あー 久々のドキドキ
ボタンをつけて完成 のリメイク服を前に これから作るものが どんな風に変わって行くのか 新しい流れの予感が じわじわとやってくる
思えば随分 迷い迷いした時もあったが もし同じ着物を差し出されたら またきっと 同じかたちを作るに違いない 今なら自分の中の どんな突っ込みをも 払いのけられる気がする
また次の着物でも きっと別の必然に向かって 進むことができるだろう まるで 何度生まれ変わっても 無意識に刻み込まれた 自分が選んだ人生プランを 実現させようとするみたいに
もう 見えないニーズを考えたり 雲を掴むような 売れるものを描いたりしない それ以前に わたしがしたいことが ちゃんと表現できていなければ すぐに涸れてしまうから
新しいわをんになって やりたいこといっぱい もっと深く濃い 好き 以上のなにかを 感じ取ってもらえるような 魅力あるサイト作りもしたい
スーザンボイルの セミファイナル画像から 久々に ポールポッツを観たくなり オフィシャルサイトの ゲリラライブ映像を 繰り返し眺めている
既にあまりにも 有名になった彼が 人々をすり抜けて歩き 誰もそこにあったことに 気づいていなかったろう マイクの前に立ち 唄いはじめる
彼と気づいた人達の その時の表情と 歌を聴いている間の様子 老若男女がそれぞれに 愛を誘発されていくような 素敵なドキュメンタリー
相変わらずポールは 自分を誇示することもなく 謙虚に祈りを捧げるようで けれども 自分が自分であることの 静かな強さを持っている
他人の秤では 量りきれないもの があるからこそ 理屈じゃない何か を感じさせてくれるのだろうか
苦労は買ってでもしろ とは言うけれど 苦労したからって 何かの方程式が 出来上がるワケじゃない だからこそ人生は 不思議で面白いのかもしれない
今年は今までになく 自分にとってのリメイクが 大きく深く 転換していく年になる
いや まだ半分も過ぎちゃいないが 既に なった と言ってもいい このところ しつこく考えていた カーボンオフセットという 判り難い概念のお陰で
詳しい説明は省くが 人間は生きているだけで 二酸化炭素を排出し この地球のガン存在なのだ という前提に立ったとき それはまるで 性悪説に基づいた宗教のようで モヤモヤとしていた数日間
生活レベルで多少の差こそあれ あんたこんなに悪いのよ と言われているようで あえて古い着物を選ぶ という自分への縛りの意味が 根底から崩れそうな気さえして いやいやそれはないだろうと
排出権をお金で買って 永久に土に還らないものを 作り続けている企業は それでも 何もしない所よりはマシ なのだろうか そうじゃないだろうと 金で解決するもっともっと手前で やれることがあるはずだと
それはそのまま 自分にも当てはまり さらには ただ古い着物を リサイクルに廻したからと言って 次に作られたリメイク服が 輪廻の最終段階としてしまっては 突っ込みどころがあり過ぎる
なので 製作過程で 必要最低限のミシンアイロン掛け というものに意識的になること に加え より着物に近く 再び作り変えることができるような 布の余力を残したリメイク が必要なのだと結論
それは単に 頭の中で理屈をいじっただけ かもしれないが そのセオリーを当てはめることにより 一度きりの気まぐれではなく 永続的に作り続けられる かたちのバリエーションの いちばん根っこの所が決まる
リメイクはしょせん 遊びみたいなものだが だからこそ より面白く遊ぶためにも きちんとした ルールが必要だったのだ
またまたわくわく市に 納品に行ってきたよん
と言っても 友人から預かっていた商品と 以前値札をつけた着物を 値引きしての数点 準備する時間がなかったので 新たに届いた着物と リメイク服はまた次回に
しかし つくづく有難いのは 自分でお客さんを待つ 経過時間を体感せずに いつの間にか僅かでも 売り上げが発生しているってコト
前回は そんな商品がドコにあったっけ ってな位 まるで認識していなかったのに 思いがけずお小遣いがいただけて その分でボタンを買ったワケだけど なんだか二重に特した気分だった
今日もまず みんなにお茶を出して 気楽に商品を眺め 山野草出品の知人と おしゃべりを楽しんで 雲行きが怪しくなったので 降られないうちにと退散
いいなー 今日いただいた分は 早くも お米やアイスに変わったんだけど それすらちょっと オプション感があって この立場はすごくイイ
もっと気楽に 呼吸をするように 服を縫いたくて 少しずつだけれど 新しいかたちを試みている
型紙は使わないし 寸法すら測らない 布を折って鋏を入れ 余ったハギレを三角に折っては また鋏を入れる
どこにもない服を作りたい その思いは変わっていないが これまでのやり方では 他の仕事にエネルギーを取られ 布に向かう意欲すらなくなるので もういちど最初から 何もかも組み立て直そうと思う
縫うことそのものが わたしの癒しにもなるようでなければ このままズルズルと 時間を逃し続けてしまう 10年があっという間だったように 人生はあまりにも短いのだ
家のどこかを磨くことや 何か食べたいものを作ることや 好きなひとに好きと言うことや そんなあれこれと同じように 無理をしないで生きられるように
日常の中で ふと少しだけミシンを踏んで また違うことをして それでも いつも布が行く先を知っている とさえ思えたら 細切れの瞬間でさえ愛おしい
昨日から一週間 学校が休みになり 特に市内から ふたり感染者が出たというので 気のせいか 車通りもお客さんも少ない
特に今回は 成田で留め置かれた大阪の高校が ネットでバッシングを受けて あげく国内最初の感染者が 渡航歴のない神戸の子だったことで スポイル先はきっと拡散し 昨日は白が今日は黒になると思われ
この田舎で 如何に狭い地域間で 目くそ鼻くその区別差別があるか を考えると それが日本という 大きな田舎になっても たいした違いはなく 他人を追っていると結局は 自分を追うところへ反って来るのだ
それはなんだろう 個人では作りえない 外から与えられる価値に 慣らされたせいなのか 競わされる学校教育の弊害か 自分としてよしとする 幸せの源が 根底から涸れてしまっている
わたしを脅かすものはなにか
稀有のことが起きたとき いつにも増して 強くそんなことを考える 先の台風被害や今回のように 自分を護るものなにひとつなく くるくると身包み剥がしたときに 生身のからだは どうやってオノレを維持していくのか
他人を攻撃したり 自分を傷つけたり そんなことでは何もまもれない
産まれおちたそのとき 無防備に柔らかい皮膚のままで すぐには立てない動物が 何によって護られていたのか そのことを思っていたら 何も怖いものなんてない はずなのだけど
昨日わくわく市で ボタンを沢山買い込み 他の部屋も ひと通り見てきた
昨年はいちどきりだったので 恐らく待っていたお客さんが 早くも駆けつけ 随分売れてしまったと思われ 特に着物が少ない印象だった
なので お正月の頂き物の中から 反物などをチョイス いつか使うかも というのはヤメて 絶対使いたい数点を残し 自転車のかご満載で納品
今日運べなかった分がまだあり もう少しすると また別便が届くので 繰り返し訪れてもらっても 目新しいのがあるように ちょこちょこ通えたらいいな
まだ並んでいなかった布の 値札つけにも付き合い 藍染の鑑定もしてきた 好みの人には 早いもの勝ちの ちょっといい布があるよん
冷蔵庫が大きくなって 何が嬉しいって これまであちこちに ぎゅうぎゅうに詰めていた いろんなモノが ちゃんと収納できるってコト
小麦粉にかたくり粉にパン粉 黄な粉にすりゴマ粒ゴマの白黒 乾燥小エビに各種スパイス そんなのをみいんな袋から出して 小瓶やタッパに詰め替えて 使いたい時は一目瞭然
そして同じように豆類 大豆に黒豆 ひよこ豆にレンズ豆 身体のためにも もっと食べなきゃと思いながら 一度仕舞い込んでしまうと なんだか使い難く 作った後の保存スペースもなかった
んで 先日は久々に レンズ豆を入れたシチューを作り 今日は大豆だと 早朝から水に浸したのを 出汁昆布を小さく切ったのと一緒に じっくり弱火でコトコト
圧力鍋も考えたのだが やっぱり豆は 柔らかくなるその過程で 煮汁が次第に濃くなって 少しずつ味が含まれていくのがいい 掛けた時間だけの 美味しさがあるような気がして
家のなかに 煮豆の香りが満ちる これがまた 休日らしさのシルシに思えて 明日もまた頑張れそうだ
うーん充実 今日も精一杯生ききった そして明日は 連休以来のお休み はーシアワセ
今月は いろいろとやる事があって フルのバイトが増えるのだけど なんかこのまま行ったら どこかへちゃんと就職しても ヤレるかもしれない とか思ったりして
まあそれは まだ連休のチャージがあったから なのだろうけれど
んで なかなか様子見に行けないので 今日はお昼休憩の間に ご飯を差し入れしがてら 超特急で自転車を走らせ わくわく市を覗いてきた
ほとんど 真ん中の部屋しか見てないけど がらんとした準備段階とは 随分違っていて ちゃあんと商品が充実し しかも今までなかったような 目新しいものもいろいろ並んでいた
頑張ったねと 友人を労いながら いつになるか判らないけれど わたしもその内納品とか言いつつ 帰り際ふと見ると 入り口近くにツボの商品発見
ステキな手作りボタンが激安 もう本当に考えられない位の値段で 次に行けるのはいつか 咄嗟に算段してしまった程 もっとゆっくり見て 思う存分買ってきたいー
今度のわくわく市は ちょっとやばいぞ
気が重かった 隣保の会議が終わった
前回隣保長が廻ってきたときは なるべく役を簡単にすると 突然前の人が言い出し 特に集まりはせずに済ませたのだが その後また元に戻ったので さすがに今年だけなし というワケには行かなくなった
んで モンダイは 毎年役の方のお宅に集まって お茶お菓子は勿論のこと お持たせまで用意されているのを 果たしてどうするかってことだ
場所はもう 何十万円も負担するのだから 新築された会館を使うとして お茶菓子は出すとしても 何にしようかすごく悩み 半紙を切って敷き紙にとか でもお持たせまで 無理をするのはやめた
恐らくその慣習は 役をやらせてもらうにあたって 皆さんどうぞご協力下さい というイミがあるのだと思われ でもなんかそれって おかしかないかってワケで いやシャレじゃなく
なんかなー またこれが オリンピックのごとく 四年後に廻って来るかと思うと すごくすごく気が重い みんな元気で口も達者なのに 歳だからって免れられるって いったいどーゆーことだ
女が何人も揃っていて 誰も洗い物すら手伝わないって まったく本当にどーゆーワケだ でも最後に閉めるのを 待っていてくれた殿方がふたりいて ちょびっとだけ 救われた気分になったんだけどさ
バイト先のお客さんが 随分前に失業し 職安通いの間にも ちょっとした暇つぶしにも お店にやってきては長居し ようやく次の職が決まった
そして先日は その成果を手土産に いつもの調子でわたし達の 褒めちぎる言葉を他所に あくまで淡々と まだまだですよ なんて言い置いて行った
それは手作りのプリン だったのだが 職場で覚えたレシピを 家で手に入る材料を使って 再現してみたとのことで いやーそれがどうしてなかなか 美味しく出来上がっていたのだった
お店に来る度に 髪型も服装も どんどん洗練されて行った しかも新しい職場では 既にスイーツのデコレーションを ほとんど任されていると聞いた
ちょっとしたこだわりがあり それが会話にも覗いて いったいどういう道が合うのだろう なんて勝手に思っていたのだが 眠っている可能性が ひとつ開花したかのような彼を見て 人間ってすごいなと 驚かされたおはなし
何度も訪れていたはずの場所に 違う方向から近づいたら まるで初めてのような 素晴らしい景色が広がっていた
それは夕べの夢だけれど まさしく今の状況はそんな感じで 当たり前の家事が こんなに楽しく創造的なものとは これまで気づかずにいたのかも
それがたまたま今 わたしの第四ハウスを移動中の 金星火星効果だとしても あまりにも凝縮された濃い時間は いつも引き摺っていた 半端な気持ちを どこかに吹き飛ばしてくれた
しょせんは 全てを同時進行で 満足の行くものにはできない のだけれど その時々思い切って 他を切り捨てて打ち込むことで より大きな充実が 得られるものかもしれない
そんなでこぼこでもいいや というワケで そろそろ一旦キリをつけて 他の第四ハウステーマに 星の恩恵をいただかなくてはね
そうそう いつの間にかの 5万ヒットにも多謝
冷蔵庫がやってきた 買わなきゃと思いながら 到底予算がなかったので とりあえず15日以降を待つ つもりだったのが 昨日手頃な中古を発見
しかも2004年もので 今使っている具合の悪いのは 何十年もの状態で譲り受けたから わたしにとってはもう 新品に近い感覚 三万円を切る価格が さらに連休中は割引があり リサイクル料を入れても格安
けれどもそれでも 安いのはいいが 今の175ℓから345ℓへと あまりの落差に 頭が追いついて行かず そんなに大きいのは 分不相応な気がして迷った
決めた後も もっと先の配達予定まで ゆっくり頭をシフトさせるつもりが 急遽これからとの連絡をもらい 何も考える余裕なく ともかく一気に食材を掻き出し 嵐のように設置が終わった
そして今朝は6時から 冷蔵庫を念入りに拭いて 速乾性の消毒液も使い おもむろに電源を入れると スイーンと静かに動き出した あっという間にぐんぐん冷えて 冷凍庫に水をこぼすと 傍から凍るというスバラシサ
すげー まるで三丁目の夕日の 初めて冷蔵庫がやってきた図のように ひたすらこの魔法の箱に感心 そしてまた いつ終えるとも知れない 台所改造に勤しむのだった
今日は朝から 洗濯と掃除デー いつもは放置している いろんなとこを 徹底的に磨いた
その途中ふと 料理を手伝う子どもが言った これをどかしたら広くなるのに という言葉を思い出した
越してきた時から シンク並びの真ん中に どでんとあった食器洗い機 ほとんど使用感なく わたしも使う気はなく けれど場所塞ぎになっていることを それまで考えもしなかった
やるなら今だなー 無性にそんな気がして でもあまりにも大きく重いので 身体のデカイ方に頼み とりあえず床に降ろしてもらって すっきりしたその上を磨くと まるで違ったスペースになった
新しい空間の出現に 何をどこへ置こうか 動線を含めて配置を考え それがまた 凝り固まった頭に 風を通したような スッキリ感をもたらす
同じように 客観的に見たら まだまだ不便なとこがいっぱい 狭いからと諦めていないで 少しずつでも 変えていく意欲を持たなきゃ どんどん化石化しちゃうな
休日ならでは の小さなコトを 思いつく限りあれこれやって そのうちに 享受するだけじゃ 物足りない欲求が 内側からじんわりやってきた
こうなってくれば 布を広げるしかないと 夏着物を二本ばかり解いた そこへリスが遊びに来て むうーんとお腹を擦りつけ すぐに飽きて 奥へと消えて行った
何かといえば お腹の毛の薄いとこで 素材を確認したのだ でも家の中はまだ寒く さらっとした夏物は くるくると絡まるには 心もとないとの判断に違いない
すごいぞ野生 だから人間は 暑い夏に こういう繊維がいいのだよ なんだか嬉しくなって 今日は早起きして続きを解き 洗って干した
その勢いで 気になっていた冬物をまとめ 防虫剤を入れて仕舞い ついでに縫い部屋も ひっくり返して掃除して 直ぐに使えるように 薄物の行李の中身を確認
はー充実 いつもなら バイト先の掃除と立仕事で なだれ込むように 横になっているはず さあて今夜は 何を食べようか
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