月12日(月) 大人の買い物


旅行には行かなかったけど、旅行代金に
相当する大きな買い物をしてしまった。
骨格を矯正する「姿勢が良くなる下着」だ。
上下合わせて4万円近く。
冷静に見れば騙されてる感ヒシヒシなのだが、
私もそろそろイイ年だし、一着くらいいいよね?
これで成果が出れば言うことなし。
ちなみにお店では次のアイテムを売ろうとして
いたが、さすがにいくつも買ってもいられまい。
こないだも「血行良くなる靴下」4千円
買っちゃったから、いい加減ここらで
手を引かないと(汗)



2007年02月10日(土) 映画


ついに始まった三連休だが、今年の私はインドア派宣言を
しているので旅行には行かない。まったり充実した
時間を過ごす予定だv
とりあえず今日は映画を見に行った。
「マリーアントワネット」
女性誌ではやたらと騒がれていたが、映画館はイマイチ
人の入りが少ない。なぜだろう?と思ったいたのだが
見たら納得した。けっこうつまんないのだ。
ファッション誌を愛読するようなオシャレ女性には
楽しいかもしれないけど、どちらかというと歴史好きの
私にとってはつまらなかった。確かにスイーツと
フラワーに囲まれた綺麗で可愛い世界なんだけど、
それだけなんだもの。目は楽しませてもらったが、
全体的には「な〜んだこんだけ〜?」ってカンジだった。
マリーを一人の女の子と捉えた描き方は斬新かも
しれないけど、イマイチ焦点もボケてたし。

あ、イマイチと感じたのは恋愛モノだからか。

私の好きな恋愛モノパターンは
「相思相愛だけど結局は恋愛以外を選択する」
「主人公同士の相思相愛の影でひっそり泣く」
こういう報われない系なのだ。
しかもストーリーの主筋からちょっと外れた部分に
挿入されるくらいでちょうどいい。

…そう考えたらやっぱりつまらないよな。



2007年02月09日(金) キチー


ついに今日、朝早くから父が中国に旅立って行った。
「羽田へ行く」と言い張っていたが、たぶん行き先は
成田だろう。とりあえず家の近くからバスが連れてって
くれるから、その辺の勘違いは敢えて訂正しないでおいた。
父は昨日からウキウキで、姪(父にとっては孫)に電話して
お土産は何がいいか聞いていたらしい。私も聞かれたが、
ホント誰のご厄介にもならずに無事帰って来てくれれば
何も要らない。
そう思ってうちに帰って来てみると、母が笑いながら
父直筆のメモを見せてくれた。どうやら孫達に聞いた
土産リストらしい。
「お父さんが書いたメモなんだけど、わかる?」

…キタ、マレに見る父の悪筆…っ!

ドキドキしながらメモを見たら、想像以上だった。


ストラプ
キチー


「…」
昨日のうちに本人から話を聞いていたので何が言いたいか
解るが、あらかじめ答えを知っていなければ解るまい。
大荒れの漁船の上で書いたような殴り書きの、
ダイイングメッセージより難解なこの2行で

キティちゃんのストラップ

という意味になる。…ホント、どうしてネイティブな
日本人のくせにこんなに国語が不自由なんだろう。



2007年02月08日(木) 身にしみろ


父が明日から中国へ旅行に行く。
近所の人達との老人会みたいな2泊3日の
小旅行なのだが、行く前から不安でならない。
だって小さなリュック一つ背負って行こうとしてるのに、
その中にヒゲソリ入れようとするし。
ダメ止めて、刃物は機内に持ち込んじゃダメなんだよ…!
そう言って止めたのに、袋に入ってれば大丈夫だろ?
とかイマイチ理解していない。
思い余って母に「止めてよ」と言ったところ、
母は一言こう言った。

「捕まれば理解するよ」


そういう問題じゃないんだってば〜(>_<;)



2007年02月06日(火) 大遅延


仕事の後、食事をして駅に向かったら大混雑に
なっていた。どうやら人身事故で電車が全線ストップ
しているらしい。早く帰れば良かった、とチラリと
後悔したら「まもなく運転が再開するとの連絡が
入っています」という放送が入ったので、とりあえず
電車に入った。…が、しかし待てど暮らせど出発しない。
2分置きくらいに進捗状況の説明放送が入るのだが
どうあっても発車しない。しまった騙された、と
気付いたのは電車に入って立ち尽くしてから30分程
経ってからだった。途中までなら違う電車が走って
いる。振り替え輸送しているから、切符をもらって
別の電車に乗り込んだ。これで今待ってた電車が
発車してしまえば間違いなく追い抜かされるのだが、
どうやらまだ動きそうもないのでとりあえず途中まで
行ってしまうのも良いだろう。
そうしてほうほうの体で中間地点まで到着したが、
今度は運転再開しているはずなのに電車が来ない。
またその駅で30分程待たされるハメになってしまった。
…おかしいなぁ、各駅で止まってた電車が順次発車して
いればこんなに待つはずないのに。時間は10時を過ぎ、
ついに父からは「もう帰って来なくていいから親戚の
家に泊まって来い」とか無情の最後通告が。待って
着替えも化粧品も持ってないの!
私はおうちに帰りたいんだよ…!(>■<)
ということでなんとか、当初の予定より1時間半遅れで
自宅の最寄り駅に到着した。帰ってから知った情報に
よると、私がまっすぐ帰る時によく乗る電車が事故った
らしく、今日おとなしくその電車に乗ってたら、途中で
ストップしたあげく立ち往生して進退窮まっていたはずで、
いつ発車するかわからないから食事する暇もなかった
だろうから、その点だけは食事しといて良かった、と
思うことにした。
…いやはや週明け2日目にして疲れた。



2007年02月04日(日) また上田・2


11時チェックアウトなので、7時過ぎに起きて風呂に入りに行った。
ご老人達はもう食事中だろう、朝風呂もほとんど人は居なかった。
食事処もやっぱり人がまばらだった。朝もバイキングだったのだが、
昨日あれだけ食べたにも関わらずまたしこたま食べて苦しい腹を
抱えて部屋に戻った。戻ってから一休みし、10時からフロント前で
餅つきをやるというので見に行った。ここの持ちつきはまた独特で、
3人が杵を持って順番に打つのだ。皆で手拍子して面白かった。
その後、たまたま配給される一番手前に居たのでさっさと餅を
もらって部屋に戻って食べた。うーん、付きたて餅なんて久し振りだ、
美味しいvそうこうしているうちにほとんど時間も無くなってきたので、
身支度してチェックアウトした。朝はDVDを見る時間が無かったのが
残念だ。
スタッフに見送られてバスに乗り、再び上田駅に到着した。
また荷物をロッカーに預け、真田太平記館へ。もう帰りの新幹線の時間まで
ここに篭城してもいい構えでやってきた。今回こそシアターを嫌というほど
見まくるぞぅ!入った時には人が居たのだが、何度も同じ内容を見ていたら
一人減り二人減りとついに二人きりになった。途端にくつろいで横になる。
だって座布団楽なんだもん〜。
久々に見た切り絵の「上田攻め」は、やっぱり兄がカッコ良くて惚れ直して
しまった。兄上〜ステキです〜!(><)
そのうち人が入って来たので、一通り見たし出てきたが、そろそろ内容を
覚えそうだ。でもまだ見たい。愛ってしつこいな…。
さて12時過ぎに入ったのに大して広くも無い太平記館を出たのは3時過ぎ
だった。再び柳町通りにやってくる。昨日目をつけていたパン屋で軽食を
食べようと思ったのだ。ここもやはり同僚がイチオシしていたパン屋で、
いかにも手作りのパンが可愛らしい。レストランはランチが終ってしまった
ということだが、カフェならやっているというので2階に上げてもらって
驚いた。テーブルがないのだ。どころか畳敷いただけで何もない。
どこでどうくつろげばいいのか解らなかったがとりあえず窓辺に寄って
座ってみた。すると注文した食事を持ってきたスタッフが膳を用意して
食事を置くではないか。どこに座ってもいいから座った場所の前に膳を
セッティングするってかなり斬新なんですけど!とりあえず昨日DVDを
見た影響で「向かい合おうか…」と向かい合いに移動して食事開始。
夕朝とバイキングで食べ通したクセにけっこうお腹が空いていて、随分と
おいしいスープとアップルパイだった。つか激ウマ!何コレ!?
あまりにも感動して帰りにチェックしたら、実は本店が代々木の方にあって
ガッカリした。…なんだ、すぐ行ける場所にあるんじゃん(−−;
でもとにかく腹は満足し、まだ微妙に時間があるからと電車に乗って
神社を見に行くことにした。バスから見かけて気になっていた生島足島神社。
父や兄が寄進したこともあるらしく、何か縁のものがあればもうけものだ。
2両編成の先頭一ドアしか開かないという超ローカル線に乗り、20分も
揺られて下之郷駅到着。ここは珍しく駅員が居るので、切符を渡して外に
出た。出たと言っても10歩歩くと駅の外でもう線路だ。遮断機もない踏切で
交換が来るというので止まってる電車の目の前を歩いて渡った。ある意味
レアな体験である。もう夕方になってて人もまばらな風の中、大河ドラマの
影響でのぼりが立ってる神社の参道を歩いた。真田は祖父の幸隆が武田
二十四将の一人で、父も信玄の小姓をして直臣になるから大河ドラマでも
大活躍の予定でのぼりが立つ理由も解るのだが、なぜか信玄には関係のない
幸村ののぼりまで立っていた。そこまでするなら兄のも作ってくれ!
前回の国分寺は期待しないで行って想像以上だったが、今回の生島足島神社も
大満足だった。なぜなら父と兄の直筆の書状が展示してあったから…!
きゃー、父の書状は前にちょっと見たけど、兄のは始めてだー!
私にもっと字の心得があれば字から兄のひととなりを読み解くのにー!
でも感動した。いやんステキ、兄の直筆見てるだけでドキドキだわv
誰も居ないのをいいことに二人ではしゃいで大盛り上がりだった。
神社もなかなか綺麗で見所あったし、雰囲気良かった。行きには一匹だった
猫が帰りには二匹に増えていて、それがまた人懐こいものだからついつい
構って随分遊んでしまった。いや〜ん可愛いにゃ〜〜〜vv
思いの他のんびりしてしまったら、帰りの新幹線の時間に間に合わなくなって
しまった。でも自由席なら乗っても構わないと聞いていたので、ゆっくり
お土産を買って駅中でそばまで食べて新幹線に乗り込んだ。そういやついに
ご当地幸村キティが居てビックリした。…有名になったもんだ。
帰りの新幹線は、スキー客で大混雑だった。やっぱ予約は大切だね〜。
更に乗り換えた地元のローカル線は、何も放送もないまま寒空の下10分以上
待たされて驚いた。え、普通くどいくらい放送入らない?少なくとも都内は
くどいよ?…これだから地方のJR東は困るよ、客なめきってるわ。
まぁ最後は必要以上に疲れたけど、全体的には楽しい旅でした。
やはり上田はいいなぁ、また行きたい♪



2007年02月03日(土) また上田・1


記念すべき今年初の旅行先はまたしても上田である。
もういい加減去年から上田ばかりである。でもまだ全然足りない。
今回も朝から出てって10時前には上田駅に到着した。駅はスキー客と
温泉客でいっぱいだ。そりゃそうだろう、信州の山・温泉地だもんね。
しかし温泉にもスキーにも全く興味のない二人連れがここに到着。
今回の目的は「お宿でまったり真田太平記DVD鑑賞」である。
そのためホテルにはチェックインからアウトぎりぎりまで滞在予定だ。
でもまだ3時間近くある。早速改札を出ると豆まきしている団体に遭遇
した。そういや今日は節分だったなぁと眺めていたら、大黒様や狐面の
カッコした人たちと裃の神主が祝詞の後豆まき開始。それと同時に皆に
落花生や餅を配って回ったものだから辺りは大混乱になってしまった。
私と連れのハルカは、最初からまん前で行事を眺めていたにも関わらず
おばちゃんパワーに負けて何ももらえずじまいだった…恐ろしや。
とりあえず気を取り直して上田駅を出発。雪の上田城を見てご飯を
食べようと思ったのだ。上田城は何回も来ているので、前回とは違った
ルートで向かった。途中にある和菓子屋に立ち寄る。すると不思議な
現象が起こっていた。
ここに来る前、同僚の戦国BASALAファン・真田太平記ファンに

「兄は果物に例えるといちごだと思うんです!」

と力説されて首をひねっていた。彼女の姉は信長を「のぶにゃん」と呼び
信長は妖精だと言い張る剛の者。その姉妹が唱える「兄いちご説」は、
連れに話してもなかなか理解されなかったが、上田に来たら恐ろしいことに
和菓子屋も果物屋も「いちごフェア一色」。
なぜに?
同僚には、上田に行くと行ったら「果物屋2件見かけたから、どっちかで
いちご買って宿で食べて下さい」とムチャな要求を出されていたが、
この分では実現しそうで怖い。…どうした上田。
さていちごは置いといて上田城。シーズンオフらしく人もほとんどおらず、
雪がちょっと残る中をのんびり歩いて神社でお参りしてほくほくして帰って
来た。ふはーやっぱ物語の舞台はいいねぇv
お城を出ると「柳町通り」という古い町並みに向かった。こちらも同僚に
勧められてやってきた場所。確か今日は土曜だったはずが、ここもほとんど
人が居なくて寂しい限りだった。古い町並みもやや中途半端だったし…
でも老舗酒屋とか老舗蕎麦屋とか見てるだけでも楽しかった。酒屋なのに
飲む水あめ買っちゃったし〜v さて蕎麦屋はこの界隈では有名なところ。
ここに来るのが目的でやってきたのだが、店に入って驚いた。さっき駅で
豆まきをしていた団体が居るではないか。一度外に出てって周辺の豆まきを
したが、帰って来たら蕎麦屋で慰労会を始めてしまった。スゴイ、大黒様や
狐様や裃つけた人たちが食事してる。神様の食卓だ…。
興味深いものを見たとおいしいそばを食べながら眺めていたら、なんと
私たちにも宴会のおすそ分けがあった。米の代わりにそばで作った恵方巻を
一人一本ずつプレゼントしてくれたのだ。すごいラッキーv
でもそばを食べたばかりでお腹一杯なので、袋をもらって帰ってきた。
さて時間も頃合、駅に戻って送迎バスでホテルに向かわなければ。
時間ギリギリに駅に着いたら、もうバスは止まっていて他の客は乗車して
待っていた。あやや…遅れたわけじゃないけど申し訳ない(汗)
今回行くのは鹿教湯温泉という、上田からバスで40分ほど行った山奥の温泉。
正真正銘のド田舎だ。しかも別所温泉と違って特に見るものもない。
ここを選んだ理由は、1時に送迎バスが来て帰りも11時に送迎バスが上田
駅まで送ってくれるという点。部屋でDVD鑑賞して帰って来るのが主体の
旅なら長居出来るホテル大歓迎である。2時前にホテルに到着したが、
ウェルカムドリンクなんか飲んでたらいつの間にか2時過ぎにチェックイン。
入った瞬間スタッフに「おかえりなさい」と言われて焦ったが、どうやら
長期滞在客の多い湯治場らしい。そういや杖付いた老人の多いこと。
部屋も、マンションみたいな造りになっててキッチンが付いていた。素泊り
出来るようになのかもしれないけど、買い物する場所がないぞ(汗)
その部屋に入ってしばらくのんびりしていたのだが、3時半から近くの寺で
また豆まきがあると聞いて観光がてら行くことにした。昼間でも溶けない
氷燈篭と木橋があって、石段を登った上にある寺で豆まき開始。今回も、
老人が多いのに勢いに負けてほとんど何も取れなかった。だって皆の迫力が
怖いんだもの。皆してビニール袋持参で、投げられたミカンとか器用に
キャッチしている。ミカンは危険じゃねぇ?
ホテルに帰ってから夕食の時間までは早速DVD鑑賞開始。
前回、11月に松代・川中島に来た時は5話まで見たが今回はどこまで
見られるか。続きから見始めたのだが、原作を読んでないと話がよく
判らないくらいよくはしょってあった。上田攻めとか一番の見所のはず
なのに、図説とかしないからサッパリ何が起こってるのか判らなかったよ!
ところで夕食は5時半から。その前に、さっきの氷燈篭に明かりが入ると
いうので見に行った。氷の中にろうそくが入った燈篭が連なっててなかなか
ステキだった。いや〜風情あるなぁ。
ホテルに戻ってレストランへ向かった。5時半前から待ちきれない客達が
スタンバイし、ドアが開いた瞬間客が大挙して5時半に詰め掛けたので、
レストランは大層混雑してしまった。ちなみにバイキング形式で、私たちは
2時間以上まったり食べ続けた。老人向けで和食が多いのだが、なかなか
美味しかった。特にデザートのティラミスとパウンドケーキが絶品だった
なぁ、バイキングとは思えない味の良さだv
苦しい腹を抱えて部屋に戻り、敷いてもらってあった布団に横になって
再びDVD鑑賞開始。それにしてもこの作品の兄弟はホント逞しい。肉体
だけでなく、性格も男らしいの一言に尽きる。妄想逞しく頼りになる兄×
愛らしい弟をイメージしていた私達だったが、爽やかにクルミの殻を片手で
握り潰す弟のシーンを見てさすがに夢打ち砕かれた。…ダメだ、ゴツ過ぎる。
真田太平記といえば、頼りになるステキな兄×兄を慕う愛らしい弟が基本で
それを取り巻くよく出来た兄嫁と兄に心服する白兎のような可愛い家臣・
右近の三つ巴がヲタク的ドリームなんだけど、そう邪推して見るDVDは
なかなか楽しかった。
久し振りに兄弟二人で酒を酌み交わすシーンで、父でさえ「たまには兄弟
水入らずで」と言われて遠慮したのに、ちょっと私的なことを話し始めた
途端、すかさず入って来る兄嫁!腐女子達は「邪魔しに来たよ!」と
大盛り上がりになってしまった。さらに右近も、なぜかねぎらいの言葉を
かけた父ではなく兄の胸にすがりついてくる始末。「右近まで勝負かけてきた!」
と二人ではしゃぎながら見入ってしまった。で、ある程度満腹感も収まって
きたので風呂に入りに行くことにした。この時間なら老人達は入ってない
だろう。案の定、12時前だったが客はほとんどおらず、というかスタッフが
入りに来ているだけで、彼女達が出てった後は私達の独壇場で長々と湯に
浸かって太平記ヲタ話に花を咲かせた。露天風呂は時たますごく冷たい風が
吹いて来るけど、湯が温かいので気持ち良かった。1時間以上風呂に入って
まったりした後、部屋に戻って再びDVD鑑賞開始。
ハルカがギブアップしたので1時過ぎに寝たが、だいぶ話も進んで満足の
まま眠りに付いたのでした。


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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