Ｗ杯も盛り上がっているのか、盛り上がってないのかわからないJapanですが、取りあえず会社のショップにおいてあるＷ杯公式球は、よそのショップが在庫切れの中、相変わらず売れないわけで、それはともかくYahoo!の特設ページにある「イケメン選手の部屋」は、ミーハーな企画というより、使われている写真を見ると、逆に嫌がらせなのではないかと思うわけです。
ここのところめっきり暑さも増し、皆々様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。さて、あたくしの父はたいへんな犬好きでして、毛足の長い我が家のシー・ズーどもの暑がりようを不憫に思い、家人が寝室に入って無人のリビングで眠る犬どものため、扇風機ばかりかクーラーまでかけてやります。あたくしが夜半、あまりの寝苦しさに寝付けず、階下に降りたところ、きんきんに冷えたリビングで、犬どもは起毛生地のハウスに潜り込んで丸まっている始末。
「黒猫が前を横切ると不吉である」などと世間では申しますが、今朝、車で家を出たところ、下図Ａ地点で右から左へと黒猫が横切っていき、さらにターンしてＢ地点まで来ると、緑地にいた同猫が左から右へと横切っていきまして、これは「不吉」の２倍と考えるべきか、それとも一度目が右から左へ、二度目が左から右へと横切ったので、プラスマイナスゼロと考えるべきか悩んだのですが、会社に着く頃にはすっかり忘れていて、今、今日一日を思い返してみると、概ね平和でした。
自分と同じ血を持つ者として、父もいつか何かに使えるからと、物を捨てられず、ためずにはいられない性格なのですが、先日知人に贈る焼き物の梱包に苦労しているのを見た母が「（ため込んだ）プチプチ（エアパッキン）を使わないのか」と尋ねたところ、父は「せっかくためたのに、もったいない」などと答え、呆れると同時に、少し気持ちがわかってしまえる私は「そう言えば、今日届いた荷物をくるんでたプチプチ、お父さんが沢山ためているからいらないと思って、捨てたわ」とあっさり言う母の血は薄いのかもしれません。
「日本が上の組（決勝トーナメント）に行けるのってそんなに難しいの？」と、プロ野球は見てもサッカーは見ない母に尋ねられたので、「楽天が逆転優勝して日本シリーズで日本一になるより難しい」と教えてあげたら、納得してくれました。
福井俊彦日銀総裁を見るたびに、誰かに似ているという気がしてならず、「誰に似てるんだろう？」と訊きますと、皆それぞれ有名無名問わず、違う人の名をあげるのですが、確かにそのどの人にも似ているようで、福井総裁は色々な顔の集合体のようですが、強いて挙げるなら「日本のおじいちゃん」的顔相と言うことなのでしょうが、「日本のおじいちゃん」的な顔してきわどいことをしているのが、また今の日本的と言えなくもないような気がしないでもないような気がするわけです。
私 「引退表明をしたビル・ゲイツってつくづくすごい人ですね。学生から起業して、一代で巨万の富を築いて、まさにアメリカン・ドリームという感じです」
会社の人「まあ、出た時期に恵まれてたよね」
私 「いや、同じ時期に生きた人は皆同じようにチャンスがあるわけですから」
会社の人「同じようにチャンスがあるといっても、時流に乗るのは大変なんだよ。それを巧く掴んだビル・ゲイツはすごいんだよ」
私 「それはそうですけど……（あれ？）」
わたくしの母は重度の機械音痴でして、「スイッチを入れる」以外の動作はできませんので、店のレジスターはただの金庫と化し、ビデオの操作などもできず、電子レンジも「あたため」しか知らず、それでも本人は不自由なく生きてきたわけですが、どう考えてもゲームの操作など無理かなと思いながら、ＤＳ Liteを貸してみたところ、すっかり『大人の脳トレーニング』にはまり、気づけばいつのまにかゲーム機を使いこなし、ソフトで自在に遊ぶばかりか、最初に作った自分の個人データを削除していたりしまして、よく削除の仕方がわかったなと驚くと同時に、何故個人データを消したのかと疑問に思い、訊いてみたところ「あれは、本当の私ではない」などと、会社勤め七年目のＯＬの「自分探し」のような台詞を言った時には、これを色々な意味で「脳トレ」の効果と呼んでいいのかどうか、しばし考え込んだものです。
ネットで商品を売っていると実にいろいろなお客様が現れるもので、先日、メールで注文を頂き、振込先の指定などを返信したあと、そのお客様から直接会社に電話がかかってきて、これからどうしたらよいかなどと訊かれ、商品の送り先をメールで知らせることと、代金の振込をお願いしたところ、メールの使い方がわからない、振込もよくわからないとの返事で、こちらとしても途方に暮れるばかりでしたが、どうやら振込自体は出来たらしく、翌日にはその旨、連絡してくれたのですが、やはりメールはできないということで、それなら最初の注文メールはどうしたのだろう、誰かに頼んだのだろうかという疑問を心にしまったまま、それならファックスで送り先を知らせてくれるようお願いしまして、届いたファックスが毛筆書きだったりするのを見ると、一歩一歩最後まで頑張ってください、という気持ちになるのでした。
会社では生意気にと言いますか姑息と言いますか、Ｗ杯特需を狙ってまだ寒い時期からＷ杯ボールなどを扱ってみたりしているのですが、なにぶんにも普段扱っている商ジャンルがずれているせいか、他のスポーツショップで「在庫切れ」などという文字を見るにも関わらず、なおかつそうした店よりも安い値段であるのに、全く売れないという状況なわけですが、とうとう始まってしまったＷ杯を見ながら、あの選手がボールを蹴り、この選手がボールをスローイングし、その選手がボールに抱きつきしているのを見るたびに、「あの有名な選手たちが皆こぞってうちの商品を宣伝してくれている！」などと思い、ちょっと嬉しくなって、自分を慰めてみるのでした。
本日は毎年恒例、梅雨入り宣言をした途端に梅雨の中休みのため、特にありもしない予定を変更して「ヤマナシマン」をお送りいたします。尚、胸の数字は標高を示しているものと思われます。
開会式でアナウンサーが「マラドーナ、いませんねー？」などと話しているのを聞き、昔、オールナイトニッポンでビートさんが「まらどーだ！」と叫んでいたのをふと思い出したりしていました。
Amazonでジェンガを購入し、家族で盛り上がっていたわけですが、今日、自分の会社で全く同じ商品を扱っており、低価格で購入できたことを知ったわけです。
月曜日に新しい人がやってきて、今日、姿が見えなかったのでどうしたのかと訊いたところ「昨日、昼から行方がわからなくなって、それっきり」とのことでした。
「さっき、専務の前で『これ、素敵ですね』と言ってくれただろ。あれが後押しになったよ」などと営業のＡさんが嬉しそうに同僚に向かって言っているのを横で聞きながら、さっき専務に「この商品、ネットではどんな感じ？」と訊かれたのでその場で調べてみ、「この通り、値崩れしてしまってオークションでは１円出品ですよ。全然駄目ですね」と報告したところ、「そうか、Ｂ君が見つけてきて、売り込んでるんだけどな」などと専務が答えたその場にちょうどＢ君がその商品のカタログを手にやってきた時の間の悪さを思い出していた私です。
My追加
