2005年01月01日(土) |
ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサート2005 |
テレビ部屋を作ったら、そこに行ってわざわざ見るのは、映画館に行くようなものになりました。つまり、観るときは積極的に時間を作って観るようになったのです。 元日の夜、妻が「ウィーン・フィル・ニューイヤーコンサートを観てもいい?」と言いました。そこで夕食後、家族そろってテレビ部屋に入りました。このコンサートは、お正月に毎年やっているのはなんとなく知っていましたが、観たことはありませんでした。 ウィーンのすごいホールで、オーケストラによって楽しいワルツが次々と奏でられました。子どもたちはじっとしていられなくなり、楽器を取ってきました。気分はすっかりオーケストラの一員、というよりもオーケストラ全体のようで、まーちゃんは、口にはラッパをくわえ、左手では鈴をもち、右手でばちを持ってたいこをたたき、キーボードをひいています。ぷーちゃんはバイオリニストになったようで、たいこのばちでウクレレの弦をこすっています。じつに楽しそうに演奏していました。 テレビの画面では、音楽に合わせて、バレーダンサーたちがくるくる回りはじめました。すると子どもたちは一転し、ひらひらしたスカートをはき、踊りだしました。ぼくも誘われて、一緒に飛び跳ねました。そして、曲が変わると子どもたちはオーケストラに戻ります。そんなことが2時間近く続きました。
ぼくも妻も、ウィーン・フィルの素晴らしさと子どもたちの楽しげな様子にすっかり満足しました。これは、皆が惰性ではなく、積極的にテレビを観たからこそこうなったのだと思います。 来年もみんなで観ようね。
それから妻は言いました。 「明日の朝は8:15からムツゴロウサンの番組をやるよ」 「それなら、それまでに朝ごはんを終わらせなきゃ。7:30には食べよう」 これからは、テレビを観ながらご飯を食べるということがなくなるのです。これは、とてもいいことですね。
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