向山佳絵子&藤森亮一 Live - 2001年06月30日(土) 今日はすでに7月1日昼なんですが。。。暑い、クソ暑い!!! 自分の部屋は2階にあるんですが、サウナのようです。 こんな時は・・・先日の日記にも書きましたが、去年のヒット曲モンドグロッソの「ライフ」を聴く・・・すると南国気分になり、楽しくなってきた! 皆様にもオススメします。暑い時には熱いラテン系音楽を聴きましょう。 昨日、コンサートを二つ観ました。 一つは、銀座のヤマハで向山佳絵子&藤森亮一のチェロデュオ。 2000円でこの二人の演奏を聴けるなんて安い!! おっとちなみにこのお二人はご夫婦であります。お子さんは男の子が二人。 私は藤森さんはしょっちゅう観てますが、向山さんは観たことがなかったし、CDも持ってないので聴いたこともない。でも有名なソリストで実力も高いと聞いてたので、向山さんのチェロも楽しみだった。 銀座ヤマハの2階、ピアノ売場でグランドピアノがたくさん並んでた。 昔、ヤマハの特約店で働いていて、楽器を生徒に勧めたりしたこともあった・・・ なんだか懐かしくなります。もう接客の仕事はしたくありませんが・・・ そのフロアの奥に、小さいホールがある。 80人ほどが入れる狭いホールで、密閉されるため圧迫感があります。 ステージがそれほど高くないので、後ろの方に座ると見えないんじゃないかな。 私は3列目の一番はじっこに座りました。 さてお二人登場。向山さんキレイですね。お顔立ちがハッキリしてて。 1曲目はボッケリーニ、二つのチェロのためのソナタ。 さすがに、息はピッタリ合ってます。出るタイミングはいつも合ってました。 ただ、会場のせいだと思うんだけど、音がね。。。あまり響かない。 で狭いからチェロの音が直に聞こえて、いつもは聴いててウットリする藤森さんの音でさえ、擦れる音が目立ってしまっていた。 音の柔らかさが消えちゃうというか。そんな気がした。 なので、向山さんの音についてはちょっとこれが本来とは言えないかも知れない。 今回の印象では、太くしっかりした力強い音でした。 向山さんはソロでバッハ無伴奏1番を披露。 うまいですねぇ。実に軽やかです。はつらつとした弾き方。 聴いていて楽しくなってくる。どちらかというと藤森さんのチェロは、ヒーリング効果というか、聴いてるとアルファ波出そうな癒し系チェロですが、奥様の方は活力が湧いてきそうな、元気なチェロだと感じました。 そして二人でバッハのシャコンヌ。これは、もとはヴァイオリン曲で、ラ・クァルティーナでやったチェロ4人用のアレンジを、さらにチェロ二人用に編曲したものだそうです。超絶技巧がたくさん入る難曲だと藤森さん自ら解説。 確かに難しそうでしたが、良かったです。ドラマチックな曲。 今回は、ヤマハの企画なので、サイレントチェロを使った演奏もありました。 藤森さんのインタヴューにも、普段夜中だとサイレントチェロで練習するとありました。今回は、ソロで、音楽教室用の教材を使い「ロミオとジュリエット」「イエスタデイ」を弾かれました。伴奏の音源がちょっとショボかった・・・ サイレントチェロの音は初めて聴きました。生とはもちろん全然違います。 生よりこもった音がしてました。でも、音に藤森さんらしさは出ていた。 ビブラートなど、割と細かいニュアンスが出せるということでしょうね。 「ロミオとジュリエット」なんて、好きな曲なんで嬉しかったなあ。 その他、デュオでオッフェンバック、パガニーニを弾きましたが、どちらもかなり難しい曲だったようで・・・ものすごく高い音を出したりね。 ちょっと演奏に不安定さが見られました。聴いてて心配になってしまった・・・ チェロだけであらゆることをやるんだから、こっちが想像出来ないくらい難しいことなんでしょうきっと。 ミニコンサート的なものなんだから、もっと簡単な曲でもいいのに、と思いましたが、そこがプロのプライドなんでしょうねぇ。 アンコール、二人でサイレントチェロを持ちシューベルトの「ます」。 伴奏の音源がイントロでカウントを出してて笑いが起こってました。 終了後、サイン会があったようです。そういう告知はどこにもなかったんだけど。 二人のソロのCDが売られてました。私は向山さんのCD持ってないので、ぜひ買ってサインもらいたかったけど、、、今、金欠なんです!!!断念しました。 外へ出ると雨が強くなっていた。 この後、クロノス・クァルテットを聴きに江戸川橋へ行く。 しかし2時間ぐらい時間つぶさなきゃならない・・・どうしよう。 (7月1日へ続く) - 夏の前日 - 2001年06月28日(木) 暑いですねー最近。もうね、ダルい。ものすごく。 暑いからって窓を開けたまま寝てるのが悪いのかお腹こわしちゃって・・・ そのせいもあって余計にダルいのです。 扇風機を出し、今日はエアコンもドライでつけている。 おっと冷え過ぎたので今止めました。 暑いけど、夏は好き。 晴れた日はすごく気分がいい。あの真っ青な空、真っ白な雲が好きです。 昔は、初夏はこんなに暑くなくて、爽やかで気持ちがよくて、季節の中では初夏が一番好きだった。 今は梅雨の中休みでも真夏の暑さじゃないか。 好きだった爽やかな初夏はなくなってしまったな。 去年の夏、なんだか1年もたったような気がしないけど・・・ 好きな曲が2曲あった。 1曲はモンド・グロッソの「ライフ」、航空会社のキャンペーンソングになってたっけ。 birdさんが歌ってて、いい曲でした。 車で通勤してたんですが、朝から車の中は暑かった。 その車の中で、窓を開けてこの曲を聴いていると、暑いことがなんだか楽しくなってくるんですね。 それと、ポルノグラフィティの「ミュージックアワー」。 これも夏っぽくカラっとした曲でいいですねぇ。 ヴォーカルのアキヒトさんの声、好き。顔も好きだな。 この2曲は私の夏の定番に仲間入りしました。 これまでの定番といえば、 はっぴいえんど「夏なんです」、山下達郎「高気圧ガール」、たま「夏の前日」、今井美樹「泳ぐ」「Martiniqueの海風」、サーカス「Mr.サマータイム」、細野晴臣「プリオシーン」、オフコース「夏の日」、ピアソラの「ブエノスアイレスの夏」、ハシケン「グランドライフ」、上々台風「愛より青い海」、マドンナ「ホリデイ」、ヴァン・ヘイレン「サマーナイト」、松任谷由実「月夜のロケット花火」、小野リサのアルバム「ナナン」、など・・・ 一応夏や海関連かな、という曲から並べたけど、曲の雰囲気が夏っぽいという曲も挙げたらたっくさんありますね。 日本の曲には、よく歌詞に季節って表現されるけど、海外のはそうでもないですね。やっぱり日本は四季がハッキリしてるからねー。 あー私の手元にはない曲だけどシャーデーの「スウィーテスト・タブー」を入れたいなぁ!シャーデーは夏って感じだな。 あとクリス・レアの「オン・ザ・ビーチ」とか。 「インディアン・サマー」はなんとかアカデミー・・・うっ忘れた。 あ、ドリームアカデミーだ。ドリアカ。今「ビルボード・トップ10ヒッツ」という本を調べました。便利です。歌手名を忘れちゃうんだよなぁ。 システムの「ドント・ディスターブ・ディス・グルーヴ」も夏に合うよ。 とにかく夏に聴きたい曲はたくさんあります。 今年は、どんな夏の歌が流行るでしょう。楽しみですね。 - ミュージカル「キャバレー」 - 2001年06月27日(水) 本場ブロードウェイのミュージカル「キャバレー」を観に行った。 しかも当日券で・・・結構無謀ですね。有名ですからねぇ〜。 しかも演出が「アメリカン・ビューティー」の監督サム・メンデス。 トニー賞4部門受賞。昨日の読売新聞夕刊にも批評が載ってて、誉められていたし。 どうなることか、席はあるのか、と不安になりつつ会場へ。 5時頃、すでに7人並んでいた。 6時から当日券発売でしたが、その頃には後ろにズラーーーっと列。 さすがに人気あるなあ! 5時半頃に、スタッフの方がチケットについて説明。 当日券のうち、ちゃんとした席はほんの少し。キャンセル待ち入れて、7,8人。 あとのほとんどの人は、立ち見席。 でもその立ち見席にも番号があり、ちゃんと場所が決められているんですね。 これはちょっと親切。開演まで陣取りをしなくてもいい訳です。 外の店で夕食をとり、ギリギリで会場に入りました。 ステージには2階部分があり、そこにオケがいます。 オケの演奏する様子が見えるし、そこで登場人物が歌ったりもする。 両端には1階への螺旋階段。1階の部分は、奥にアパートのドアが3つある。 ストーリーは。。。 ナチスドイツの時代にベルリンにあったキャバレーの歌手と、小説を書くためにベルリンに来たアメリカ人の作家の恋愛を軸に話が進みます。 同時に、そのアメリカ人作家が下宿するアパートの大家さんである初老女性と、果物屋を営む初老男性の恋も語られますが、どちらの恋にも、ナチスが関係してきて・・・それがまた切ないです。 本場アメリカのミュージカルを初めて観ました。 字幕を読むのが、ちょっとキツかったな。訳も少しわかりづらかった。 良かったのは、やはり歌のうまさ。当たり前なんですけど、感動します。 主役のサリーの歌声、少しハスキーで好き。 それと、キャバレーでのダンスは結構エロティック・・・ってほど濃厚じゃなくてユーモラスですが。男性が女装したり。下世話さが上手に表現されてました、あまりいやらしくなりすぎず。 そして、全てをつないでいく語り部のような存在の「MC」。 本来の役割は、キャバレーの司会者なんですが、いろんな場面でいろんな役であらわれる。男性になったり女性になったり。 彼が非常に良かったです。魅力的でした。 ジョークなどが、ちょっと分かりにくく、笑うべきところで笑えなかった、これはしょうがないかな・・・(大げさに大声で笑う方が一人いて、ちょっと興ざめだった、でもその方はアメリカ人だったのかも・・・セリフを聞いて笑ってたから) そこが楽しめたらもっと面白いと思うけど、まあ笑えなくても支障はなかった。 十分楽しめたし、感動できた。 ミュージカルもいいもんですね。 前に、日本の「ボーイズ・タイム」は観ました。凄く面白かった。 藤井隆さんファンで、しかもウルフルズファンだったこともあるので、むちゃくちゃ楽しめた。最前列で観れたしね。2度も観に行っちゃった。 外国のものも、楽しめることがわかって良かった。 もっと眼鏡の度を強くして、どこからでも字幕をハッキリ見れるようにするのが今後の課題だな。 それと高いチケットをすぐに買えるようにお金を貯めておくこと・・・ S席15000円はキツイなぁ。立ち見は7000円でした。ちょうどよい。 - サイコババ「liveep」 - 2001年06月26日(火) 今日も暑かった、今日は晴れていました。 夜になってから扇風機を引っ張り出した。 まだ梅雨のはずだけど、中休みってヤツでしょうか。 体調が悪い。。。 昨日、サイコババのCD「liveep」を買った。 サイコババ、つい先日名前を知った。 先日ライブを観に行ったASA−CHANG&巡礼に参加しているタブラーのU−ZHAANこと湯沢さんが、参加しているグループらしい。 このグループではU−Zと名乗っています。 インディーズの音楽雑誌を眺めてたら、このサイコババの「liveep」が売れているらしくチャートにのぼっていたので、そうだ、サイコババだ!と思い出し、CD店で探してみるとちゃんとありました。 内容の方は、2001年1月1日のライブの様子を収録したもので、1曲のみ、約27分間。 シタール、タブラ、そして歌手の3人で即興的に演奏されたものらしい。 インド音楽ですが、、、アンビエントですね。かなり幻想的です。 日本の、インディーズで、こういうことをやってる人がいるってのは何だか凄いですね。最近インディーズ系に触れる機会が多くなったけど、面白いですね。 そうだ、土曜日にはメジャーデビューを果たしたLitaのマキシシングルを買いました。 メジャーデビュー前にネコかるのライブにゲストで来て、歌ってくれた人たちです。 あの時は、二人とも地味で素朴な感じがしました、バンドじゃなくて弦カルとギターでアコースティックなライブだったせいかも知れませんが。 しかしCDジャケットなどを見ると結構ユニーク。印象が違います、さすがに。 曲がいい曲だし、ヴォーカルの積しのさんの声がとても良いです。 多少椎名林檎入っています。 でもあそこまで奇抜ではなく、落ち着いた中にチラッと鋭いモノが見えるというか。 言葉の選び方なんかも、とても真面目、音楽も誠実な感じです。 そこに斎藤ネコさんアレンジの弦が入るとまたちょっと妖しくなって素敵。 ギターとネコかるがバックの「飛べない鳥」、イイですよー。 弦がカッコイイ! Litaはテレビに出たり、雑誌のインタヴューにも答えてるし、これから楽しみです。そんなに大きくはブレイクしないかも知れませんが、地道にファンを増やしていくタイプだと思います。頑張れぇ。 - プリンス 「ザ・ヒッツ・コレクション」 - 2001年06月25日(月) アヅイ!今日は蒸し暑かったなぁ〜 曇ってるのにムシムシ暑いってのは最悪だぁもう。 どうせならカラっと晴れた方がまだマシ。 さて。今日はCD店で面白いモノを見付けて思わず買ってしまいました。 プリンスのビデオです。ビデオクリップ集・・・でもライブの様子も入ってたけど。 プリンス、そう好きって訳でもないですが、このビデオの中の「サイン・オブ・ザ・タイムス」や「KISS」などはリアルタイムで観たので、懐かしくてまた観たいというのもあり・・・ しかしベスト版みたいな内容なのに何で「ビートに抱かれて」や「プレイス・オヴ・ユア・メン」などは入ってないんだろ。どっちもシングルになったはずなのに。そっちも観たかった。 てわけで観ました。面白かったのだけ感想書くと、、、 「Uptown」 まだ本格的にブレイクする前ですね。ライブです。 ヴィジュアル的に・・・売れなさそう!!イモっぽいです。 曲もパッとしないな。普通にファンキーな曲。 「アルファベット・ストリート」 これが入ってるCDは聴いた。その中でもこの曲はとても好き。 でPVは・・・き、気持ちワリー!!気持ち悪くて笑ってしまいます。 そこがプリンスのいいところ(?)、ただ不快になるんじゃなく笑えるんです。 おまえはぁぁ、、、、、胸毛を出すな!!!なーんか胸毛を見せたがる、この人は。 そしてこの動き。妙に長い髪。気持ち悪い、けど面白い。わかるかなぁ。。。 「サイン・オブ・ザ・タイムス」 このPVは歌詞がいろんな字幕で流れるもので面白くて、自分でも昔録画したものを大事にとってあります。 曲もとてもイイので、名作です。プリンスが出てこないからか。。。? 「ダーティ・マインド」 先ほどのUptownと同じ時のライブ映像らしい。セットが一緒。 しかし服が微妙に変化しているのです。その、服というのが。。。 上半身は素肌の上にGジャンみたいのを羽織ってて、首に赤いバンダナを巻いている。 そして下は、、、黒いビキニパンツ、、、プラスももまでの黒いタイツ、、、 ・・・へ、変質者??? と思われても仕方ない格好でございます・・・ どーして、どーしてその組み合わせ?天才はわかりません・・・ でもまぁ面白かったですが。かなり呆然としました。さすがプリンス。変態でした。 「アイ・ワナ・ビー・ユア・ラヴァー」 これは曲が好きです。聴き易くて楽しい。 PVの方は、、、キッツい。プリンスは髪を伸ばさない方がいいと思います。 ヒゲはあった方がいいと思います。胸毛は、、、隠した方がいいと思います。 「KISS」 この曲は大好きです。これが入ってたアルバム「パレード」も聴きました。 でもこのビデオの中のライナーノーツによると、『プリンス自身は「パレード」のこの曲以外は失敗だったと思っているらしい』・・・そ、そんな。 そんなことない、「ボーイズ・アンド・ガールズ」とか良かったよ。 そんなこと言ったら、ラジオ番組でこのアルバムを名盤と言って強力に推していた渋谷さん(ロッキングオンの人)の立場はどうなるんだ。ってすごく昔の話だけど。 映画がコケたからスネてんじゃないだろうか。 ハァ〜、さすがプリンスは濃い。 - ラ・クァルティーナ ミニライブ&サイン会 - 2001年06月23日(土) 本日は17時より渋谷HMVでラ・クァルティーナのミニライブ&サイン会があり、行って来ました。 ラ・クァルティーナとは、N響チェロパートの4人のメンバーで結成されたグループ。首席、副首席が含まれてましてN響では主要メンバーです。 N響は昨日・今日とC定期、土曜日は14時からのマチネでした。 クァルティーナのメンバーは4人とも定期で乗り番、終わってから即HMVへ燕尾服のまま向かったそうです。す、すごい。 私はHMVへ行くのが時間ギリギリになってしまい、クラシックフロアに行ってみると既にすごい人でした。マチネからそのまま来た方が多かったんでしょう。 それを計算に入れるのをすっかり忘れてた・・・ 私は左側から遠まきに観ました。 メンバーが入場、この4人が揃うのはやっぱり壮観!でした。 曲はCD「シャコンヌ」から、まずバッハのシャコンヌ、実際は15分程の曲ですがそれを少し縮めたヴァージョンで披露。 私の位置からだと藤森さんはかろうじて横顔、一番右の桑田さんは柱に隠れて全然見えない!音が聞こえればまあいいんですけど、うう。桑田さん見たかった。 演奏、良かったです。チェロ4本の音、重みもあるし、なんとも言えない色気がありますねぇ。高音を弾く時少し大変そうで、技巧としても難しいものなんでしょうね。 4人とも音色が違って演奏に個性が出ています。 N響首席・藤森亮一さんは、私は聴き慣れているのですが、艶やかな音で、この4人の中にいると、冷静でどっしりと落ち付いて動じない、貫禄がありましたね。 N響副首席・藤村俊介さん、安定してしっかりとした力強い音色。 同じくN響副首席・銅銀久弥さん、暖か味のある音色で情熱的に弾かれてました。 桑田歩さん、音色が明るく少し藤森さんに似ている気がしました。 2曲目はポッパーの演奏会用ポロネーズ。これ好きなんです、うれしい! CDでもワクワクするようなノリのある曲ですが、生だとさらに盛り上がって楽しい!カッコイイんです。これは面白かった。一番良かったな。 最後は鳥のうた。素晴らしいです。メロディが哀しく響いていました。 聴く側も、息を飲んでるという感じでした。 曲の間に、メンバーそれぞれがインタヴュー受けていて、私は藤森さんが話をするところは何度となく聞いてますが、それ以外の方のしゃべってるところは初めてみました。やはりあまり慣れていないんじゃないでしょうか。時折リーダー藤森さんを助けを求めるように見ていたのが面白かった。藤森さん、お父さんて感じ・・・(笑) 藤森さんの顔はよく見えませんでしたが、きっと意地悪そうにニヤニヤ、、、イヤわが子を見守るように優しく微笑んでいたことでしょう。 さて演奏が終わり、サイン会へ突入。 かなりの方がCDをお買い上げだったようですね。 今回は、前のような色紙はナシ。CDがなきゃサインしない、ってことですね。 私はもちろんCD持ってました、いつどこで買ったかは言えませんが(笑) CDの中のカード、メンバーが4人ならんで写ってるところにサインを頂きました。桑田さんのサイン、、、自分の顔??なんかカワイイです。 個人的には、銅銀さんのとても優しい表情が嬉しかったな。 藤森さんは顔にデキものが・・・疲れのせい?とは聞けませんでしたが・・・ というわけでした。サイン会最後までいたかったのですが、その後用事があり、急いで退散しました。 サインをもらう時は緊張してしまいましたが、その後しばらく嬉しくて思わずニコニコしてたかも・・・ひとりで。恥ずかしいったら。 そして急いでティアラこうとうへ向かい、友人が参加するアマオケの演奏を聴きました。フィンランディア、コッペリア、運命。 N響の定期も運命だったんだよな。 このオケは、管が割とうまくて弦がちょっと、という珍しいオケ。普通アマオケの場合逆が多いんですけどね・・・ ホルンなんて立派なものでした!音外さなかった。 今日はクラシックデーでしたね。でも明日もです。うぬぬ。 マイスター・ミュージック http://www.meister-music.com/ HMVイベントスケジュール http://www.hmv.co.jp/hi/se/all01.asp - THE DOORS DANCE ON FIRE 他 - 2001年06月22日(金) 借りてきたビデオを観ました。 まずは音楽じゃなくて映画「ラブ&ポップ」。邦画です。 最近の邦画なんて滅多に観ない。昔の邦画は好きで観てたことあるけど。 今回はなんで観たかというと、ふふふ、鳥肌実が少しだけ出てるらしいから。 と思って観たら、中将ほっとんどうつってません。ほんとに少しです。 後半に、ラジオの声として演説が流れてますけど、それも少しだけ。 ちょっと残念でしたが、映画は面白かった。斬新で。 隠しどり風の映像、ナレーションや字幕の入れ方。 内容は女子高生の援助交際・・・でも実際にはあんなこと無いだろうな。 起こることがちょっとショッキングなんですね。 しかしそこが面白かったんですけど。 女子高生たちは、主役の子が全くの新人、その仲間の3人のうちの一人は仲間由紀絵(シャレじゃないよ)で大人っぽい雰囲気出してました。 脇を固める役者陣が豪華!モロ師岡、吹越満、平田満、手塚とおる、浅野忠信、渡辺いっけい。中でも手塚とおるにはウケました。 先日、「ヴァンプショウ」を観に行って、初めて観たんだけど結構気に入ったので、いきなりこの映画で出て来てタイムリー過ぎて笑ってしまった。 イヤな奴の役ですけど、うますぎるしハマりすぎ(笑) この人、また舞台で観たい。 浅野忠信もすごくイイっす。アブない役で。キャプテン(ピ〜)のぬいぐるみをいつも持ち歩き、話しかけてるという。 ************************************ 映画はこのくらいにして、お次は椎名林檎の「性的ヒーリングその壱」。 今頃これを観るとは、笑われますな。 でも私、林檎嬢の映像をじっくり観た事ってないんですよね。 壱ではまだまだ、試行錯誤というか、探ってる感じですね。 やっぱり「本能」はスゴイな。林檎さんキレイにとれてるし。 ケガしそうで見てて怖い。 「積木遊び」の着物姿も良かったですね。おいらん、ですか? ************************************ 最後はドアーズのビデオ。「ダンス・オン・ファイア」。 ジム・モリソンの死後に編集されたものらしいですね。 TV出演した映像や、ライブ映像、プロモーションビデオも入ってます。 何故いきなりドアーズか、それはやはり鳥肌中将の影響でございます。 そこまで影響されなくても、と自分でも思いますが。 でもまあドアーズこれまで2曲くらいしか聴いた事ないんでいい機会かと。 中将は前々から、憧れの人としてジム・モリソンを挙げておられます。 マンパワー溢れる人に憧れ、あの早朝演説家「鳥肌実」が生まれた訳ですな。 多分鳥肌実本人は、割と普通の人なんでしょう。 普通の人は、そういう強烈な人に憧れるもんです。私もそうです。 私はそのまま普通の人やっているけど。 ドアーズ、私が昔音楽番組で見た「ライト・マイ・ファイア」の映像が収録されてた。懐かしい。TVに出演した時のものらしい。腰がクネっと。怪しい。 面白かったのは、ライブ映像。何曲かを、切れ目なくやってるみたい。 バンドは音楽でアドリブっぽくつないで、モリソンはいろいろしゃべってる。 普通にしゃべってるかと思えば、セリフ調になり、歌につながっていく。 スリリングですね。非常に即興的。ちょっと演劇的でもある。 ライブのラストの「ジ・エンド」という曲、鳥肌実のCDに入ってる「動物の唄」の元ネタ??ちょっと似ています。いい曲だな。 もう1曲、「クリスタル・シップ」という曲が良かった、気に入りました。 音楽としては、私はあんまりハマるという感じじゃないんだけど、凄さの片鱗を見たかなと思います。もう1本、ライブビデオがレンタル屋にあった。そっちのが凄いかも知れないな。 本当はね、トーキング・ヘッズの「ストップ・メイキング・センス」を借りたかったんだよ!でも無いな。残念。あってもいいはずなのになぁ。ジョナサン・デミが監督してるのに。くそう、欲しい。あきらめないぞ。 明日はクラシックDAY。 - モルゴーア・クァルテット 第15回定期演奏会 - 2001年06月20日(水) モルゴーアです。もう6月20日!早いなあ。モルゴーアはずいぶん先と思ってたのに、もうですか。 今回は紀尾井ホール。これまでモルゴーア定期は上野の東京文化会館小ホールでしか聴いたことなかった。どんなホールだろう? JR四ツ谷駅を降り、信号を渡って上智大学の横をまっすぐ歩く。 途中、見たことのある人が、と思ったらモルゴーアの荒井さんが向こうから歩いてきた。視線を感じたのか荒井さんはうつむいたままでした。どこ行くんだろう? 前方にでっかい、そして古そうな建物が見えてきた。 あれがホテルニューオータニ?大地震が来たら崩れそう、なんて言っちゃマズイね。 それと向かい合うように紀尾井ホールはありました。 紀尾井ホールは木のぬくもりの感じられる小ぢんまりした感じのホール。 文化会館より狭いけど、2階席もあるので、席数は文化会館よりずっと多い。 今回もらったパンフレットを開けると、今後のモルゴーアの演奏会の予定のチラシが入っていた。なかなか精力的な活動!楽しみですね。 そうそう、今日からメンバーが交代し、第2バイオリンが戸澤哲夫さんになったのです。東京シティフィルのコンマスだそうです。まだ30才くらいなのに。 てわけで新生モルゴーア、プログラムもショスタコが入ってないモルゴーアはどうなるのか?という期待と不安があったわけです、聴く方も。 さて開演。藤森さんの演奏を聴くのも1ヶ月以上ぶり。ドキドキです。 最初の曲はイサン・ユンの第4番。1988年作なのでつい最近ですね。 現代曲らしかったですが面白かったです。アジア的響きが聴かれました。 モルゴーアはこういう曲は大得意ですね。お手のもの。 次のスメタナの第2番。最初は、モルゴーアらしくない普通の曲?なんて思ってしまったけど、やっぱりとんでもなかった。 途中で一気にテンション上がりました。こういうとこがモルゴーアなんだよなあ。 私は他のカルテットはネコかるとか流亞風しか知らなくて、こーゆーテンションはモルゴーア独特なのか、他のカルテットはもっとスゴイのか、うーん。でもこういう曲を選ぶとこがモルゴーアなんではないだろうか。 休憩時間ロビーを歩いてると、何人かN響楽員さんが。ビックリ。 いつもそうなんだろうか?これまでは私が気付かなかっただけ?ひゃー。 そういえば元モルゴーアの青木高志さんが今回は観に来られるという噂があったのだが、見かけなかったなぁ、残念。青木さん結構好きだったんですよ。 弾いてる姿が凛々しかったです。そして笑顔は爽やか。 休憩後のベートーベンの第12番。 2楽章のアダージョが美しかったです。そして3、4楽章でグッと盛り上がり。 でもなぁ。メインはずっとショスタコだったから、ショスタコないとなーんかモルゴーアって感じがしない、というのが実感かなぁ。 あのショスタコの異様な存在感、どっかユーモラスなところ・・・ 別に、ショスタコ大好きでもないし、全然よくは知らないんだけど、モルゴーアで聴いてたからか多少は耳になじんでいたらしい。 モルゴーアとショスタコはセットだったんですよねーやっぱ。 私のようなモルゴーア歴浅い人間でもそうだから、昔からのファンはもっとそれを感じたのではあるまいか。うーむ。 いや、ベートーベンもすごく良かったのですけどね。 アンコール、1曲目は・・・ごめんなさい忘れた。キレイな曲だった。 2曲目の前に小野さんと荒井さんのトーク。この二人はトーク担当らしい(笑) メンバー交代のこととか、ショスタコシリーズが終わって、これからのプログラムのことなど話されてました。 そして次回定期の予告編として、マリピエロの第1番から演奏してくれたんですが、これがとても良かった。現代的ですが難しくない面白い曲でした。イタリアの方だそうです、マリピエロさん。 ビオラのソロがあって、小野さんの音、素敵だった! 私は、うねりのある音が好きかも知れません。それが一般に評価が高いのか低いのかわからないのですが、藤森さんも荒井さんも、この小野さんのソロでも、そういう音がした。1本の弦を弾いてるのに、一つの音というよりも厚みのある、立体的な音がするんですね。その音を「うねりのある音」と呼んでいいかさえ、わかりませんが。私にとってはうねってるんですけどね。。。 というわけで。次回定期の予告編をやるあたり、上手いですね!(笑) 今回のプログラム、迫力ありましたがちょっと面白味には欠けてたので最後の曲でしっかり楽しく締めて次につなげたって感じがしました。 この先は9月8日越谷、9月20日保谷、11月28日晴海、来年の1月15日鵠沼、1月19日東京文化会館で定期、2月23日文京シビックホール、というスケジュールです。 特に11月はオールショスタコ!これは聴きたいですな。 モルゴーア・クァルテット ファンサイト http://www.nihira.org/m/ - 雨の日の10曲 - 2001年06月19日(火) 今日は午後になってから雨が降ってきた。 雨にちなんだ曲を10曲、並べてみました。 どれも大好きな曲です。 1.ヒア・カムズ・ザ・レイン・アゲイン / ユーリズミックス Here comes the rain again / Eurythmics まずはこの曲。イントロが好きです。雨が降り出した感じがする。 2.雨を見ないで / ハワード・ジョーンズ Don't always look at the rain / Howard Jones シングルカットされたんだろうか?アルバム「かくれんぼ」より。 3.レインコート / たま たまの滝本晃司さんは雨の唄が好きらしくたくさんあります。そのひとつ。 4.雨の日と月曜日は / カーペンターズ Rainy days and Mondays / Carpenters かなりスタンダードですね。これもイントロが素敵。 5.雨にぬれても / バート・バカラック Raindrops keep fallin' on my head / Burt Bacharach これも超スタンダード!雨が楽しくなりそうな歌。 6.スプリンクラー / 山下達郎 昔から大好きな曲。激しい雨ですな。矢野顕子さんもカバーしています。 7.ショパン 雨だれ ピアノ曲です。中盤から低音が響く部分がイイなあ。 8.レイン / マドンナ Rain / Madonna 気持ち良さそうな雨ですね。PVでは坂本龍一と共演。 9.霧雨で見えない / 松任谷由実 しんみりとした曲。日本人らしい雨って感じがします。 10.あしたてんきになあれ / はっぴいえんど 最後は晴れてくれぇという願いを込めて。 明日も雨かなぁ。 - ASA-CHANG&巡礼 Live - 2001年06月17日(日) 今日は川越までライブを観に行きました。 川越に自分で行くのは初めて。乗り換えはそうややこしくはないんだけど、1時間半程かかります。23区内の方の方が時間かかるかも知れないなあ。 本数の非常に少ない八高線を使うため、早めに行動し予定の電車に乗った。 高麗川で川越線に乗り換え、川越駅で降りた。 とあるCD店で今回のチケットを取り扱っていて、そこで予約していたチケットを買い、会場への道を聞いた。 そう・・・CD店だったのですね。事務所じゃなかったの。んじゃ対応が出来なくてもしょうがないかな。と思った。 こないだ電話に出たらしきオバサンが店番していた。会ってみると親切そうな人だった。いかにも、一人でここを切り盛りしてるって感じの・・・ とりあえず夕食をとるため本川越駅に向かったが、駅周辺にはファーストフードがない。大きな通りから1本裏へ入ると、なんだか道幅が狭くて川越の竹下通りか、という感じの商店街が延々と続いているのだが、そこにもあまりファーストフードはなく、かわりにやたらと中華料理店が多い。・・・何故?うーむ不思議な町、川越。東京からそう遠くはないけど、やはり地方色がありますね。庶民的雰囲気です。 やっとマックを見つけて食事。 そこから会場へ歩いたが、結構遠く感じた。 大通りで、やはり中華料理店があったな。とても古い建物なんかがあって川越らしい気がした。 やっと目的の華盛楼に着くと、開場10分前位でしたが人が集まっている。 並ぼうか、と思ったらもう中に人を入れていた。全然待たずに中に入った。 整理券番号は54番だったのに、ラッキー。早めに行って良かったな。 いつもは裏口として使ってるであろう扉から入ると、、、狭っ!! 私は、華盛楼って名前から、正統派中華料理店を想像してたんです。 違いました全然。アジア料理店て感じの素朴な店。 隅に小さなカウンターがあり、テーブルなどはとっぱらわれ、フロアにマットがひかれ、そこに機材やタブラがセッティングされている。 その前にお客も座るわけです。前の方の人は座り、後ろの人は立ち見。 これは意表をつかれた。座るんなら小さいクッションでも持ってくれば・・・ ダンボール紙の切れ端を頂き、それに座る。 四角い大きなマットの手前の角のあたりに、スピーカーと、ライトらしきものがたっている。私はそのすぐそばに座った。ちょうど、朝倉さんの目の前の位置。 時間がたつと狭い店がお客さんでいっぱいに。アーティストが入って来れないんじゃないかというくらいに混み合っている。 7時10分頃、朝ちゃんと湯沢啓紀さんが登場。あの白い衣装です。 私の頭の上をまたいで行かれました。 そして、暗くなり、ライトがつくとそれはブラックライト。白いモノが光るライトです。すごい怪しい雰囲気に包まれた。シンプルですがいい演出ですね。 だけど自分の服のホコリが目立つのが恥ずかしかったです・・・ ホコリだらけやん。今度ライブ行く時は白いTシャツでも着て行こう。 オープニング、CDにはない曲です、イントロダクション的な曲で、機械を通したカワイイ声が「巡礼」と言っている。 二人の真ん中に、ポータブル・サウンド・システム「JUNRAY TRONICS」がある。それほど大きくありません。ライブでは浦山さんはいないが、このマシーンをプログラミングしたのは浦山さんなわけですね。 このマシーンを駆使してライブが進んで行く。かなり途中でいろいろいじっている。 基本的には、二人はパーカッション、時にトランペットやアルトホルン(なのかな?)だけ。それ以外の音は、CDに入ってるのとほぼ同じ音がマシーンから出る。そう聴くとなんだかショボいような気がすると思いますが、それが違うのです!二人のタブラが凄いんです!ほんとにカッコイイ。 朝倉さんの方は、ちょっと改造されたタブラと、機械とつながってる電子的なパーカッションが一つある。面白い音が出ます。 湯沢さんのは本物のタブラです。 叩かない時には、布をかぶせている。曲中でも叩き終えるとすぐに布をかぶせてた。 途中、湿気が多くてタブラのチューニングが狂うからエアコンを強めて欲しいと朝倉さんが注文していたが、かなりデリケートな楽器のよう。 そして傍らにベビーパウダーがあり、それを手につけたり、直接タブラにかけたりしていた。パウダーの香りがしてきて、いい匂いでした。 曲は、2枚のCDからほとんどやっていた。曲数少ないですからね。 「Goo−Gung−Gung」ではお客さんに手拍子をリクエスト。 楽しかったです。「TABLA BOL [CATASTRPHE]」には、湯沢さんのすんげーソロがありました。曲の途中、ソロの前に朝倉さんが「これから湯沢さんのソロをお届けします」とちゃんと言ってたのが面白かった。 この湯沢さんは凄いです。本場でかなり修業されたんじゃないでしょうか。 若いんですけどね、見た目。いくつぐらいなんだろう。 40分ほどで1部が終わり、物販のところへ行ってみた。 店の前にテーブルを置き、ビデオやCD、手ぬぐい、シールなどを売っていた。 覗いてたら、「ビデオいかがですか〜」とか言われて、ビデオいくらですか?と顔を上げたら、その人は・・・浦山さん、だった気がします。定かじゃないです。 結局、ビデオ¥1500と手ぬぐい¥1000を購入しました。 第2部、「2月」が面白かったな。でもこの曲は難しい。拍子が取りづらい。 いまだにちゃんと取れなくてズレたまま覚えている。 そしてラストに「花」。これしか知らずに観に来た人も多分いるだろうな。 「けものがれ、俺らの猿と」のサントラにも入っているし。 やっぱりこの曲は凄い。あらためて思った。 タブラの部分は、ほとんどを湯沢さんが叩いていた。うまい、うますぎます。 セリフの部分に完璧にシンクロしています、生でも!!信じられない。 二人はずっとヘッドホンをして叩いてるんだけど、ヘッドホンにはカウントとかが流れてるのかなぁ?そうでなきゃ、あんなにタイミング合わないと思う、どんなに練習したって・・・少しはズレてもいいはずなのにほっとんどズレない! それも凄かったけど、やっぱりこの曲自体の力ですね。ぐぐっと掴まれてしまう。 はあー、行って良かった。お尻は痛くなり、翌日は何故か股関節近辺が筋肉痛になりましたが、充実のライブでした。 あの狭い部屋の濃密な感じもそれだけで充実感や一体感があるのかも知れません。 私は二人の演奏してる様子がよく見えたしね。 興味がある人はぜひぜひ、ライブに行ってみて欲しい! こんなライブはなかなか観れないぞ。 とりあえず全国ツアーが今日で終わり、次は8月3日に他バンドとのジョイントみたいですね。この日は観れない、悔しい。他にもう予定が・・・何の予定かは、内緒。 帰りの電車、本川越からだったので国分寺に出ようと思ったら、なんと中央線が事故のため止まってるとアナウンス。でもしょうがない、と国分寺に着いたら、動き出したようで電車が遅れているというアナウンスに変わっていました。 無事家にたどり着き、まず手ぬぐいを広げてみると、緑色の手ぬぐいに、「花」の詩が全部書かれている。でも普通の文字じゃないんです、読みにくい。。。 「花」は結構聞き取れない部分があるので、今度聴きながら手ぬぐいを読んでみよう。 そしてビデオは、ASA-CHANG&巡礼の初ライブから3曲と、「花」のプロモーションビデオ。 ライブは、ブラックライトなので顔がほとんど見えません。その上画質が良くないです。でも横を人が通ったりしてライブっぽい雰囲気は伝わってきます。 PVの方は、実は観れるサイトがあり、そこで観たことはあった。 でも画面が小さかったからな。ずうっと逆まわしで不思議な感じ。 朝ちゃんと、もう一人の女性は「花」の声の主かな?? というわけでした。今日も文章がえらく長くなりました。 ASA−CHANGA&巡礼 公式サイト http://www.riverrun.co.jp/asa-chang/ - ASA-CHANG&巡礼「タブラマグマボンゴ」 - 2001年06月13日(水) 今度、朝ちゃん&巡礼のライブに行くことになった。 場所は川越。遠いわ、会場は華盛楼という中華料理店のようで訳わからないし、チケットもどうすりゃわからないわ、でちょっと迷ってたので、問い合わせ先となっている場所へ電話した。 昼間にかけたのが悪かったのか、電話に出たのはオバさん。 聞いてみてもさっぱりわからないらしい。おまけにナメられてるのかタメぐちだし。ま、この手のオバさんているけどね。一緒に働いた事ある人でいましたよ。でもやっぱ自分が対応されると腹立つな。 逆ギレっぽくなってきて、折り返し電話するから番号教えろと言われ、あーこれじゃもう行くの決定じゃん、とやるせない気持ちで折り返しの電話を待った。 5分ほどたって、若い男性社員ぽい人から電話。 こいつは一応分かってはいるようだがやはり対応は良くなかった。要領を得ない。 んーこの事務所はダメだ・・・ とりあえず、チケットを予約した。 そしておととい、新宿タワレコに行った際、朝ちゃん&巡礼のファーストアルバム、「タブラマグマボンゴ」を購入。 ライブでやるかはわからないけど、予習のために。 セカンドアルバム「花」では、タイトル曲「花」がメインでしたが、ファーストアルバムでは1曲目の「ここに幸あり」がメインの曲。 これは有名な曲ですよね。懐メロっていうんでしょうか。 それが、ヴォーカル部分は機械でかなり音声が変わっていて宇宙っぽく、メロディレスで歌詞も聴き取れないぐらい。 そこにタブラやらいろんな楽器、ジャングル風なビートがかぶさって非常にカッコイイです。 これにはピアニカ前田さんという方が参加してます。 初めて聞いたんですが、有名な方なのかな・・・? と思って検索したらファンのページが!人気あるんですね。 根強いファンがいるようで、ちょっとライブを見てみたくなった。 CDケースが紙で出来てて、開くとメンバーの写真が。 浦山秀彦さん・・・飛鳥時代みたいな髪型なんですけど。ヒゲもはえてて。 聖徳太子!と思いました。朝倉さんもモサモサした髪型で今と違う。 ピアニカ前田さん、写真だと結構お年に見えるんですが(失礼)、1954年生まれだそうです。 この時にはセカンドアルバムに参加してた湯沢さんはいないんだ。 湯沢さん、写真では若くてカワイイ感じです。ライブ楽しみ、うふ。 ライブは6月17日(日)。ツアーの最終日です。 ASA−CHANG&巡礼 公式サイト http://www.riverrun.co.jp/asa-chang/ - 矢野顕子 Live ”YANO LABO” - 2001年06月12日(火) 矢野顕子さんの弾き語りライブ。 前は、渋谷ジァンジァンでやってらっしゃいましたが(行った事ありませんが)なくなってしまい、それを引き継ぐような形で今回のライブがあったようです。 SHIBUYA−AXにて、3日間のうちの今日が最終日。 立見で、番号もそれほど良くなかったため油断し、開場時間を過ぎて到着。 壁際に寄りそう感じで観ました。立見の人用にTVモニターがあり、それをずっと見てました。こういう時は背が高かったらなーと思います。 矢野さんが登場し、最初の曲、、、何だっけ?今晩のことなのに覚えてないとゆー。とりあえずやった曲を思い出せるだけ羅列しよう、、、あ思い出しました! 1曲目は「スーパーフォークソング」だ。その他は「ISETAN」「椰子の実」(RADIOHEAD Versionと言ってました)「夏が終る」(コレ大好き!)「大寒町」「在広東少年」など。 ゲストは大貫妙子さん。この二人はなんだか正反対って感じで見ていて楽しい。 元気な矢野さんと、アンニュイでクールな大貫さん。いいコンビです。 その二人で、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」とナントカ東京をやりました・・・曲名調べます後で。その部分の意味が二人とも分からず、客席の人に聞いたら、知ってる人がいて、イタリア語で、「東京の一夜」って意味だと言ってた。 みんな感心して「おおーーーっ」という声が上がっていました(笑) この客席との一体感も素敵ですね。 それから、大貫さんが歌いたかったという矢野さんの「Calling You」を歌いました。確かにいい曲だ。大貫さんが難しいと言ってたから余程難しい歌なんでしょうね。それと、大貫さんの「Beautiful Songs」。 アンコールでは、再び大貫さん登場し、「会いたい気持ち」を歌ってくれた。 大貫さんの声は、深くて本当に気持ちが良い。今度、コンサートにぜひ行きたい。 有名どころの曲しか知らないんですけどね。「春の手紙」が好き。あと「都会」。 そしてラストは「どんなときも どんなときも どんなときも」! すんばらしい。やっぱり昔の曲の方が好きです。 矢野さんの、弾き語りオンリーのライブは実は初めて。 さとがえるはここ最近毎年観てましたが、ちょっと飽きが来ていたんです。 今日観て、弾き語りの方が良くなってしまった。 もうさとがえるは卒業して、ヤノラボ一本にしたいな。 なんて思ってたらさとがえるのメンバー変わったりして・・・ ※大貫さんとデュエットしたザ・ピーナッツの曲は「ウナ・セラ・ディ東京」でした。一回じゃ覚えられなかった・・・ 矢野顕子 公式サイト http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/akikoyano/docs/ - 鳥肌実 演説会@新宿タワレコ - 2001年06月11日(月) 音楽とあまり関係ないけど書いちゃうぞ。 いや関係なくないんです。 映画「けものがれ、俺らの猿と」のサントラに、この演説会の入場予備券が入ってたんだから。あと、タワレコでのイベントってことなので。ね? 入場予備券を、正式な整理券とかえてもらうため、6月10日の10時ごろから並んだ。11時が来て扉が開くとみな猛ダッシュ。エスカレーターを駆け上がる。 2階から7階まで走りました。何人かに抜かされました。若者の体力にはかないませんでした。早朝ジョギングしとくんだったな・・・ それでなんとか31番。ま、ちょうどいいや。 そして11日、18時からちゃんと並んだ。しかしイベントスペースに入れたのは19時過ぎ!くそう、真面目に並んで損した。しかも強がって階段には座らなかったのです。私はジベタリアンじゃないから、というオバサンのささやかな抵抗。 やっと入場し、前方の背の高い男子の頭と、鳥肌中将が見えるであろうマイクの周辺がかぶらないように、ポジション選び。少し左からお顔を見上げる場所を陣取った。なかなかいい位置だ、うん。背が低いと気をつかうんですよ。 背の高い男子はそれだけで有利なんだから、少しは遠慮しろよな。 そんな君にはダンス★マンの「背の高いヤツはジャマ」を捧げます。 そして19時15分頃でしょうか、中将登場! 真っ白いスーツ、怪しいサングラス、胸元にべっ甲?のブローチ、足元は白のエナメルシューズ。もちろん髪は柳谷のポマードでテッカテカでした。 あらわれると歓声があがり、ちょいとニヤける中将。うれしかったらしい。 ビールケースの上にのぼった。いやーんもう目の前(2,3m先)に中将のお顔が!!!肌がキレイです。もうまじまじと見ちゃいました。ええ男やなぁ〜。 今回は、演説の時のペンギンポーズはせず、最初からフリートーク風。 いきなりマイクの音量を上げさせていました。 フロア中(スペースの外にも沢山のギャラリーがいた)、中将のアブナイ演説が響き渡る。セッ◯ス、クリ◯リス、レ◯プなどの言葉が当たり前のように出て来て、ファンも慣れてて引いたりしないんですよ。 いや、下ネタだけじゃないんだけど。 音楽の話として、「小学生の頃サマンサ・フォックスのファンでございました」 「昨晩ブルーハーツをラジカセで聞きまして、、、自分でも出来るんじゃないかと。」 「ドアーズを聴いて分かったことは、ジャンキーにならなければダメだと。それでシンナーを吸っております」 「(シンディ・ローパーと言おうとして)シンディ・クロフォード・・・間違えた!!(と言って激しく動揺)」 「ラウドネスを聴いております。本当の事を言っても何も面白くはないんですが・・・」 「ボブ・マーレイ、レゲエのリズムが自分に合っております。これからキングストンに行って参ります。私は正真正銘のラスタマンでございます」 など。その他いつもの政治家ネタ、学会ネタ、などでした。 今回もまるで脈絡のない、話の飛びまくった廃人演説でした。 話の内容はネタとしてそれほど濃くありませんでしたが、細かい表情の変化、いきなり奇声をあげたり、日の丸扇子を広げて舞ってみたり、という話以外の部分で結構笑えた。これはNKホールのような大きな会場では味わえないものですね。 妙な間も含めておかしかったです。 45分ほどで終了、私としては大満足でした。 最後に、入場券の半券でプレゼントの抽選会。 けものがれのポスターとプレスシート、それぞれ中将のサイン入り各5名様。 私は惜しいところで逃した。くそ、整理券引き換えの時にエスカレーターで抜かされなかったら! まあこれも運命。 NKホールでは、正直物足りなさが残りましたが、今回が本当の鳥肌体験だったと思います。いや、演説の内容は本来はきっとあんなもんじゃないでしょうが。 やっぱ、本公演を前の方で観るってのが理想だなぁ〜。 次回は日比谷野音になるのかな。夏にやるそうですが、待てないよぉ。 ずいぶん忙しいらしいけど、街宣活動を見てみたいな、もうやんないのかな。 あ、今週の「ぴあ」に、「鳥肌実写真集」が載ってました。 買ってあげてください。赤字だそうです。 公式HPで取り寄せると、直筆サインついてるそうですよ。いーなー。 鳥肌実 公式サイト http://www.torihada.com/torihada.html - AREPOS Live - 2001年06月09日(土) 吉祥寺マンダラ2にてアレポスのライブ。 アレポスは、ヴォーカルのれいちと、ピアノの清水一登の夫婦のユニット。 今回は、そこにベースの渡辺等と、ギターの浦山秀彦が加わった。 私が見たかったのは浦山秀彦さん。 めいなCo.の一人であり、私が大好きな映画音楽(夢みるように眠りたい、二十世紀少年読本、ジパング、福本耕平かく語りき、など)を手がけた方。 映画を見てから、10年くらいずっと憧れていて、やっと会うことが出来る! 会うったって演奏するとこを観るだけですけど。 開場時間に行ってみると、ネコかるの常連さんが来ていた。 共通点ないと思っていたのでちょっと驚いた。 1時間うだうだと待ち、7時半に開演。 皆様登場。肝心の浦山さんが、前の人の頭で見えないぃ。でもしょうがない。 音をよーく聴くことにした。ライブハウスってこういうことがありますよね。 いきなり、れいちさんがドラムセットの前に座り、叩き出した。かっこいいです。 なんと、叩き語り!叩き歌いっていうのかな。それがドラムも全然ヘボくならないし、歌もちゃんと歌えてて、スゴイなーと思いました。 ずっと叩きながら歌うのかと思ったら、前に出て来て歌だけ歌うのがメインでした。叩いたのは3曲くらいだったかな? ピアノも、流暢ではないんだけど、リズムが面白くて好きなタイプのピアノです。 ベースは普通のものと、サイレントベースみたいなやつを弓で弾いたりもしていた。 ギターは、エレキやアコギ。私はギターってよくわからないんだけど、、、浦山さんのギターは渋いと思った。哀愁漂うギターで、そこはやっぱりサントラに通じるものがあるなー。チラっとしか見えなかったけどちょっと浅野忠信みたいな。。。 よく見たら違うのかな?細いんですとにかく。髪がちょい長くて。目が切れ長。 ASACHANG&巡礼のCDジャケットでは、なんかちょっとおじいちゃんぽいんだけど(浦山さんゴメンナサイ)。実物の方がカッコイイ、てことにしとこう。 歌の合間にかなりたくさん、れいちさんがお喋りしてくれる。 これがまた、、、面白い!声が少女のように高い人なんですが、喋りもいつまでも子供って感じでカワイイ。カナダにオーロラを観に行かれた時の話など。 会場は爆笑に包まれてました。旦那様をちょこちょこ見る様がかわいらしい。 曲も歌詞も、結構な変化球です。私は矢野顕子さんをちょっと思い出した。 コード進行もすんなりいかないし、リズムも複雑、変拍子が多い。 メロディもよくこんなの歌うな、という変わったのもありました。 歌詞も不思議な感じ。多少メルヘンちっくかなぁ。 歌い方は高い声で合唱のようにストレートな歌い方。キレイな声です。 ネコかるファンは、谷山浩子ファンである人が多いんだけど、このれいちさん、どっか谷山さんと共通するとこがあるかも知れない。 谷山さんを私はよく知らないけど。声や、歌の雰囲気がね。 それでネコかるファンが多いのかなぁ・・・ アレポス、想像以上にかっこよかったです。 2部編成でちっと長かったけど。ファンは十分満足じゃないでしょうか。 また浦山さんが出る時に行きたいな。 「あおいフラスコ」というアルバムを会場で買いました。 ほとんどの曲を今回のライブでやりました。「森の中のまばたき」がお気に入り。 ASACHANG&巡礼の、ツアーのラストが川越なんだけど、うううむ川越。 行きたい、けどどうしよう、、、と悩んでいる。 しかし生で「花」を聴きたいっ!浦山さんもちゃんと観たいっ! もちろん朝倉さんや湯沢さんも観たいっ! けど川越。。。遠い。しかもライブハウスじゃなくて、、、中華料理店?? とりあえず電話してみるかぁ。 アレポス 公式サイト http://www2u.biglobe.ne.jp/~gaspard/arepos.html - ロシア・ナショナル管弦楽団 指揮:ウラディーミル・スピヴァコフ - 2001年06月05日(火) 本日はサントリーホールにてロシア・ナショナル管弦楽団。 曲目はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲ニ長調と、マーラー「巨人」。 ソリストは神尾真由子、なななんと今年で15才??すごいっすな。 渋谷から銀座線に乗り、溜池山王に行かなきゃいけないのに、何故か勘違いし赤坂見附に降りてしまいウロウロ。しばらーく気付きませんでした・・・バカ? 気付いて慌ててもう一駅電車に乗って、会場には開演10分前に到着。 プログラムをくれなくて、1000円で買った。高いなぁ。 そうそう、今回のコンサート、ほんとはエフゲニー・スヴェトラーノフさんが指揮のはずだったんですが、緊急手術とのことで来日不可能になってしまった。 スヴェトラーノフさん目当てだったのに!!ガッカリ、でも仕方ないですね。 内臓かと思ったら、足の腫瘍だそうです。気をつけて、長生きしてもらいたい。 でもまあ、ロシア・ナショナル管弦楽団にも興味があったのでいいか。 外国のオーケストラを聴くのは初めてなんです。 スヴェトラーノフとセットなら、きっと爆音だろうな、と思ったんだけど。 さて、まずコンチェルト。2階の上の方から見てるので、ソリストの表情などはまるで見えず、そんな若い女の子が弾いてると思えないぐらい、落ち着いていて貫禄のある演奏でした。まろやかな音で。上手かったです。 今回B席で、2階の上の方の左端で聴いてたけど、音の響きには影響なく、よく聞こえてそれだけで感動しちゃいました。サントリーホール大好き。 それほどいろんなところでプロの演奏を聴いてはいませんが、今のところ一番好きなホールだな。 そしてマーラーの巨人。実はこれも初めて聴くんですね・・・ははは。 でも第1楽章と第4楽章、ところどころ聴いたことがあった。 金管が迫力ありますね、やはり。うまいし堂々としてて。 ただ音が大きすぎて弦楽器の音が埋もれることがあって、うーん。 第4楽章、盛り上がったり静かになったりを繰り返して、面白かった。 最後はもうイヤというほど盛り上がった(笑)、スピヴァコフさんが指揮台の上でぴょんぴょん飛び跳ねてるように見えました。 ティンパニがもー爆裂!ラスト、ばっちりきまってかっこよかったです。 元気のいいところはとてもいいなと思ったんですが、そうでもない部分ではちょっと表情が乏しいように思えた。 比べちゃいけないんだけど、N響は、ガンガン盛り上がるって感じじゃありませんが、静かなところではとてもキレイ。繊細な表現がうまいんですよね。 このロシアのオケは豪快で良かったんですが、個人的には、聴きなれてるせいもあるんでしょうけど、N響の方がうまいんじゃないか、なんて思ってしまった。 それと、やっぱり私は知ってる顔が見えないとつまらない。 なじみの人の演奏を聴きたいと思ってしまう・・・ N響以外にも、お気に入りのオケが出来たらと思ってはいるんだけど。 そう、アンコールがありまして、バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」でした。 こってりした食事の後のデザートって感じで、爽やかでした。 最後のフェイドアウト、ほんとにゆーっくり消えて行って、お客さんもじっくり余韻を味わっていて非常にいい終わり方でした。 いつもこんな風に終わればいいのになあ。 帰りは雨・・・ ちょうど、ウォークマンにはユーリズミックスの「ヒア・カムズ・ザ・レイン・アゲイン」が。いい曲です。 雨といえば、ハワード・ジョーンズ「雨を見ないで」もいいし、はっぴいえんどの「相合傘」、ユーミンの「霧雨で見えない」、ショパンの「雨だれ」、マドンナの「レイン」、プリンスの「パープル・レイン」などなどいろんな曲がありますな。 梅雨の時期に向けてテープを編集するのも面白そうです。 でも雨は嫌い。 - ポッパーズMTV - 2001年06月04日(月) 昨晩、トーキング・ヘッズの「リメイン・イン・ライト」を聴いてたら、「ワンス・イン・ア・ライフタイム」のあの傑作PVを観たくなり、古いテープを引っ張り出した。 私が中学生時代、洋楽は凝ったPVがブームとなっていて、日本のTVでも、深夜ではあったが洋楽のビデオクリップを紹介する番組が乱立。今では信じられないことですが。民放は各局ひとつはそういう番組あったんじゃないかしら。 ほんっとに最初に観たのが、確かテレビ東京、割と早い時間にやっていた番組で、これは日本のアーティストのPVも紹介してた、オフコースの「夏の日」を観た覚えがある。それとクイーンの「I want to break free」!メンバー全員が女装しているという強烈なものなのでいまだに覚えてます。うーん、なんていう番組だったんだろう。 その後小林克也さんの「ベストヒットUSA」を知り、ここではチャート上位にのぼった曲をお勉強。今ビデオに保存してあるのは、フィッシュボーンがゲストに来た時の映像、もう最高でした!ノリノリでラップも披露。これは永久保存版。 それと後から日テレでも始まりました、タイトル忘れましたが。 西森マリーさんて人がいたような。こちらは番組としてはまあまあだったな。 忘れちゃいけないのが、こっちだと神奈川テレビで放送してた、元祖のMTV。 あれは、、、向こうでやったのを再編集してたのかな? そして、TBSのポッパーズMTV。ピーター・バラカンさん+名前知らないけどお姉さん。何人か交代してましたね。 もうバラカンさんには本当にいいものを教わった!!アメリカのビルボードのチャートには絶対出てこないような人たちを取り上げてくれて。 曲がよくて、PVも面白いものを、まあバラカンさんの好みが非常に反映されてるとは思うけど、流していました。実際イイものが多かったです。 ここで知ったのは、トーキングヘッズやユーリズミックス(彼らの場合は特集が組まれた)、スザンヌ・ヴェガ(ゲストで来てました)、スミス、スミザリーンズ、REM、ダニー・ウィルソン、ネヴィル・ブラザース、などなど。 ありがてえ。まあ、その後ずっと聴いてる人は少ないけど、知るきっかけを与えてくれたということでは大きいです。 中学の時、このポッパーズMTVを観ていたら寝不足して成績が落ちた・・・ 心配した親が、初めてビデオデッキを買ってくれたのでした。 ポッパーズの映像は、とっておきたいものだけちょっと残して、あとは他のものを上からとってしまっている。もったいないことしたと少し後悔している。 昨日観たPVをちょっとご紹介。 まず、これは元祖のMTVの映像、U2の「サンデイ・ブラッディ・サンデイ」のライブ!ライブビデオからの抜粋と思われる。これでドラムのラリーに惚れてU2のファンになったという思い出のPVです。でもボノもかっこいいぞ。 白い大きな旗を持ってきて、客席に立てるのね。なかなか立たず苦労する。 その後にポッパーズMTVの「トーキング・ヘッズ特集」。 バラカンさん若いっ!!かっこよかったんだよね、優しそうで。イギリス英語も素敵。あの当時は憧れてました。 1曲目が「レディ・ドント・マインド」。モノクロ。クールな雰囲気。 次に3曲連続、「ワンス・イン・ア・ライフタイム」、デビッド・バーンの動きがアブナイ。。。何度観ても良い。「スワンプ」歌詞は知らないけど戦争がテーマ?ちょっと不気味な映像。「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」デビッド・バーンの顔が色んなところに映し出される。 お次は、デビッド・バーンが監督した映画「トゥルー・ストーリーズ」からの映像を少し紹介した後、「ラヴ・フォー・セール」。メンバーがチョコレートにコーティングされます。チョコの海に飛び込んでいた。 それと映画「ストップ・メイキング・センス」から、「ガールフレンド・イズ・ベター」、これが最高なんです。この曲は大好き。なんつーかっこよさ。 デビッドがでっかいスーツを着て踊る踊る。まだ映画観てない、観なきゃ。 そしてこれも名作「ロード・トゥ・ノーウェア」。素晴らしい。曲もCMで使われてたなそういえば。PV、画面の中にもう一つ小さい画面があり、デビッドが走ってるんですねずっと。その小さい画面が4つも出て来て、ちょっとPVのメイキングを映してたり、とにかく凝ってます。観るのが大変だ。 そして「ゼア・マスト・ビー・ア・プレイス/ナイーヴ・メロディ」。 曲の雰囲気もあったかい感じですが、PVもバンドメンバーと8ミリビデオのようなものを観てて家庭的。 最後に「アンド・シー・ワズ」。すごく凝ってるけど、やっぱトーキングヘッズはメンバーが動いた方が面白い。デビッド・バーンの動きが面白いんだろうな。 これが特集の内容でした。どの曲のビデオも素晴らしいなあ。 その後も、スザンヌ・ヴェガ「レフト・オブ・センター」、プリンス「サイン・オブ・ザ・タイムス」、トム・ロビンソン「スティル・ラヴィン・ユー」、シンプリーレッド「ホールディング・バック・ジ・イヤーズ」、スミザリーンズ「イン・ア・ロンリー・プレイス」、スタイル・カウンシル「イット・ディドゥント・マター」など私にとっての保存版を観てたら夜遅くなってしまいました。 あ、ここにはないけどレベル42の「サムシング・アバウト・ユー」も、これらと並ぶ傑作ビデオでございます。気持ち悪さがたまりません。 あーあ、またピーター・バラカンさんがやってくれたら絶対観るのに。 ポッパーズが終わった時は悲しくて(すでに高校生でした)、渋谷のJRと井の頭線の間にある掲示板に、終わっちゃって悲しいとチョークで書いたんです。そしたら返事くれた人がいた。 誰だか知らないけどどうもアリガトウ! やっぱり惜しむ人はたくさんいたと思います。素晴らしい番組でした!! - フォーレ「夢のあとに」 - 2001年06月03日(日) 今日は天王洲アイルまでお芝居を観に行った。 日本器楽劇団の器楽劇「パリのアパルトマン」。 この劇には、友人でもある歌手の魚杜美月が出演している。 芝居は初めて。歌手として活動し始めてからもまだあまりたっていないのに、いきなり女優デビュー・・・バイタリティあるなぁ、と感心させられる。 器楽劇というものを初めて観たが、劇中で登場人物がピアノなどを演奏するんです。 今回のストーリーでは、ピアノ弾き、ビオラ弾きが主人公で、演奏はストーリーの一部で切り離せないもの。選曲というのも、雰囲気を盛り上げるのに関係ある訳です。 ですから当然、楽器を弾ける人が演技をしている訳で。 どちらも相当達者となると、非常に難しい気がします。 歌ならまだ可能かと思いますが、演奏家で演技も出来る人、役者で楽器も出来る人を探すことがまず難しそう。 こういう劇って今まであったのかしら・・・と考えるけど思い浮かばない。 あったとしてもやはりミュージカルですよね。楽器じゃなくて。 楽器が上手いかどうかが、劇にモロにひびいてくるので、やはり少し厳しいと感じました。主演男優を確保するのに苦労したらしく、やっと決まった男優さんは元々役者でビオラ歴1年だそうです。設定は芸大を出てフランスに来ているというものでしたが、演奏は全くの素人さん・・・仕方ありませんが、やはりもったいなかった。 主演女優の方は専門がピアノだったので、演技はまあまあでしたが演奏は良かった。どちらかというと、こちらの方が望めそうですね。元々は音楽をやっていて、演技にも興味がある、そういう人を見付けて来るほうが良さそうです。 どっちも同じぐらい上手い人なんて、そうそういないだろうから・・・ フランスが舞台、アパートの隣同士に住む男性と女性二人の、音楽が絡んだラブストーリーです。 フランスの作曲家の曲が多く使われました。多かったのはフォーレ。 フォーレの曲は好きなので楽しめました。「シシリエンヌ」や、「パヴァーヌ」。 そして「夢のあとに」が、効果的に使われていました。 この曲が象徴するように、ちょっと哀しい結末でした。 友人の魚杜美月も、健闘してました!楽器を弾くところはなかったけど。 非常にかわいらしい演技で。女優も結構向いてるかも。 このお芝居が始まるまでの時間に、N響の特別演奏会のチケットを予約した。 10月5日・6日の「カルミナ・ブラーナ」。大好きな曲です。 S席が¥12000・・・た、高い。けどしょうがない。 NHKホールは2階だと音が悪くてねぇ。1階5列目です。前過ぎるか。 帰り、吉祥寺マンダラ2に寄り、7月2日の斎藤ネコカルテットライブのチケットを買う。 吉祥寺新星堂に入り、ザ・ウェイラーズの「バーニン」と、トーキング・ヘッズの「リメイン・イン・ライト」を購入。 「バーニン」は、"Get up, Stand up"を聴きたくて買った。 まだ1回しか通して聴いてないけど、いいですね。後半はなごむ。 「リメイン・イン・ライト」は前から欲しかった・・・と言ってももう一体何年たってるやら。高校の時に「ワンス・イン・ア・ライフタイム」のPVを観て参ってしまったんだけど、それで満足しちゃったのかトーキング・ヘッズのアルバムは1枚も持ってなかったのだ。デビッド・バーンのソロは1枚持っている。 いやー、早く買えば良かった。やっぱりイイ。すごいっす。 これ、昔の洋楽雑誌では、名盤というと必ず取り上げられてたんだよね。 このヘンテコなジャケット・・・ 名盤というとキング・クリムゾンのあの鼻の穴のジャケットね・・・ あれも持ってないんだ。欲しいと思いながら買ってない。 トーキング・ヘッズは、多分すごーく好みだ。 なのになんで「ストップ・メイキング・センス」も観てないんだろう。 何故だか、たまにしか思い出さないんだよね。。。 日本器楽劇団 http://www.nichiki.com/ - 「けものがれ、俺らの猿と」サウンドトラック - 2001年06月01日(金) 新宿タワーレコードにて、「けものがれ、俺らの猿と」のサントラを購入。 6月11日にタワレコで行われるイベント、「鳥肌実演説会」の入場予備券欲しさに。 いや、サントラは買うつもりだったからいいんですけど。 この予備券ていうのが・・・なんと、6月10日にまたタワレコへ行って、正式な入場整理券に引き換えなければならないという。二度手間とはこのことだ。 一体何のためなのか、訳わかりませんが、仕方ない。 いま、その買ってきたサントラを聴いております。 インディーズ系なアーティストを起用してます。 ASA−CHANG&巡礼、ゆらゆら帝国、ロマンポルシェ。、NUNBER GIRL、54−71など。 それらの曲の間に、音楽監督の会田しげかずさん作曲のインストが挟まれてます。 なかなかハジけていていいですね。わたしはASA−CHANG&巡礼しか聴いたことありませんでした。 やっぱり「花」が好きだけど、ロマンポルシェ。や、ゆらゆら帝国の曲も良かったな。映画が楽しみです。 このサントラのジャケット、よく見るとタイトル等の文字が布に刺繍してあるんですね。ケースを開けると、ちゃんと裏地っぽくなってるのが凝ってます。 鳥肌さんの玉砕スーツをちょっと思い出してしまいました。 今日は、初めて新宿東口のCD店、ヴァージンに入ってみた。 今年の4月にオープンしたばかりだそうで。 デカイですね。クラシックフロアに行ったら、かなり品揃え豊富でした。 奥の方には、ネットも出来るカフェがありました。入りませんでしたが。 いろいろイベントもあるようだし、注目したいですね。 新宿南口の紀伊国屋書店では、「クィック・ジャパン」の31号を購入。 鳥肌実のインタヴューが載ってます。 好きな食べ物は赤犬だそうです。 この号は椎名林檎を特集していて、大事典は面白かった。 斎藤ネコさんのことが結構ちゃんと出ていて嬉しかったな。 それと、「浴室」について、昨日の日記で書いたんですが、椎名さんも、この曲がアルバムで一番好きかもしれないと語っていて、偶然の一致が嬉しかった。 それと回文に笑った。「何てしつけいい子いいケツしてんな」・・・ こういうこと考えられるってスゴイですね。うらやましいです。 もともと、言葉遊びとか好きな方だったんですね。 明日は土曜日です。 友人の家に遊びに行きます。 「けものがれ、俺らの猿と」公式サイト http://www.kemonogare.com/# -
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