ちいさな幸せさがし日記
うららG'ma



 抽出しの整理

ふと思いついて、というか、ひとつ引き出しが必要になって、
今使っているどこかの引き出しを空にしたくなり、
午後から、整理をはじめた。

小さい引き出しだったけれど、年賀状や暑中見舞いなどのハガキや手紙等が
いっぱい詰まっている。
今まで中身を確かめたことはない。

一つひとつ手にとってみた、中にはただのDMや
夫が現役中に上司に送った、中元や歳暮に対する奥様からの儀礼的な礼状まで
後生大事にとってあったなんて、バカみたいだ。
さっさとその場で捨ててしまえばいいものを・・・。

知人、友人から貰った、懐かしい賀状や手紙やはがきは、30年位前のものもあり、かなりの数に及んだ。
読み返してみたりして、そうだそういうことがあったなあ〜と、
しばし郷愁に耽った。


ごくごくわずか、どうしても捨てきれず残したものもあったけれど、
過去を振り返るのもほどほどにしようと、どっさり捨てることにした。

捨てるといっても、燃やすことは出来ないので、
燃えるゴミとして出すしかなく、
住所、名前の部分を破りとって、シュレッダーにかけ、
後は手で破り、紙袋にまとめる作業で随分時間がかかって、指が痛くなった。

まだ全部は処理できていない、
暇をみてまた続きをやろう。

ずるずる引きずっていた過去と少しは決別できたことが
気持ち良かった。

昨日より明日が大事だから・・・。

でも、一枚28年前に友だちから送られて来た写真を見つけたときは
嬉しかった。
若い私がそこにいたのだ。






2013年08月29日(木)



 メールの裏側

 今日、ある方に携帯メールを送った。

レスポンスはあったが、短い文だった。
内容的にはごく普通だったし、ネガティブなことは何も書いていないのに、
行間から寂しさが滲みでていて、
何だか辛くなった。

本人は、まさかそこまで感じ取られたとは
思ってないだろう。
でも、あの機械文字からでも、心がかいま見えるものなんだ。
どんな気持ちで、このメールを送信したのかは、

不思議だけど、解るんだよね。

きっと、儀礼的で感情を込めてなかったんだろう。








2013年08月21日(水)



 晩夏

お盆も過ぎ、つくつく法師が鳴き始め、
夜になると微かに秋の虫も鳴いている。

連日34〜5度という猛暑は衰えを見せないけれど、
日没は少し早くなり、日脚は傾いて部屋の中に陽の光が、
入り込むようになった。

季は夏から秋へと動きだしている。

今日の夕方、日課の山歩きをしていて痛切に感じたことは、
5時半を過ぎると急に日が落ちてあたりが暗くなった。
昨日までは、まだ昼間という時間帯だったのに。

あれだけ賑やかだった蝉声も間もなく聞けなくなる、
蝉の屍をよくみかける。

一年のうちで一番寂しい季節が、間もなくやってくるのだな。

最近は秋は苦手。






2013年08月20日(火)
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