久しぶりの連休 相変わらず 体調は上向かない
なので どうも進度が じりじりって感じで それでも二時まで 手縫いした箇所が 終わっているので 大分気は楽で
もう片方を どんな風にしようか 柄が可愛いので ふんわりの雰囲気をと 先の片側よりも 大きくタックを畳み
ポケットも作って 裾の始末をして いよいよ 二枚を縫い合わせ ベルト布の片側を 縫い付ける所まで
やれやれ 思い付いて きちんと形にすると そのリアルな姿は やっぱり圧倒的に 力を持っているんだな
自分の中だけで 潰しちゃあダメなんだ って もう何度も確認してる ハズなんだけど 先が遠いと 勇気が必要で
特に今は パワーで乗り切る なんて到底無理なので そんな中でもやれた ってとこに 価値があるな
手縫い箇所が やたら多かった 一着がようやく 出来上がったので 満を持して 大島に取り掛かる
地色の 濃い茶泥部分に 折り筋が白っぽく残り ひと幅をそのまま 使える所がなく 裁ち落として揃える だけで一日目が終了
この調子で いつになるやら しかも リバーシブルの ウエスト部分を どんな風にするか ノープランのままだ
いつものように ニット地のウエスト布を 片方に使い もう片方は ゴム入れ部分だけが ニットになる ってのがいいのか
または 前後ともに全部 大島だけで仕上げる 方がいいのか それは 前打ち合わせの 仕上げ方法にも 関係して来るので
雰囲気を確認しつつ 少しずつ 幅を繋げて行こう いつものように そうやって行くうち 次に進むべき道が 見えて来るだろう
折角考えた リバーシブル繋がり だが マイナス部分を 拾い始めたら 迷いが出て
今こんな風に 焦って使い倒して 大丈夫なんだろうか とかも思い 大島の衣装ケースを 片っ端から点検した
そうしたら 今年のお正月用に 間に合うようにと 準備して 結局手掛けられなかった 大島の生地が出て来て 改めて糸を調べて
織りは横双で 伝統柄ながら 少しポップな 可愛らしさもありで でもこれが コートってのは 何だか少し弱いかもだ
贅沢なもんで 本当に凄いのが 集まるにつれて 今まで平地からしか 見ていなかった眺めを 上空から ドローンが映すように
わたしの中の 大島の景色が 少しずつ 変わって来ている だからこそ贅沢使いを 発想出来るようになった ってワケか なるほどなあ
一昨日 最後に独り残って コップを洗って帰ろう とシンクの前に立つと
何やら 換気扇の方から 黒いカタマリが 飛ぶように走って来て わたしの上着の お腹辺りに激突して ささっと隅に入った
一瞬 何か判らなかったし 突然のことで きちんと見てなかったが ネズミに違いない
ぎゃあああ
誰も居ない空間に 叫んだそのせいではなく 温泉帰りからの うたた寝が祟ったようで 喉の痛みが半端なく 薬で抑えて
痛みが治まったら 声が擦れて まるで別人の昨日今日 なんか知らんが その声似合ってる って好評なんだが
服はもう 帰って直ぐに 洗濯したんだけど 未だに 衝撃は生々しく 思い出すと 吐きそうな位
なんか その経験もだが 自分の中に響く 自分のただならぬ声に ちょいとネガティブ方向に 傾きがち だったりするので
努めて 縫いのあれこれを イメージして 気を紛らわす日々 ああ もう本当に
スカートとセットの 羽織りものを 何度か縫って 丈も長くなって
縫い方がその都度 少しずつ 変遷しており 前作がもっとも 裏表関係ない 縫い代仕上げになり
その流れで今 一枚仕立てなのに リバーシブルスカート ってのを縫い途中だが 裾の始末を折り込まず 別に裁った生地を 繋げる方法から
それを生かせば 二枚の別生地で 片方の裾を覗かせた リバーシブルのが 出来るんじゃね と思い付いて
んじゃあ どの生地を使う って考えたら そりゃあもう 大島しかないだろう ってワケで 生地を漁りまくって
まずは一応 泥染めかどうかを確認 その過程で 本藍染もされているのが 何着か発見され 生地合わせをしつつ もうコーフン
両面表に使えて そのどちらもが 大島って贅沢過ぎる しかもしかも 一枚ではちょっぴり 使い方が難しい柄モノが まさにこの企画にハマる
その二枚のペアリングを 考えるのが楽しすぎ 新たに解いて洗ったりして なかなか縫いに入れず 考えていた 年末までのアイテムが 吹っ飛びそうな勢い
どうせなら これ以外にない って位に 運命を感じさせる ベストマッチを探したい 久々の 熱狂がやって来たな
早起きが祟って 昨夜は早寝して 今朝もその流れで まだ暗いうちに目覚めた
けれど なあんか疲れている それは恐らく 一週間に二回の発送が 影響していると思われ 七月の頭辺りも それで失速したんだった
今月こそは 温泉にお泊りしたい と思ってたんだけど いつもの宿は 蟹シーズンに入ったら 全く予約が取れなくて 仕方なく諦めた
でもこの疲れは 尋常じゃなく やっぱ温泉だよなあ と思い ふと 城崎温泉の営業時間を ネットで調べてみると
おおおっ
お気に入りの温泉が いつもなら午後からなのに 期間限定で朝から営業 このパターン確か 前にもあったけど ナイスタイミング過ぎると 暗い中自転車を飛ばし 30分後には電車に乗った
もっとも 丁度いい電車はなく 七時の開業までは 少し待ったんだけど 今回初めて 温泉に市民割引がある ってのを知った
お陰で 電車賃も入れて 千円で収まるって 嬉し過ぎる これで飲食店が 施設内にあれば 言うコトないんだけど それだけが残念だ
結局 過去最高に長湯して 電車の時間を待って サクッと朝市で 買い物をして 地元に戻ってから 鯖寿司を買って
まだ お昼には遠いのに にごりと一緒に キムチとクリチとかね 朝湯に朝酒サイコー きっとまた この過ごし方で リフレッシュしようっと
なんだか 三時過ぎに目覚めて ネットを徘徊 ボアやネル生地など いくつか注文
ここから年末まで 出来ればどこかで ギフトにも向く 巻物を作りたいので 着物地に合わせて より温かくなる ふわふわのを
それと共に 昨年は真冬用に シンサレートを挟んだ コートを作ったが 今年の冬は ボア生地をパイピングして 取り外し可能な ライナー仕様はどうかと
出来れば ムスコさん用の 大島のコートにも 漆糸の入った 錦紗の裏地を付けて さらにライナーで 秋冬のどちらでも 使えるようにしたい
さあて もっと時間が取れる 来年の秋冬の前に 今何をしておくべきか 大事に過ごさなきゃ
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新作に 一日集中した昨日
これまで 導入したことのない テクが必要だったので 手芸本を何ページも開き にらめっこしながら 時間ばかりが経過
あげく キモだけは解ったので 自己流に振り切り 想像していたよりも ずっと美しく 長いミシンも ズレなくばっちり決まり
そんでそこからは クリーマ上では今の所 ほとんど反応のない 手仕事の延長だが ハンドメイド感を ビーズあしらいで盛る
リメイク初期の頃 スカート端の 博多帯に施したビーズが 自分的には大好きな フォークロア調で あんな感じのを またいつか作りたい
そのための キラキラの種は わたしの中の宝石箱に 一杯詰まってて 出番を待ってるんだ
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日曜日に 着物フリマに行って 家に帰ると直ぐに 電話が鳴った
何でも 興味のあるお客さんが 来ているので 服を見せて欲しい って隣家から
もう売り物は 一点しかないので 自分用を何点か追加して カウンターに座る 妙齢のご婦人に披露すると 羽織っては 似合うとお喜び
洋裁をされるそうで 製作についてのあれこれなど 少しお話しをして 沢山着物があるので 自分も縫ってみたい と仰り
それを受けて 売ってもらえば って ものすごく聞き捨てならない 文言を隣の奥さんが 言ったんだけど 自分で着たい ってコトで終わった
一瞬 心の中がピりついたね ホント この地域の人達って 他人を何だと思ってんだろ ってコトが たまにあるので 絶対に油断できない
上手に 距離を取りながら やって行くしかないな
家に来て 僕の生活の様子を 見てくれるって 言ってたじゃないですか
何のことだか さっぱり解らず 近くに寄って さらに聞くと 破れている上着を 直してくれる話もした って意味不明
悪いけど 施設付きの職員なので ここを離れて 誰かの家に行く なんてあり得ないんだ と説明すると 少しして
妄想が酷い って自覚したらしく 済みません って だろうね 涎が糸引いて垂れてるし もうマジやばいったら
寝れてるのか聞くと はい予定通りです って 一体何の予定なんだか こりゃあ恐らく 眠れてないし 薬の管理も出来ていない
うーん うちに通い始めて もう随分経つけど こんなザ・統失 って感じになったのは 初めてだなあ
結局 身の置き所なく 途中で帰りたい となり 救急車を呼んでくれ となり 送迎で帰ったんだけど
相談室の ローテーブルに座って いじいじが来る いじいじが来るう ってのには参った まあ 一番辛いのは 本人なんだけど
先日の 仕事の流儀で 発達障害に関わる 精神科医が登場してた
自分のことを 細かく豊かに語れる 発達障害者との 診察場面を写して 普通とはなにか ってキーワードが 出て来るんだけど
いやいやいやいや
二語文がやっとで しかも発音不明瞭 こっちが聞き取れないと 他害に出るのとか トイレのペーパーが 流されてなかったと 窓を開けて大声で 怒鳴り散らすのとか
そんな実例なら 日々山ほど起こるので 障害が認定されるには 普通と言う曖昧な カテゴリーの中には 入れることが出来ない 厳然とした重篤さがある とつくづく思い知らされる
まあ 番組の作りとして 障害者に寄り添って こんな事が出来るようになった 言葉が出るようになったと そこに明るい未来を 見られるように切り取る ってのは仕方ないだろうが
あれを見て 藁をもつかみたい 気持ちの親たちは 誤った希望的観測を 持ってしまうかもしれず そちらの方向へ行ってしまうと 相応しい支援は 却って遠くなってしまう
ホント 報道とかもそうだけど 物語が先にあっては ダメなんだと思う そこに一切の光明もない 現実の連続であっても 笑い飛ばして 明日を迎えよう
昨日の夕方 施設の玄関を出ると 美しい空に 三日月と木星が ひと際輝いていた
夜になって お客様の元に 商品が届いているかと ショップを開いてみると お知らせの赤文字が 4となっていて 受取り通知や評価と共に 新たな購入の連絡がっ
ああ この4の赤数字を 何日も前に 夢の中で見ていたのだ あり得ない と思っていたけど 正夢だったんだ
お届けした上下のセットを 気に入っていただき 追加でオーバースカートと 気になっていた と言う 大島のはおりものもっ
いや 今までだって お届けしたとたんに 追加の波状攻撃は 結構あるパターンで トリハダもんの嬉しさを 何度も経験してるけど
やっぱりとくべつだ 何より心が温かくなって 例えようもない 幸せ感に包まれる つくづく いいお客様に 恵まれて良かった
感情が豊かに膨らむ 夕方の空の象徴が そのままやって来たな こんな日があるから やめられない
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