カゼノトオリミチ
もくじ|過去|未来
いつまでも
言葉にできない気持ちを集めて
ココロの小箱に そっと入れて
ココロの奥に おさめます
さらさら さら とカーテン揺らし
そばにいるよと
よるのかぜが 頬をなでる
ずっとずっと 変わらない
これからも 大好きだから
風に混じって
きっと ときどき
ふらりときてね
見ていてね まってるよ
むらさきの 雨がふる
やまあじさいの こえがする
みどりはしずかに 目を閉じて
五月の雨に 身をまかせる
あの日の窓辺は 晴れていた
湿った部屋のかたすみに
いまだ在る
消えてゆかない
白い影のようなもの
それはワタシの
記憶だろうか
忘れなければいつまでも
そこに ここに
こうしておぼろに 残るもの
それはワタシの
願いだろうか
忘れなければいつまでも
ワタシの中に 居る気配
観ていてくれる
そんな気がする
むらさきの 雨 ふる朝に
私は草木を育てること 誰かに許可を得たろうか
草木は黙って 枯れたり 花を咲かせたり
ごめんね
何かで失敗すると 緊張が高まる
失敗しまいといっそうに 緊張してまた失敗する
草木や土は 何も言わずにそばにいる
感謝しています ありがとう
何度見直しても 間違うし
何度作っても 美味しくない日
よくよく考えた コトバでさえ たぶん きっと危うい
今朝テレビで見た 湿地のカエル
すーい と ひとかき
そして そのまま 水に そのまま 浮かんでる
ああ私も すーい と ひとかき そして
そのまま 水に 浮かんでいられたら
草木は黙って そよそよと 今日の風に 吹かれている
雨の日も 酷暑の日も そうしている
土が風が みどりが
ココロを 癒してくれる ありがとう
2014年05月13日(火) |
ハードル超えてまた超えて |
高いところで 鳥が鳴く
ねえ 誰と話をしているの
初夏の風に 緑が震えて 根を伸ばし 腕を伸ばし
美しく 花咲かせる この日々は
少しツライ
強く生きろ
夕暮れの風の なぐさめ半分のコトバに
うん、そうだね ありがとう
強くはないけれど ひとつ ひとつと
目の前に ハードルがあるからそれを こえてゆく
こえてゆくよ
超えられるかなと 苦しい夜も
ほら もう 今があるじゃない
ひとつ もう ハードル 超えてるよ
久しぶりに 空 見上げて あははと笑いたいな
ちょこっとだけ ビールを飲んで ね
まだ まだ ハードル
続く けど
natu
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