Hiro's Diary
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久しぶりにNAMMショーに行ってきました。
お目当てがひとつあったんですよ。下の写真で弾いているブースを訪ねLandscapeというブランドのギターを試すことでした。
いいギターでした。いわゆるギブソン・クローン等とは一線を画するコンセプトと仕上げは素晴らしいと思います。こういった新しいコンセプトの楽器をじっくりと弾き込み、自分自身でビンテージ楽器を作りあげるというか、体の一部になるまで使い込んでみたいです。特にバイオリンのような仕上げになっていますから、経年変化でどうなっていくのか見てみたいですね。
このLandscapeはお勧めですよ!
その他NAMMの会場を一回りしてみました。(疲れたよ〜)
やはりアコースティック・ギターには色々と目がいきましたが、やはり価格に比例するのかなあ・・という感は変わりませんでした。あっそうそう、Landscapeがフラットトップも発表していたのですが、これも要注目です。ユニークなアコースティック・ギターでした。
それとTCが出していたG-Systemはやはり良さそうですね。 ドイツ製のカポをひとつ購入しました。
なんだかその時の興味によって「何に目が向くか」全く変わってきますね。 今回はエレクトリック・ギターやアンプをはじめとして、いわゆるメジャー・メーカーのブースには足が向きませんでした。
でも、下の2枚目の写真にあるように天気の良い一日で、また久しぶりにLAのいい面を見たような気分でした。
入手したアコースティック・ギターですが、これにはフィッシュマンのピエゾ・ピックアップが付いています。が、どうも音が好みではないのですよ。
どうしようかと思案し、メーカーとも相談したのですが、思い切ってピックアップ・システムを載せかえることにしました。さてそうなると機種の選定が厄介です。通常のエレクトリック用のものとは違いますから、何がいいんだか悪いんだか・・・良く分かりません。
いまのところLR BaggsのI-Beamにしようかなあと思っていますが、どうなのかなあ??
アコースティック・ギターをライン録音すると、やはり耳に痛い周波数帯域が強調されてしまう傾向があります。それに音そのものが細くなります。勿論、胴鳴り感もうまく録音できません。
まあ本録りの時はマイクも立てるのでいいのですが、マイク・シミュレーターもあってもいいかな・・・と思い、これを入手しました。
ステレオアウトを利用して
L バランス変換してコンソールへダイレクトに R アンバランスのままモニター用のアンプへ
このように使うため、内蔵のステレオ・コーラス&リバーブは使いません・・・というか使えません。
でもこのマイク・シミュレーションってどうなんでしょうね。仮録音やギグの時にしか使えないような気もします・・・。
さあ、6弦も手に入りました。
これはネブラスカ州にあるZagerという個人メーカー製のものですが、実はこの人が作っているのではなく、廉価版マーチンが作られているアジアの工場からのOEMものです。ひょんなことでこのメーカーと知り合い、一本使ってみることになったわけです。
決して高価なギターではないのですが、なかなか良く鳴るギターです。もともと低いアクションでセットアップされているのですが、さらにブリッジ・サドルの下のシムをひとつとって自分用に調整してみました。弾きやすいですよ。FishmanのPUが付いていますが、これにはチューナーも内蔵されていました、いやあ、チューナーがあるというのは便利ですねえ。でもこのFishman チューナー、残念ながら精度はいまいちです。
新しいギターなのでこれからどう変化していくか楽しみです。
さあいよいよアコースティックです。
なのにいきなり12弦です。実は初めてなんですよね12弦を自分で所有するのは。90年代初期の中古物ですが、Ovationに付きもののトップのクラックもまだない良いコンディションの一本です。弾いてみるとこれがいいんですよ。12弦、はまりそうです。いい音です。やっぱりOvationはいいですね。
でもチューニングが面倒です。
シールド・ケーブルの寿命ってどれぐらいなんだろう?
先日、いつものモンスターケーブルを使って修理から戻ってきたプリンストン・アンプで音を出していたんです。でも、なんだかおかしい。「こんな音だったかなあ?」という妙な感じが・・。
試しにもう一本のモンスター・ケーブルに交換してみたけど、やっぱりおかしい。今度は長めの、やはりモンスターに変えてみると・・・びっくりしました。ハイもローもしっかり出るんですよ。確かめるために前の2本ととっかえひっかえしてみると、この長いケーブルが最高の音で、後の2本はどうも音が曇っていることが分かりました。
確かにケーブルも劣化するでしょうけど、ここまでとは思いませんでした。ギターの出力は本当に微弱信号、しかもハイ・インピーダンスですから、劣化したケーブルで送るとやはりきついですねえ。
いったいケーブル(そこそこ高品質の)の寿命ってどれぐらいなんでしょう。どれぐらいで音が曇るほど酸化&劣化してしまうんでしょうかねえ。
シールド・ケーブルが簡単に酸化&劣化してしまうんだったら、個々の機材内部の配線材も同様に酸化&劣化するはずです。でもそんなに音の劣化が問題視されることもないし・・・。そもそもケーブルは外部の空気とは遮断されているはずでしょ? では何故に酸化する? 経年変化か? であればビンテージ配線材は何故にもてはやされる? ビンテージ・シールド・ケーブルなんて聞いたことないぞ! 新しいのがベターなのではないか?
ということはインピーダンスの問題か? ロー・インピーダンスの信号であれば影響を受けないってこと? であれば、ギターのすぐ後や、いっそのことギター内にバッファーを入れてインピーダンス変換すれば、ケーブルの質に左右されない?そんなことはないはずだ!(落ち着け、落ち着け)
分からん!
しょうがないので新しいケーブルを買いました。 皆さんケーブルだけはいい物を使いましょう。
でもこういう拘りや「音の違い」って普通の人には分からないんでしょうね。
ところで、ワイヤレスってどんな音がするんだろう・・・・もうかれこれ20年も使ったことがないので興味あるなあ。ギターからトランスミッターまでだったら短いケーブルだからそこでの劣化は最小に抑えられるはずだし。でもアンプに手の届くところにいるのに、ワイヤレスはなあ・・・。
2006年01月02日(月) |
この違いは・・・・! |
楽器屋にアコースティック・ギターを見に行ってきました。
まずは$600クラスの手ごろな価格のギターを弾いてみると、「ふ〜ん、こんなもんなのかなあ。」という感じ。まあ、あまり印象は良くなかったわけです。
今後は$3000クラスの一本を手に取ると、「あれ〜、こんなに違うんだ!」。弾き易さも違うし、音なんて全然違うんですよ! これ弾いたら易いのはギターじゃないといってもいいぐらい。大げさではなく本当に違ったなあ・・・・。
まあアコースティックは価格に比例すると聞くけれども、ここまでとは!
次に12弦を試してみると・・・、これがまた違う筋肉を使うんですよ。弾き始めてすぐに怪我の痕が痛み出しました。安価でセットアップも良くない物になると、鳴りが感じられずどうしても強めに弾いてしまいます。そうなるともう「罰ゲーム」状態です。
でも今度のプロジェクトでは12弦も弾いて欲しいと言われてるんですよ。どうしようかなあ。誰かに借りて済まそうかなあ・・・・。なぜならば・・・カミさん曰く「12弦って使ってもCDの中で一曲じゃないの?」
そうだよなあ・・・・。
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