* たいよう暦*
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2003年12月31日(水) おせち料理

子供の頃から、一年に一度しか食べられないおせち料理が好きでたまりません。
それも、「我が家のおせち料理」が大好き。
これは、家族全員の一致する意見です。

我が家の母の理想は
「年末、大掃除だけすませると、娘達がおせち料理をもってきてくれること」
(母は、祖母にそうしてました)
妹と私の理想は
「年末、材料を持って実家に帰ると、母がおせち料理を作ってくれて、それをお重につめて帰ること」

伝統の我が家の味。大好きです。
母、これからもがんばって作ってね。
私と妹は、手となり足となり助手いたしますので・・・!


2003年12月30日(火) 苦手

大掃除はすっごい苦手。
小掃除は好きだけど。

ひっくりかえりすぎて、原型をとどめないぐらい部屋中がひどいありさまになる。

ふう。今日は眠れない・・・・。
明日が最終のゴミの日です。


2003年12月29日(月) がんばれ〜!

彼が入社して間もない頃の、新入社員歓迎会。
お酒も適度どころか、度をすぎて入った頃、誰が言い出したか
「おまえ、前髪長いぞ〜」
「じゃあ、きってくださいよ」
「よし、切ろう切ろう」
ちょっきんちょっきん。
「おっ、先輩も長いじゃないですか」
「よし、切ろう切ろう」
お酒も入っているので、手元も狂いがち。
それでも、みんな楽しくざくざく切りあってその日の宴会は終わりましたとさ。

さて、翌日。
新入社員くんは、一箇所ざくりと短くなった前髪が気になって仕方ありません。
「ちょっとあまりにひどいので、散髪行ってから出社していいですか」
「おお、そうしろそうしろ」
先輩の許可をとって、理髪店にでかけた彼。
お昼前にはにこにこと元気よく出社しました。

「すっきりしてきました〜〜!!」
「おっ・・・おまえ、それはっ・・・?!?!」

そう、彼は、一部短くなった前髪に全体の髪の長さをそろえたのです。
スーツに丸坊主。
あまりの異常な姿に、びっくりしたあと、全員が笑い転げたそうです。

さて、さて、それから。
「あの新入社員は髪の毛を切られたらしい(まあ、正しいわな)」
「それもざくざくと(いえ、散髪やさんがそれをしたんですが・・・)」
「いじめでやられたらしい」

スーツに丸坊主は思ったよりもずっとみなの想像力をかきたてたらしい。最後はいじめ問題にまで発展して、社内中が大騒ぎ。
あまりの騒ぎに、最後には部課長以下、その場にいたもの達は人事部で事情聴取までされる始末。
とうの新入社員は、けろりとしていました。
しかし、あまりに騒ぎが大きくなったため、普通2週間ですませる得意先での実地研修を「髪がある程度生えそろうまで預かってください」と、一ヶ月半研修に出されました。
もちろん、先方の社長さんはそんな勢いのある新入社員に大受け。
大喜びで預かってくれた上、研修後も大変かわいがってもらったそうです。

入社後すぐにそんな大騒ぎをひきおこした彼も、研修後は「ごく普通」の見た目を取り戻し、ばりばりと仕事に励みました。
時には、勇み足を踏むこともあったけれど、仕事に対しての考え方には、先輩から目を留めてもらい、かわいがられていたように思います。
そんな彼が、来年1月末に退社し、アメリカの大学に留学することになりました。
まだ。これから。
会社で学ぶべきこと、やるべきことが多く残っていたように見える彼。ちょっとやめるのがもったいない気がしましたが、
「いってきます」と力強く話す彼を見ていると、違う方法で違うものを学ぶ世界を広げていこうとすることも、またいいのではないかと思いました。

いってらっしゃい。がんばって。
時には私たちのことも思い出し、まっすぐにその力をのばして帰ってきてください。
あの、新入社員当時の勢いを忘れずに、新しい世界でもがんばってね。
また、大きく成長したあなたに会うのを楽しみにしています。


2003年12月28日(日) 家族総出の大掃除デー

今年初めての試み。
本日、家族全員集合の一日集中大掃除デー。

「この日さえ、まじめにすれば、後は遊びにいこうがなにしようが文句は一切言いません」

との言葉につられ、家族全員、まる一日、身を粉にして働きました。

おかげで、夜にはぴかぴかの我が家。
そして、わが部屋は、まだまだ汚い。
さてと、今度は我が部屋の掃除だ。


2003年12月27日(土) ラスト・サムライ

この間、テレビを見ているとおすぎがコメントを出していました。

「とにかく、すごいのよ。
 突っ込むところなんて、たくさんあるの!
 なんで、ヤシの木が日本に生えてんの?とか。
 片田舎出身の渡辺謙がなんでそんなに英語べらべらなの?とか。
 でも、それをこえてあまりあるのよ。すごいのよ。」

そのときは、ふーんって思って聞いていたけれど、見終わった今ならわかる。
うんうん。そうそう。
そんな些細なことが気にならなくなるような映画でした。

外国人にここまで日本の心ってのを描かれたってのはなんかくやしい。日本人が作ってほしかったな。でも、逆に賞賛もしたい。ここまできちんと日本の心と美を描いた外国映画って知らない。すごいな。

時代劇なんて・・・とどこか思っていたのですが、時代劇っておもしろいんだ。と見せてくれたこの映画。
すべては「謙さん」のスパイスがすごく効いていたからかもしれません.


2003年12月26日(金) 笑顔

「また絶対会えると思うので、さようならは言いません」

と、今日会社をやめる後輩が言いました。
いつも笑っている彼女は、今日も最後の挨拶で泣くこともなく、ずっとにこにこ笑っていました。

しんみりするのがキライだから。

と何度も言っていた彼女。
私たちも笑顔で見送りました。

あなたがいたので、職場にたくさんの笑いが生まれました。
ほんと、愛すべき後輩だったよねえ。
今まで4年間ありがとう。
また遊びましょう。


2003年12月25日(木) クリスマス

きのうは、とある出来事のおかげで会社は上へ下への大騒ぎでした。
でも、子供のいる家庭の先輩達は、
「ご・・・ごめんね。今日だけは、ごめんね!」
と、早い時間に申し訳なさそうに、帰っていきました。

そう、きのうはクリスマスイブ。

お父さんは、家族での夕飯にケーキを持って帰らなければならないし、夜中にはサンタクロースにも変身しなくてはならないしで、大変なのです。

私は、小学校3年生のクリスマス前に、母にがらがらと夢を崩され、しょんぼりした思い出があるのですが、きのう帰ったお父さん達の子供は、まだサンタクロースを信じていることでしょう。
いつ、その子供達はサンタクロースはお父さんだって気づくのかな。
気づいたときに、サンタクロースを一生懸命演じてくれたお父さんに、ありがとうって思う日がくるのかな。

一生懸命、サンタクロースになろうと家に帰っていく会社の先輩方の後姿が、なんだかかわいらしく思えた一日でした。

うん、いいお父さん達だ。


2003年12月24日(水) とある病の正しい豆知識

あまり正しく理解している人は少ないでしょうが、とある病にかかったとある物を食べたからといって、必ずしも発症するわけじゃありません。

まず、数ある物の中で、とある病にかかった物にめぐりあうこと自体むずかしい。
そして、そのとある病にかかった物でも、その特定の部位でなければ、まず危険はない。
万が一その特定の部位を食べたからと言って、さらに発症するのはもっとむずかしい。

実は、たばこを毎日すっている人が、肺がんになる確率よりも、
毎日すっている人が隣にいて、自分はすってなくても肺がんになる確率よりも、
ずーっとずーっとずーっと低いのです。

いわゆる異動物間感染する危険が疑われている(→まだ確定じゃないんですよ)病だから大騒ぎになりますが。
これは、私たちが生きてく上でふりかかってくる災難のひとつにすぎない。

災難はどこからふってわいてでてくるか、わからない。
その災難ひとつひとつに気をつけようよ。
と、思うのでした。


2003年12月23日(火) お礼の会

今日は遅刻しました。

またせてしまったみなさん、ごめんなさい。


2003年12月22日(月) 師走は忙しいなあ

「師走」:陰暦十二月の雅語的表現。しはす。

ちっとも「雅」じゃなーい!
ばったばたで、いそがしーい!!


2003年12月21日(日) しもやけ

小さな頃、よくしもやけになりました。
北風が吹いてきて、冬になってきたなあ〜。と肌で感じるよりも先に。
両手両足の指の関節がむずむずし始めます。

本格的な冬がやってくる頃には、見事に関節がはれあがり、あたたかい場所に行くたびに、むずむずして困ったものです。

どんなに手をきちんとふいても。
どんなにお風呂でもんでも。
毎年毎年、しもやけはやってきました。

空気がゆるんで。
あたたかくなって。
春がきたなあと実感する頃には、知らぬ間にしもやけも治ります。
でも、冬中はれあがっていた関節は、皮膚がのびきり、はれがひいたらその分だけ、しわだらけ。
「おばあちゃんの指みたい」
何度からかわれたかしれません。
今でもその名残で、指の関節はしわだらけです。

いまでも、すこうしだけ、そのしわだらけを気にしています。

でも、しもやけにならなくなった強い指。
戦いの痕が残った私の指。
気にはなるけれど、キライにはなりません。
小さな傷跡。
小さな成長の跡。
そのひとつひとつで、今の自分ができているから。


2003年12月20日(土) のびのび

なんで、あんなに楽しかったのかなあ。

すべてが満たされた夜でした。

楽しい時間を、ありがとう。
あの場所にいた、全員に。


2003年12月19日(金) いいしらせ

待って待って、まちつづけていた「吉報」が届きました。

・・・よかった。
ほんとうに、よかった。

祈ることしかできなかった私たちだけど、
本当に心から祈りつづけていました。
どうかどうか。
と、何度も何度も。
口で、心で。
繰り返し繰り返し。
今日のこの「いいしらせ」が届くまで・・・。

私たちの小さな小さな友人は、本当によくがんばったそうです。

よかったね。
ほんとうに、よかったね。
よく、がんばったね。

あなたが一生懸命ともしている命の「あかり」。
とても、まぶしいです。


2003年12月18日(木) わあわあわあわあ

あまりにたくさんやることが多すぎて、
目がまわりそうです。

ふー。休憩したい。


2003年12月17日(水) 大漁大漁♪

釣りたての「ひらまさ」と「はまち」を食べないか。

そう、お誘いメールがきて、しっぽをふりふりとんでいってきました。

「はまち」は食べたことあるけれど、「ひらまさ」なんて食べたことない。
そもそも、彼以外の人からそんな名前など聞いたことがない。
どんな魚なんだろう?どんな味がするんだろう?ちょっとわくわく。

初めてみるその魚は、見た目は「はまち」とよく似ていました。
大きな魚をすいすいさばいてくれた友人のお父さんが
「よくみてごらん。’ひらまさ’のほうが’はまち’と比べてひらべったい」
と言って並べてみせてくれました。
「ほんとだ〜」とのぞきこみましたが、実はよくわからなかった(苦笑)。

お魚を食べることはとても好きなのですが、魚やさんの前で立ち止まると、全く名前が出てきません。
「鱚(きす)」「鰈(かれい)」「鯵(あじ)」「太刀魚(たちうお)」
釣ったことのある魚はわかりますが、そんな魚なんてほんのちょっぴり。
ほとんどが「知らない魚」。
でも、好きなのです。
好きなのに顔をみただけで名前が出てこないことが、時々ちょっと恥ずかしくなります。

「これが、つばすのかま。塩焼きにするのが一番いいな」
「牡蠣をあけるときはこうやってあけんねん」
「太刀魚はこうやってさばくんやで」
ひとつひとつ、私に説明しながら、おいしい魚の食べ方を教えてくれたいつも行っていた場所はもうありません。
でも、その場所で食べさせてもらった魚やごはんが、どれもこれもとびきりおいしかったことは忘れずに心の中にいつまでもあります。
「魚好きなんやったら、名前ちゃんと一個一個おぼえていこや」
そう言われたことを、今でもちゃんと覚えています。
今はもうない場所だけれど、だからこそ、食べさせてもらった、教えてもらった、言ってもらった、ひとつひとつをきちんと覚えていたい。

初めて食べたひらまさは、脂ものっているんだけど、さっぱり。
すごくおいしかったです。
つってきてくれて、ありがとう。
さばきおわるまで、じっとみていました。
さばいてくれた友人にも、ありがとう。

「ひらまさ」と「はまち」。
ちゃんと覚えました。
今度魚屋さんにいったら、このふたつはちゃんと言えるはず。
ひとつひとつ、覚えていきます。


2003年12月16日(火) がんばっている人に「がんばって」とは言えない

待っていると、初めてわかる。

24時間って、ながいなあ。

がんばっているんだね。

信じているよ。

待っているよ。

祈りは届いてますか・・・?


2003年12月15日(月) 祈りのちからを信じて

明日の朝、8時から。
わたしの小さな小さな友人が、24時間の闘いに挑みます。

わたしには、祈ることしかできないのだけれど。
信じていれば、必ずかなうと。
祈りは届くと。
奇跡はおこると。
誰よりも強く強く思っています。
心の底から、全身全霊で祈っています。


どうか、どうか。
どうか、どうか。

この祈りが、
わたしの大事な小さな小さな友人に届きますように・・・。

どうか、どうか。
どうか、どうか・・・・

あなたに必ず届きますように・・・!


2003年12月14日(日) 「さとりくん」

PEAP,PEAP. I'm out of the egg!」

これが私の人生初セリフ。
たまごの殻を段ボールで作り、びろーんと割っての登場でした。
中学校の英語の課外授業発表会でのできごとで、300人の目が私をみていたことを、くっきりと覚えています。

それからいろんなことがあって、
いろんな場所で、いろんな人達と、光のあたる場所で活動してきました。
「いろんな人達」と「いろんな気持ち」を、「いろんな言葉」を、「いろんな形」を、作ってきました。
伝えたいもの、届けたいものは、その時々で違ったけれど、そのひとつひとつがその時その時の一番大切なものでした。

きのうの夜は、一芸披露つきの忘年会。
今までと違い、たった一人で、何かを作りそして伝えなければなりません。

どきどきどきどき。
もう忘れてしまっていた、緊張感。
どきどきどきどき。
ひさしぶりの、声をだすということ。
どきどきどきどき・・・・・

「どうしたのかしらね。
 ・・・・・・おしまい」
読み終わると、拍手をもらいました。
笑顔もみえました。
物語の余韻と、拍手に、心にぽわんとなにかが灯りました。

みんなの心にも、なにかぽわんとともったかな。
みんなの心に、さとりくんを届けることができたかな。


2003年12月13日(土) 伝える力

わたしは、友人の書く「言葉」がすきです。
手紙でもはがきでもメールでも、彼女の書くことばはちっとも「よそゆき」の言葉にならずに、まっすぐ心に飛び込んできます。

今夜は、その「言葉」に、「音」がついていました。
初めて聞く、彼女の歌声。
歌声は心の一番深いところに、ずんと響いてきました。

いつもの表現と違う、別の彼女の表現方法。
なんだか、じいっとじいっと目も耳も心もかたむけてききいりました。

いい歌だったあ。
また、ききたいな。


2003年12月12日(金) 世界のオザワ

3歳半から習っていたのに、ピアノの音を聞くのがつらくなって突然やめたいと思った14歳の夏。
それから何年も、、わたしは音楽の落第者の烙印をおされた気がしていました。
音楽ってもうわからなくなっちゃった。
音楽を、感じなくなっちゃった。
学校で習う合唱曲は、楽しんでいたけれど、それ以外の音楽には気後れがして、耳を閉じていたような気がします。

去年の夏、ウイーンを訪れた時。
音楽の都は、本当に音楽であふれていて。
あふれているというか、音楽でみちていて。
生活の一部にとけこんでいました。
音楽が生きていたから、気後れがするするとほどけて、いきなり心に響いてきました。

たくさんの音楽。たくさんの音。
その音を楽しむことを思い出せたあの旅。
ほんとうに、行ってよかったなあと思いました。

「さあ、お風呂に入って寝よう」と、今まで何気なくつけていたテレビを消そうとして、チャンネルを変えたきのうの夜、いきなり「圧倒的」な音楽が聞こえてきました。
耳をうばわれて、はっとそちらをみると、
世界のオザワがそこにいました。

なんて、魅力的な人なんだろう・・・!
なんて、いのちの力が強いんだろう・・・!
ひきつけられちゃう。

それから、1時間半・・・(!)
オザワさんにひきつけられ、夜中の二時までテレビに見入ってしまいました。

きょうは、そのおかげでほんとうに眠かったけれど、いやいや、ほんと、いいものをみちゃった。
いつか、世界の小澤征爾の指揮するコンサートを聞きにいこう。
わたしの100の夢の中に、そっと付け加えました。


2003年12月11日(木) 大好きな場所

日なたのにおいと、風の通り道。
こそこそ話す小さな声と、紙をめくる音。
夏は涼しくて、冬はひんやり肌寒い。
そして、世界はどこまでも広いんだと知ったその場所。

小学校の中で、一番好きな場所でした。

学校生活を送っている14年間、場所は違えど、ほぼ毎日寄っていた「その場所」も、社会人になってからはほとんど縁がなくなっていました。

先週友人から、新しい職場の近くの図書カードを作ったよ。
と聞いたら、たまらなくなりました。
思いついて調べてみたら、電車で4駅先に、図書館があることが判明。
仕事を力ずくで終わらせて。ちょっとわくわくしながら、遠回りして行ってみた。あの空気をすいたくて。

しばらくぶりの図書館は、知らない顔なのにやっぱりなんだか居心地のいいなつかしい顔。
久しぶりの空気は、想像していた通り。
なんだか、うきうきがとまらなくなって、7冊の本をかかえて貸し出しカウンターに並び。
手続きがすんでから、はたと我に返る。

この本・・・どうするんだ・・・・?

もっていたナイロンバックに入れてみたものの、
おっ・・・おもい。
そりゃそうです。
太い単行本が5冊と、文庫本が2冊。
一体、何キロなんだろう・・・?
ひーひーいいながら持って帰っている途中に
とうとう、左肩がつりました。
足はつったことがあるけれど、肩なんてつったことない!

というわけで、今、わたしの肩は筋肉痛・・・いてててて・・・!

今度からは、貸し出しは3冊までにしよう。
でも、予約は5冊もいれてきちゃったんだよなぁ〜


2003年12月10日(水)

今日輝きはじめた、小さな小さな光があります。

一生懸命いっしょうけんめい、小さな光を、輝かせ続けようとしています。

12月10日。
あなたが輝きはじめた、今日の夜をずっと忘れないよ。


2003年12月09日(火) たからもの

はっ!と気づくと、たからものがなくなっていました。

「生まれて初めて」がたくさんこもった’たからもの’。
びっくりして、動揺して、あわてて探してみたけれど、もちろんどこにもありません。

冬の日。
JRのスト。
あかるい照明。
手。
笑顔。
たくさんの想い出。

もうとりもどせないのかと思うと、胸が痛くなりました。
何度も見直しましたが、どこからもでてきません。

「物をなくした」ことよりも
一緒に「想い出」がどっかいっちゃったことが悲しい。

うつむきながら、あちこちに電話して、やっぱり、どこからもでてこなくて、
かなしい気分で、最後に電話したところに・・・たからものはありました!

ああ、よかったぁ。
たからものがみつかって。

そして、ああ、よかったぁ。
忘れていた想い出もたくさん思い出せて。

「たからものをなくす」ってことは
「想い出をなくす」んじゃない。
訂正。
「想い出をたくさん思い出す」んだなあ。

(みつかったから、言えることだけど・・・!)

すごく、どきどきして、悲しい一日でしたが、すごく、大事な一日になりました。


2003年12月08日(月) 新しいわたし

朝おきると、ぱきーん!と空気が冷たくはりつめていました。
今年一番の冷たい朝。
青空はどこまでも高くて、雲一つない。
自転車をこぎながら、ほっぺたにあたる風が冷たくて・・・そして、気持ちよくて、
雲一つない空を見上げながら「新しい一日」をとても愛しく思いました。

言葉ひとつで、心がとってもあったかくなる。
今日は、この冬一番の寒さだったけれど、
ほこほこ。ほこほこ。
言われた数だけ体の中があったまって、
にこにこ。にこにこ。
届いた数だけ、笑顔がわいて出ました。

「おめでとう」って言葉は、なんてうれしい言葉なんだろう。
今日一日で、何度もそう思いました。
でも、ほんとは、ちょっとちがう。
「言葉」じゃないんだな。
その言葉のむこうに、友人達がみえることがうれしいんだなあ。

「ありがとう」

まっすぐに送り返したわたしの言葉は、みんなにちゃんと届いたかな。

たくさんのしあわせのつまった一日は、帰り道に見上げた空の月までもがとてもきれいで、ほんとうにいい一日でした。

ただいま、「しあわせ、かみしめ中」・・・!


2003年12月07日(日) 夢って、なにかなあ?

小さくても大きくてもいいから、あなたは夢を100個かいてごらん
と、去年の誕生日前に、友人に言われた。

100個!

去年は、30個あたりで、挫折した。
なぜだかは書かないけれど、挫折した。

今年は100個かいてみよう。
小さくても、大きくてもいい、100個の「私の」夢・・・・。


2003年12月06日(土) おやすみ

たくさん寝て。

ちょっと元気になったみたい。

お風呂に入って。
たくさん汗かいて。

ずいぶん、元気になったみたい。

さて、もうひとねむり。
来週のために、もっともっと元気にならなくちゃ。


2003年12月05日(金) よわよわ

こんなによわってるのは、久しぶりだ。

こんなにながびいているのも、久しぶりだ。

ぐっすり寝て直そう。
寝るのが一番。

おやすみなさい・・・


2003年12月04日(木) 願いをひとつ

願いをひとつかなえてあげる。
と、今、目の前にランプの精が出てきて言ったら、わたしは迷わず言っちゃうだろうな。
「世界中の言語がわかるようにしてください・・・!!」

1月から仕事の担当が増えることになった。
新しい仕事が始まるのはうれしい。
新鮮だし、どうやって自分のものにしていこうか、どんな出会いがあるかと思うと、わくわくする。

でも、今回ばかりはちょーっと弱気のうつむきかげん・・・。

なぜかというと・・・。
ばんばん。
ばんばんばん。
ばんばんばんばん英語のメールが入ってくるのである・・・(T_T)

英語が世界の共通語って誰がきめて〜ん!

となきそうになりながら、読む。
でも、読み終わらない間に、また、次のメールがくる。
えーん、と、やっと二通目においついた〜ってころには、三通目どころか、四通目ぐらいメールはやってきている。
どんどんどんどん、話はすすんで、
やーっと本流の話においついたときには、もうその話はとうの昔に終わっているという・・・(泣)

英語って、何年勉強したんやろうなあ。
なんで、身になってへんのやろうなあ。
しみじみと己の不勉強がかなしくなる。

今まで、わたしの担当していた国とは、時差があったので、ゆっくり辞書をひけたけれど、今度はほとんど時差がないもので、切羽詰った問題。
あー、神様。なんで、時差がないんですか?とわけのわからん逆恨みをしながら、気があせりながら、辞書をひく。

負けるものか!
どうやら、みんなの話をきいていると、来年一年は「がんばる年」らしい。
これはがんばる年にふさわしい課題かもよ。

ランプの精がほんとにでてきたとき、
もっと別のお願いごとを言えるように、がんばるんだ〜、この問題。
いつものように、新しい仕事が「わ〜新鮮!」って楽しめるように、さ〜て、なにからとりかかりますかね・・・!


2003年12月03日(水) 4月

今日、久しぶりにあった友人は、とても「いい顔」をしていた。

今まで、その友人の顔をたくさん見てきたけれど、こんなにもはっきり「いい顔」を見たのは久しぶりだった。
いきいきした、満たされた顔を見て、あの時の彼女のひとつの選択は正しい道だったんだなあ〜。よかったよかった。と心からうれしくなりました。

友人につられて、私まで「いい顔」になったと思う。
「いい顔」のおすそわけをありがとう。
私も、四月が来るのを、楽しみにしているね。


2003年12月02日(火) ぼわーん、ぼわーん

今日も一日、「ぼわーん、ぼわーん」

というわけで、もう寝ます。
寝て、直そう。
おやすみなさい・・・・


2003年12月01日(月) ぼわ〜ん

鼻がつまってると、なんでこんなにも世界は「ぼわ〜ん」とするんだろう?

膜一枚へだてているような。
ぼんやりと輪郭のぼやけた世界。

「ぼわ〜ん」の中で、今日一日過ごしました。

目と目の間の、眉間のあたり。
ここがどうやら、「ぼわ〜ん」の中心みたい。
だれかここをきりひらいて、「ぼわ〜ん」をとってくれないかしら?


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