さよなら2001年 - 2001年12月31日(月) 大晦日です。今日は朝帰りしました、昨日のライブのため。少し寝た後、年賀状作成。 なんだか今年は年末バタバタしたなあ。もっとゆっくりしたいんですけどね、ホントは。 大晦日はどこへも行かず家で過ごす派です。最近は親戚も来なくて静か。 こうやって一年を振り返る時間もあります。 今紅白を横目で見つつこれを書いてます。 あんまり面白くないんだけど見ちゃうんだよな。他の番組もつまらないし。 紅白が終わって、「ゆく年くる年」が始まるとああ大晦日だな、と思います。その瞬間が結構好き。 さて。レコード大賞は浜崎あゆみですか?へー、って感じ。別に興味なし。 私が今年聴いて賞をあげたい曲を考えてみました。 ★奥田民生「The STANDARD」 これは名曲!!初めて聴いた時泣きそうになりました。迷わずシングルを買った。 ★キリンジ「Drifter」 これもほんとにいい歌です。男らしい!という意味でやっぱり2代目オフコースかも知れない。 ★ASA−CHANG&巡礼「花」 異色ですがスゴイ曲。ずっと聴き続けると思います。 ★ビョーク「I’ve seen it all」 私の中では今年の最優秀です。映画の効果もあると思いますが・・・曲としてのインパクトが一番大きかったです。 今年は、個人的には、前半はライブに行きまくった年。 そして後半はラジオを聴く仕事を始めて最近の流行などがわかるようになってきました。 来年はまたいろんな人のライブに行きたい。 そして音楽を介してさらに友達が増えていったらいいなと思っています。 ではよいお年を! - 斎藤ネコカルテット Live - 2001年12月30日(日) 毎年12月30日は恒例ネコかるの忘年会ライブ。 ネコさんによると、「ネコかるが忘年会をやるのをお客さんにお見せするライブ」だそうです。 なので本人達はガンガン飲んでます。ライブやる前にすでに出来あがってる状態。 忘年会ライブはいつも混みますが今回は特別混んでた気がします。 それは多分、ゲストがいっぱいいたせいでしょう。前座や飛び入りも含め全部で12名。その人たちもみんな客席にいましたからね。しかも全員女性!ネコさんは今回「女帝の時代」というテーマをつけていました(笑) ネコかるはバックバンド状態なわけです。なんだか今年のネコかるを象徴してるような。ゲストに持っていかれることが多かったですからね。来年はその分ハジケてほしいなぁ。 今回は8時開演。まず最初に、前座としてグレート栄田さんが名付け親のエゴカルテット、略してエゴカルの演奏から。 1曲目がオリジナル、2曲目は「紫のけむり」。結構うまかったですが、まだまだこれからという感じ。でも可能性ありそうです。1stバイオリンだけ男性なんですが音が結構良かった。 さて本編、ネコかる登場。キティちゃんのパジャマです。家でも着てたらカワイイな。 今回、ネコかるライブ初の進行表ってものが作られたそうです。何時から何時、誰々、ってヤツですね。 そのぐらい人が多いってことですね。一体何時までかかるやら。 まず最初に「産業革命」。最近こればっかり聴いてるな。。。 次に、今日の企画としてゲストにそれぞれ「君が代」を歌ってもらうというのがありまして、きっかけは前回のライブで小峰公子さんが君が代を歌ったからなのですが・・・で君が代が結構いい曲だということが分かり、皆に歌わせようということになったらしい。 でその考察として君が代の原型ではないかと言われる外国人作の曲と、現在正式とされている君が代、そしてさらにそのアレンジを気に食わなかった人が少しアレンジを変えたバージョンの3種類を演奏。 原型はあきらかに違って西洋風でしたが、2番目と3番目の違いはほとんどなかったです。 私はついついベースラインを聴いてしまい。つまりチェロパートですね。そこは同じでした。 そうそう、私は小学生の頃器楽クラブに入ってて、行事っていうと校歌の伴奏や君が代の伴奏なんかをやってたんですが、担当がバスアコーディオンだったので、君が代もベースラインのがなじみがあるのです。というのを昨日思い出しました。 私も伴奏をやってみてこの曲が面白いってことが分かりました。曲として好き。意味はともかくとして。 てわけで怒涛のゲストコーナーがスタート。まずは三橋美香子さん。 どんな方か分かりませんが今日聴いた感じでは迫力あるシャウト系の歌手でらっしゃいます。 まず割とオーソドックスな君が代を歌い、次に八代亜紀の「雨の慕情」。紅白っぽいっすね。 次のゲストはなんとLitaのボーカリスト積しのちゃん。Litaのレコーディングにネコかるが参加してる関係でメジャーデビュー前にLitaはゲスト出演したんですが、メジャーデビュー後はゲストに来ないという定説を早くもくつがえして来てくれた! 来て欲しいと思ってただけに嬉しい。ギターの方は欠席でしたけどね。 で、しのちゃんは沖縄出身でいろいろあって君が代は歌えないということで、かわりに沖縄の国歌(?)のような存在の「てぃんさぐの花」を披露。 この曲は知ってましたが、やっぱしメジャーデビューするだけあります。歌い出すとすごい存在感!!それまではおどおどした少女みたいなのに。雰囲気があって。 前回の時も良かったけど、今回の方が圧倒された。1曲しか歌わなかったけど1番良かったです。 歌いながらじっとお客さんの顔を見ていて、私も目が合っちゃいましたが、それも印象的でした。 お次は相曽晴日さん。相曽さんの君が代はジャジーなアレンジで爽やかでした。 もう1曲はピアノを弾きながらの歌、曲名忘れましたがお子さんが生まれた時の戸惑いを歌った歌です。 ここでとりあえず休憩。休憩の時もお客さんがごった返してて、移動もツライ。 私はネットでお知り合いになった方と会っておしゃべりしてました。 ネコかるや、藤森さんのファンでネットを通じて知り合えた人が今年は何人かいて、楽しかったです。 さて第2部。この時点で10時近かったかな。まずはバンドネオンの小川紀美代さん。 タンゴっぽい君が代の後、ブエノスアイレスの冬、良かったです。さすが。 お次は飛び入りの松永夏代子さん。君が代をノーマルとポップヴァージョンで歌いました。 そしてさがゆきさんが登場。今回本来のゲストはこの方だったそうです。 君が代、喉歌っぽく歌っていてスゴかった。振り絞るように歌います。圧倒されました。 2曲ご自分の曲を歌っていかれました。 さて大トリは小峰公子さんと西山水木さん。やった曲は君が代、アベマリア、タンゴの歌とほぼ前回と同じ。 これだけのメンバーのトリってプレッシャーだろうなぁ。気合が入ったステージでした。 とりあえずこれで本編終了、すでに11時半まわっていました。 拍手がいったんやんで終了かと思われましたが(栄田さんがピアノで蛍の光弾いてた)やっぱりアンコールありました。 忘年会ではいつもやるのかな、ディープパープルの曲をアレンジした「スモーク・オン・ザ・ハイウェイ・スター」で締め。 それも最後がまたもエンドレスになってどうしよう電車がなくなる〜と内心焦っていました。 という訳で全部終わったのが12時20分!いやぁ長かった。楽しかったですけどね。 この日は友人の家に泊めてもらいました。 盛り沢山なのは嬉しいけど、ちょっと長すぎるかなぁ・・・ぜいたくな悩みですが。 ネコかるの曲も少なかったしね。今度はゲストなしってのはどうだろう?? ま、とにかく今年も終わり。来年もネコかる行くぞぉ〜〜〜!!! - 2001年に聴いたCD ベスト5 - 2001年12月29日(土) さてさて、今日は私が今年聴いたCDを振り返ってみます。 今年は、ライブに行った回数に比べると聴いたCDの数はそれほど多くありません。もともとそれほどコレクターでもないのですが・・・ まずはクラシックのCDベスト5。 1 藤森亮一「フランク ソナタ他」 2 ラ・クァルティーナ「シャコンヌ」 3 NHK交響楽団 指揮:スヴェトラーノフ「ラフマニノフ交響曲第2番 他」 4 クロノス・クァルテット「紫のけむり〜クロノススーパーベスト」 5 ヨーヨー・マ「ベスト・オブ・ヨーヨー・マ」 1、2位は大好きなチェリスト藤森亮一さん関係のCDです。 3位は去年のN響の演奏をおさめたもの。4位のクロノス、ライヒの曲やペルトのフラトレス、バーバーのアダージョなどが良かった。5位ヨーヨー・マは純クラシックからジャズまでいろいろ入ってお徳なCDでした。 クラシックはコンサートに行くのが多くてCDはあまり聴いていません。 N響の定期をBSで観たりN響アワーを観たりして、今のところそれで充分です。 好きな曲が出来たらまた買おうと思っていますが・・・ さて、お次は邦楽CDベスト5。 1 矢野誠「あむ〜Chorusing」 2 ASA−CHANG&巡礼「花」 3 ASA−CHANG&巡礼「タブラマグマボンゴ」 4 コーネリアス「point」 5 キリンジ「Fine」 1位はダントツで「あむ」。素晴らしいアルバムで、これをプッシュしていた某CD店の店員さんに大感謝。アンタはエライ!! その同じ店で同じく強力プッシュされていたASA巡の「花」が2位。 別にその店員さんの宣伝文句の暗示にかかってる訳ではありません。ホントに凄いんです。3位は同じASA巡のファーストアルバム。これもイイ。 4位コーネリアス、立体的で刺激的な音楽でした。5位キリンジはメロディの良さとアレンジのセンス、そして声が好み。ちょっと小田和正に似てません? 邦楽はこの他ダンスマンや宇多田ヒカル、砂原良徳、栗Q、ネコかる、PE’Zなどが優秀でした。 さらに洋楽CDベスト5。 1 トーキング・ヘッズ「リメイン・イン・ライト」 2 ビョーク「ヴェスパタイン」 3 スザンヌ・ヴェガ「ソングス・イン・レッド・アンド・グレイ」 4 ボブ・マーリィ&ウェイラーズ「バーニン」 5 パット・メセニー・グループ「ウィ・リヴ・ヒア」 実は今年はほとんど洋楽CDを聴いてません。てわけで苦しいチョイスですが・・・ 1位がなんとトーキングヘッズの20年ぐらい前のアルバム。今頃聴くなんて。 という感じですがやっぱりイイものはイイですね、もっと早く聴くんだった。 2位のビョーク、さすがです。3位スザンヌの久々の新譜もスザンヌらしくて良かった。4位ボブ・マーリィ、「ゲット・アップ・スタンド・アップ」が聴きたくてCD買いました。パット・メセニーは前に聴いたことありましたが、今年購入したので5位に入れました、このCDも名盤です。カッコイイ。 ついでにサントラベスト5。 1 「セルマソングス」(映画「ダンサー・イン・ザ・ダーク」サントラ) 2 「二十世紀少年読本」サントラ 3 「けものがれ、俺らの猿と」サントラ 4 「ハンニバル」サントラ 5 「犬神家の一族」サントラ 「セルマソングス」をビョークのオリジナルアルバムととらえたら「ヴェスパタイン」より上に来るぐらい、好きです。 2位は今年やっと手に入れることが出来たサントラ、貴重な品です。 3位、豪華メンバーが魅力。54−71を知りました。4位、レクター博士にピッタリな格調高くて妖しい音楽。5位、犬神家はテーマ曲が好きです。 全部合わせると、トップに来るのは「あむ」でしょうか。 初めて聴いた時、歌に圧倒されてガツーンと来ました。今でも時々聴いていますが、何度聴いても新しい風が吹いてくる感じです。何だか分かりませんがとにかく新鮮なのです。こんな音楽にはなかなか巡り会えないと思います。出会えて本当に嬉しかったCDです。 以上、今年聴いたCDで良かったものをご紹介しました。 来年はもうちょっと洋楽も聴きたいな。今興味あるのが、日本盤は未発売だと思うんですがババ・スパークス。それと遅まきながらジャネットが欲しいんだよな。「サン・オブ・ア・ガン」大好き!そうそうアラニスの新譜が出るんですね。 アラニスはもちろん買いますが、図書館のCDやレンタルCDをもっと活用して、安くたくさん聴こう、と考えている今日このごろです。お金なくてねぇ。。。 - 2001年に行ったライブ ベスト5 - 2001年12月27日(木) 昨日に引き続き、今日はクラシック以外の今年行ったライブからベスト5。 クラシック以外のライブは全部でこれまで32行きました。あと1回行くのでトータルで33。そのライブがすごくイイという可能性もありますが・・・とりあえずこれまでの中から選びました。 1 斎藤ネコカルテット 4月23日 新宿ミノトール やっぱりコレです(笑)この日は何が面白かったって、楽器が面白かった。 ネコさんが楽器屋さんに頼んで特注で作ってもらった、イカでできたバイオリンとせんべいでできたバイオリン。特にイカバイオリンで八代亜紀の「舟歌」をやられた日にゃあ、もう。。。その図があまりにも面白かったです。 ゲストはギターの吉川忠英さん。ミノトールは忠英さんのホームグラウンドだそうで、リラックスしていていい雰囲気でした。 2 EPO 4月19日 南青山マンダラ これは素晴らしいライブでした。EPOさんの本格的なライブを観るのは初めてでした。国境のない音楽、というか・・・とにかく引き込まれました。 歌詞のない、声だけの部分の表現力がスゴイです。EPOさん自体が楽器であるかのよう。バックバンドもギターの笹子重治さんを中心にパワフルかつ緻密な演奏をしてて良かったです。しばらくこのメンバーでやって欲しいですね。 3 ASA−CHANG&巡礼 6月17日 川越・華盛楼 はるばる川越まで行った初めて観るASA巡ライブ。これも良かったなぁ。 神秘的で。それを最前列で朝倉さんの目の前で観られたのがラッキーでした。 ユザーンのタブラも・・・またスゴイ人に会えた、というのが本当に嬉しかった。 今年はこれ以降あと2回、ASA巡を見に行きました。 4 斎藤ネコカルテット 9月10日 南青山マンダラ ふたたびネコかる。この日はゲストがすごかった。ほとらぴからっという伝説のユニットが復活いたしました。私が昔から大好きだった曲を生で聴けた、しかもネコかるのライブで!!とまぁ個人的には大事件でした、人から見たらなんだか分からなくても(笑) 5 グッチ裕三 4月7日 府中の森芸術劇場どりーむホール あははは、なんだかギャグ系ばっかりだな(笑)でもホントに良かったのです。 歌はもちろん上手いですがしゃべりもうまいし、素人さんとのやりとりなんかもすごく面白い。笑わせといて最後には感動させるしね。 なんだか特殊なものがたくさん並んでしまいました・・・ まぁあんまり普通のには行ってないからな。しょうがない。 他には、栗コーダーカルテット、アレポス、こまっちゃクレズマなどのライブハウス系、そして矢野顕子さんのピアノ弾き語りなど、印象に残っています。 そうそう、今日また仕事でラジオを聴いてたんですが、関西地方の某局の昨日の放送でASA−CHANG&巡礼の「花」がかかっていました。 その番組が取り上げてるのがちょっとマイナーな日本のバンドなどだったんですが、今年を代表する10曲の中の1曲になっていて、エライッ!と心の中で拍手を送りました・・・その番組にね。この曲は結構かかったらしいです。 そのたびに反響があったらしい。確かにね、異様ですからね。 朝倉さんがゲストに来た事もあったとか。ますますエライッ!! DJが朝倉さんは意外にフツウの人だったとか言ってたけど。一体どんな人だと思っていたのかそれが聞きたいよ。 今年はあとひとつ、ネコかるのライブが残っています。 忘年会ライブ、どうなることやら。 来年もたくさんライブに行きたい。また新しいアーティストを開拓したいです。 とりあえず今興味があるのは54−71。しかし観るには勇気がいるな・・・ 次回の日記は今年聴いたCDについて振り返りたいと思います。 - 2001年に行ったコンサート ベスト5 - 2001年12月26日(水) もう2001年も終わり。 今年はいっぱいコンサートに行ったなぁ。 前半にコンサートに行きまくり、後半はさすがにお金と時間がなくなって減りましたが・・・ 数えてみたら全部で62回、年末30日に行く分を合わせると63回です。 そのうち半分はクラシックでした。 いきなりですが、今年行ったコンサートのベスト5! 本当はクラシックとその他を分けたくないのですが、クラシックのコンサートとライブハウスでのライブを比較するのは難しいので、一応分けます。 とりあえず今日はクラシック。 1 モルゴーア・クァルテット 3月21日 トッパンホール この日はリゲティ「夜の変容」、ショスタコの9番、そして念願の「アトム・ハーツ・クラブ・クァルテット」を聴く事ができて、とにかく感動!! 演奏も気迫の伝わってくるものでした。メンバーの青木高志さんが脱退する最後のコンサートでもありました。 2 NHK交響楽団 4月C定期 指揮:ブロムシュテット 4月27日 NHKホール ブロムシュテットさんの評判がとても良かったので急遽行くことにしました。 マーラーの4番が素晴らしかったです。座った場所が良かったのか美しい音色が充分に届きました。 開演前の室内楽、池辺晋一郎さんの曲も面白かった。 3 NHK交響楽団 オーチャード定期 指揮:シャルル・デュトワ 12月19日 オーチャードホール つい先日行ったコンサート。親しみやすいプログラムで純粋に楽しかった。曲数が多かったからか、聴き終わってお腹いっぱい、という満足感がありました。 4 NHK交響楽団 特別演奏会「カルミナ・ブラーナ」 指揮:シャルル・デュトワ 10月6日 NHKホール 楽しみにしていたカルミナでした。これもとても楽しく聴けました。デュトワさんらしく、洗練された軽めのカルミナ・・・? ソリストの方がうまかったです。この曲は歌手が主役なのでオケがちょっと気の毒な気もしましたが。 5 フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団 チェロ独奏:藤森亮一 11月24日 東京オペラシティコンサートホール これは藤森さんがドボルザークのチェロ協奏曲を弾かれるので聴きに行きました。 藤森さん、よく音が出ていて良かったと思いました。相変わらず音色が美しいです。 アンコールではバッハの無伴奏から1曲弾いてくれました。 とこのような順位。N響ばっかりですね。他のプロのオケはほとんど行ってませんので・・・ 他にはN響コントラバス首席の池松宏さんのリサイタル、流亞風弦楽四重奏團、ラ・クァルティーナのインストアライブ、アマチュアでは新宿区民オペラの「ある母親の物語」が印象深いです。 ちなみに、今年行った藤森亮一出演のコンサートおよびライブは全部で22でした。こんなに観てる人が他にいるだろうかっ??いたりして・・・ いや別に数が多けりゃいいというわけではないですが、どれも聞き逃したくなくて積もり積もったという感じです。しかしこれでも、藤森さんが今年出た全てのコンサートの中のほんの一部でしょう。働き過ぎ。。。 クラシック以外のライブについてはまた明日にでも。 - 坂本龍一「メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス」 - 2001年12月25日(火) クリスマスですね。メリー・クリスマス♪ とひとり寂しくつぶやいてみました。 仕事でFMを聴くのですが、どの番組もやたらにクリスマス気分を盛り上げようと必死です。 特に若い女性のDJは、ラブラブな雰囲気を演出しようとして、仕事で聴く身としては全く・・・聞き苦しいったら。 クリスマスの曲といえば最近ではやはりマライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」でしょうか。私の時代はワム!の「ラスト・クリスマス」ですね。今でもよくかかってますが。山下達郎の「クリスマス・イブ」は名曲ですね。今年はキック・ザ・カン・クルーがカバーして「クリスマス・イブRAP」もヒットしました。あと桑田佳祐の「白い恋人達」があらたにクリスマス・ソングの仲間入り、でしたね。 こういった曲がFMでもかかりまくっていました。 何度も同じ曲がかかってうんざり、と思いながら聴いていたところ・・・ いきなり坂本龍一さんの戦メリのイントロが。 そういえばこの曲は聴いてなかった、というか忘れていました。 ふいをつかれて思わず涙が出そうになってしまった。 やっぱりクリスマスはコレです。忘れてたけど。 映画の方は、ラストシーンには感動したけど、それほど思い入れはない。 でもこの曲は、、、まぁいかにも日本人受けする曲ではあるのですが、なんと言われようがいい曲はイイ!! クリスマスにはこれを聴こう。これから毎年。 そうそう、今日は面白い(私にとっては、ですが)情報を得たのです。 これもFMで、吉田美奈子さんが昔自主制作で出したアルバムから曲を流していたんですが、その中の1曲「サンクス・トゥ・ユー」が、昔から知ってる曲だったのです。 15年くらい前、FM東京だったと思いますが、過去のビルボードNO.1の曲ばかりをかける特番があって、それを録音したのを今でも持ってるんですが、その番組の中のCMで、サントリーのウィスキーのCMがあったんです。ナレーションは鹿賀丈史さんでした。 そのCMに使われてた曲が、アカペラなんですがやけにいい歌で、好きだったんです。でもてっきり、CM用に作られた歌だとばかり思ってました・・・ これが吉田さんの曲だったとは。今日知ってビックリしました。 このCMはラジオだけだったのだろうか。TVでもやってたかもね。 ちなみにアルバムの名前は「BELLS」だそうです。 手に入れるのは難しそうですね。自主制作盤じゃね・・・ この曲もクリスマスっぽい、しっとりとした曲ですよ。 さて、クリスマスが終わり、いよいよ本格的な暮れです。 12月に入って師走って言われてもたいして実感ないけど、クリスマス過ぎてからはにわかに、おお、正月が近い!という気分になってワクワクしてきます。 なんというか、お正月の空気が好き。やっぱりいつもと違う感じがします。 でもその前にもうひと仕事しなきゃ。。。そして30日はネコかる! これを聴かなきゃ年を越せないっ!なんちゃって。 - 新宿区民オペラ「こうもり」 - 2001年12月23日(日) ういー。酔っ払っております。ろれつがまわらない、いやキーボード叩く手がおぼつかない・・・我が家は今日がクリスマス、ワインを飲んですっかり酔いました。 えーと今日は新宿区民オペラを聴きに行きました。ヨハン・シュトラウス2世の「こうもり」。場所は新宿文化センター小ホール。友人がバイオリンで参加しています。前回の「ある母親の物語」に感動したので、今回も楽しみでした。 開場時間を少し過ぎて到着し、当日券を買って中に入るとすでに席はほとんど埋まっていて、あわてて入り口近くの席を確保。すごい人気です。 その後もお客様はどんどん入ってきて、立ち見の人がかなりいました。 日曜昼間というとお客さんも来やすいんでしょうね。 さて開演。序曲は有名で聴いた事がありました。 今回は、「女性だけで演じるオペレッタ」ということで出演者は全員女性。 もともとコミカルな話なのでしょうが、セリフに細かいギャグがいろいろ入っていて・・・面白い部分もちと寒い部分もありましたね。 私はアデーレ役の清田真幸さん、ロザリンデ役の板本緑さんが気に入りました。 2人ともとてもうまくて芸達者。安心して観られました。 規模が小さいこともありますが、気楽に楽しめるオペラという感じで良かったです。手作り感があるのもいいですね。 華やかなパーティーの部分もあり、クリスマスに合った内容だったと思います。 ちょうど5時に終演し、出演した友人と話してから帰りました。 新宿駅への遊歩道をあえて歩かず他の道を行ったら、やたらネオンがチカチカする通りに入ってしまい・・・このへんはクリスマスじゃなくてもいつもチカチカしてるんでしょうね。 南口のタワレコに寄って鳥肌実の新しいCDを購入。 特典でイベントがあるんですが、、、悔しいことに行かれません! その日はN響の演奏会。時間もちょうど重なっています・・・泣。 中将と握手も出来るってのに。あ〜あ。 てわけで。そろそろ1年を振りかえってみようかなぁ〜。 - 流亞風弦楽四重奏團 第五回演奏会 - 2001年12月16日(日) 今日は、流亞風の演奏会@東京文化会館小ホール。 流亞風は「るあふ」と読みます。凝った名前だ・・・ 毎回、日本人作曲家の作品を取り上げ演奏しています。 メンバーは、NHK交響楽団の若手(中堅?)、斎藤真知亜・大林修子・井野辺大輔・藤森亮一、今回のゲストはソプラノ釜洞祐子さん。 私は流亞風の演奏会は今回で2回目です。 今回はかなり前の方でかぶりつきで観ました。 そしたらお隣に今回取り上げられている作曲家安部幸明さんと、安部さんの作品をその昔演奏された松本善三さんが座ってらっしゃいました。 今日の演奏会にはお2人の卒寿のお祝いという意味も込められているそうで、卒寿ってことは90才!!ひぇ〜ビックリです。 今回は安部さんの弦楽四重奏曲2番、12番、7番と、ソプラノの方がピアノ伴奏で歌曲を4曲歌われました。 まず2番。オーソドックスな作りです。64年前初演された曲です。 その後、松本善三さんをステージに呼んでトーク。面白い方で笑いが起こっていました。演奏が途切れたところで警報が聞こえた、なんてその当時ならではのエピソードなどもあり・・・真知亜さんが、「今はその当時にはあったいい意味での渇きが失われてしまった」とコメントしていたのが印象に残りました。 次に12番。これは87年に作られた曲。現代曲風で、楽しめました。 ところどころ、日本的なメロディが聴かれて面白かった。 休憩挟んで歌のコーナー。ゲストの釜洞さんが登場。 それまでステージ上になかったグランドピアノがセッティングされていた。 どうやって入れたんだろうなぁ。休憩時間にトイレに行ってしまって見れなかった。う〜ん眠れなくなりそう・・・ 歌は4曲、昔が懐かしくなるような歌でした。とても素朴。 その時だけタイムスリップして昭和初期に行っちゃったような感じがしました。 拍手に応えてアンコール、なんと「馬鈴薯」といってじゃがいものことを歌った歌です。自然をたたえた歌で、かわいらしかった。 最後に7番。あ、ピアノはステージはじに寄せられ、しまわれなかった。 7番は安部さんの曲では一番有名らしいです。確かにいい曲でした。 アンコールでは、安部さんがステージへ呼ばれて少しお話をされました。 自分の曲はお蔵入りになっていたのだが、それを演奏してもらって、「ミラクル」だとおっしゃっていました。90才の方から、「ミラクル」という言葉が出てくるとは思いませんでした・・・ そして7番の第3楽章がもう一度演奏されて終演。 終始暖かい雰囲気に包まれた演奏会でした。 終演後にはロビーで出演者と関係者の方々とのレセプションもあったようです。 私は関係者じゃないので、藤森さんが出てくるのを見届けてからホールを後にしました。藤森さん、お疲れのご様子でした・・・真知亜さんは元気そうだったけど。 演奏の方は、作曲家の安部さんや演奏家として大先輩の松本さんが聴かれてたせいかちょっと緊張気味だったようにも思えました。 日本人の曲を取り上げる貴重な演奏会なので、これからも続けていって欲しい。 次もまた聴きに行きたいと思っています。 - やっと直ったっ! - 2001年12月10日(月) やっとパソコンが直った。やっぱりコレがないとなんだか寂しい。 まぁ結局暇つぶしの道具なんですけどね。 中のデータは無事でした。それが一番心配だった・・・ 感染してると言われたウィルスも、昔人からもらったヘンなプログラムのことだったらしい。とりあえず削除しました(笑) メールが70通たまっていて、受信してみると2通ほど添付ファイルの付いたタイトルがRe:だけのメールが来ていた。名前は知らない人。完全にウィルスメールだな。 とわかったものの何も出来ない!うちはポスペを使ってるのですが、ポスペはタイトルをクリックするだけで開いてしまうので、開かずに削除することは出来ないのだ。うーん、これは不便。最近のウィルスメールは開いただけで感染するという巧妙なものらしいので・・・しょうがない、放置しかないな。 ウィルスが猛威を振るってるけど私はそれを防ぐソフトも駆除するソフトもなーんも持っていない、お金ないけど対処はしなきゃなぁ。加害者になりたくないし。。。 そんなわけでウィルスに怯えつつも、パソコンが戻って嬉しい私。 ちょっとずつ、これまで書けなかった何日かの日記を書いてこうと思います。 今日は。。。とりあえず音楽関連は何もナシ。 マックで食べた「マックピタ」がそこそこおいしかったということぐらいかな。 さて。年賀状も作成しなきゃね。 - まだ直りません。。。 - 2001年12月04日(火) 今日は地元のまんが喫茶で書き込んでいます。 うーん空気が悪い!!タバコくさいです。 平日の昼間でもけっこう人がいるもんですね・・・って自分もその中の一人だけど。 パソコン、修理にまだまだ時間がかかりそうです。 ノートなんだけど液晶の部分が壊れたらしく、そういった部品を取り寄せると時間かかるらしいのです。困ったもんだ。 しかもウィルスに感染していたらしいです。 今ウィルスが大流行のようですね。パソコンはウィルスにやられるわ、携帯のメールには迷惑メールが1日10通以上、、、ITとか言ってるけどなんだか余計な面倒をかかえてるって感じでイヤですね。 思わず愚痴ってしまった。 えーと音楽については、いろいろコンサートにも行ってるんだけど書ききれないのでパソコンが直ったら一気にまとめて書きます。 つい先日は、音楽じゃないですが鳥肌実の演説会に馳せ参じました。 代々木の体育館に人がいっぱい! 初めて来た人はどう思ったんだろうなぁ。私も最初はガッカリしたので(笑)、1度で判断せず懲りずに何度か観て頂きたいですね。 さて。今月は12月16日に流亜風弦楽四重奏団、19日にN響、30日にネコかるといったコンサートおよびライブに行きます。 今年は第9には行きません。1回で充分。なんか他に年末らしいコンサートないだろうか。個人的にはカルミナ・ブラーナを年末に聴けたらいいなぁと思うのですが。お祭り騒ぎ的な曲なので。ぜひ井上道義さん指揮で毎年年末にやって頂きたいです! -
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