月曜日に休んだら 新人さんが ひとり辞めてた
曰く突然 今日で辞めます ってコトだったらしい すげーな 正味三日の勤務
その人が面接の後の 一日実習のとき オシゴトメンバーの部屋に やって来たので 内職を体験してもらった
あれこれ話すなかで 職場に求めるものって何 と聞いてみたところ 自分に合えば って答えが返ってきた
うん だーかーら その合うポイントが どんなのかを 聞いたつもりなんだけど 意味判らなかったのか
ああ たぶんこのしとは 自分の事をあまり 突き詰めて 考えたことがないんだろう そんな気がした
若ければ仕方ないと 周りも思ってくれるけど 30過ぎてこれは ちょいとマズいのでわ 密かに採用はないな と踏んでた
結局その方が お互いの為だったのにね たぶん 未だに続く ベビーブームゆえ 藁掴んだんだろうが
ようやく昨日 ほとんど一日を 寝暮らしたっぽいムスコに 画像の取り込みと 加工の方法を教わった
どっかから ソフト探さなきゃ って思ってたのに 入ってたのねん どんだけPC音痴なんだ
で 休みの今日は 朝から パン型の空焼きをやり直し 買い物に行って いろいろと仕込む間に 商品画像を撮影
いやー 久しぶりだ あ 京都へ行く前に 売れたら困るので 記録撮影はしておいたが
そんで あの台湾のイケメンが 買ってくれた羽織モノを 自分で着たい位に 相当気に入ってたので 複雑なカンジで見直した
けれども 鶴が羽で反物を織る如く 大事なものを誰かに 身を切るようにして 差し出さなければ
二度と出合う事ない生地の 素敵さは伝わらない だからこそ こんなにわたしは 飽きずにしつこく リメイクを続けている
撮った画像には かつてのように 空気感も漂って それを見る自分の中に 客観を呼び起こし 手元を離れる 準備が始まって行く
父が危ないかもで 毎日のように 電話が来る
彼岸に引っ張られる かもしれないなあ と思っていたけれど そうやってもう 一週間以上になる
で 一方その間
上から下から出て 大変だった酔っ払い状態 とか 自転車でコケて地球と戦う とか 刺身に骨があり ノドに刺さって取れない
なんて これまで生きて来て 体験したことのない 小さな異変が重なった それはきっと 父のコトって言うより
わたしの中に 否定形が沢山 澱んでいるからだろうね でも そろそろもう そんな状態を脱したい
勇気で漲る あの感じを胸に 帆を張って まだ見ぬ大地を目指して 海を行こうよ
平日に 休みを挟まない 一週間はひさしぶり そして 仕上げは恒例の会議
本当に 先月の会議で 仕事の出来ない 余分な仕事はしたくない 輩が偉そうに ご批判をぶったお陰で
わたしの 大好きな職場が どんだけ つまんなくなったか 今日の昼間も
新人さんがふたり入って なんだかみんなが 浮ついた雰囲気のなか そいつが言うセリフが 聞きたくなくても 聞こえて来てしまうのに
どんだけ 心の中で突っ込んだか
ここまで 嫌いになれる人間は 世の中に これまで存在しなかった わたしは 志のないヤツが 心底嫌いらしい
いや なくてもいいんだ ただ 目の前のことに 専心して 頑張っているなら それだけで
手抜き言い訳 ヘタレの戯言 そんなのを 自分では気づかずに 偉そうに言うヤツ 本当に反吐が出る
そうして そういうヤツに限って 下手すると 正しいことをしたった みたいに 客観がないんだ
残念過ぎるぞ
そうそう
この職場の 混沌が好きだった と言った時 いつまでもそれでは 次に進めない と言われた
然り
まだ形をなさない ナニモノでもない そういうのが好きでも 時と場合に依っては 足元を掬われてばかり なコトもある
時は 確実に流れているね
きっと わたしも 変化している そしてたぶん今 もっと変化すべき なんだろう
久しぶりに 手に入れた泥大島 朝の 眩しい光のなかで その たおやかな繊維の ひと筋ごとを見ている
どんな変化が そこに 見えてくるだろうか
駆け出したいのに 日々の仕事だけで 倒れ込むように寝る
かつて 何度も感じた焦燥感 けれどもそうして 今のハードな職場も はや七年目に突入してる
こんなに 遅くなったのだから 今更焦っても仕方ない 始めることは 大切なんだけど 続けることも
大切なんだ いやむしろ 続けて行くことの方が わたしには難しい だから 今初めて見えるものを
大事にしたい
安定しないと 次に新しいことを 始められない そう 施設の展開も まだまだ先があるらしい
そこに自分を 重ねられるかどうか 今は見えない だから 見えるものを
ぱきっと 音がして春が来た ような感覚だった昨日
帰りに スーパーへ寄ったら ありましたよ 生のホタルイカ やっぱ春だあ
嬉しくて どきどきしながら 値段を見て いや ぴかぴか光る透明さと 数字は一緒に 眼に飛び込んでた
や やすい
もうコーフンだ なんなら 寝不足のまま 仕事を終えたあとで そんなのを どうにかする元気が
あるだろうか なんて 一瞬も考えずに とりあえず 6パックを選んだ
沖漬けに 素干しに そのままボイル このループを 春の間に もう少し楽しみたいな
昨夜は飲み過ぎ 記憶が定かでない
転んでたみたい とかムスコに言われたが 勿論覚えておらず 家の鍵を 開けたのも閉めたのも 朝になって確認した
鞄の中に レジ袋に入った 春菊の束 なんとなく 送ってもらう間に その会話をした気がする
で 酒が残ったまま 朝もはよから 姫路へ出発 映画を見に行く ムスコが誘ってくれた
途中で ドリンク剤を飲んで 待ち合わせの時間を決め わたしは街歩き 久しぶりの姫路は あちこち変わっていた
手芸店に着物屋 フリーマーケットを廻り 輸入食品を買い クラフト材料店を見て 帰りはもう真っ暗
うーん 明日仕事だってのに 遊びすぎたなあ
とりあえず ひとつに 登録だけしてみた
それだけで アガルことこの上ない 確実に日常を生きる 視点が変わる
そうして まずは机上で コンセプトを含め ひとめ惚れさす 仕掛けをネリネリ
直接の販売で 表現できないのは ことば だ 直ぐに消える おしゃべりはしても 書き文字は埋もれる
作ったものと 映したものと 書いたものと それらで 自分の世界を構築する
嬉しいなあ
ああ なんだか眼が冴えて 寝なきゃなんだけど
と言うのも カバストが今月で 終わるので 出来れば出したい とかのおぼろげな目標は 無理なカンジになり
で 何か他のチャンス と書いていたが 手作り品販売サイトは どうよとか思い付き 思ったらもうコーフンで
いや 自分のサイトで 自分の世界を展開 は勿論いいんだけど 再開までには いろいろとハードルが あり過ぎて遠い
販売手数料払っても 何処かへリアル出店するより 遥かに経費掛からないし 何より 他のリメイク品と 競合出来るのだ
ここが 重要な 燃えポイントで
同じように 着物を使っていても 表現は多種多様 その中で 他のものにはない 何かを感じて貰えたら
いいなあ
今だって 部屋に掛かっている 服たちを 見ているだけで ワクワクなんだから きっともっと どきどきするに決まってる
長いなー冬 やんなる程長い
どうも 活動的になれない のを反省し ようやく懸案の 試作品作りをば ぼちぼち
アイロンは 掛けられない生地 なのだが 折り筋を伸ばすべく 低い温度でトライ びくともせず諦める
続いて ステッチが乗ったら どんな雰囲気だろ ってんで 一度も使ったコトのない フリーステッチ機能に 初めてトライ
けれども 布を動かす速度や 抑える手の強さや あらゆるタイミングが ぴったり合わないと 美しくは見えず
続いて あらゆる刺繍ステッチや スカラップなど ひとしきり試して 結局また諦めて 素のままの素材に戻り
とりあえず自分用 ランチバッグが欲しいよ と縫い始めたものの なんかなー イメージ違うような
こりゃあ じっくり掛からないと 到底形になんて ならないぞ
寒くなってから すっかり 冬眠モードで パソコンの前からも 遠ざかりがち
おまけに 風邪の兆候から 一か月以上 鼻の不調が続き いつもの鼻炎薬では 効かなくなっていた
寝ても 不快感で目覚めたり そのダメさは マジやばかったけど 病院へ行く時間が惜しく
市販の漢方を 半信半疑で 一週間飲んでみたら 治った びっくりである
治ってみれば 世の中が こんなに快適に見える のに これまた驚く
もっとも その不調の間 変わらずこなしていた あれこれと 何なら普段以上に 頑張れていたことに
我ながら感心 まだまだヤレるぞ
先日 スカートを 納品したお客さんが 仕事で職場にやってきた
この間 穿いて出かけました との事で 着物の仕立てをしている おばさんの所 だったそう
褒めてもらったようで それはそれは 知っている人が見たら 涎ものの生地だから 当たり前みたいだけど
やっぱり 嬉しいっっ
リブニットのウエストで らくらくなのに 極上の藍大島なんて 世の中広しと言えど 何処にも存在しない はずなんだ
もっと もっともっと製作を 新しいモノを 生み出してナンボの わたしなんだから
違う日に 確かになったな 雪 まだ降るか
でも その他にも 下のコから 初ライブをした 報告メールが
おお
バンドバンド と聞いてはいたが 六人編成だって 驚くコトにヤツは ティンホイッスル だって
少し前 お金なさ過ぎて なんか売ろうと思ってた って知って まさかまた楽器か と心配してたが
これなら大丈夫だ でも他に 売れそうなモノって 何があるんだろう 考えると恐ろしい
あ つーか 一月に骨見えるほど 包丁で指えぐって 皮膚移植したハズ それは無事に 完治したってことか
どうも ヤツには 驚かされるばかりだが せいぜい 非力なタニマチも 頑張るよ
ムスコからは 落ち着き過ぎだろ って言われながら 終わったよ申告
まだあちこちに 雪は残っているけど なあんか ぽかぽか陽気で 大量に食材買って 税務署から帰ったあと
何年振りかで ふきのとうを採りに あの黄緑が くらいトーンのなかに ほわんと咲いているのを
見たくて 見たくて
あったよ 春だねえ
出会いと別れ の 春 なはずなんだけど どうも 淋しい方ばかり 思い出しちゃって よくないなあ
今夜は 春の苦味を噛みしめて 明日は また 違ういちにちだ
朝も早よから 領収書整理をしてた ら 源泉徴収票が どうしても 見つからない
冷静に と言い聞かせつつ あちこちひっくり返し あまりにもないので 自分の考え方を つらつら思い返す
わたしのことだから 大事にし過ぎて ってハズは絶対ないな ってことわやっぱ 他の領収書と 一緒に仕舞ったはずだ
そう考えて 月ごとに仕分けた 領収書を検めたら 12月分の所から 三つ折りになった 白紙側が発見された
ああそうだ まずは ざっくり月ごとの 塊りで分けたから まだ中身まで 詳しく見てなかったんだ
おとなしく 進めて行けば 見つかったのに どんだけ時間の無駄 そんなこんなで 全部仕分けたら 既に夕暮れ
もっとも 落ち着け って 途中で酒 飲んじゃったんだけど
注文分の売り上げを 次の材料に注ぐ
なんだか 終わりのない 輪廻のようだが 所詮はこんな風に 新たな地平線を見たくて 希望を膨らませる
古い柳行李の 蓋を開けたところへ それらを ディスプレイしたら どんな風に見えるだろう かと妄想する
エドシーランの 曲のように 愛せるシェイプかどうか ひょっとしたら 完成して ガッカリか
この時間
まだナニモノでもない この時間がいい そこから始まって 全ての工程の 全ての時間を くっきりと覚えてたい
この道は ただこれだけ たった一度 のはずだから
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