☆★くらげ日和★☆
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だれでも一度や二度(人によっては毎日)ムカついた経験があるだろう。 そう、駅前の放置自転車。 毎日通勤に利用している駅前は、タテヨコナナメ、はてはドミノ倒し状態で連なっている不法駐輪の自転車であふれかえっていた。 『通れないいいいっ、せめて、きちんと並べておいてよっ』 ・・・違うって。 『ん?いつもよりめーわくな自転車の数が増えてるよーな気が・・・』 気のせいではない。 次の日も、次の日も。 日を追うごとに、どんどんと不法駐輪の自転車は増えていく。 『あ〜〜〜〜〜っ、うっとおしいっ』 その道を歩いていて、ぶち切れる人が続出。 そんなある日。 増殖しまくった膨大な量の自転車に埋もれるようにして、一枚のたてカンバンが電信柱にたてかけられているのが、ふと、目に止まった。 カンバン自体はどこにでもあるもので、夜道の一人歩きは危ないとか、ぽい捨てはやめようとか、町内の自治会なんかがおいてあるアレである。 は? ぴきーんっ。 カンバンを読んで石化する。 もう一度読み返す。 ・・・・・・。 読み間違い、ではない。 そこにはでかでかと、こう書かれていた。 『不法駐輪車モデル地区』 ほほう、このとんでもね〜めーわく自転車の諸悪の根源は・・・アンタか〜っ! それを言うなら、『不法駐輪車追放モデル地区』!! ・・・後日、緊急車両(消防車と救急車)が通れなくて付近の住民のみなさんを巻き込んで大騒動(人海戦術で自転車を強制排除)になったあげく、行政の手で定期的に駆逐されるようになったと言うオチが付きましたとさ。 みなさん、迷惑駐輪はやめましょうねっ。
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