気持ちメモ
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2004年05月16日(日) 今言わなくても・・・

1週間前に修理に出していた車が戻ってきた。修理代は予想金額を越えていて20万弱。予想を越えたと言っても大幅ってほどじゃなくて、これくらいかかってしまったか・・・というくらいにしか思わなかったけど、それでも私にとっては大金なのでものすごく落ち込んだ。

相棒が私の車を気にしていたので、修理から戻ってきたよ〜といちおう報告。するとすぐさま修理金額を尋ねられた。まだ落ち込んでる最中で金額を口にするのも嫌で言いたくないと断ったけど、あーでもないこーでもないというので仕方なく言った。

相棒は車が大好きで、節約ってのもあるけど自分で車検を通したりしてるくらいなので、車の維持管理に関しては本当にうるさい。自分の車の状態を把握、メンテナンスに関しても知識がないようじゃ車を持つ資格がないとまで言い出しそうな勢いの人だ。それに比べて私はいつもディーラーにまかせっきりでディーラー信者な面があるので、いつもこのことで言い争いになる。車のメカニズムを知れと言われても、難しくてそんなのわかんないし、だいたい興味がない。あんなエンジンなんかを見たって何がなんだかさっぱりでわかれっていう方が無理な話だ。

修理代があまりにも高いってことで、相棒はディーラーがおかしいと言い出し、どこをどう修理したのかちゃんと説明を受けたのか?と聞いてきた。今日は私がいつもお世話になってるセールスの人じゃない人が納車に来たので、ただ請求書を受け取っただけで何の説明も受けてなかった。ま、説明を受けたとしてもチンプンカンプンだから「ハイ、ハイ、そうですか」と聞き流すだけなんだけど。説明を受けてないと言うと、何で聞かないんだとかぼったくられてるに決まってるとか、ディーラーに修理に出すこと自体が間違っているだの、とにかくしつこくしつこくしつこく私が自分の車について何もわかっていないことを言われ続けた。

そりゃ、わからないよりわかるほうがいいだろうってことぐらい私だって知ってるさ。だけどさー、私がガッカリしてるって知ってるのにどうしてそんな風にさらに気分を害するようなことをいうわけ?私の気持ちが落ち着いた頃を見計らって話してもいいんじゃない?まぁ、いつ言われたって私は反発するんだろうけどさ。もう少し私に気持ちも汲んでくれてもいいじゃないかよー!自分が落ち込んでる時に私がちょっときついことを言ったら、「何でこんな時にそんなこと言うの?」って言うのにさ。もうー!なんだかすごくむかつく!!


2004年05月09日(日) 頑張らないと!

相棒と話していたら急に「頑張らないと・・・」と相棒が言い出した。今までは弱音や愚痴ばかりを口にしてたのに突然そんな風に言い出してびっくりした。

私は特に何かをしてるわけじゃないけど、それでも相棒は私からのバックアップを受けいてると感じているらしい。「Aからこうしてバックアップを受けいているのに、弱音ばっかり言ってる場合じゃないな」と「負けないように頑張る」と言っていて、その言葉をとても嬉しく思った。昨日友達と相棒について話した時に「なんだか頼りがいがない」ということを言われた。無職だから頼りないと言うことじゃないけど、前向きに頑張ろうと言う雰囲気があまりないってことなんだろうな。それには、そう言われればそうかも・・・って私も思ったし。

GWに私が滞在してた時のことを何となく振り返りながら相棒と話してた時に、私が「いつも怒ってばっかりだったじゃん」と言ったら「Aに甘えているのかもしれない」と言っていたっけ。嫌なことがあって我慢しないで怒ってても、私がその態度を許すと言うか受け入れてると相棒は思ってるのかなぁ?なんだそれ?私はお母さんじゃないんだし、しかも相棒のほうが私よりかなり年上なんだし、私が甘えるくらいにさせてもらってもいいと思うんだけど。この「甘え」に関しても相棒は少し反省した様子。

GWの間就職活動から少しはなれた生活をして気分転換になったのか、うーん、理由はよくわからないけど、今までの相棒の様子とは少し変わった感じがして嬉しい。「甘え」についても少し気をつけてくれて怒りの沸点を上げてくれそうな感じだし。この調子でいい方向に進んでくれるといいなぁ。目標は夏までに再就職すること!私たちの関係がこの先どういう風に進んでいくかわからないけど、これはある意味私の目標にもなるし、達成できるように私も微力ながら応援していかないと!って思っているのだ。


2004年05月08日(土) 自分を変える

いつも飛行機の中では備え付けの機内誌を読んで過ごすことが多い。今回は行きが4月号、帰りが5月号ということでなんだか得した気分だったなぁ。その機内誌では日本はもちろん世界各地のことが書かれていて面白いけど、その中でも浅田次郎氏と養老孟司氏の文章を特に楽しみにしていたりする。

帰りに読んだ5月号では養老孟司氏が結婚について書いていて、なるほどなぁと興味深く読んだ。と言っても、1ページにも満たない本の短い文章なんだけど。結婚とは互いに折り合うこと、自分を変えるということってことが書いてあった。「自分を変えることには、弱い人ほど頑なである。変えると大事な自分が壊れてしまうと思っているからだ。」(第18回「旅する脳」より引用)という文章に、あ、私のことだ!と思った。全てを自分に合わせてくれる、もしくは今の私全てをそのまま受け入れてくれる人が結婚相手の理想のように思っていたけど、夫婦といえども元々は他人なんだし、他人と一緒に暮らすとなると現実にはそうもいかないんだろうなぁと気がつき始めた今日この頃なので、この「自分を変える」ということに関しては、ぼんやりと想像しながらもイマイチはっきりと整理できてなかった頭の中を、一気に整理されたような気がしてものすごく納得した。

高校時代からの友達と久しぶりに電話で話した。話題はなぜか私と相棒の関係についてばかりだったんだけど、彼女は既婚者ということで色々と結婚のメリット・デメリットのようなことを聞けて勉強?になった。で、彼女が言っていたのは「自分を殺す」ということだ。「自分を変える」とはちょっとニュアンスが違うけど、まぁ結果的には相手に合わせるということだから同じようなことだろう。んー、やっぱり結婚ってそういうものなんだろうなぁ。ちなみに相棒も「結婚とは相手を受け入れる分だけ自分を捨てなきゃいけない」と言っていたんだっけ。そうそう、実はこの言葉が「実はバツイチなんじゃない?」と私が思ったきっかけの言葉なんだけど。

「自分を変える・殺す・捨てる」言い換えると「お互いが折り合う」。そこまでしてまで誰かと一緒にいたいのか?っていう気もするけど、そこまで考えたら結婚なんてできないよなぁ。ていうか、やっぱり実際に体験しないとわかんないだろうし。未知の世界はどうあがいたって未知の世界だってことで。


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