後悔日誌
From ND

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2010年10月23日(土) 徹夜


秋祭りの準備をお手伝い。

肉焼き場を作ったり、焼き芋のための竈(かまど)に石を入れたり。
それはもう重労働なんだけど、お父さんたちはせっせと精を出す。

辺りが暗くなると火を起こして、その様子を見ながら皆で一杯。

「あ、職員室の冷蔵庫のビールは飲んでいいですからね!」
なんて、なんだかタブーみたいなことが当たり前に飛び交っている。

園児たちの小さい椅子に腰掛けて、保母さんと飲んじゃうなんて思いもしなかった事実。
ますます園のことが好きになってしまった。

みんなで垣根を取っ払って、一丸になる。
そんな姿に、きっとチビも何か感じてくれると思う。


交代で仮眠を取りながら焼き番は続く。
静まり返った園庭にパチパチと燃える音が響いた。

いよいよ日の出。
なんだか胸が高鳴る。



2010年10月11日(月) 運動会


体育の日。
朝から音物の花火があちこちで響き、いかにもな一日が始まった。

朝早くから弁当作りに勤しむ妻。
それと反対に、なんだか乗らない気分の自分。

運動会が嫌、というわけではないけれど。
世間一般の、我が子一番でビデオを回し続けるような。
そんな親の姿に抵抗があって、腰の重い朝だった。

それはさておき、幼稚園に着くと驚くような親の数。
ペンギンがコロニー作っているみたいな光景でなんだか可笑しい。


開会式が始まり園長先生が登場するも挨拶は10秒!
子供優先の進行でとてもテンポ良いところが素晴らしくて、競技もどんどん進んでいく。

年少組の可愛らしさ。
年中組は背伸びした感じ。
そして年長組はもう小学生のよう。

それを皆で見守っている会だった。


それにしても年長組は迫力がある。
お互いの陣地にタイヤを引っ張り込む競争や全員参加のリレーがあって、応援もヒートアップ。
見ていて素直に面白かった。

お弁当を食べた後は親子で競技に参加して。
気が付けば閉会式。

ご褒美にボールを受け取り、整列する子供たち。
閉会の挨拶が終わると、音楽に乗せて無数のシャボン玉が飛び交った。
お父さん、お母さんからの思い出のプレゼント。
これがなんとも感動的で、なんだか目頭が熱くなった。


百聞は一見にしかず。
やっぱり運動会は、親のための行事ですね。

で、結論はというと。
来年もぜひ行きたくなりました(笑)





おまけ。

〜昼花火(音物)の豆知識〜

運動会やお祭りの開催を「ドン!」という音で知らせているのは花火です。
「号砲(ごうほう)」「段雷(だんらい)」「万雷(ばんらい)」が主に使われています。

☆「号砲」非常に大きな音で「ドン!」と一回だけの音がするもの。
☆「段雷」ひとつの花火玉に複数の雷粒が入っていて「ドン!ドン!ドン!」続けて音がするもの。
☆「万雷」ひとつの花火玉に複数の雷粒が入っていて、こちらは段雷のような時間差がなくいっぺんに破裂し、「ダダダッ」とか「パラパラパラ」と音がするもの。



2010年10月08日(金) 季節感


風に揺られる猫じゃらしを眺めたり。
ドキッとするような、真紅の彼岸花に目を逸らしたり。
熱帯夜はどこへ行ってしまったんだ、という位に深まりの早い秋。
Tシャツにサンダルが肌寒くなってきた。

ゴミを出しに行くと途中の道で、足音に驚いてショウジョウバッタが跳ねた。
産卵を控えたメスなんだろう。
大きな体を葉っぱに乗せると、安心したように休んでいた。


秋って分かりやすいネ。



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