朝その利用者さんが 迎えの車から降りるなり 名前を呼ばれるのは常だけど 昨日は涙声で焦った
いったい何があったのか トイレに伴いながら それとなく聞いてみると 家に居る時に 昔のことを思い出して 悲しくなった のだそう
うんうん そういうことってあるよね まずは同調しながら まるで お母さんを呼ぶように わたしを求めた 遥かに年上の彼女が なんとも愛おしく思えた
けれども その家に居る間でさえ 独りきりになることはなく 他所のヘルパーさんが 入っていたはずなので ずうっと気持ちを引き摺ったまま 施設までやってきたのは ちょっと釈然としなかった
その時ヘルパーさんはいたの と聞くと 判らない と言うので それ以上は聞かなかったが どうやら人が変わって 配慮が足りないのでは との裏情報が入った
家庭の事情や 置かれている環境など 施設が手を出しようもない いろんな問題が 他の利用者さんからも 必ず透けて見えてくる
せめて施設に居る間は 気持ちよく過ごしてもらう 当たり前のそのことを 改めて考えつつ 今日の表情はどんなだろう 調子を崩さなければいいけれど
相変わらず 夕飯後テレビを見ながら 気を失う日々なのだけど 早朝目覚めてヨガをして お風呂に入って出勤 なんてコトもある
ぷるぷるの贅肉に 阻まれていた動きは 三回目にして 早くも感触が変わり 少し筋肉が付いて 身体が解れてきた模様
ヘンな話し 腰も痛いしカラダは硬いしで トイレでお尻を拭くのさえ 大変な日もあったのだけど その三回目の後に 突然スルっと楽になった
そんなタイミングで ヨガ効果を実感するのは なんかビミョーながら 内臓の働きを良くする というポーズのお陰か そっちもいいカンジで
丁度昨日 エクササイズのクラスに 参加して三回目で ちょっと違ってきた って話しを職員から聞いて 思わず盛り上がったのだけど
これじゃモノ足りない って時を目指して頑張ろう と志を新たにしたのだった
久々の研修のあと 施設に帰って職員会議 よりよい施設 よりよい職場 にするためには どうしたらいいか 改善方法を話し合った
実際は そんな漠然とした議題ではなく くるくると忙しいのに 利潤が上がっていない とか 進んで仕事をする一部の人に 負担が偏っている とか
このままでは 利用者にサービスを提供 どころか 職員の定着すら危ういのでは というポイントがいくつもあり かなり議論は紛糾した
単純に利益を上げる為の 策はあっても 人員配置が追いつかない のも明らかなので まずは現状で変えられる所を きちんと見直して 効率よく機能させるのが急務
改善すべき点は ひとりひとりの意識にも 大きく関わっていて 丁度今日の研修の内容だった 茶道のもてなしの心にも通じ 初めて味わった濃茶のように ぎゅっと詰まった 濃い一日になった
どういう流れだったか 下のコのとある同級生の話しになり 今はどんな風に成長したか と聞くと イマドキ珍しい つっぱり仕様の髪型だと言う
まるで想像つかないのだけど 先日は一緒に買い物をして いろいろ話しをした中で 地元を離れる気はない と言っていたらしい
そういう つっぱりみたいなタイプ程 地元愛が強いもんだよ とムスコ さらには 喧嘩ばかりしてるような チンピラ程親を大事にしてる のだそうだ
どっから導き出された法則か 判らないけれど 見かけだけじゃないそんなトコに 少しだけ踏み込んで 人を理解しようとしている感じが なんだか面白かった
そういえば先日 子供の頃ハマッたおもちゃの話しに うちの施設長は シルバニアファミリーだったと言い 他所の男の子とは違うので お母さんが心配したそうだ
それはまさに うちの下のコもで サンタさんにお願いしたい と知った時は かなりフクザツな気分だったのを 思い出したワケで
今はどちらかと言えば 孤独を愛する反抗期だけれど その中にひょっとしたら 柔らかい母性的な 他者に対する愛情みたいなものが 息づいているのかな
病院をはしごしてから ドコモショップへ いよいよ下のコも 携帯を持つと言う
イマドキ 小学生でも持ってるのに うちのコ達は 未だにふたりとも不携帯 文盲ならぬ 連絡盲か通信盲か
もちろんそれは 支払いは自分で の掟ゆえだけど 年末年始のバイトと お年玉で何とか 算段が出来たらしい
既に下調べに行き スマホでなく スライド式のをチョイス したところは評価できるけど もう本当に今の 多機能化の波は 余計なものくっつけ過ぎ
業界で競合するのだから もっとバリエーションが いろいろでないと 結局横並びじゃないか と行く度に思うのだけど その印象は相変わらず
ドデカ傾向も可愛くないし それに比べて 我が愛機の 慎ましいことと言ったら あとどれ位 使っていられるだろうかな
昨年から 延び延びになっていた ボーリング企画を決行 職員ふたりを含め 総勢9名が 男女それぞれの チームに分かれて
人生初という人も 連れて行って大丈夫なのか って人もいたけれど 日頃出せない部分を 大いに発揮して 盛り上がった
もっとも女子チームは 最初のふたりで これはお話しにならない と判断し ガードを出してもらったけど それがまた結果の読めない 面白さを生んだ
とんでもないフォームと 時々玉が後ろに飛んできたりも みんなで笑い転げつつ デコボコの人達は かつてない一体感に包まれ 毎月来たい なんて話しも出て
それにはやはり こちらが体力をつけなきゃ とてもモタないぞと 昨日のヨガから連続の運動で よれよれの老体は 思ったワケで
満を持して 新しいテレビで DVDを見ながら 初めてのヨガ体験
流れるようなナレーションで サクサク進んでしまうので えーと右手と右足はどっちだ とか考えてるうちに どんどん置いて行かれ
改めて感じる 筋力のなさと どうしようもない 身体の重さ いやもうあらゆる部分が ぷるぷるしちゃって 体勢をキープできないったら
半分も行かないうちに 暑くて二枚脱ぎ 息を吐くときに毒を出す というイメージで 眠っていた大量の毒が 暴れ出したのか キモチ悪くさえなってきた
それでも いろんな所の凝りは解れて 身体はスッキリ 次からは無理せず チャプターを選んで じっくりやってみよう
特に欠かせないのは 最後の瞑想で 見えない何かを引き寄せる と信じているのだけど お陰かどうか その後出掛けた本屋で ナンパしちゃったりして
相手は リメイク本を見ていたご婦人で 思わず話しが弾んでしまった 80歳と言うのは本当なのか いくつになっても 新しいモノを作ろうという意欲 見習いたいぞ
昨日家に着いたら 玄関にナニヤラ ダンボール箱があり 見てみるとテレビ
ははあ 最近俄然稼いでいる 上のコが買ったのだろう と思い 自分の部屋の環境整備か と聞いてみたら 台所用に購入してきたらしい 太っ腹じゃん
小さなテレビで 特に不便も感じてなかったし 壊れたら中古で のつもりだったので 突然やってきた文明の進化に 戸惑いつつ
鎮座したのは 最近の大型傾向に比べたら 随分小さい方だったが 狭い部屋には充分で たまたま映し出された料理の 美味しそうなこと
こんな風に いつもと同じ全てのものに 新しい視点を持てたら とか思ったのだけれど そう言えば最近 自我度チェックなるものをして ちょっと面白かった
そこでの自我の意味は 深くは異論もあろうけど 興味のある方はコピペにて ちなみにわたしは意外にE判定 もう一歩らしいっす http://kantei.am/17359/
一枚は5歳程若く見え もう一枚は実物に近い ふたつの写真を並べて どっちがいいかと聞かれ 返答に詰まった
まあそれは お見合い写真みたいな ものだったのだけど とりあえず会ってみる 段階にこぎつける為には キャッチーなのは前者で
けれど会ってみたら 実物は違うじゃん となるオソレもあって だったら最初から あまりギャップがない方が いいのかもしれない とか
もっとも わたしがどちらかを選んでも 当人はそれで納得する ワケじゃなく いつもの相談のように 同じコトを次々と 誰彼となく聞いては わざわざ報告してくれる
一対一だけの話しで済めば いいのだけれど そうすることで 折角考えてくれた相手の意見が 尽く薄まってしまうのを 本人は気付いていない
結構いるよねこういう人 逆に 自分では決まっているのに とりあえず聞きまくる ってタイプもいるけど そっちの方がまだ イジリ易かったりする
まさか 自分の人生に 内容証明を出す なんてコトが 訪れるとは思わなかったが
字数や行数の制限 とかの決まりごとを詳しく調べ 仕事の合間に 細切れの時間を作り 何とか原稿を打ち込み これでよしとなった昨日
二年目に突入したとたんの 初めての経験ってのも それなりエポックな気がして 以前の消費税事件といい バトルチックに縁があるのは 金星と火星の角度かな
できれば 裁判なんてコトには ならないといいが そう思うのは 仕事中に時間を作るのが 大変だからってダケで 経験としては ちょっと興味がある
大のオトコが 何度も自分の言葉を裏切って どんな顔をしてるんだか 会ったことがないので 実感が薄いけど いよいよ宣戦布告だ
二人掛かりの入浴介助で 抱える腰の負担を 少しでも軽くすべく いろいろと知恵を絞った
トイレと入浴のダブル時に ポータブルトイレを 浴室に持ち込めば 脱がせて履かせてまた脱がす その一回が飛ばせる
ってコトで うちにある ポータブルトイレを導入 のつもりが 古いし汚れているので とりあえず漂白剤に漬けて
うっかり気を失ってしまい 夢の中で洗って 驚いて午前三時に起きて 今度は本当に洗い 取りに来てもらう算段をし
たったそれだけのコトが ようやくってカンジで 一日を余分に生きる なんて とんでもないので
まずは体力作りから と考え直し ヨガのDVDを注文 果たして ちゃんとできるかな
とりあえず今日から 二年目突入 お祝いしなきゃ と利用者に言われたが それは恐らく よく続いた ってイミなんだろう やっぱり
白紙に 点々と残る エンピツの痕に ケシゴムを掛ける
そんな シゴトとも言えない作業を これなら出来るだろう と思ったけれど甘かった 三回チェックして またやり直し
既にいるメンバーは 相当能力が高かったのだな と思い知らされ まるで成長が期待できない 繰り返しに付き合うのは 本当に根気が要る
本人さんはきっと 何故そんなコトをしなきゃなのか まるで判らないのだろう これまでは ただゆっくり過ごせたのに どしてどして
で お昼ご飯を前に ポロポロと涙 いや よく彼の涙は見ているが 常は早く帰りたいからで ひょっとしてこれは わたしが泣かせたのかも
かと言って 家に籠って数十年の女性は いきなりの仕事で疲れたか と思ったけれど 次はいつかと 楽しみにしてくれているらしい
それぞれに 平等に与えられている時間 だけど それにどんな意味を与えるかは その人次第ってコトか
昨日は家に帰ると 細かい字で びっしりと埋め尽くされた 年賀状が届いていた
判読しているうちに 蘇ってきたのが 難解な以前の葉書 コウノピアにいる頃 売り場にやってきた あのご婦人だった
親兄弟の様子や ご自分の入院のことが書かれ わをんのことを ずうっと気にしていた という所でスペースが無くなり 手紙を同送するとあった
手紙を開けてみると 写真の葉書が入っていて こちらの住所と名前の余白に びっしりと書かれていたのは また同じような内容で 同じ所で書ききれなくなっていた
他には 詩とも歌ともつかない 絵つきの紙が二枚 白紙が一枚 そしてどういうワケか 彼女に宛てた 知らないご婦人からの絵手紙
他人に向けているようで 独白に近いのは この日記と似ているが なんだか随分 こころの中は 乱れているようにも見える
とりあえず 絵手紙だけは お返しした方がいいだろう と思うのだけれど
昨日は 出勤してきた同僚の ビニールに包まれた中の 手を見ると血だらけだった
出掛けに飼い犬を ケージに入れようとしたら 怒って噛みついてきた らしいのだが 涙目で痛いと言う姿に 直ぐ病院へと促した
年末は 車に足を轢かれ 小指を骨折したコがいたし なんだかんだ そういう不測の事態で ドタバタと乗り切ることが 多い印象は変わらず
なので余計に シゴトが終わると はーやれやれ になってしまうのだけど それだけに埋もれてしまっては あまりに勿体ない とつくづく
一日を もう少し余分に生きたい 振り返って 何をしたかが もっとリアルに浮かぶように 人生は意外と短いのだから
約束していた友人が 遅くなる と言うので 先に夜の街をフラフラ
外から店の様子を覗い ひとりでも 他の客や店の人を気にせず 居心地よく 飲んで居られそうな 雰囲気の所を探ってみたが
結局は半個室の チェーン店系にして 襖を隔てた隣から 漂ってくる香水の臭いに 少々辟易しつつも
着々と運ばれて来る 小皿の料理を前に ちびちびと呑み始めると カウンターではない そのスペースが あまりにも極楽で
すっかり リラックスしてしまい 思いがけない独りの時間を 暫く楽しみ このままでもいいかな って頃に 友人がやって来た訳だが
今度は本当に独りで 行ってしまうかもしれない 後で連れが来る と言えば 結果来なかった でもオッケーだろう 尤もその手は一度だけかな なんて思ったりして
今日も冷えましたな 足裏にカイロが欠かせない ちょい割高なんだけど 腰の痛みが全然違う
休みの間に たっぷり解きものの アイロン掛けをして いやー癒やされるわ と優雅な時間を楽しみ
そのキモチのまま どんな形を作ろう って妄想に移行するのが やっぱりなんつっても 一番トキメクので
どんなに僅かな時間でも 毎日必ず着物に触れよう なんて 今年の目標を浮かべ 昨日の初出勤で 早くも挫折し
三日坊主でさえない 得意のパターン
でも今日なんかは オムツ替えだけで五回もして 有難いお宝にまみれながら きっといいコトあるぞ と理由もなく思い ヤル気だけはヘタレていないので まあよしとしよう
途中から 激しく後悔し出した 着物の整理 全貌を把握したいと ひっくり返したはいいが 簡単に終わるワケもなく
結局大半は もとの場所に戻す とかになってしまったが 手近に置いているのは あまり響かないモノ が多かったりして
もっと沢山持っている つもりだったけど いろいろ見て触れて行くうち 自分の中の 着物のヒエラルキーも 随分変わってしまったようで
なのでたぶん それに従って 大きく入れ替えが必要 と気付いたのだが 果たして今日いちにちで どれ位進むだろうか
そうそう 整理の途中で わをんのトップ画像用に 着物の柄をいくつか撮影 更新替わりにアップして 布おもいの気分を少し
今年こそは 染め紙の葉書で年賀状を と思っていたのに 最終日の忘年会に それも忘れて帰宅し 以降は施設の玄関先に コンクリが敷かれるので入れず
毎年出していないので どんどん減った年賀状の中に 友人からのがあって その文章に やたらきゅーんと してしまった
それは別に いかにも思ってくれている ような内容ではなく ただわたしと一緒に マレーシアに行った夢を見た ってコトだったのだけど
気配りのかたまりでいて それをさりげなくできて 全てを相手に譲っている癖に ちゃんと自分も楽しんでくれる そういう彼女が たった一文に浮かんできて
なんかもう 愛しくて堪らず お互い足腰を労わりつつの旅を イメージしたのだった
※アップし終わってしばし なんか違う気がする・・・ と思い確認したら マレーシア・・・ 修正してます Gさんゴメンよぉぉ
振り幅がありすぎの 昨年のお正月を ちょっと振り返ってみたら 染めなんかをしていたのね
本当はそのまま 縫いに移行するはずが あっという間の一年 っていうか 染めのテーマは 年頭にあったとも言える
で 大掃除の一環で 着物の大整理を敢行する つもりだったのが パッキング用品の在庫切れで 焼け石に水程度しか手に入らず 急激にヤル気を殺がれた
ホームベーカリーでの 初餅つきとか 恒例の黒豆の準備で お正月気分に浸って 誤魔化しているけど やらなきゃなー
今年は少しでも 縫いを並行させたい そのためにも 何という事でしょう のアフターで スッキリと一覧できるように
全貌を描くと 逃げたくなるので 眼の前の一歩から
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