毎年春には実家群馬県から実母が家事を手伝いに来てくれる。 何もしなくても洗濯物ができあがり、朝ごはんができていて、シンクがいつも汚れてない、というのは、むちゃくちゃありがたいことだ。 今年はレオンがいるので、いつもより1ヶ月ほど遅くに来てもらった。 というのも、母は犬が大嫌い。ぞ〜っとするくらい嫌いなんだそうだ。
だから、息子が弟としてどれだけレオンをかわいがっているか、とか電話で話したり、携帯で見られるようにかわいいレオンの写真を送ったり事前準備をみっちりしておいた。 「いやだなぁ・・・いやだなぁ・・・」と言っていた母。 来た早々から「あ〜、もう私いやだよう・・。早く帰る!」と言うんじゃないかとちょっと心配。
レオンはとりあえずキャリーに入っていてもらうことに。 どうなることかと思ったが、母の第一声は「はじめまして。よろしくね、レオン君!」だった。これにはびっくり。なぜかレオンも一声も吠えず静かにしている。 そして、しばらくしたらキャリーから出してもいいという。 レオン、たたたっと出てきて耳ぺたんこにして母に飛びつき。(笑) エプロンのすそに噛み付いてぶらさがってる。
母は困っていたが、ウ〜なんて唸って威嚇されるんじゃなくてよかった。 第一印象は良かったようだ。 息子がこの世で一番大事な、孫命の母。 その息子が兄弟みたいにかわいがってる犬なのだ。母としても仲良くやらなくちゃと思ってくれているのかもしれない。 なんにせよ、とりあえずの出会いはうまくいったようで、一安心。
|